注目情報はこれだ! 2017


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
きょう整形外科・神経外科クリニック
院長 姜 良勲氏
三重大学医学部卒。大阪市大整形外科入局。2013年、『きょう整形外科・神経外科クリニック』開設。日本脊椎脊髄病学会指導医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会専門医。
椎間板ヘルニアだけでなく腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症も
経皮的内視鏡下手術の時代に。

脊柱管狭窄症は中高年によく見られる疾患で高齢化社会に伴い、最近よく耳にするようになった。脊柱管狭窄症の内視鏡手術で有名なのが阪神尼崎駅前にある『きょう整形外科・神経外科クリニック』だ。院長の姜良勲(きょうよしのり)先生に脊柱管狭窄症について伺ってみた。

「脊柱管とは背骨の中の神経の通り道で、腰の脊柱管が狭くなる病気が腰部脊柱管狭窄症です。腰の骨は通常五つあり、脊柱管は骨と骨の繋ぎ目では、前は椎間板、後は黄色靭帯、左右は椎間関節で囲まれています。年齢を重ねるとともに椎間板が脊柱管にせり出し、黄色靭帯は肥厚し、椎間関節が脊柱管に張り出して、狭くなります。脊柱管の中を通っている神経は締め付けられた状態になります。この神経はお尻、脚に行く神経ですので、お尻、脚の症状が出現します。よくある症状は間歇性跛行と坐骨神経痛です。歩いていると脚がだるくなる、重たくなる、しびれる、痛くなるなどの症状が出現し座ったりしゃがんだりして休憩したくなります。休憩するとまた暫く歩けるというのが間歇性跛行です。坐骨神経痛はお尻から脚にかけての痛みです。酷くなると足の力が弱くなります」

きょう先生のクリニックで行っている腰部脊柱管狭窄症に対する内視鏡手術にはどのような術式があり、通常の手術とはどう違うのか教えて下さい。
「当院の脊柱管狭窄症に対する内視鏡手術には内視鏡下椎弓切除術MEL、経皮的内視鏡下椎弓切除術PELがあります。脊柱管狭窄症に発展する腰椎変性すべり症に対しては最小侵襲腰椎後方椎体間固定術MIS-PLIFがあり、さらには経皮的内視鏡下腰椎前方固定術があります。MELは16㎜の内視鏡の筒を用いて手術を行います。片側だけの筋肉を剥離して両側の圧迫を取ります。両側の筋肉を大きく剥離する3週間程度の入院の手術と違い、MELは2泊3日です。PELは約1㎝の切開で筋肉もほぼはがさない内視鏡手術です。術後3時間で歩行が出来て日帰り入院も可能です。また腰椎変性すべり症に対する椎体間固定術は両側の筋肉を大きく剥離して、両側の関節も切除し、1ヵ月くらいの入院の病院が多くあります。当院のMIS-PLIFは、片側進入両側除圧の上、進入側の関節をも温存して椎体間固定する場合が多く(対側は温存)、固定の為のネジも筋肉を剥がさずに刺入します。入院は3~5日です。
 そして、最高難易度の経皮的内視鏡下腰椎前方固定術はわずか2㎝ほどの切開で前方椎体間固定を行います。手術手技は難易度が高いですが、実際は、経皮的内視鏡で全行程を確認し行いますので、確実で安全な手術です。一般的な腰椎前方固定術は肋骨あたりから下腹部あたりまで大きな切開し、大血管、腸管などの危ない組織を目の当たりにして行うリスクのある手術で、脊椎外科専門医でさえしたがらない医師が多くいたのが実際です。
 そんな中、数年前から皮膚切開を減らしたOLIFとXLIFという二つの新たな低侵襲な前方椎体間固定術が脚光を浴び、取り組む脊椎外科専門医が増えてきました。しかし、XLIFは電気診断を頼りにした基本的にはブラインド手術(盲目的手術)であり、残念ながら、2016年、死亡例が日本で問題となりました。一方、OLIFはブラインド手術ではなく、当院でも行っています。OLIFは、従来からすればかなり低侵襲ですが5~6㎝程度切開するのが安全です。OLIFは肉眼で確認しますので、5~6㎝の切開ですが、経皮的内視鏡で確認することで2㎝切開での腰椎前方椎体間固定術を当院は実施しています」

手術を受ける患者さんに言っておきたいことがあればお教え下さい。
「まず、そもそも診断が大事です。レントゲンの撮り方もMRIの撮り方もCTの撮り方も実はどこの病院でも同じではありません。当院の腰椎画像診断は精密なものです」
  そして、姜院長は手術手技の開発と共に新たな画像システムの臨床応用も手掛けている。最新型CT/MRI合成3D画像システムの経皮的内視鏡下腰椎手術への応用をパナソニックと共同開発をしてきた。パナソニック メディカルソリューションズのこのPlissimo2000というシステムを経皮的内視鏡下腰椎手術に臨床応用しているのは、世界で『きょう整形外科・神経外科クリニック』だけである。外国から手術を勉強に来る医師達も多い。画像から手術手技に至るまで、今後もこの分野の発展に大きく貢献していくと思われる。

きょう整形外科・神経外科クリニック
TEL:06-6411-0714 FAX:06-6411-5476
ホームページ http://kyoh-clinic.com/

医療法人 孔成会 畑眼科
院長 畑快右氏
九州大学医学部、同大学院卒業。医学博士の学位取得。ハーバード大学ジョスリン糖尿病センター留学。福岡市民病院眼科医長を経て、九州大学眼科講師、准教授、福岡歯科大学眼科教授を歴任。2013年、『畑眼科』開院。日本眼科学会評議員会賞受賞。日本眼科学会専門医。
白内障・緑内障治療で実績
研究成果生かす高度の技術


日帰り手術の医療体制整備
早期発見と進行予防を促す

 福岡市の『畑眼科』の院長畑快右(やすあき)さんは、母校九州大学で准教授、移籍先の福岡歯科大学で教授を務め、新規治療法開発のための基礎的研究を重ねてきた医学博士。学究生活から街の医院での治療活動に進路を変えたのは、培った経験を最大限に生かして眼の疾患を抱えた人たちに寄り添い、視機能維持に貢献したいとの思いからだったという。カバーする疾患は多岐にわたるが、中でも白内障、緑内障の日帰り手術は高い患者満足度を維持し、声価は高まる一方だ。
「当院は、最新鋭の手術機器と手術顕微鏡を備え、白内障手術や緑内障に対するレーザー治療も日帰りで行なえる体制を整えています。機械類や技術の飛躍的な向上で手術時間も短縮し、術中・術後の痛みも殆どありません。しっかりとした術後管理を行えば、日帰りでの外来手術を安心して受けていただけます」
 白内障は加齢と共に増え、80代では90%が発症するといわれる。
「白内障は、加齢などによって眼の中の水晶体が混濁し、見えにくくなったり、光をまぶしく感じたりする病気です。水晶体は袋にゼリー状の中身が詰まった形をしていて、手術では濁った中身を超音波で小さく砕いて取り出し、残した袋に人工の眼内レンズを挿入して終わります。人工レンズの度数を選択することで強い遠視や近視・乱視などを矯正することも同時に可能で、以前よりも手術の付加価値が増しています。手術は点眼などの局所麻酔で行い、殆ど痛みは伴いません。術後しばらくして、人工レンズを収めている袋自体が濁って視力が再び低下する状態を後発白内障といいます。この場合でもレンズを取りかえるような手術は必要なく、濁った袋を1分程度のレーザー治療で綺麗にすることができ、他に異常が無ければ良好な視力を取り戻すことができます。白内障の進行を遅らせるための点眼薬はありますが、白内障を治すためには手術が必要になります」
 一方、緑内障は40歳以上の人の20人に1人が発症するといわれる。
「眼球の中には、栄養を含んだ房水が循環していて、眼の中での産生と眼の壁にある隅角という排水口から眼外への排出とのバランスで一定範囲の圧が保たれており、これを眼圧といいます。緑内障は、排水口が目詰まりを起こしたりして眼圧が上昇し、眼の底に張り巡らされている網膜の神経がダメージを受けることで見える範囲が狭くなり、悪化すれば視力を失う可能性がある病気です。ゆっくりと病気が進行していく開放隅角緑内障と、慢性・急性のどちらもある閉塞隅角緑内障の2つのタイプに分けられます。治療法の一つに眼圧を下げる点眼薬がありますが、点眼薬でも眼圧の下降が得られにくい場合や、点眼の継続が困難な場合には、レーザー治療を勧めています。低侵襲で繰り返し治療可能な選択的レーザー隅角光凝固術は、切開するような手術を行うことなしに点眼薬を減らし、眼圧を下げられる可能性があります。急激に眼圧が上昇するタイプの急性閉塞隅角緑内障の場合には、虹彩光凝固術というレーザー治療を行いますが、白内障手術を行う事でも同様の効果が得られます」(図)
 日本人の後天性失明の原因で最も多いのが緑内障。
「傷ついてしまった神経は残念ながら元には戻らず、一旦欠損した視野は現在行えるいかなる治療を行っても元に戻ることはありません。緑内障は早期発見と進行予防が大切です」

医療法人 孔成会 畑眼科
TEL:092-663-1800 FAX:092-663-1812
ホームページ http://hataganka.com/

ひろえ歯科医院
院長 中村弘江さん
山口県出身。福岡大学商学部卒業後、全日空の客室乗務員として勤務。1987年、福岡歯科大学に入学。卒業後、 同大学生化学研究室で研究、臨床体験を重ね、1996年、「中村司・比路江歯科医院」開院。2000年、『ひろえ歯科医院』開院。医療法人有友会理事。有友会グループの6医院にて勤務。日本アンチエイジング歯科学会(JSDA)会員。

上:『Hiroe Amour Lipgloss』 3,000円(税別)
審美歯科に加え、顔の印象を左右する口元の若返りを考え、皮膚科医師や薬剤師と相談してアンチエイジング効果が期待できる成分でリップグロスを開発、美しい笑顔の願いに応える。
医師の視点で化粧品を開発
笑顔損なう唇の荒れに着目


アンチエイジング効果考慮
美容成分を徹底研究し配合

「プラセンタを用いた口元の美と健康」。福岡市のホテルで2016年に開かれた日本プラセンタ研究会で、歯科や皮膚科の医師、美容やエステ業界の関係者を前に、『ひろえ歯科医院』の院長中村弘江さんが講演したテーマだ。ドライマウスや歯茎の色素沈着、顎関節症や抜歯などの症例にプラセンタを活用した事例を紹介し注目を集めた。中村さんはプラセンタを主成分にしたリップグロス 『Hiroe Amour Lipgloss(ヒロエ アムール リップグロス)』を開発、化粧品を開発した歯科医師として名を高め、その旺盛な探究心が講師に選ばれた理由だ。
「予防治療と歯をきれいに見せることに視点を置いて治療に当たってきましたが、患者さんの治療時間が長い時に唇が乾燥して、血が出る場面に何度も遭遇し、歯並びがきれいでも、歯がどれだけ白くても美しい笑顔にならないと気付き、唇専用のトリートメントを作ろうと考えたのがきっかけです。美容成分やプラセンタについて研究し、その素晴らしい効用を知り、皮膚科医師と相談しながら製品化したのが、プラセンタを主成分の一つにしたリップグロスです」
『Hiroe Amour Lipgloss』は、4つの主成分に特長がある。
「もともと唇には潤いを保つ機能がなく、皮脂腺も汗腺もありません。そこで、歯科医の視点と、加齢によるくすみや縦じわなどを改善するアンチエイジングの視点の両面から唇のケアに必要な成分を徹底的に研究し、4つの成分を主成分として開発しました。その一つがプラセンタです。プラセンタは、赤ちゃんと母親をつなぐ胎盤のことですが、10数種のアミノ酸をはじめ核酸酵素様物質、各種ビタミン類、ミネラル、酵素、ムコ多糖類などの栄養素が豊富に含まれていることが確認されています。リップグロスには、プラセンタの中でも希少価値の高いサラブレッド馬プラセンタを採用しました。肌の表皮が生まれ変わるターンオーバーや細胞活性促進、抗炎症作用、色素沈着を改善するメラニン排出作用などが期待できます。もう一つが無水ヒアルロン酸。ヒアルロン酸よりも分子が細かいため角質層の深いところで水分を含み、フリーズドライされたものなので水分に接することにより30倍に膨らみ、唇の潤いを持続してふっくらさせ、縦じわの改善にもつながります。三つ目は、唐辛子エキスで、唇の血流がよくなり、くすみの改善や自然な明るさが期待できるということです。最後に今、海外で注目されているシンデレラケアは、ヨーロッパ原産のワイルドタイムというハーブの天然エキスで、メラニンの生成、抑制、ターンオーバーの促進で、唇自体の改善を促します」ハーブは自然のものなので、体への負担が少なく、より美容と健康にいいものをと中村さんが選び抜いた成分だということだ。
 中村さんは、福岡大学を卒業し、全日空国内線の客室乗務員として勤務した後、福岡歯科大学で学んだ異色の経歴の持ち主。卒業後、大学の生化学研究室で研究、臨床体験を重ね、2000年に『ひろえ歯科医院』を開院した。日本アンチエイジング歯科学会(JSDA)認定のサプリメントアドバイザー、ビューティーアドバイザーの資格を持ち、医院では「歯科から始まるアンチエイジング医療」をテーマに掲げる。
「人間最初に歳を感じるのは、歯と目の衰えだといいます。おいしく食べるには健康な歯がなくてはいけませんし、思い切り笑うには、きれいな歯や口元があった方がいいでしょう。歯が体や心に及ぼす影響は非常に大きく、アンチエイジング医療の最前線で歯や口の健康が重要視されているのはそのためです。美しく健康な歯による見た目のアンチエイジング医療に加えて、心と体の健康を考えたアンチエイジング医療を提供していきたいと思っています」

ひろえ歯科医院
TEL:092-643-9511 FAX:092-643-9512
ホームページ http://www.yuyukai.net/

上:プラズマレーザーシステムによる治療中の深水院長

右下:藤川歯科医院
院長 藤川謙次 氏
1954年生まれ。1979年日本大学歯学部卒業後、歯周病学専攻し、1983年インディアナ大学大学院でオーレリー教授に師事。帰国後、日本大学歯学部にて講師として教育・診療に携わる。2003年退職後、『藤川歯科医院』開設。

左下:院長 深水皓三 氏
健康増進クリニック 銀座深水歯科
TEL/03-5537-7607

歯周病治療の
プロフェッショナルが語る


先端歯周病治療をレポート
第一人者の2人に聞く

「現在、歯周病は成人の約80%以上の方が罹患していると思われます。早い段階で適切な治療を行えば大事にいたらないのですが、放置しておくと自身の歯を失う事にもなりかねません」歯周病治療のプロフェッショナル、『藤川歯科医院』藤川謙次院長は警笛を鳴らす。
 歯周病に対しての予防法としては、歯磨き指導や歯石の除去による口腔内の清掃であるが、この処置を行っても炎症が起きてしまうことがある。歯周病は、口腔内細菌による感染症で歯肉炎、歯周炎など歯肉の周りで発症する病気で、一旦感染源を取り除いたとしても口腔内で取り残していた部位からの部位感染を引き起こす可能性が高い。一般的には歯垢、歯石を機械で除去するPTCで歯周病をある程度抑えることができるが、日本歯周病学会専門医・指導医でもある藤川院長によると歯周外科治療の必要性を提唱している。
「歯周病は口の中にいる歯周病菌が歯茎に炎症を起こすことから、進行すると歯を支えている骨が溶け、歯が抜けてくることがある。歯周病治療で大切なのは歯周病菌を減らすことであるが、重度の歯周病になると歯周病菌にまみれた歯石が歯と歯茎の間に奥深く入り込み除去することが難しい。そこまで病気が進行してしまうと歯周外科治療が必要となってくる。麻酔を行い、歯茎を切って、歯を支えている骨を露出、その状態で歯の周囲に付着している歯石やプラークを取り除くのである。歯や支えている歯槽骨の周囲を確実にきれいにし、歯周ポケットを浅くして再発防止を心がける」と話してくれた。
 藤川院長を推薦してくれた『銀座深水歯科』の深水皓三院長は、プロフェッショナルな歯科衛生士を育成し、水と光(レーザー)の歯科治療として塩化ナトリウムと超純水を電解分離することによってできた有用な機能を持つ水と電解機能水(水)とプラズマレーザーシステム(光)を臨床応用した歯周病治療における大幅な時間の短縮を実行している。酸化チタン溶液を反応させて高温のプラズマ光球体を造り出し、その熱エネルギーを生体に伝えることにより、歯肉粘膜の表面麻酔効果、歯髄に対する鈍麻効果があるのでバイオフィルムの破壊と徹底した歯肉縁上、縁下の効率的歯石の除去の他、歯肉切除、歯周ポケット内縁上皮の蒸散、止血・凝固等が行えます。また、エナメル質の耐酸性促進による齲蝕(うしょく)予防効果も期待できるとされている。
 現在の歯周病の進行状況によって歯周外科治療、プラズマレーザーシステムを選択することが肝要である。

藤川歯科医院
TEL:03-5777-6480 FAX:03-5777-6480

三浦歯科医院
院長 三浦靖氏
岩手県出身。東京歯科大学を卒業後、同大学大学院に進み、歯学博士の学位を取得。1991年、『三浦歯科医院』を開院。東京歯科大学講師を経て、臨床歯科研究会講師、東京歯科研究会講師を務める。この間、波動エネルギーを活用する「三浦式波動反射療法」を考案、「三浦式波動研究所」を主宰。

右下:『病気になったら歯医者へ行こう!』
発行:現代書林 著者:三浦靖
歯学博士でもある三浦靖氏が考案する「三浦式波動反射療法」は、全身の様々な病気を改善させることが可能とし、多くの患者さんを救っている。
口腔環境の調整で
体全体の不調を改善


波動反射法で症状を診断
運動機能の向上でも実績

 虫歯の治療だけでなく、病気の治療、運動機能の向上で実績を重ねる歯学博士がいる。『三浦歯科医院』の院長三浦靖さん。波動エネルギーを利用して体の不調の原因を突き止め治療する「三浦式波動反射療法」を考案し、その効果を実践で示してきた。
「歯の咬み合わせが悪い、詰め物や入れ歯が合わないなどの口腔環境を放置すると、体が歪んだりして脳や全身の血流や神経の走行が悪くなり、病気や運動能力の低下の引き金になります。従って、口腔環境を調整すれば、症状や運動能力を改善に導くことができるのです」
 症状の診断に波動エネルギーを利用するのが三浦式の特長だ。
「医師が親指と中指で輪をつくって波動を送り、反射してくる波動から体の異常を感知する方法で、正確に診断を行うことができます」
今から2000年以上前に、医学の父と呼ばれたヒポクラテスが、現在の医療で原因不明と言われるリウマチが、歯を抜いたら治ったと記している。「血管直通の歯の病巣は、あらゆる病気の原因になり、それを治すことにより、あらゆる病状が改善します!」

三浦歯科医院
TEL:047-326-7408 FAX:047-326-7408 Eメール:contact@miurashika.com
ホームページ http://www.miurashika.com/

左:『仔牛の煮込みハンバーグ』 540円(税込)
右:『鴨レッグのコンフィ』 1,755円(税込)

営業時間/10:00〜17:00 定休日/土・日曜日・祝日
自宅で一流ホテルのシェフの味を楽しむ
フルコース料理もそろうネットショップ


加工調理請負のノウハウ活用
フランス伝統の調理法も駆使

 ホテルのシェフの味を自宅で楽しめるネットショップが評判だ。ホテルや旅館、レストラン、飲食チェーン店などに食材や料理を提供している「株式会社ディ・ティ・ネクスト」が運営する『ダイレクトテーブル』。一流ホテルで活躍したシェフの指揮の下、最新設備の調理場で作る料理は、冷製、温製のオードブルやスープに、肉料理、魚介料理、ハンバーグやコロッケ、グラタンなどの洋風惣菜まで幅広く、日常の食卓のおかずをはじめ、フルコースやパーティー用の料理などもパック詰めなど料理を損なわない包装で届き、手間は温めるだけだ。
 仔牛肉100%のパテをシャスールソースで煮込んで仕上げた『仔牛の煮込みハンバーグ』、フォアグラの脂分を使用し、フランスの伝統的な製法で作る『鴨レッグのコンフィ』、ロブスターを半割し、ベシャメルとアメリカンの2種のソースをかけ焼き上げる『ロブスターテルミドール』は人気が高く、料理の質の高さを知る手掛かりになる。
『ダイレクトテーブル』は、レストランなどのセントラルキッチンとして存在感を高め、西洋料理を中心にあらゆるジャンルの料理や食材の加工調理の依頼が入る。シェフは依頼元のレシピを読み取り、繊細なニュアンスまで料理を再現する。流通形態や配送時間に合わせて仕上げ、加工調理した食品の品質を最高の状態に保つことのできる冷凍設備も備えている。業務用に限り、調理から食材の調達まで含め、他には真似のできないオリジナルメニューの開発にも応じる。『ダイレクトテーブル』は、こうしたノウハウを生かし、美味しい料理を家庭で楽しめるように工夫したネット時代ならではのサービスだ。

ダイレクトテーブル 株式会社 ディ・ティ・ネクスト
TEL:0774-41-2528 FAX:0774-41-2518 Eメール:dtnext@shop.rakuten.co.jp
ホームページ http://www.rakuten.co.jp/dtnext/

株式会社 旅館ホテルクリーン
代表取締役 立石一夫 氏
北九州市出身。国立大学卒業後、インテリア資材メーカーに勤務。短時間に作業性良く衛生状態を良好にすることが可能なふとんのクリーニング方法「クリーンライブ」を考案。クリーンライブ企業組合の代表理事に就任し、特許を出願、2007年に取得。『株式会社旅館ホテルクリーン』を設立し、事業展開。
ふとんの加熱清掃方式で特許
旅館ホテルの寝具ケア効率化


寝具ケアに大市場を発見!
加熱装置開発への情熱

 寝具一式の乾燥、ハウスダスト除去を約10分でできる「株式会社旅館ホテルクリーン」の代表取締役立石一夫さん考案の『クリーンライブシステム』が旅館やホテルに止まらず、一般家庭や介護現場、掃除代行など様々な業界から注目を集める。加熱機にマットや枕を入れて乾燥させ、ほぐれた繊維から超振動クリーナーでハウスダストやダニを吸引。掛布団やマットレスにも超振動クリーナーをかけ、仕上げとして除菌消臭を行う寝具ケアだ。
 開発のきっかけは、インテリア資材メーカー勤務時代にハウスダストを研究したことと、「布団干しは重労働」という父親の一言。その両方を解決する仕組みを考え、2005年に起業、2007年に「ふとんのクリーニング方法及びこれに用いるふとん加熱装置」で特許を取った。「旅館やホテルで寝具を干しているところを見たことがない」という顧客の言葉に押され、旅館、ホテルを対象に事業を展開した。2015年に大分県ビジネスグランプリで優秀賞を受賞、事業に弾みがついた。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 旅館ホテルクリーン
TEL:0120-78-4649 Eメール:cleanlivekt@yahoo.co.jp
ホームページ http://www.rh-clean.com/

よか・スパ!
代表 熊谷知実氏
2011年、脱サラして鍼灸師になる決意を固める。2015年 3月、鍼灸師資格取得、福岡天神医療リハビリ専門学校卒業。2015年12月、医薬品「登録販売者」試験合格、2016年3月、『よか・スパ!』開業。
自らの経験から学んだ
東洋医学による体の改善を


体をあたためて自己治癒力を高める
刺さない鍼治療で慢性症状を改善

 オリジナル療法「刺さない鍼療法」で話題の鍼灸院『よか・スパ!』院長の熊谷先生は、その原理をこう語る。
「自分自身が腰痛や坐骨神経痛で苦しんでいた時に、鎮痛剤を使っていたのですが、下血などその副作用に愕然とし、服用をやめたところ、副作用も治まり痛みも軽減。その経験からその場しのぎの対症療法の危険さを痛感しました。病気にならない生き方をするには、体の声を理解して、休む、暖めるなどの対処を行い、自然治癒力を活性化させることです。東洋医学では、すべての病気の原因は「冷え」にあると考えますが、現代ではそれにストレスによる交感神経の緊張が加わります。これらは、血管を収縮して血行の不良を起こして、低体温、低酸素、高血糖、免疫力の低下、排泄能力の低下をもたらし、さらに交感神経の緊張は、筋肉の緊張を生み、筋肉の疲労による圧痛硬結をもたらします。痛みや発熱は、体の治癒のために役割があったのです。発熱は免疫力を高め、痛みは血流を促進し組織の損傷を修復する。そして鍼灸治療は自己治癒力を高める根本的な治療であること。慢性的な症状は対症療法ではなく鍼灸治療で原因から改善することが大切なのです」
 お腹と胸、背中、頭、足のツボにヒーターをすえることで「冷え」を解消すると同時に、刺さない鍼治療器による施術で痛みを和らげ深いリラックスへと導き、体調不良全般の症状にも効果が期待できるという。

よか・スパ!
TEL:092-406-9155 FAX:092-406-9155 Eメール:info@yoka-spa.com
ホームページ http://www.yoka-spa.com/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605