日本が誇るビジネス大賞 2022

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最前線医療現場と
頼れる専門ドクター
高難度手術にハイブリッド手術室を活用
がん治療の精度高める手術支援ロボット

地域完結型の診療体制
コロナ感染者も受入れ


 埼玉県羽生市の『羽生総合病院』は、26の診療科、311の病床を擁する北埼玉地域最大の医療拠点。その経営を2003年から担ってきた松本裕史院長は、「どんな患者さんも断らず受け入れる」スタンスを貫き、検査から治療、術後ケアに至るまで完結できる診療体制を構築、さらに最新鋭の検査、治療機器や設備を積極的に導入し、医療技術の高度化と精度の向上を図ってきた。その象徴の一つが2022年に導入する「ハイブリッド手術室」。
「ハイブリッド手術室とは、CT撮影装置と連動する手術台を備えた手術室のことで、手術室の中で精密で立体的なCT画像が撮れるようになり、手術の時間短縮や精度の向上にとどまらず、より体にやさしい低侵襲な治療を行うことができるようになります。心臓から駆出された血液を全身に運ぶ大動脈がこぶ状にふくらみ、突然破裂を来たす大動脈瘤などに対するステントグラフト治療など心臓血管系の難度の高い疾患の手術で活躍することになります」
 もう一つが手術支援ロボット「ダヴィンチ」の導入。
「ダヴィンチは、先端に鉗子やメスなどを取り付けた三本のアームと高解像度3D内視鏡カメラが装着されたロボット部、操作部、モニターで構成され、医師は操作台に座って画像を見ながらアームを操って手術しますが、胸腔鏡や腹腔鏡が2次元画像なのに対し3次元立体画像なので精度が高まります。また、手は回転できませんが、先端に接続された鉗子は360度回転するなど自由度が高く、従来の手術では不可能であった複雑な動きもできます。結腸がんや大腸がんから始め、習熟度を高めながら肺がんなどの他の臓器のがん手術などに活用範囲を広げていきます」
 松本院長は、世界中から難病患者が訪れる米ミネソタ州の総合病院メイヨー・クリニックをモデルに、質の高い医療の提供を理念に掲げ、高齢化時代の医療ニーズをも見据えた診療体制を追求。2018年にはHCU高度治療室や屋上ヘリポート、放射線治療装置、緩和ケア病棟などを備えた6階建ての新築病院への移転を果たし、急性期から慢性期まで地域完結型の医療提供体制を整えた。がんなど重篤な疾患の早期発見、早期治療にも力を入れる。コロナ禍では逸早くコロナ病棟を立ち上げ、率先して感染者を受け入れ、治療に当たってきた。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 徳洲会 羽生総合病院
TEL/048-562-3000 
Eメール/ hanyuhp@fureaihosp.or.jp

救急・災害医療の知見生かした在宅医療
地域社会に根差す医療の構築を目指す

総合的に診る姿勢重視
安心安全な街づくりも構想


「断らない」「あきらめない」「最善を尽くす」。救急災害医療のスペシャリストとして活躍した後、在宅医療に軸足を移し、往診、緩和医療や終末期医療に積極的に対応する『恵泉クリニック』の太田祥一院長が診療で貫く信念だ。重篤患者の上部消化管出血の内視鏡止血に関する研究で博士を取得、その広く深い学識を生かした救急災害医療の臨床、教育、研究が、加速する高齢化、多発する自然災害という課題を抱えたこの国の医療ニーズに応える基盤だ。同クリニックには太田院長を含めて常勤の医師が6人と看護師5人の他、薬剤師や検査技師等の医療職だけでなく、事務、診療アシスタント、スケジュール担当者、助手などとチームを作り、在宅診療にあたる。
「在宅医療は、救急医療と非常によく似ています。我々は患者さんの具合が悪い、けがをしたなどの往診依頼時にフットワーク軽く、質の高い対応を心がけています。往診の依頼は事務から看護師に伝えられ、看護師がトリアージし、診療チームに一斉に連絡します。そして、もっとも適切なチームが迅速に患家に向かいます。在宅でどれだけの医療ができるかによって、患者さんがより安心して、より長く、より快適に自宅で過ごせるかが決まってきます。POCTを活用した超音波、レントゲン等各種検査や点滴、外傷や皮膚や爪、各種ブロック等の処置や輸血、ドレナージや腹水ろ過濃縮再静注等を駆使し、精神科的対応を含め、おうちでずっと暮らせるように、幅広く取り組んでいます」
 このなかで太田院長が重視するのが、地域で生活も含めて総合的に見守る姿勢だ。
「ご高齢の方は、病状や健康状態も刻々と変わりますし、生活環境も含めると、まったく同じ一日はありません。おひとり、ひとつの診療が応用問題であり、それを解くためには多くの診療科にわたる医学の勉強はもちろん、人の話をよく聞いて、その人の生き方、終い方について深く考え、寄り添うことが重要だと思っています」
太田院長は、東日本大震災後、DMATや災害医療コーディネーターの経験などから、医療の教育普及(災害医療 | 災害医療救護訓練の科学的解析に基づく都市減災コミュニティの創造に関する研究開発 (disaster-medutainment.jp)の視点に立った安全な街づくりの研究を進め、さらにその延長線上で地域社会に根差した在宅医療を地域の見守り係にした街づくりの構想も描く。
「地域で、在宅医療や看護介護に携わっている多職種の方々と広く情報を交換、日々を共有し、患者さんや家族を地域全体で支えられるよう、有機的な関係づくりを積極的に進めていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 親樹会 恵泉クリニック
TEL/03-3326-5408 
ホームページ 
https://www.keisen.or.jp/

充実した透析治療体制 随所に光るこころ配り
生活に変化もたらす深夜透析や旅行透析

合併症も医院内で治療
デイケアの施設も併設


『小山すぎの木クリニック』の朝倉伸司理事長・院長は、熊本大学医学部を卒業後、自治医大大学院や米国ウィスコンシン大学で研究を重ねた日本腎臓学会、日本透析学会の専門医。クリニックの診療科目は専門の人工透析内科や慢性腎臓病外来に内科、脳神経外科、循環器内科、糖尿病科、皮膚科、内視鏡外、泌尿器科、消化器内科を加えた10科にのぼるが、「透析患者さんは合併症が多く、他の病院の各専門外来に行くには、ご家族の時間的負担が大きく、その欠点を補うため当院でできるだけ完結できるように」との配慮からだ。
 同クリニックで際立つのは、透析センター、腎ステーションでの透析治療体制の充実ぶりだ。個人用装置一台を含め、113台の透析装置があり、医師、看護師、臨床工学技師のチーム医療で対応するが、受療者への心配りが伝わるのが月水金に実施される深夜透析と国内外での旅行透析だ。
「透析患者さんの中には、治療時間の関係で仕事を思う存分できない方もいらして、日本経済にとっては大きな損失です。深夜透析は、そういった患者さんでも治療が受けられるように夜の8時から11時の間に入室してもらい、通常の倍の約8時間かけて透析します。毒素や動脈硬化促進因子であるリンが格段に除去できるため、睡眠時間を有効に使うだけでなく、治療面でも大変な利点があります」
 さらに透析患者さんは骨折もしやすく、特に大腿骨折が多く、日常生活が大変となるため、2022年4月より「コッセツバスターズ」を編成し、骨折予防に努めている。
 旅行透析は、文字通り旅先で透析治療を受けながら旅行を楽しむもので、海外旅行の場合は朝倉理事長が代表を務める世界旅行透析ネットワークを活用する。
「旅先となる地域の医療機関の先生方とじっくり話し、調査して、ここならば患者さんを任すことができるという判断のもとで実施します。海外では、韓国、台湾の最先端の病院も含めた七施設と契約し、ネットワークを作り上げました。すでに何人もの透析患者さんが海外旅行を楽しまれています。海外からの透析患者さんの受け入れ体制も整えています。コロナ禍が収束しましたら、世界に透析ネットワークを拡げ、世界各地に旅をしてもらいたいと思っています」
 2014年、朝倉理事長は、リハビリのほかカラオケやマッサージ、美容、野菜作りなどのメニューをそろえた「デイケアWaki愛愛」を併設、透析治療を受けている利用者も多く、体調の変化があればすぐに対応できる体制も整えている。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 小山すぎの木クリニック
TEL/0285-30-3456
ホームページ 
https://www.suginoki-cl.jp/

大学病院に劣らぬ診療体制構築
日常生活動作の回復に力を注ぐ整形外科

先進的な医療機器導入
受診者への説明を重視


『八王子ひがし整形外科』を運営する「医療法人社団JSI」の森戸俊行理事長は、骨や軟骨など分化できる能力を持つ間葉幹細胞に関する研究で医学博士の学位を取得した日本整形外科学会整形外科専門医・スポーツ医。医院経営と並行して、専門の膝関節疾患の診療に当たり、人工膝関節置換術、前十字靭帯再建術、膝蓋骨脱臼手術などで治療実績を重ねるだけでなく、明確な医療哲学の下で自ら理想と考える診療体制を構築した実行力でも異彩を放つ。
「当院は、患者さんを日常生活動作に支障がない状態まで回復させることを目的に、あらゆる手段を使って治しきることに力を注いでいます。そのために必要な診療体制を整えることができたと思っています」
 人材面では、膝、腰.股関節、肩、肘、手首の各関節の疾患に対応する専門医師が在籍し、施設設備面では大学病院に勝るとも劣らない広さを誇る二つのクリーンルームの手術室、骨や軟骨などの状態を評価するMRI、CT、超音波診断装置、骨密度測定装置、軟骨機能を定量化するソフトなど最新鋭の医療機器がそろい、開放的なリハビリ室やホテルのような病室もある。2021年4月には、人工膝関節置換術支援ロボット『ROSAKnee』も導入した。
「『ROSAKnee』を用いた手術は患者さんにとって様々なメリットがありますが、一番は手術精度の向上です。例えば骨を切る角度や量を正確に計測でき、術者の経験や感覚にさらに、数字の裏付けを得ることができるようになります。今後は、股関節や肩関節、足関節の手術もロボットを使って行う予定です」
 森戸理事長は、リハビリ医療についても治療を完結させる上で重要なウェイトを占めるとし、リハビリを担う理学療法士が体を解剖学的にしっかり把握し、根拠をもった治療を行うことができるようにオリジナルの教科書や講義、資格制度を導入するなど、理学療法士の育成にも力を入れている。
 こうした先進的な診療体制の下での診療で重視するのがインフォームドコンセント、説明と同意だ。
 「患者さんにご自身の状況をしっかりと理解頂くまでは、次の治療ステップに進まないようにしています。そのために、画像をお見せしたり、図や絵を書いたりしながら説明させて頂いています」
 この姿勢が診療プロセス全体の信頼性を支えている。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団JSI 八王子ひがし整形外科
TEL/042-645-2552

こだわりは「歯を残す」幅広い診療で
難症例の患者さんも救う一歩先の歯科口腔外科

患者さんに寄り添い
オペ室や特殊個室を完備


 2021年3月、大阪府箕面市に開院した『こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面』の強みは、歯科口腔外科の知識と技術を活かした「歯を残す」治療だ。歯科口腔外科とは、口内に限らず、顔面や顎などを含めた口周りのすべての器官を診療し、主に外科的な治療を行う診療科目のこと。親知らずの抜歯から口腔粘膜のできもの、顎関節症、舌の異常、唇や顎の外傷、顎骨に生じた嚢胞など、扱う症状は多岐にわたる。また、歯科口腔外科を診る歯科医師は内科的な病気に関する知識も備えているので、持病のある方には疾患に配慮し、全身状態を管理しながら歯科治療を行うことができる。
 院長の小橋寛薫さんは、大阪大学歯学部出身で、卒業後は10年間大阪大学歯学部付属病院で口腔外科医として勤務してきた実績と経験を持っている。
「私は、歯科口腔外科をメインに〝他院では断られてしまう難症例の患者さんも救いたい〟という思いで技術を磨いてきました。特に 〝歯を残す〟ことにこだわり、一般的には抜歯となってしまうような重症の虫歯や歯周病も、根管治療や歯根端切除術など歯科口腔外科の技術を活かした治療で歯の温存を目指します。やむなく歯を失った方には、骨の再生医療も含めた高水準のインプラント治療を行っています。これまで培ってきた知識と技術を駆使し、歯科口腔外科を中心にした幅広い診療で、箕面市の皆様がいつまでも自分の歯で健康に過ごせるようサポートしていけたらと思っています」
 同院では、難症例や持病がある方の歯科診療、障がい者の歯科診療も対応可能。衛生管理を徹底したオペ室や特殊個室を完備し、障がい者の方が横になった姿勢で治療を受けられるようなフルフラットのチェアも備えている。必要な患者には、全身麻酔鎮静法も対応している。点滴などの処置や手術後に休むことができるリカバリールームも設置。プライバシーに配慮したリラックスできる空間なので、十分に回復してから帰ることができる。子どもが待ち時間を楽しく過ごしてもらえるようなキッズスペースや、おむつ交換台・子ども用トイレなどもあるので、幼い子ども連れの方でも安心して通うことができる。
 口腔がん検診に対応しているのも特長の一つ。口腔がんは「ただの口内炎だと思っていた」「痛みがないので放っておいた」などの理由から、発見が遅れてしまう方が多いのが現状だ。早期発見のために、気になる症状があれば早めにご相談を。なお、悪性腫瘍が見つかった際には、すぐに連携している高次医療機関を紹介してもらえる。
(ライター/山根由佳)

こばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面
TEL/072-724-5940 
Eメール/kobashi.oral.surgery@gmail.com
ホームページ 
https://www.minoh-oralsurgery.com/

心が塞ぐ糖尿病治療に楽しみを組み込む
専門医の独創的な治療方針と精緻な治療

楽しむ糖尿病教室開催
YouTubeの番組に出演


「お笑い番組を見ると血糖値が下がる、という研究があります。治療も大切ですが、楽しむことも大事なのです」
 三重県松阪市の『松本クリニック』は、糖尿病を中心とする生活習慣病に対する松本和隆院長のユニークな治療方針と日本糖尿病学会専門医の知見で確立した的確な治療スキームに希望を見出し、遠方からも治療に訪れる医療拠点だ。
 「糖尿病は、食事制限やインスリン注射など日々の暮らしに大きく制限がかかり、あれはダメ、これもダメの連続で患者さんの心がふさぎ勝ちになる例が少なくありません。生活習慣病にかかっても人生は続きますので、楽しむところは楽しみ、抜くところは抜き、やるところはやる精神で、その人生をいかに豊かにしていくかを考えた治療方法を提案しています」
 楽しみに焦点を合わせた取り組みの一例が糖尿病教室だ。
「医院2階のオープンキッチンで、専属の管理栄養士や高校生レストランを開催している高校の先生が食事やおやつをその場で作りながら指導します。調理の経過をお見せすることで、家庭でまねがしやすいですし、試食の際には栄養学的な解説をつけながらカロリーの理解を深めていただきます。医師や看護師、薬剤師などの専門家からお話をする時間も設けています。一生続く治療ですから、楽しみながら生き生きと取り組んでいただけたらとの思いで採用した運営方法です」
 糖尿病患者の大半が該当する2型糖尿病に関する研究で医学博士の学位を取得した松本院長が確立した治療スキームは、テーラーメイドのように精緻で重層的だ。
「血液検査、検尿、ブドウ糖負荷試験、その2次検査で患者さんの状態を把握し、個別の生活サイクルに合わせた治療法を選択します。
 管理栄養士による食事療法の指導、糖尿病療養指導士資格を持つ理学療法士による運動療法の指導で糖尿病の自己管理能力を高めていきます。食事療法や運動療法で血糖コントロールが改善しない場合は、経口糖尿病治療薬の投与を行い、それでも不十分な場合にはインスリン療法を外来導入しています。また、新しい注射剤であるインクレチン製剤のGLP-1受容体作動薬による治療へと進めていきます」
 松本院長は、TBSラジオ番組から派生したYouTube番組「テンカイズα」に出演、治療方針や治療スキームを生の声で聴くことができる。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 松徳会 松本クリニック
TEL/0598-26-3555 
Eメール/ matsumotoclinic1240@gmail.com
ホームページ 
http://www.matumoto-clinic.jp/

総合診療科での実績多数
患者さんの言葉に耳を傾け丁寧に向き合う
地域密着型の医院

運営の柱は予防・
診断と治療・訪問診療


『あずまクリニック』は、風邪や発熱、生活習慣病など一般的な内科疾患から、がんの精密検査まで幅広い診療を提供している地域のかかりつけ医。最新のCTやMRI、消化管透視装置やエコーが導入されているので、精密検査から診断まで院内で完結できるのも強みだ。院長の広沢秀泰さんは、県立広島病院総合診療科・感染症科で外来・入院・救急・コロナウイルス感染症診療を担当してきた、日本内科学会認定の内科医。長年にわたり診断困難な紹介患者さんの症例を数多く診療してきた実績があり、特に鑑別診断には自信を持っている。大切にしているのは、問診の時間。不安点や不明点を丁寧にヒアリングすることを心がけている。
「当クリニックは、画像診断の機器が揃っており、早期がんの発見に活躍しています。CT・MRIで肺がん、乳がんや子宮がん、肝臓やすい臓・腎臓がんの検査もおまかせ下さい」
 また、同院では、訪問看護ステーション『Life Loop』も運営。住み慣れた地域や自宅で自分らしく生きられるように、看護師やリハビリスタッフが24時間365日対応でサポート。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の資格を持ったスタッフも在籍している。
(ライター/山根由佳)

医療法人 健康の風 あずまクリニック
TEL/082-261-5500 
Eメール/https://www.azuma-c.com/
ホームページ 
https://www.azuma-c.com/

血液透析のシャントの作製や修復で実績
局所麻酔やエコー下で日帰り手術を実施

血管の状態を的確判断
留置カテーテルも選択


 腎炎や腎不全など腎臓疾患の治療に特化した『池田バスキュラーアクセス・透析・内科』の池田潔院長は、血液透析に必要な血液を体外に取り出すための経路、バスキュラーアクセス(シャント)の作製や狭窄や閉塞などのトラブルの修復の手術で頼りにされる日本透析医学会透析専門医。これまで施行した手術は、6800例以上にのぼる。
「シャントの狭窄や閉塞などが起きた場合、以前は再建を余儀なくされていましたが、今は血管内に風船が付いたバルーンカテーテルを挿入し、バルーンを拡張させて血管を広げるシャントPTA、経皮的血管形成術が普及し、当医院では局所麻酔で行う日帰り手術が可能です。造影剤アレルギーがある場合はエコー超音波診断装置下で行います」
 池田院長は、この手術を年間800例以上実施している。また、重度の慢性心不全や常時低血圧、動脈硬化などでシャント作製が難しい場合は、首の内頚静脈などの太い静脈にカフ付きのカテーテルを深く挿入して固定し、透析時は血液回路とつなぐ留置カテーテル法も選択する。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 心信会 池田バスキュラーアクセス・透析・内科
TEL/092-526-4810
Eメール/ fukuoka-access@fukuoka-vaccess.jp
ホームページ 
https://www.fukuoka-vaccess.jp/


ミスター・パートナー
東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
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