日本建築において神社、仏閣や公共建築、一般住宅で使用され長い歴史を持つ屋根瓦「燻し瓦」。中でも淡路島の良質の粘土を活かし、４００年に渡り継承される「淡路瓦」は代表的なブランド。その伝統を強度・気品・風格を持つ屋根瓦をより進化させたのが『黒燻』。傷が付きにくく、吸水率が6％以下の為、長きに渡り住まいの屋根を守ってくれる。さらに寒冷地仕様のため幅広い地域での活躍が期待されている。
（ライター／前川定）

栄和瓦産業 株式会社

TEL／0799-36-3995　FAX／0799-36-4478

　一般ユーザー向けのＰＣサポートやシステム・ソフト開発、ＰＣ家電のコールセンターなどの事業を手がける「ジェットシステム」がこの度新しい直管型ＬＥＤ蛍光灯『JONE（ジェイワン）』を開発した。従来の１８０度ＬＥＤ蛍光灯に比べ、３３０度も照らせるため、オフィスや店舗など業者向けに展開する。もうすでに五千本の注文が入っているとか。白熱蛍光灯に比べると耐久年数が長く、消費電力も約半分に抑えられるエコなＬＥＤ蛍光灯だけに、今後の導入が期待される。
（ライター／橘理恵）

株式会社 ジェットシステム

TEL／0852-27-3930　FAX／0852-27-3969

　雨降りの時の路面で滑りやすいタイルなどの素材は危険なもの。足を取られて打ち所が悪ければ大けがにつながりかねない。「ＴＧＣ」の防滑処理剤『グリップパワー』は都内でも要所に採用されている滑り止めの溶剤。効き目は条件によって10年以上続き、有機酸の使用により
海や川を汚さず、動植物にも害がない。環境に負荷をがかからないため注目されている。
（ライター／本名広男）

株式会社 ＴＧＣ

TEL／045-308-2398　FAX／045-823-3668

　産業機械の開発・設計・製造等を行う『日鉄工営 株式会社』。高性能な薪ストーブ『キューブFlame TypeA-1』を開発し、注目を集めている。急激な温度不均一が生じると本体が割れたり、ひびが入る従来のものに比べ、同商品は鋼鉄製で割れることなく、寿命は半永久。大震災後の電力事情を考慮し、暖房器具のひとつとして薪ストーブの需要が高まる中、地球上のＣＯ２総量を増やすのではなく、エコな点からも人気を集めている。（ライター／奈須美子）

日鉄工営 株式会社

TEL／045-364-8030　FAX／045-363-9808　Eメール／info@nittetsukohei.co.jp

　飲食店等のフライヤーの油を交換する時にでる廃食油は、グリーストラップに一旦溜まるが、放置しておくと油脂汚泥が環境の汚染につながる。「スイープ」の『エコフライクリーン』は使用した油を人工合成セラミック「アトムセル」の還元触媒作用で過酸化物価を抑制することで、フライヤーの油が繰り返し使え、交換が不要になるコストにも環境にも優しい製品だ。
（ライター／本名広男）

有限会社 スイープ

TEL／0586-82-1777　FAX／0586-82-1778

　現在、主に大型船舶の甲板機械電機制御システムの設計製作を得意としている『株式会社 マエカワ』。一般産業機械や省力化システムの設計製作からアフターサービスまで幅広く活動し、日々新しい製品開発に取り組み、迅速な対応とアフターケアには余念がない。依頼があれば即日海外へ飛ぶこともある。エンジニアの技術を磨くことだけでなく、人との繋がりと人情を大切にし常に業界の「小さなトップランナー」を目指している企業だ。
（ライター／橘理恵）

株式会社 マエカワ

TEL／046-869-0090　FAX／046-869-0910

　「横山製網」は創業以来１００年近い歴史のある、漁網を一貫生産している国内有数のメーカーだ。懸念される海の栄養不足による海藻・貝類の生産量の減少が問題となっている中、同社では窒素・リン・鉄等の肥料を効果的に与えることができる施肥具『海養力・元気くんシリーズ』を開発。海を汚さず牡蛎や海苔の生育を促進する期待の商品だ。
（ライター／本名広男）

横山製網 株式会社

TEL／0869-25-0111　FAX／0869-25-2051

　「株式会社 日本バイオマス研究所」が発見した新種の藻『バイノス』は、約20種類の放射性物質を細胞に吸着する作用が確認され、10分間で水中のセシウムを4割以上、ストロンチウムを8割以上吸着し、これまでに知られているゼオライトの5倍程度の吸着力を持つことが判明した。同社は、福島県伊達市諏訪野の住宅街で『バイノス』を利用した除染実験を行っており、原発事故で飛散した放射性物質の除染への利用が期待されている。
（ライター／本名広男）

株式会社 日本バイオマス研究所

TEL／04-7132-7551　FAX／04-7132-7554