ヒットの予感!! 2019


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
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超微細加工。一世紀の伝統が支える職人。

代表取締役 棚澤節 さん
関西学院大学法学部卒。商社で約4年、営業を経験後、2年間、海外を旅して見聞を広める。その後、家業の1911年創業の『株式会社棚澤晩翠堂』に入り、経営のノウハウと金型表面加工技術の知識を蓄積、2005年、四代目社長に就任。
追随許さぬ精緻な金型加工
ミクロン単位で示す技術力

技術を追求して一世紀
時代の要請に的確対応


 世界が実力を認める日本のものづくりの象徴、金型加工。その高度な技術で地歩を築いたのが『株式会社棚澤晩翠堂』。明治年間の創業から一世紀、新たな技術を生み出しては継承する伝統を守る四代目代表取締役棚澤節さんは、熟達の技術者集団を牽引し、時代のニーズに的確に応えていく。
 同社の技術力を際立たせるのが金型の表面を化学薬品などの腐食作用を利用して加工するエッチング。高度な職人技術が必要なため、多量生産は困難といわれたが、加工技術のマニュアル化とハイテク化によって、業界では類を見ない月1000型以上の製作を可能にした。
「ミクロンオーダーの超微細加工は、職人たちの日々の努力の賜物です。三次元形状のフィルムを曲面に貼り付けて紫外線で表面に転写することもできます。製品の表面にシボというシワ模様や木目、石目、岩目、皮模様、梨地模様をつける表面加工も他の追随を許しません」
 自動車や電子機器、家電製品、バッテリー、工具などの寸分の狂いも許されない部品の金型加工の依頼が絶えない理由がここにある。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 棚澤晩翠堂
TEL/072-949-5794
ホームページ 棚澤晩翠堂

点字付きの『ブリスター包装体製造装置』(デモ機)

代表取締役 佐薙(さなぎ)啓太郎 さん
大阪府立工業高等専門学校機械工学科卒。半導体会社などでシステムエンジニアとして働き、システム構築を学ぶ。2000年、父親が創業した『有限会社大青鉄工』に入社、2007年、代表取締役に就任。2014年、包装受託事業開始。
ブリスター包装に点字施す
包装のバリアフリー化実現

素朴な疑問から発明へ
母親の点刻器がヒント


「目の見えない人はどうやってモノを認識して買い物をするのだろう」
 ふと浮かんだ素朴な疑問がパッケージのバリアフリー化に寄与する技術を生み出した。包装工程で点字が施せる『ブリスター包装機』。開発したのは、『有限会社大青 工』の代表取締役佐薙啓太郎さん。技術的な難問やコストを持ち前の発想力でクリアした。
『ブリスター包装機』は、同社の主力製品。ブリスター包装は、透明容器を使うことで訴求効果が高いのだが、目に見えない人にとっては中身がさわれないので逆にそれがネックになっている。点字をつける発想は、それが起点になった。
「点字をどう組み込むかは、点訳のボランティアをやっていた母親の点刻器がヒントになりました。当社の『ブリスター包装機』が持つ独特の機械的な構造から点刻器のような機構を組み込めることにも気づき、位置精度の高さも生かして、点字付きのブリスター包装体を連続的に効率よく、しかも低コストで製造することが可能な製造装置を作る技術を開発しました」と佐薙さん。
 この発明で2017年、大阪ボランティア教育研究所から表彰された。
(ライター/斎藤紘)

有限会社 大青鉄工
TEL/072-971-1505 Eメール/ask2us@daisei-ironworks.co.jp

製鉄所など需要先の構内にスタッフが常駐し、各種工業炉の補修メンテナンスを完全にフォローアップ。

代表取締役 宮川和也 さん
大工職人をしていた父親の背中を見て育ち、学業終了後は仕事を手伝う。18歳の時に母方の伯父の勤め先である築炉会社で仕事を始め、会社の合併を機に伯父と独立して『株式会社K&K築炉』を設立。2年後に伯父が急逝し、急遽事業を継ぐ。
精緻な築炉技術で声価上昇
工業炉・電気炉を設計施工

年間百件超の施工実績
炉の性能と機能を確保


「精緻さ、確実さが強みです」
 金属やセラミック、ガラスなどから作られる製品の出発点となる工業炉や電気炉の設計施工を担う『株式会社K&K築炉』の代表取締役宮川和也さんは、協力業者を含め約50人の陣容を牽引し、高度の築炉技術で広範囲の製造会社の要請に応えてきた経営者だ。
「化学工場や製鉄所、鉄工所などで原料を溶かす炉の温度は、稼働時には800度以上、時には1300度を超えることもあります。耐火煉瓦や耐火コンクリートなどで炉を築く作業は、炉の構造に精通したスタッフが、構造的な安定性を保つ物理的強度、化学的作用に対する耐蝕性、熱容量を維持する蓄熱性、漏れを起こさない気密性など炉に求められる性能、機能が確保されるように的確に進めていきます」
 18歳のときから築炉に携わった宮川さんは、会社の創設者である伯父が急逝後に事業を承継。乾燥処理を行う乾燥炉や可燃ごみを焼却処理する焼却炉も含め、施工が年間100件を超えるまで実績を伸ばし、今では海外に拠点を置く企業からも依頼が来るほど信頼度を高めた。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 K&K築炉
TEL/0277-46-8616 Eメール/kandk33@td6.so-net.ne.jp
ホームページ http://kandk-chikuro.com/

2017年発刊の講演DVD「弁護士が取り組む 民事信託スキーム組成と信託契約書作成」全3巻 収録時間各60分。

所長 林邦彦 さん
大阪大法学部、同大学院法学研究科卒。米ウィスコンシン大、ニューヨーク大ロースクール卒。1996年、弁護士登録。米ニューヨーク州で弁護士登録。大阪学院大法学研究科・法学部准教授。法制審議会信託法部会幹事。
民事信託の普及活動に注力
高齢化時代のニーズに対応

柔軟な財産管理実現に
安定したスキーム組成


 高齢化が加速する中で、認知症などのリスクに対応するための財産管理の手法として注目を集める民事信託。日米で弁護士資格を持つ『林邦彦法律事務所』の所長林邦彦さんは、2006年の信託法改正以来、民事信託の普及活動に携わってきたこの分野のスペシャリストだ。
 民事信託は、委託者が契約によって信頼できる受託者に資産を移転し、特定の受益者のために資産を管理、処分する方法。林さんは、先駆的に民事信託に取り組み、高齢者の財産管理や事業承継、相続による資産承継なども含め、普通の遺言相続ではできない柔軟な資産管理を実現する安定したスキームの組成で実績を重ねてきた。受益者の定めがなく、学術や慈善など公益を目的とする公益信託についても精通し、国の法制審議会信託法部会の幹事として法改正の論議を進めている。
「法律的な意思表明ができず、法的な対応が不可能になる認知症になる前に民事信託を検討することをお勧めします。公益信託もより良い改正がなされ、広く国民に身近になって利用されるよう努めていきます」
(ライター/斎藤紘)

林邦彦法律事務所
TEL/06-6360-4825 Eメール/ hayashi-info@hayashi-law.jp
ホームページ http://hayashi-law.jp/

中小企業庁認定の経営革新等支援機関に認定。音瀬泰彦所長の似顔絵。世界似顔絵大会で優勝実績のあるクリマイスター氏の作成。商標「徳島税理士PRO®」の登録が認められ、その商標を使う指定役務は税務相談から金融資産形成に関する助言、保険、金融・財務分析、企業の信用に関する調査まで17項目に及ぶ。

所長 音瀬泰彦 さん
大学卒業後、自動車会社に就職し、会計・経営のノウハウを学ぶ。28歳の時、父親が1962年に開いた税理士事務所に入所、税務などの実務経験を積み上げ、95年に税理士登録、『音瀬泰彦税理士事務所』として経営を承継。AFP資格保有。
企業の課題解決に知見動員
広範な経済活動を徹底支援

AFP資格保有の税理士
複雑化する問題に対応


 徳島市の『音瀬泰彦税理士事務所』の所長音瀬泰彦さんは、「徳島税理士PROⓇ」の商標が特許庁に認められ、税務相談から金融資産形成に関する助言、保険、金融・財務分析、企業の信用に関する調査まで17項目に及ぶ指定役務をカバーする、文字通り個人、法人の経済活動をサポートするオールラウンドプレーヤー。アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナーの資格が裏付ける深い知見も強みだ。
「会社を発展させていく上で重要なのは、悩みを一人で抱えず、その都度解決し不安を解消していく事です。当事務所は、悩みに直面した経営者のもとにすぐに駆けつける一番身近な味方、信頼に基づくビジネスパートナーとして活動してきました。お客様が安心して本業に専念できる経営環境を創出することが使命と思っています」
 相続、事業承継、節税、経営戦略など社会状況や制度の変化で複雑化、高度化する課題のサポートで声価を高め、ダイヤモンド社発行の「相続問題で頼りになる税理士セレクト100」で紹介された。
(ライター/斎藤紘)

音瀬泰彦税理士事務所
TEL/088-622-8008 Eメール/ support@otosetax.jp
ホームページ http://otosetax.jp/

江口経営センター、あすか中央税理士法人、相続支援センター新潟、Q-TAX新潟中央店でグループを形成。

代表 江口清市 さん
建設会社で経理を担当、退職後、税理士の国家資格を取得し、32歳で独立。TKCに入り、会計実務を学ぶ。1968年『江口税理士事務所』(現あすか中央税理士法人)創業。1977年『株式会社江口経営センター』設立。
多角的スキームで企業支援
経営コンサルのパイオニア

ワンストップで解決
永続的発展に力結集


『江口経営センター』の江口清市さんは、今では珍しくない税理士による経営コンサルティングを約40年前に先駆的に始めたパイオニア的存在だ。創業から半世紀、企業会計、経営分析のプロ集団を統括し、創業融資や相続手続の支援を含め経営上の課題をワンストップで処理する体制を確立、中小企業の生き残りをサポートしている。
「当事務所は、中小企業の永続的発展のための支援を多角的に行っています。複雑な権利関係がからむ相続対策は、生前対策から相続税の申告まで約90種類にものぼる手続きをカバーします。経営者の高齢化に伴う事業承継が円滑に進むための計画書の作成、合併や分割、M&Aなどの手法による企業再編についての提案、事業活性化のための設備投資や新商品開発などの資金を補う上で有効な国や自治体の補助金の選定と申請の代行など多様な支援スキームを用意しています」
 事業承継や相続をテーマにした講演でも存在感を示す江口さん。「井戸を掘るなら水が出るまで」を座右の銘に仕事に向き合い続ける。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 江口経営センター
あすか中央税理士法人
TEL/0258-35-3146 Eメール/keiei@eguchikeieicenter.co.jp

「これ1冊で安心/ 歯科医院経営のすべてがわかる本」
(あさ出版)2,700円+税
「相続は準備が9割」
(あさ出版)1,600円+税
「相続の税金と対策これだけ知っていれば 安心です」
(あさ出版) 1,600円+税

所長 志賀暎功 さん
1958年、東京国税局総務部採用、税務講習所で1年間研修、その後、成田、日本橋などの税務署で税務調査官として納税者に向き合う。国税局資料調査課を経て、1985年、王子税務署を退職、税理士を開業。共著書あり。
相続税発生の状況を見極め
隙のない万全の申告書作成

税務調査官の経験活用
判例裁決を徹底的研究


『志賀暎功税理士事務所』の所長志賀暎功さんは、納税者の権利を守りたいと税務署の税務調査官から税理士に転じた税のプロ。相続問題に精通し、支援スキームは、包括的で細部にわたって精緻を極める。
「相続税の増税で基礎控除が4割減り、課税対象者が大幅に増えました。相続税が発生する場合は、生前に被相続人が財産債務を渡す相手を決めていない相続、財産債務を渡す相手を遺言によって決めている遺贈、財産を渡す相手を契約によって決めている死因贈与の3パターンがあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。当事務所では、相続税申告に関する判例、裁決を徹底的に研究、調査をして、可能性を探り、机上での推定、推計ではなく、実際に現場にも足を運んで不動産などの状態を確認して隙のない万全の申告書を作成し、税務調査の対策として、申告書の作成根拠を記した書面を添付しています」
 業歴30年超、税務調査官時代の経験も生かし、課税対象になった個々の状況を見極めた支援で声価を高め、相談者が後を絶たない。
(ライター/斎藤紘)

志賀暎功税理士事務所
TEL/03-5832-9941 Eメール/ta-shiga@ams.odn.ne.jp
ホームページ http://www.shiga-tax-ao.com/

事務所の壁に貼られた「挨拶は仕事に優先する」という貼り紙。朝6時半に出所し、スタッフ全員を挨拶で迎える古田圡満さん。

代表社員 古田圡満 さん
法政大学経営学部卒。監査法人に入所。1981年、公認会計士登録。83年、個人事業で会計事務所開業。2012年、法人化し『税理士法人古田土会計』に。著書に「ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務 コレだけ! 」など。
中小企業の成長拡大を促す
経営計画書による指導と支援

月次決算書で未来会計
経営計画書で未来創造


 徹底、明快。『税理士法人古田土会計』の代表社員古田圡満さんの事業運営方針から浮かび上がるキーワードだ。「日本中の中小企業を元気にする」との使命感のもと、「過去会計ではなく、未来会計に重点を置く」コンサルティングで、中小企業の成長、拡大、安定に貢献してきた実績が、営業活動なしで口コミだけで毎年150社以上クライアントが増えて行く理由だ。
「過去会計は、税金を計算すること。これに対し、当事務所が提供する未来会計は、中小企業の未来にフォーカスしています。その象徴が古田圡式月次決算書と経営計画書による指導。予算や固定費、人件費など経営判断のための適切な数値を見える化して未来をシミュレーションします。経営計画書は、利益計画や販売計画だけでなく、理念や方針も文書化して成長を促します。こうした指導を通じて、数字に強い経営者を育て、原理原則に則った正しい経営をするように導いていきます」
 一人で始めた事務所を2百人超のスタッフを擁するまで成長させた古田圡さんの推進力の根源は、自身が作成した経営計画書だ。「人を大切にする経営計画書」を日本中の中小企業に広めて社員と家族に幸せになってもらうことが古田圡さんの夢だ。
(ライター/斎藤紘)

税理士法人 古田土会計
TEL/03-3675-4932 Eメール/ webinfo@kodato.com
ホームページ https://www.kodato.com/


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