バッテリーコストを削減し、環境にも貢献
環境、コスト、品質の三課題を
クリアできてこそリサイクル
クリアできてこそリサイクル
現代社会を支えている陰の主役は「バッテリー」だ。大量のバッテリーが消費されている中、合理的なリサイクル手段が求められている。『大阪プラント』は、1987年に国内で初めてリサイクル・トナーを製造・販売し、2009年からはリサイクル・バッテリー事業を開始したパイオニアである。同社は、①廃棄物を最小限にして環境に負荷をかけない、②新品購入よりコストが安い、③新品同等のパワーが確保できるという3つのポリシーでリサイクルを行っている。バッテリー事業は2通りある。一つは電動工具・測量機用を中心としたバッテリー再生事業、もう一つがフォークリフトをはじめとする作業機械用「鉛バッテリー」の新品販売である。特に後者は海外輸入により低価格を実現しており、急速に需要を伸ばしている。さらなる成長を、地球も喜ぶような会社といえるだろう。
(ライター/土谷晴)
(ライター/土谷晴)
大阪プラント 株式会社
TEL:06-4791-0600 FAX:06-4791-0601 Eメール:tona-zigyobu@osakaplant.co.jp
ホームページ http://osakaplant.net
水由来の水素ガスを使った発電装置。完成した800Wの小型発電機。
エアコンの室内機、室外機に簡単に取り付けられ、熱交換器の機能が高まり、コンプレッサーの稼働時間が抑えられるので消費電力を削減できる。
アクセス/近畿日本鉄道けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅より車で約4分
エアコンの室内機、室外機に簡単に取り付けられ、熱交換器の機能が高まり、コンプレッサーの稼働時間が抑えられるので消費電力を削減できる。
アクセス/近畿日本鉄道けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅より車で約4分
水で発電できるエコ装置開発
省エネ商品開発の技術力結集
省エネ商品開発の技術力結集
蓄電池と組合せた試用も計画
小型発電機完成で実用化間近
小型発電機完成で実用化間近
戸建て住宅の設計と並び環境事業を推進してきた「MSK」が、技術力を結集して開発に取り組んでいる装置がある。『水で発電できる装置』。ガソリンや重油の代わりに、水を電気分解して発生させる水素ガスを使って発電するもので、すでに800Wの小型発電機を完成させ、さらに3KW、6KWの装置の試作に入っている。パートナー会社と共同で、この発電装置と蓄電池を組み合わせて複数のビルで試験的に使う計画も進めている。水素は燃焼しても地球温暖化の原因となる二酸化炭素をまったく排出しないクリーンエネルギー。代表取締役三浦剛氏は「この装置は究極のエコ装置であり、製品化すれば、社会に大きく貢献できると思っています」と普及に期待する。エアコンの後ろに取り付けるだけで消費電力を20〜30%カットできる特殊セラミックネット「セルフレッシュネット」などの省エネ商品を開発した技術力が環境事業に新たな地平を拓こうとしている。
(ライター/斎藤紘)
(ライター/斎藤紘)
株式会社 MSK
TEL:0774-98-2040 FAX:0774-98-2060 Eメール:miura@msk-eco.com
ホームページ http://www.msk-eco.com/
(右)照度に優れた「LED照明」LED240W(水銀灯1000W相当)
(左上)灯光器型LED照明40W(白熱球500W相当)
(左下)高級感が漂うスタイリッシユな球体の「宝石箱」
直径約120mm、重量1500g
営業時間/9:00~17:00
定休日/土・日曜日・祝日
(左上)灯光器型LED照明40W(白熱球500W相当)
(左下)高級感が漂うスタイリッシユな球体の「宝石箱」
直径約120mm、重量1500g
営業時間/9:00~17:00
定休日/土・日曜日・祝日
照度に優れたLED照明開発
気密性が高い球形宝石箱も
気密性が高い球形宝石箱も
振り子発電目指す技術活用
日本の元気願う努力の結晶
日本の元気願う努力の結晶
環境に負荷をかけないクリーンなエネルギーとして振り子の運動エネルギーを電気エネルギーに変える『振り子発電』の開発に取り組んでいる「株式会社ニューエナジージャパン」が、消費電力が小さいうえ、寿命が長く、照明の主流になりつつある『LED照明』の自社製品を開発、照度に優れた利点を生かし、需要開拓に乗り出した。また、職人技ともいえる精密加工技術を使い、陽極酸化皮膜アルマイト処理を施したアルミニューム製の高級感が漂うスタイリッシユな球体の『宝石箱』も製作。デザイン性に加え、気密性も高く、宝飾品などの長期保存に最適な構造を備え、同社の目玉商品の一つになりそうだ。注文によってはステンレス、チタン、銅などでも製作可能だ。いずれの開発も「勤勉で几帳面な日本人の特質と高い技術力で日本が元気になること」を念じながら製品開発に取り組む牧野徳志社長の努力の結晶だ。
(ライター/斎藤紘)
(ライター/斎藤紘)
株式会社 ニューエナジージャパン
TEL:049-298-5715 FAX:049-298-5716
高級感を感じさせる高いデザイン性は贈り物にも喜ばれそう。削り出しで段差をつけたデザインは職人技。
『職人が作るチェス』 158,000円(税別)
営業時間/8:30~17:30
定休日/日曜日・祝日・第2、4土曜日
アクセス/JR笠寺駅より徒歩約7分
『職人が作るチェス』 158,000円(税別)
営業時間/8:30~17:30
定休日/日曜日・祝日・第2、4土曜日
アクセス/JR笠寺駅より徒歩約7分
美しくて使いやすい
ハイセンスなチェスセット
ハイセンスなチェスセット
職人による切削加工技術で
仕上げた樹脂性チェス
仕上げた樹脂性チェス
名古屋に本社を構える「テクノプラスト」は、マシニング加工などを自社で行い、旋盤・彫刻・板加工品やプラスチック切削加工を使用した高精度・少量多品種の製品作りを得意とする会社。高精度・高品質な技術を要求される半導体関連部品も製造しており、高い技術力を有している。なかでも一般消費者向けに製造した『職人が作るチェス』は、モノづくりにかける熱い情熱を感じる商品だ。精密切削の技術を活かした同商品は、精巧な仕上がりが特徴でその美しさはインテリアとしても最適。ボードにはABS樹脂を削りだして段差をつけており、ポリアセタールで作られた駒は耐久性があるため割れにくいのが特長。キングやクイーンなどの英語表記は切削加工で丁寧に表現されている。細かな部分まで職人技が光る、高級感溢れる特別なチェスだ。
(ライター/馬場紀衣)
(ライター/馬場紀衣)
株式会社 テクノプラスト
TEL:052-819-1130 FAX:052-819-1133 Eメール:t-office@technoplast.co.jp/
応援の依頼の仕事も「自分の仕事」という責任感を忘れない。優れた提案でクライアントからの信頼も高い。
営業時間/8:00〜17:00 定休日/日曜日・年末年始
営業時間/8:00〜17:00 定休日/日曜日・年末年始
優れた腕と誠実な対応で
全国に活躍の舞台を広げる会社
全国に活躍の舞台を広げる会社
電気工事や電気通信工事を手掛ける『グリッチ』。工事内容は幅広く、病院のナースコールや監視カメラなどのセキュリティー設置、情報通信設備、火災報知設備など幅広い工事に対応。確かな技術と豊富な経験が高く評価され、東京にある大手ホテルから工事の依頼を請け、音響設備の入れ替え工事も担当している。現在は大手電機メーカーと契約し、演出照明設備・太陽光発電設備の仕事にも着手。職人5名と少人数ながら、一人ひとりの責任感の高さとフットワークの軽さを武器に活動の域を広げている。
(ライター/馬場紀衣)
(ライター/馬場紀衣)
株式会社 グリッチ
TEL:011-398-4915 FAX:011-398-6934 Eメール:office@grich.co.jp
ホームページ http://www.grich.co.jp/
災害や事故現場で活躍する『油圧ジャッキ』
70年の歴史を誇る専門メーカー「マサダ」
70年の歴史を誇る専門メーカー「マサダ」
地震や台風などで倒壊した家、高速道での多重事故で折り重なった車……一刻を争う救助現場で活躍しているのが『油圧ジャッキ』だ。重量物の下に配置し、軽い手元の操作力で、何十トンもの物体を持ち上げられるのは驚異的だ。『油圧ジャッキ』の専門メーカー「マサダ製作所」は、創業70年に及ぶモノ作りを通して培った実績とノウハウが製品に結実している。たとえば防災・減災対策品として導入が進んでいる「爪付ジャッキ」では、「爪」の位置が低く、わずかな隙間にも差し入れられる利点の他に、操作ハンドルが180度回転することで障害物をかわしての操作が可能。ラインナップの中には、スプリングによりリターンを素早く出来るタイプも有り、使い手のニーズを広く受け入れている。
(ライター/土谷晴)
(ライター/土谷晴)
株式会社 マサダ製作所
TEL:042-559-1113 FAX:042-559-7334
ホームページ http://www.masada-j.co.jp
「7.5kWスターリングエンジンADMIX-10A」水平対向4気筒発電機出力・回転数は7.5kw,1800rpm
国内協力工場とのライセンス契約で製造・販売を委託。2015年度より初期型(試作モデル)を販売予定。量産開始後の価格は400万円程度を想定。
アクセス/つくばエクスプレスつくば駅より車で3分
国内協力工場とのライセンス契約で製造・販売を委託。2015年度より初期型(試作モデル)を販売予定。量産開始後の価格は400万円程度を想定。
アクセス/つくばエクスプレスつくば駅より車で3分
スターリングエンジンの小型発電機を開発
工場排熱やバイオマスなどの焼却熱を利用
工場排熱やバイオマスなどの焼却熱を利用
「ADMIEXCOエンジン設計」が、安全な熱空気エンジンといわれる外燃機関の一種『スターリングエンジン』を利用した小型発電機を開発した。工場排熱や木質バイオマスなどの焼却熱が利用でき、再生可能エネルギー発電の普及に貢献する技術。受熱部を焼却炉や工場の配管に配置し、熱した窒素ガスの循環でエンジンを稼働、発電する。熱交換器や窒素ガスの流れに工夫を加えて発電量を高め、最大7・5kWの発電出力を実現。電気事業法改正による10kW未満のスターリングエンジン発電の規制緩和を背に、中小工場や農家への普及が見込まれる。
(ライター/斎藤紘)
(ライター/斎藤紘)
ADMIEXCOエンジン設計 株式会社
TEL:029-879-5780 FAX:029-879-5784 Eメール:massa.miyauchi@admiexco.com
ホームページ http://admiexco.com/
「A.O.P」方式のプラント導入事例
紫外線と酸化剤を組み合わせて
有機物の分解を効率化する排水処理装置
有機物の分解を効率化する排水処理装置
「壽(ことぶき)化工機」は、水処理ひと筋に60余年にわたって技術を磨いてきた専門企業である。今回紹介するのは『紫外線促進酸化装置A.O.P』。原理は、紫外線ランプを使ってオゾンや過酸化水素、塩素などの酸化剤を活性化し、水中の汚濁物質を分解させるというもの。発生する「OHラジカル」が酸化・分解の決め手だが、その効果が目ざましい。殺菌および脱色、脱臭のほか、逆浸透(RO)やイオン交換方式処理の効果をあげる。また後工程の処理で使われる活性炭の寿命を延ばすなどの効果もある。自動車関連など排水処理に悩む多くの企業にとって朗報だ。
(ライター/土谷晴)
(ライター/土谷晴)
壽化工機 株式会社
TEL:052-853-2361 FAX:052-853-3701 Eメール:jimuka@kotobuki-grp.com
ホームページ http://www.kotobuki-grp.com/