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クリスマスに向かう 澄み渡った12月の空が一番好きです 皆様お元気ですか? |
来週に続く仕事の打ち合わせや新刊のインタビューなど受けつつ、散らかり放題の机回りのいらないものに頭を悩ますこの頃です。 「この会社は紙類が多いですね」 と言われても、パソコンを使いこなさないアナログ人間であるゆえ、どうにもなりません。 仕事関係の方々からいただくメールのプリント、請求書、役所の書類、原稿の資料!(キリヌキ、チラシ)たまる一方の雑記帳、お手紙。 クリアファイルで仕分けしようと放置していくと、大切なものとそうでないものが入り混じって大変なことに。 来年こそは探し物に時間をかけないようファイリングをこまめにやらなくては、探し物に膨大な時間がかかってしまいます。 皆さんはどうされてますか? 書類の管理と整理、軽減したいですね。 |
さて、朝鮮半島の高まる緊張から目が離せません。加えて中国、ロシアもいつ何時、突発的な行動に出るか分からない不気味な様相を呈しています。 「隣国で戦争が始まるかもしれない」 「いきり立った北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んだら」 など、ニュースを見るたび、暗澹たる気持になります。 国会では尖閣ビデオ流出の一件をまだ議論していますが、そんな段階ではないだろうと思うのです。 北朝鮮の攻撃に韓国は「100倍仕返し」を表明しました。 こんなレスポンスも国益を守る立場からすれば当然かもしれません。 日本が足の引っ張り合いをしているうちに、世界からどんどん遅れをとって相手にされなくなっていく。 「抗議」にも「守り」にも本気で力を貸してくれる国がなくなっていく。 本当に今すべき優先課題が何なのかを見極めず、よってたかって手続きにばかり時間をかけているのは、ひょっとしたら、誰も決定打がないから時間稼ぎに腐心しているのでは、と思えます。 最近、古いですが、夜寝る前にイ・ビョンホン&チェ・ジウの「美しき日々」を改めて見ています。今さらと笑われるかもしれませんが、韓国人の人々の暮らし向きにある芯の通った強さ、それがどこからくるのか。改めて考えています。 ヨーロッパに出れば、東南アジアの人達にはつい親しみを覚えます。長崎出身の私が「あなたは佐賀なの? どの辺?」と尋ねるノリに似たものを。 東の果ての日本では感じ得ない連帯感をつい抱いてしまうのです。 集英社文庫「日本人の背中」には、中国、韓国を訪れるたび、気付いた事柄にも触れています。 |
新刊「突撃!ロンドンに家を買う」(講談社)関連のインタヴューを受ける会議室にて、BGMにしているのは「ペンギンカフェオーケストラ」です。晩秋にぴったりのアルバム名は「ベスト」です。 9曲目の「Southern Jukebox」は、ヨーロッパの街角を想わせる、涙が出るほど美しい曲です。ぜひ聴いてみて下さい。 ちなみに12月19日(日)FM Fuji 午前9時30分〜10時「West end talk」78.6MHz でこの曲が流れます。この日は新刊本のスペシャル番組。版元、講談社の担当、津田様も出演されます。ぜひお聴き下さい! あと少しでイギリスに出発です。 今年も沢山の方々に支えられました。 皆様もお元気でお過ごし下さい。 |
イギリスに寒波が到来したそうです。最高気温2℃と雪が降るそうです。 |
管理人より |
セバスチャン+オデッセイさんらと前夜祭に… 文庫の解説をいただいた椙岡会長ほか、 英国展関連の方々と |
本当にたくさんの読者の方々とお話できて(差し入れやお手紙もいただき)、感謝感激で、少しでも時間が出来ると会場に顔を出した私です。 東京人にはない関西人のノリや情の深さに、毎日幸せな気分で過ごさせてもらいました。ご自身で購入されたショートブレッドを持ってきて下さった方、二度三度、毎日ブースをのぞいて下さった方、入浴剤を届けて下さった方、中にはせっかくいらして下さったのにバタバタしたり、とりとめないこちらのお話に付き合わせてしまった方も。(ごめんなさい!) |
前夜祭からご一緒した「タイルズ・オブ・ストウ」のオデッテさん、セバスチャンさんと準備を重ねてきた「コッツウォルズの12ヶ月」コースター&鍋敷きは数日で完売。エッセイやホームページでご紹介したボタンジャケットも皆様に買って頂くことができず、売り切れてしまいました。 現在、お問い合わせいただいた方のために、編集部で扱うべく、現地とお話を詰めています。ご紹介できる日がきたら、必ずここで告知を出します。今しばらくお待ち下さい。 |
東京での締切りや仕事のスケジュールが気になりつつも、(こっちがはるかに刺激的で楽しかったということもありますが)従来、ファッション&雑貨はインテリアと同じくらい大好きな私。お買い上げ下さった。タイルやジャケットを包むたび、あこがれのショップ店員さんになれたようでワクワクしました。 長年の夢が叶ったわけです。阪急の皆様にもお礼申し上げます。 編集スタッフと共に過ごした大阪での日々に、オデッテさんも「また来たいです」と、元気にコッツウォルズに帰られました。 |
一週間過ごしてみると、改めて私の本や「ミスター・パートナー」は、たくさんの方々に読まれていたのだと気付かされました。 一部ですが、前夜祭から終了までの模様を皆で代わるがわるに撮影しましたのでご覧下さい。 |
なお、10月20日には、今だから読んで欲しい『日本人の背中 〜欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか〜』(定価580円 AMAZONからのご購入>>>)が集英社文庫より発売となります。 尖閣諸島に端を発した中国との関係、円高、欧米人の日本人に対する評価、ホンネはどこにあるのか。イギリスはじめ、ヨーロッパ・アジア(主に中国)など各国を取材する中で見つけた答えを書きました。 日本の女性に対する意外な見方にも気づかされます。 |
カンブリアの小さな村、デントに住むソフィーさんから秋に向けた新作のボタンセーター。 地元の女性たちと作った軽やかな着心地のセーターは、もちろんウール100%。 あらかじめ緩く編んだセーターを丁寧に手洗いし、柔らかい風合いに仕上げました。 透き通った風が吹く秋にはぴったりの一着です。 少し懐かしさを感じさせるデザインは、日本の着物を意識したというソフィーさんのオリジナル。 チャームポイントは、何種類もの手編みのニットを重ね、 熱湯と冷水に繰り返し浸したニット棒を輪切りにした、手作りボタン。 デント村は、羊毛産業が盛んで、素晴らしいセーターを編む ニッターの里として名を馳せていました。 ソフィーさんの仕事場は、デント村の丘の麓にある小さな工房。 彼女のセーターは、コッツウォルズを始め、アメリカなど海外でも大人気です。 |
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また、「イギリス式 農家の整理術 カントリーサイドの節約12ヶ月」(宝島社)でご紹介した、 オデッテさん&セバスチャンさん夫妻から、 タイルをあしらったコースターとシチュー鍋をそのまま置けるポッドスタンド。 私が家のリフォームに使ったレリーフタイルが近日中に届く予定です。 コースターやポッドスタンドは、オデッテさんに依頼して二人で半年がかりでプロデュース。 「コッツウォルズの12ヶ月」をテーマに、12種類の絵を描きおろしていただきました。 イギリスで最も美しいコッツウォルズの景色を、タイルの中に閉じ込めた作品です。 使いやすい薄めのタイルを採用し、 色もテーブルコーディネイトに合わせやすいアイボリーとホワイトを ご用意しました。 |
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お盆休みを利用して英国へ取材に行ってきました。 去年と比べると秋のような気候。夜には洗濯物を乾かしがてらセントラルヒーティングをつけるほどの涼しさでした。猛暑の日本と比べると、やはりロンドンの夏はいいですね。 さて今回、ケンウッドハウスのピクニックコンサートへ行ってきたのですが、英国では夏になるとあちらこちらで野外コンサートを開催します。出発直前にどしゃ降りの雨が降ったので、中止を案じて友人に相談すると「絶対にやる」とのこと。 長靴を買って会場へ向かうと、確かに大勢の人々がすでにピクニックシートを敷いて座っていました。それぞれがハンパー(大きなバスケット)に入れた食器やサラダ、サンドイッチを並べ、そのどれもが美味しそうなこと。音楽を聴くよりこちらを見学する方に夢中でした。中には毛布を持参する人もいて、カップルは寝そべりながらワインを飲んで観賞していました。 夏の長い夜、蚊のいない屋外でこんな風に落ち着いて楽しめるのも英国ならでは。日本のキャンプ場といえば、蒸し暑くゴミと人に溢れているイメージです。 果たして、この両国の違いはどこにあるのでしょうか。英国人は庭で食事をしたり、日常的に屋外を楽しむ習慣があるからなのか、高温多湿の日本は夏の夜、そうした習慣はありません。 あれこれ考えさせられた夏も終わります。 身近なカントリーライフを楽しみたいものです。 |
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ところが、早く書き上げたいのに、時間だけがどんどん過ぎていく。 小さな老朽戸建のリフォームや、イギリスのカントリーサイドで、大量生産とは真逆の上質のモノを追いかける日々。 街に出れば夏期セールの終わりとあって、つい安いものに手がのびるのですが、「勝負服」となるのは、作り手の顔が見える一点ものなのです。 そうして結果的に長く、丁寧に使い続けるのですね。 講演会、海外取材に何を着ようかとクローゼットを開けるとたくさんの服があるのに、着るものがない! こんな悩みを一体どれだけの女性がかかえているかと思います。 |
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(ちなみにMPでも「骨董市の街を訪ねて」が大人気連載中です。 |
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イギリスでも、日本でもお店は大好きです。 取材ヌキで、仕入れのこと、ご商売のことについてあれこれ聞くことで、何冊も本を読んだ気がします。 持ち帰ったのち、自分で洗って、ニスを塗って仕上げた昭和のちゃぶ台。 次作の打ち合わせでお目にかかった新潮社のアキヤマ氏に、つい自慢してしまいました。 まだまだ暑さ厳しきおり、皆様もお元気で。 読者の方々から珍しい、美味しい旬のもの(おいしい!)をたくさんいただいています。 皆うばい合って食べています。本当に感謝です。 |
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原稿を書く時、現地に飛ぶ前「私がよくチェックするイギリス関連のサイトです。英国フリークの人はぜひアクセスして下さい」
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