安全、安心、いつでも新鮮と語る大嶋裕一社長
「光さんさん」(当年産コシヒカリ100%)もっちり感とほのかな甘み。
「華さんさん」(当年産ハナエチゼン100%)数量限定
「秋いつも」(当年産天日干しコシヒカリ100%)数量限定
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地域の田んぼを受け継いで米づくり
コシヒカリの名産地で、人と人とが農業を繋ぐ
肥沃な土壌に恵まれた、九頭竜川下流地域は、米づくりに最高の環境。そこには、農業離れから田んぼを救い、地域を活性化している存在がある。
コシヒカリ発祥の地、福井県。中でも坂井市は県内一の米どころとして名高い。米自給率低下が叫ばれる今、この地の農家も兼業が増えているのが実情だ。農家の人々も多くが副業に移行している。そんな中、ゆるぎなく人気のあるお米があるという。坂井市三国町池見の田んぼで採れたコシヒカリ100%『光さんさん』だ。このお米を生産する「さんさん池見」の大嶋代表は、高齢化や後継者不足という大きな問題から、農業法人を立ち上げ、農業界や地元の田んぼを救うべく、農業を続けられなくなった農家から田んぼを受け入れて米づくりをする専業農家になったのだ。
持ち主と契約して借りた田んぼで米づくり。この土地特有の気候や風土を知りつくした大嶋代表が手塩にかけて育てる米は格別で、地元の人にとってなくてはならない存在となった。収穫して、持ち主の家族が1年食べる分を渡すと、農協に納める分、そして直販する分と、玄米にして袋詰めにしていく。田んぼの持ち主によって、すべて「さんさん池見」に任せる場合や持ち主が部分的に携わる場合など様々だ。クチコミでの販売を基本にしているのも、お客様の「声が聞こえる」「顔の見える」こと、「消費者と生産者」との「ほんまもん」の「心のふれあい」を継続することを第一に考えているから。地元から県外へ、そしてリピーターが増えていき……と、人と人との繋がりが、美味しいお米との出会いをもたらしている。
飲食店も積極的に選んでいる『光さんさん』。代々受け継がれてきた田んぼを地域の人で守り出荷していきたい、という思いが稲穂となって地域も活性化、耕作面積も拡大しているそうだ。さらに、稲の苗のハウスを利用して、稲作のない時期に野菜作りも行なっている。福井が米づくりと農業全体に新風を吹き込み、今後もますます楽しみだ。 (ライター/中村美奈子 )
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