身長１８０cmの長身で、さぞ女性にモテたであろう風貌を持つ蔦森さんが選んだ人生は、男性でいることよりも女性として生きていくこと。そして女性を愛することだった‥‥。
一見、生きにくい人生かのように見えるが、その実は人間にとってごく自然な生き方をしているだけなのだ。今や講演会や大学講師、作家として引っ張りだこの蔦森さんが、忙しい合間を縫って書かれた最新エッセイ「恋人と暮らす沖縄」は、元オクサンであるミーナのことや現在の恋人と過ごす日常のこと、東京と沖縄を往復する中で起こるさまざまなことなどが書かかれ、読むほどにじんわりとし感動が押し寄せます。心が渇いている人はぜひ、この本を読んで!!
　
＜某編集スタッフの独り言＞
男が女になって女を愛する!?　正直言って最初はなんだそりゃ!?　だったら男のままでいいじゃんなんて思っていたんです。蔦森さんスイマセン。でも違うんだな、コレが。独自の世界とか別世界とかそういうのではなく、何か人を惹きつける魅力の持ち主。背は高いし、でも物腰はやわらかくて、巧みな話術についハマってしまう。こんな風に素直に生きれたらいいなぁー。