井形慶子セレクション


ニット
ソフィーさんのボタンセーター

カンブリアの小さな村、デントに住むソフィーさんから秋に向けた新作のボタンセーター。
地元の女性たちと作った軽やかな着心地のセーターは、もちろんウール100%。
あらかじめ緩く編んだセーターを丁寧に手洗いし、柔らかい風合いに仕上げました。
透き通った風が吹く秋にはぴったりの一着です。
少し懐かしさを感じさせるデザインは、
日本の着物を意識したというソフィーさんのオリジナル。
ストーリーあるモノと暮らしチャームポイントは、何種類もの手編みのニットを重ね、
熱湯と冷水に繰り返し浸したニット棒を輪切りにした、手作りボタン。
デント村は、羊毛産業が盛んで、素晴らしいセーターを編む
ニッターの里として名を馳せていました。
ソフィーさんの仕事場は、デント村の丘の麓にある小さな工房。
彼女のセーターは、コッツウォルズを始め、
アメリカなど海外でも大人気です。
ソフィーさんは、
『ストーリーあるモノと暮らし』でも取り上げています。

デント村

ジュディスさんのふんわり柔らかニット

スコットランドの沖合に位置するオークニー諸島の最大都市、
カークウォールのニットブランド「ジュディス・グルー」・デザイナーの
ジュディスさんが こだわり工房からの贈り物34年前に立ち上げたブランドです。
スコットランド産のウールに
ソフトなイタリア産のウールを加えているので、
驚くほど柔らかく、軽い仕上がりになっています。
最大の特徴は、オークニーの雄大な自然から
インスピレーションを受けたその色合いです。
海に沈む夕日、緑の多い海岸線、透き通った青い海……
着るたびにオークニーの息吹が感じられる、
ジュディスさんの思いが詰まった温かいセーター。
ぜひ、オークニーの自然を感じてください。
ジュディスさんは、10月に朝日新聞出版より発売された私の新刊
「イギリス流と日本流 こだわり工房からの贈り物」でも取り上げています。



オークニー諸島についてはこちらから

Lux Luxのノスタルジック・インナー

第二次大戦中、ドイツから亡命してきたユダヤ人により
1937年に創業された下着ブランドLux Lux。
レスターシャーにある小さな村・ランタンに暮らす、オーナーの
キャシー&スティーブ夫妻の自宅裏の小さなコテージで
ジョンルイスなど有名百貨店に卸される下着が作られています。
1940年代に製造された編み機を使い、一つひとつ丁寧に編まれた下着には
レース産業で有名な「ノッティンガムレース」があしらわれており、
気品のあるデザインに仕上がっています。
半袖、カーディガンとアンサンブルで揃えれば、
ワンランク上の普段のおしゃれ着として大活躍するでしょう。
Lux Luxもまた、10月に朝日新聞出版より発売された
私の新刊「イギリス流と日本流 こだわり工房からの贈り物」でも取り上げています。


ラントンについてはこちらから

Everyman Everymanコートドレスとレースインナー

ロンドン北部ハムステッドと日本を駆け回る、
本と服と雑貨の不思議なよろず屋「Everyman Everyman」初のお洋服です。
コートドレスは16世紀創業の英国きっての老舗、
マーリング&エバンズ社のウール、ウール&カシミア、ウール&シルクなど、
いろいろな生地を使い、ロンドンで仕上げた貴重なもの。
襟や袖ぐりの愛らしさ、クラシカルな気品ある前あきロングコートは、
ドレスとしても着れる上質なもの。
フォーマルにもカジュアルにも着回しが効く大人の可愛さを引き出してくれるお洋服です。

150年に渡った何百にも及ぶレースを作り続けたメゾン一家によるクルーニーレース社。
産業革命時の製法で、世界に2つとない繊細なリバーレースをインナーにあしらいました。
柔らかなボディは、日本のメリヤス産業の素晴らしさを彷彿させる スマイルコットンが。
古き善きものを大切に掘り起こすよろず屋「Everyman Everyman」が目指した、
英国製と日本製の職人技が織り成すものづくり。
ジャケット、セーター、チュニックの下にお召し下さい。
Everymanの服づくり、暮らし方をまとめた本は、1月上旬、宝島社より発売されます。
ご期待下さい。



タイル
オデッサさんの手描きタイル
また、「イギリス式 シンプルライフ」(宝島社)でご紹介した、
オデッテさん&セバスチャンさん夫妻の、
タイルをあしらったコースターとシチュー鍋をそのまま置けるポッドスタンド。
「よみがえれ老朽家屋」(新潮社)など、
私の家の水回りリフォームでも活躍したタイルの新作を販売します。
オデッテさんに依頼して二人で半年がかりでプロデュースし た
「コッツウォルズの12ヶ月」をテーマに、
12種類の絵を描きおろした人気シリーズに加え、
愛らしいカラーのコッツウォルズプディングのタイルが届きました。
今回も使いやすい薄めのタイルを採用し、
色もテーブルコーディネイトに合わせやすいアイボリーとホワイトの2色。
このタイルを手がけたオデッテさん&セバスチャンさんについては、
「イギリス式 農家の整理術」(宝島社)で取り上げていますので、ぜひご覧下さい。
タイル
ストウ村

リンダさんとカリーさんのアップリケジャケット
治安の悪い労働者の町から、
個性溢れるアーティストの集う町へと変貌を遂げたロンドン東部。
その中でも、週末はフラワーマーケットなどで多くの人で賑わう
コロンビア・ロードに店舗を構える新進気鋭のアーティスト、
リンダ・グレイさんとカリー・ローレンスさんに出会いました。
彼女たちの立ち上げた「Queenie and Ted」は、
『古いものに手を加え、新しく生まれかわらせる』をコンセプトに、
既存のジャケットにハンドメイドのアップリケや刺繍、
レースやヴィンテージボタンを施したロンドナーの個性が光る
1点もののジャケットを提供しています。

他の人にちょっと差をつけたオシャレをしたい人に、
是非着ていただきたいお洋服。
(今回も限定数で発売します)
275号表紙 彼女たちについては、
2011年7月10日発売の
ミスター・パートナーNo.275

取り上げていますので是非、ご覧下さい。

コロンビアロード