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ソーラーサイクルステーション |
滋賀県東近江市役所をはじめ、自治体、公共団体、企業で導入が進んでいる「ソーラーサイクルステーション」。
京セラの滋賀蒲生工場、滋賀八日市工場では、通常3枚のソーラーパネルを設置するものを、6枚設置し200Vとすることで、電気自動車への充電も可能にしている。
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災害時には電力源として活用できる!
ソーラーシステムで電動アシスト自転車を充電
電動アシスト自転車は免許もガソリンも不要で環境に優しい乗り物。しかし、1回の充電で30㎞ほどしか走行できないことが弱みとなっていた。そこで、「KCCS」が販売している『ソーラーサイクルステーション』が注目を集めている。太陽電池国内トップシェアを誇る京セラの技術を採用。3枚のソーラーパネルが6個の100V電源に電気を供給する。商用電力自動切り替え機能により、夜間や悪天候時も安定した電力供給が可能だ。また、100V電源は一般の電化製品にも対応しているので、災害時の非常用電源としても役立つところも大きい。太陽光発電はこれからの社会のカギを握る、重要なエネルギー源である。電動アシスト自転車の充電を行うステーションを設けることで、人にも環境にも優しい街づくりと、災害への備えを実現してはいかがだろう。
(ライター/石井奈緒子)
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