美しく健康な歯はすべての人にとっての財産。よりよい歯を求めて様々な治療法があり、人工歯(差し歯など)を効果的に用いる方法には期待が集まっている。その際、大切なのは使用する素材。素人ではなかなか違いがわからないので、信頼できる専門家に相談しながら決めていきたいものだ。
そこで注目されているのが「ジルコニア」。「人工ダイヤモンド」として名を知られ、アクセサリーにも用いられている「夢の材料」である。「夢の」と言われる理由は、その美しさのみにあるのではない。セラミックであり、金属アレルギーなどの心配がなく骨の代替素材や人工関節にも用いられるなど体へも優しい安心な素材である。
また、従来の人工歯では口腔内での使用に耐えるために金属フレームが必要であったが、スペースシャトルの外壁にも使われるほどセラミックの中でもダントツに頑丈な素材でもある。2005年に日本でも薬事法の認可を受け、自費適用でこれを用いた歯科治療ができるようになった。
『中央歯科補綴研究所』は、インプラント治療にも有効なジルコニアにいち早く注目しその加工技術やノウハウを追求してきた。他社に先駆けてコンピューター上で歯をデザインできるCAD/CAMを導入することで、今まで困難であったジルコニアによるオーダーメイドの歯の加工が、短期間で安定的に生み出していくことが可能になったのだ。これに伴い、人材不足や生産効率、コストなど、あらゆる面が飛躍的に改善されているのである。
何よりこの研究所に注目が集まるのは、技術や設備だけでなく、「歯科医院と手を取って、患者様にいかに満足してもらうか」ということにその心と力を注いでいるからだ。歯科医院と歯科技工士がタッグを組んで、患者様の希望を美しいカタチにしていく。そして、数年先の目に見えない部分も見込んで、丈夫で健康な歯を実現する。人材もどんどん育っているから、私たちの歯の未来も、想像以上の輝きを放つようだ。 |