派遣=非正規社員こんな先入観に誰がした?
ここ数年で派遣社員という言葉が世の中に広まるようになったが、残念ながらあまり良い印象を持たれていないようだ。「いいように使われている労働者」「先行き見えない不安定な雇用」「あくまで非正規社員」、なかには「格差社会の大きな要因」などと評価する人もいるようだが、これは大きな誤解である。ちょっと認識を改めてほしい。
まず知ってもらいたいのが、派遣労働者として働く人は想像以上に少ないという事実だ。現在日本の労働者は、非正規社員が40%近く占めているといわれているが、そのうち派遣社員は3%にも満たない。大多数がパートとアルバイト。これほど少数の労働者たちが、どうして社会的影響を及ぼすことができるだろう。
また、彼らの扱い方は限りなく正社員に近いことも意外と知られていない。社会保険にも加入し、税金も払い、国民としての義務をきちんと遂行している。正社員との違いは雇用期間が限定されているか否かの問題だけ。パートやアルバイトとは明らかに一線を画しているのに、「非正規社員」とひとくくりにされるのはいかがなものだろうか。
安心して働くなら資本系派遣会社がオススメ
もともと派遣と呼ばれる人たちはスペシャリストの集団で、「派遣法」を見てもかなり職種が限定されていた。今でこそかなり門戸は広くなったが「時間内にキッチリ任務を遂行し、アフターファイブを楽しむ」という風潮はいまだ残されている。実際、派遣を選ぶ人の話を聞いてみると「仕事内容や勤務地、時間帯を自由に選べるから」「自分の時間を確保できるから」「色々な経験を積めるから」など能動的な理由で選択する人が多く、「正社員になれないから仕方なく派遣で働く」という人はほとんどいない。
もちろん派遣会社選びは重要だ。不透明な部分の多い会社に配属されれば苦労するが、大きな会社であれば安心して働くことができる。派遣会社は大きく分けると「独立系」と「資本系」に分類されるが、親会社・グループ会社に派遣スタッフを供給することを目的に設立されたものなので、わけのわからない会社に送られる心配はまずないだろう。
そこで紹介したいのが『メルコヒューマンポート』。三菱電機グループであるこの派遣会社なら、安心して働ける会社を責任もって紹介してくれる。派遣先では親会社の充実した福利厚生制度を利用でき、正社員さながらの恩恵を受けられるだろう。教育制度に力を入れているのも特長で、向上心豊かな方でもきっと満足のいく労働環境に恵まれるはずだ。
繰り返し言うが、派遣は決して使い古しのボロ雑巾でもなければ社会の恥でもない。彼らは限りなく正社員に近い待遇を受ける、期間限定のスペシャリストだ。悪い事件の犯人が派遣社員であれば、「ああやっぱり」という空気が流れる。そんな風潮はもうやめにしないか。 |