大河ドラマの衣装として採用
吸水性・耐久性ともに抜群の『龍馬ジーンズ』
「帆布」は、江戸時代で、播州地方(兵庫県高砂市)で耐久性の高い帆船用としてつくられ、近代帆布の基礎になったと言われている。その技術を改良、復活させたのが『播州帆布』だ。オックスフォード織りを用い吸水性を高め、帆布の持つ丈夫さを兼ね備えている。坂本龍馬の袴(海援隊の白袴)が帆布でできていたと伝えられている。2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』で採用され、同素材でつくられたジーンズは『龍馬ジーンズ』として売られ、人気を集めている。
(ライター/奈須美子)
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