注目情報はこれだ 2015


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2 岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
『ミスター・ポン』 15,000円(税別、カートリッジ10本付き)

詰まってからでは遅い! いざという時にあると便利!

 『ミスター・ポン』はカートリッジを入れ、スイッチを押すだけでトイレの詰まりを簡単に解消できるお掃除ツール。つまり抜きにみえないスマートな見た目で、炭酸ガスの圧力で一気に詰まりを抜いてくれる。専門の業者を呼ばなくてもすぐ使えるので、もしもに備えて日頃から用意しておきたい。使う人を選ばない簡単便利な商品だ。(業務用)
(ライター/馬場紀衣)

シーバイエス 株式会社
<カスタマーテクニカルセンター>
TEL:045-640-2280 FAX:045-640-2216 Eメール:cxsinfo@cxs.co.jp
ホームページ http://www.cxs.co.jp/

『グッドタイムみまもりサービス』 月額 2,480円

営業時間/9:00~17:00 定休日/土・日曜日・祝日

高齢者の暮らしと健康を優しく見守る
便利で簡単操作の新システム

 電気工事大手「九電工」と介護事業を幅広く手掛ける「創生会グループ」が始めた『グッドタイムみまもりサービス』は、高齢者世帯や独居高齢者が抱える不安を解消する新サービス。専用携帯端末を使用し、急なケガや体調の変化、日常生活の困り事、悩みの相談など、ワンタッチで相談窓口へと繋がり、専門担当者が相談に乗ってくれる。防犯ブザーを搭載しており、地球測位システム(GPS)で居場所を確認。位置を家族へとメールで知らせてくれる。安否の確認だけでなく、日常生活と介護を助ける安心システムだ。
(ライター/馬場紀衣)

株式会社 九電工グッドタイムホーム
TEL:092-534-6500 FAX:092-534-6504 
Eメール:info-kgth@kyudenko-goodtimehome.com

営業時間/24時間受付
定休日/年中無休

故人の遺志、家族の希望、諸事情を考えて
最善の葬儀をする「家族葬」のパイオニア

 91歳で亡くなったおばあさんは生前お花が好きだった。そんな遺族の話を聞いて『ゆうあいサービス』の代表吉田広行氏は、無宗教で、祭壇を花で埋め、故人の写真などを並べた想い出コーナーを設けることなどを提案した。家族・親戚と近所の人だけのささやかな、だが心のこもった「家族葬」だった。……千葉市で早くから「小さなお葬式」を手がけてきた同社は、市営斎場や近隣寺院などと提携して、故人の遺志と家族の希望、さらに費用、日数、葬儀後の供養など諸事情に合わせてくれると評判だ。人の温もり、助け合いを尊重するポリシーが隅々への気配りに行きている。
(ライター/土谷晴)

有限会社 ゆうあいサービス
TEL:0120-277-594 Eメール:cosmos@kbe.biglobe.ne.jp
ホームページ http://www.uai.co.jp/

山口琢磨氏
1925年生まれ。旧制松江中学校から旧制松江高等学校を経て、1946年東京大学第一工学部船舶工学科を卒業、大学院に進むが、結核のために6年に及ぶ療養生活を送る。1953年、防衛庁の警備艦設計に携わる。1958年に「タイセイ・エンジニアリング」を設立。2010年、開発した「押航船団連結装置」(アーティカップル)が、運輸技術の革新に与えられる米国の「エルマー・スペリー賞」を受賞する。

人生の「回り道」にも
余裕で歩んで成果を積む

 山口琢磨氏は、戦争を挟んで東大工学部で船舶工学を学んだ。終戦の翌年、大学院に進んだが結核になって6年間も療養。戦争に続いて人生の「回り道」を歩むことになった。だが山口氏は、「この際、外国語を覚えよう、好きな海外文学の翻訳家になろう」と考えた。英・独・仏は普通過ぎるからと、人のやらないスウェーデン語に着目し、51年にノーベル文学賞をもらったラーゲル・クヴィストを選んだ。先に小品を、後に『刑吏』『こびと』を訳した。「この仕事は余裕ができたらまたやりたいですね。」
 山口氏の経歴は、「回り道」だけでなく、前後が錯綜している。翻訳の成果は船舶エンジニアリングの会社を起こしてから出版された。そのエンジニアの仕事は、戦中に始まる。技術士官候補として呉の海軍工廠に徴用された。「呉の造船所は設計も工法も進んでましたね。ここでは鋲を使わず熔接で造る方法を勉強しました。戦後の53年に自衛隊が駆逐艦を造るので再招集された時、この知識が活きました」
 これが船の世界に戻るきっかけで2年後に「タイセイ・エンジニアリング」を立ち上げた。この会社はフネ屋の間では有名だ。港湾などで活躍するタグボートが艀を繋いで運行する際の接続装置を開発したからだ。その功績で2010年に「エルマー・スペリー賞」を受賞した。
 山口氏は、今も職場でいろんな言語で書かれた業務資料類を、毎日読みさばいている。「米語ばかりが氾濫する現代日本は危ういね。言語の後ろには歴史や文化がある。多元文化の世紀だからもっといろんな言語に接しないと……。マレー語とかが面白いと思う。若い人にチャレンジして欲しい」と言う。どうも頭の柔軟さが違う。余談だが、長生きしてうれしいことの一つは、「学生時代に作曲した東大の学生歌『ただ一つ』が、70年近くも歌い継がれていること」だという。

山口琢磨氏
TEL:047-406-7363 FAX:047-406-7363 Eメール:tyamaguchi@seaple.ne.jp
ホームページ http://www.articouple.com/


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