|
工務店 |
鬼門柱
新築の場合に地鎮祭の時、北東の鬼門の場所に建てて無事を願い、建前が無事に済む上棟式の前に倒すのだ。
それまで「鬼門柱」は現場に建てておく。
古民家といっても外観はこれほど立派。美しい日本の伝統技術が活ているのだ。
民家再生
土台は100年以上前の物をそのまま補修して使うのだ。
美しく機能的な昔ながらの日本間を再現。
2階の骨組み
昔の人の技術の素晴らしさに驚く。
柱は室内に1本もありません。
古材を利用して民芸風に建てた新築物件。 |
伝統の建築技術で古民家を再生
建造物と職人技を未来へ伝承
日本独自の文化や職人技術を重んじ、30年に渡って木造建築を手掛けてきた『勝家定建築』。代表の勝家定氏は伝統的な在来工法を駆使する一流の職人である。同氏は今、古民家の再生に注力している。家族が何世代にも渡って住んできた家を、昔の大工さんの丁寧な仕事に敬意をはらいながら再生に挑む。100年以上も前の土台や金属を使用していない骨組の修復作業は、高い技術力が求められ、ときに手作業をも要す。勝家氏はそこに建築職人としての使命を感じている。また、これまで人に支えられ経験を培ってこれたことの恩返しとして、今後は後継者を育成していきたいとも。世界も評価する建築技術を未来に受け継ぐ若手が出てくれることを願ってやまない。 (ライター/帰山いづみ)
|