本誌で紹介してからも注目度がアップし続ける逆オークション「グリーンネットオークション」について理解を深めよう。新たなブロックを開発中、「未来企画」はパワー全開だ。
売り手も買い手もうれしい「逆オークション」で理想の住まいを
沖縄から発信、理想の暮らしを実現するための頼れるパートナー「未来企画」のサービスを、ぜひ皆さんに身近に感じてもらうべく、本誌で紹介してきた。そこには、住まいや、不況などの先入観を払拭し、パワフルに人生を設計していくアイデアが溢れている。
移り住む人も多い、魅力に満ちた土地、沖縄。この地を知りつくし、不動産売買や賃貸、建築まで手掛け、コーディネーター「未来企画」のサポートのもと、思い描く暮らしを手に入れた人が、年々増えている。そこには、画期的なシステムの存在があった。
土地、分譲マンション、一戸建て住宅、賃貸物件まで、ネットオークション形式で価格を決めて落札する『グリーンネットオークション』である。ポイントは、普通のオークションとは違い、値段がだんだん下がっていく「逆オークション」であるということ。
どういうこと? でも興味ある! という方は多いのでは。難しく考える必要はない。まず、売り手と「未来企画」が合意した販売価格、もしくは家賃、条件がネット上で公開される。そして、だんだん価格を下げていき、利用者はその動きを楽しみながらチェック。あ、この値段なら買いたい! 借りたい! と思ったら、入札すればOK。ここで、商談が成立するのだ。
不況だからこそ、必要とされるシステムになっている。なぜなら、売り手はたとえ安くとも売りたい気持ちが何より強いし、買い手は、より安く手に入れたいから。双方の思いを汲んで、互いに笑顔になれる方法を創り出しているのである。
業者の顔が見える家づくりを低コストで『未来型高耐久ブロック』の可能性
さらに「未来企画」は、ゼロから建築を考える時にも強い味方になってくれる。ここで登場するのが、施主による完全分離発注システム『グリーンネットシステム』だ。施主が各専門業者と直接契約を結べるのである。建築業者に任せきりでない、自らの目で一連の建築の流れに携わることができる。
つまり、現場で働く業者と顔の見える関係になることによって、細かな要望まで直接伝えることができるわけだ。よって、コミュニケーションが不足して「イメージと違う!」ということが発生するのを防げる。何より、施主自身も、一生の大きな夢を実現するのに、共に創り上げるというダイナミズムを体感できるのは大きい。家族とも共有し、話し合いながら建てていこうではないか。
また、支払いは毎月出来高で直接業者に払うため、過払いや納期の遅れの心配とも無縁。中間マージンも発生しないので、低コストに抑えられるのは心強い。安心して家づくりに心を傾けられるのだ。
いつも、新たな発想で未来を切り拓く姿勢で、現在『未来型高耐久ブロック』を琉球大学と共同開発しており、早くも注目を集めている。一般のブロックは1個100円、デフレの今は90円。1個140円〜160円(販売予定価格)の「未来型高耐久ブロック」で20〜30年耐久年数が増えるとすれば、結果リーズナブルに安全な住まいを手に入れることができる。建物を建てる際、8割は壁でブロックを使用するということを考えれば、需要は多大なものとなるだろう。
「これからも、時代に合った新企画をどんどん発信していきたい」と、野原剛社長。情熱をもったスタッフたちと共に、我々を夢の暮らしへ導き続けてくれる。
(ライター/中村美奈子)