海老名市にある『わきた歯科医院』は、抜歯をした当日にインプラントをまとめて4本埋めこむ「オールオン4」のほか、
コンピュータによるナビゲーションで歯肉を切る量が少なく手術できる「ノーベルガイド」を扱う。 どの治療法も高齢者に適用できる。最先端の医療に注目したい。
「第二の永久歯」と言われているインプラント。失った自分の歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を植え込む治療法のことだ。入れ歯やブリッジのような違和感がなく、抜群の安定感があり、天然歯同様の咀嚼感を実感できるということで近年話題を集めている。
しかしこのインプラント、顎の骨がしっかりしていないと手術ができないという弱点があった。骨が薄い場合はインプラント治療をあきらめるか、あるいは大がかりな骨の移植手術をしてから臨むしか方法がなかった。が、医学は進歩するものだ。この弱点を克服する治療法が登場した。
その名も「オールオン4」。これはインプラントを4本埋め込むもので、顎の骨が少なくてもインプラントを装着できる最新の治療法だ。また一度に4本から6本のインプラントを植立するため、治療時間や通院回数、費用も軽減されるのも嬉しい。総入れ歯の方にはもってこいの治療法といえる。
この最先端の治療を扱っているのが、海老名市にある『わきた歯科医院』。
院長の脇田雅文先生は日本口腔インプラント学会の専門医であり、「オールオン4」のキャリアも長く、症例数も全国のなかでとびぬけて多い。ここなら安心して治療をお願いすることができるだろう。
さらに患者の歯型のCT撮影を行ない、インプラントを埋め込む穴の大きさから長さ、角度までコンピュータで設定する「ノーベルガイド」を使用しているのも特筆すべき点。あらかじめ埋める場所をセットできるため、歯茎を大きく切ることもなく手術することができる。せいぜい4ミリ程度の穴を開ける程度だろうか。通常使用する局所麻酔で痛みを感じることはほとんどないが、痛みに対して強い恐怖感をお持ちの方や全身的疾患をお持ちの方には、麻酔専門医によるより安全な麻酔法(静脈内鎮静法)によって完全無痛麻酔による手術を行なってくれる。
インプラント治療に比べるとオールオン4の知名度はまだまだ弱い。しかし前述した通り、顎の骨が不足している方、もしくは歯周疾患のひどい方には格好の治療法だ。ぜひ検討してみてほしい。
院長 脇田雅文氏
歯学博士
日本大学臨床教授
日本口腔インプラント学会専門医
国際インプラント学会指導医
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