扉をひらけば発見がある行動科学
自分と相手を知ること
生きていくことは人と出会うこと。そして出会った人との関係を育んでいく先には、共にビジネスをしたり、想像を超えた新しい何かを生み出したり、タッグを組んで成長していく未来が待っているかもしれない。日々あふれるその可能性を現実にしていくのは、あなた自身。多くの人が、それぞれのやり方で努力している。でも、人と人との関係は、フィーリングや状況、タイミングなどが複雑に絡み合って、「こうすれば、絶対正解!」などというものがないのは、皆が分かっていること。では、すべて「運」まかせなのだろうか? しかし、いつもうまくいっている人と、何だかイマイチな人といるのは、なぜ? それを考えたときに、最も大切なのは「相手を知ること」。と「キャリアメソッド」の開発した『マスターナビ』を体験して確信した。そして、「自分を知ること」。誰もが口にする言葉だが、本当に「実際の人生の中で」それらをきちんと把握し、知ったことを行動に反映させていったら、あなた自身を理想の人生の実現へ向かわせる計り知れない原動力になる。
陰陽五行と行動科学を融合し、人を知る学問である『実用万象学』。稲場真由美代表は、自らがビジネスを成長させていくなかで、自身の経験とパワーを注ぎ、これを『マスターナビ』というオリジナルソフトとして確立していった。膨大な統計データを分析し、確かな裏付けがなされながら、誰にとってもわかりやすいものを誕生させたのだ。まずは『マスターナビ』にログインしてみよう。自分の名前と生年月日を入力するだけでOK。すると、「自分本来の生まれ持ったスキル」を知ることができる。ここで言う「スキル」とは、その人の性格やコミュニケーションの傾向などのこと。気質、性格、価値観・運気などから、目に見える能力、潜在的な能力まで、実に詳しく割り出される。うなずきながらも、「あぁ、今のこの状況には、こう対応していけばよいのだ」と、行動の道しるべを発見できてしまう。だから、心の底からワクワクして楽しいのだ。そう、この上なく前向きな気持ちになる。そして、知りたい相手についても同じく、理解していく。人に声かけしていくこと一つとっても、自分はこうされたらうれしいから、と誰にでも同じようにしてよいわけではない。その人を知った上で、アプローチしていく。それは、今日の占いに頼るよりも、遥かに現実的なことではないか。
いま発見し行動することが、 大きな目標の実現につながる
『マスターナビ』から導き出される希望は、夢見がちに何かに頼って生きることではない。たとえば、明日、職場でクライアントに電話をかけるのは、どのタイミングがいい? たとえば、今まさに知り合った取引先の人と初めての打合せをする場合、どんな切り口で話す? そんな具体的な日々の行動に、自ら決めていくチカラを養うことができるのだ。占いのように「今日はこうすればうまくいくでしょう」というアドバイスのままに動く、ということではないということは、もはや前提。基本は「相手を、自分を知ること」である。
これら「スキルリーディング」を、知っているのと知らないのとでは、大きく異なる。それは、「この通りに動いたから上手くいった!」「この通りに動いたのに……」などという、他力本願の姿勢とは真逆であるからだ。まず、「あの人にアポをとろう」と思ったとき、漠然と不安になっているよりも、「今日はこの人にアポを取るのにいい日なんだな」と思ったら、「上手くいくだろうか」などと二の足を踏む暇もないだろう。また、上司に「今日はあの人に契約とるのにいい日だから行ってらっしゃい!」と言われれば、「はい、行ってきます!」と元気に出かけていくだろう。そのように自分が前向きに物事に接していけば、それが周りに伝わり、よい流れが生まれてくるわけだ。「行動科学」による『マスターナビ』の真髄は、そこにある。
クリックして情報がすぐに手に入り、解決方法を編み出す糸口が見つかり、管理できる。これからのビジネスの中で、有機的なつながりを活気づける極めて人間的なデータベースにもなるだろう。講座、またはEラーニングで学ぶことで、様々な角度、論理的な見方を身につけられる。受講内容はシンプルだからこそ、実際には『マスターナビ』を、あなたが生かしていくのだ。
心、人と人との関係を大切に育むこと。その人にとってうれしいことをしてあげられること。その人と、私が、一緒に素晴らしいことを実行していくこと、そして達成すること。いま発見して動くことで、見えてくる。
(ライター/中村美奈子) |