今の大ヒットはこれだ!! 2017


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
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山田幸一 氏
山梨県出身。法政大学法学部卒業。警視庁警察官拝命、交番勤務、機動隊勤務などを経て刑事として様々な犯罪捜査に関わり、17年間勤務。捜査係長(警部補)を最後に早期退職。その間、アメリカ・ボストン警察にて海外研修。その後、アルコールや薬物依存症の社会復帰施設にて指導員として勤務。その傍ら、大正大学大学院修士課程にて、臨床心理学を学ぶ。その間、アメリカ・ベティ・フォードセンター(依存症治療センター)に海外派遣し、PIR(外部専門家実習プログラム)プログラムを修了。元日本福祉教育専門学校専任教員。

対応時間/原則水・土・日曜日10:00~18:00
アクセス/JR・京王電鉄高尾駅より徒歩約2分
現代の薬物依存症をさぐる

依存(症)からの回復過程より
 依存の問題(特にアルコールや薬物等)には難しいものがあります。『YKカウンセリング&心理相談室』でも、この問題の相談を受理し、その方向性を示しています。依存の問題は、単に本人だけの問題ではなく、本人を取り巻く身体的・精神的・心理的側面や家族的・環境的・社会的側面に至るまでの困難な問題を含めてトータルな支援方法を考え、実践していくことが必要です。また、本人を支援する社会的資源不足や本人自身の依存への否認の問題、高齢化や重篤化の問題、重複疾病化の問題、アルコールや薬物の併用化の問題等々が回復をさらに困難にしていることも見逃せません。その意味では、回復するための絶対的条件は、依存を絶つこと「断酒・断薬」にあるとはいえ、本人の回復へのサポート方法も多様性を帯び、個々人の課題も山積している現状があります。私はかつて生活保護法に基づくアルコール依存症リハビリ施設に勤務し、2003年1月から約1ヵ月あまり、アメリカ・カリフォルニア州ランチョ・ミラージュに所在するベティ・フォード・センター(BFC=アイゼンハワー医療センター内の薬物依存症専門治療センター)でPIRプログラム(外部専門家実習プログラム)の研修を受けてきています。このプログラムには、入院患者プログラムと家族プログラムの二つがあり、両プログラムに参加しました。日課には、運動・セラピー・ミーティング・講義・実習活動等々、個々人に合ったプログラムが用意されていました。今でも、この研修は相談を受けるにあたって役立っていることは、言うまでもありません。ここで、当相談室の経験から回復への提言をします。「自助グループの活用=人の体験を聞くこと、自分の体験を語ること=グループセラピーの大事さ」、「スポンサー=回復のステージにいる人=話し、助けを求めることの大事さ」、「回復に役立つ書物を読むことの大事さ」、「毎日、日誌をつける習慣の大事さ」、「自己の振り返りと気づきの大事さ」等々です。回復には時間がかかります。本人や家族の方にも回復を信じていただき、双方の言い分をよく傾聴しながら、本人に合ったアドバイスを進めてまいります。

YKカウンセリング&心理相談室
TEL:042-666-5989 FAX:042-666-5989  Eメール:koichi_0103@yahoo.co.jp
ホームページ http://yamakou27.jp/

長谷川潮
1963年生まれ。法政大学卒。大学でマルクス主義を学んでいた時、ノーメンクラツーラ「ソビエトの赤い貴族」や中国の文化大革命の告発本を読んで、世の中には、言っていることとやっていることが違う人が多いと知る。卒業後、家業の会社経営に参加して現在に至る。
日本の安全保障の第一歩は、
歴史戦「慰安婦問題」に勝利する事から始まる

 現在、日本に攻め込む意思をもつのは、中国と朝鮮半島しかありません。そして、彼らは、日本人を虐殺できる。それは、反日教育によって、空想被害感情が中華文明諸国の国民の心に醸成されているからであります。
 空想被害感情こそが、民族浄化を生み出す根源なので、彼らの日本への反日感情が空想であるという認識を國際社会に理解してもらうことが現在と将来の危険を防止すると考えます。

人は、なぜ虐殺ができるのか。
 ナチスドイツのホロコーストを知ったのがいつだったのかは、覚えていませんが、ダッハウ収容所の写真は、今もこの目に焼き付いています。その時感じたことは、「信じられないという思い」強い衝撃でした。戦闘現場の前線で、パニックを起こした兵士たちが虐殺事件を起こすのなら、まだ解るような気がします。けれど、平常心を保てる後方で、ためらいなく、ユダヤ人を虐待し、「特別処置」という虐殺を行うことができた「人間」がいたことへの衝撃でした。なぜ人は、見ず知らずの人を惨殺できるまでに憎むことが、できるのか。それは、以後長い間、私の中に大いなる「謎」として残りました。それが、2016年にオバマ前大統領が広島を訪問した時に、私は「謎」が解けたように思いました。その理由を説明する為に、原爆投下についての私見を語らせていただきます。

なぜ、アメリカは、
日本に原爆を投下したのか。

 それは、当時人種差別感情があったからであると思います。2016年のオバマ前大統領の広島訪問に際して、日本政府も被爆者のみなさんも「謝罪」を求めませんでしたが、なぜか「謝罪」が取ざされていました。私自身は、「謝罪」は失礼だと思っていました。なぜなら、オバマ前大統領には、「謝罪」する権利がないからです。つまり、彼が「謝罪」するとは、どういう意味なのかというと「僕が住んでいる家、ホワイトハウスに昔住んでいた人が原爆投下の命令を出しました。私は、今その家に住んでいるので謝ります」こういうことではないでしょうか。そして、アメリカ大統領に「謝罪」されて、無回答ということもできませんから、「過去を忘れて、無かったことにしましょう」彼の「謝罪」とは、当然こういう結論にならなければなりません。原爆で妹さんを亡くした野球解説者の張本勲さんが、「絶対に許せない。けれど謝罪はいらない」という意味のことをおっしゃっていたのが、今も耳に残ります。
 私は、原爆投下が100万人の米軍兵士の命と本土決戦による日本人の民間人の命を救ったという「神話」は信じません。なぜなら過去を振り返れば、米軍は日本本土上陸決戦をするつもりがなかったからでした。計画されていた戦闘計画タクスフォースは、空中戦でした。原爆を含む都市爆撃と後にベトナムに散布する枯葉剤を農村部に散布して、日本の国土を破壊して人の住めない国にする。それが沖縄戦の後で、米軍が立てていた作戦計画でした。そして、終戦後に食糧危機に陥っていた日本に対して、アメリカ政府の計画は1000万人を餓死させるというものでした。戦後になっても1000万人餓死させようとしていた国が、戦時中に日本の民間人の命を考慮するなどあり得ないことだと、私は思います。
 私自身は、原爆投下の決定は、人種差別が大きく影響していると思います。この当時は、人種差別の世の中でした。戦後の軍事裁判では、白人であるドイツ人と有色人種の日本人では、命の重さが違っていました。ホロコーストを計画して行っていたナチス戦犯の絞首刑判決は、3分の2の賛成が必要でしたが、ナチスドイツの依頼を受けてもホロコーストを拒否した日本の戦犯は過半数の賛成で絞首刑の判決となったのです。ですから、放射能の影響が考えられる原爆は、最初から白人国家ドイツへの投下することは、検討されませんでした。原爆の完成がドイツ降伏後であったために、投下目標選定に人種差別問題は表面化しませんでした。けれど原爆投下の目標は、ドイツが降伏する1年以上前(ノルマンディ上陸作戦の前)から日本でありました。選ばれた爆撃隊は、アメリカ本土で日本への原爆投下訓練を行っていました。そしてよりたくさんの人たちを殺せるように、放射能が爆心地に残り続ける周囲を山で囲まれた「京都」や「広島」など「盆地の都市」への投下が計画されたのです。また戦後、米軍の「研究所」に収容された被爆者は何の治療もされずに、原爆の放射能の影響を調べるために検査されていました。アメリカの科学者たちは、自国が落とした原爆で苦しんでいる日本人の被爆者たちの血液検査の採血に注射器を使いました。けれど治療のためには使いませんでした。薬一つ処方せずに、彼らが苦しみながら死んでいく姿を観察して、研究していたのです。この「研究所」に収容された被爆者たちが治療を受けられるようになったのは、日本が独立を回復してこの「研究所」が、日本政府の運用する「病院」になってからでした。
 フィリピンでは、1901年サマール島で38人の米軍兵士が襲われて死んだ報復として、「サマール島とレイテ島の10歳以下の島民全員を抹消すべし」と命令がだされました。その虐殺命令の任務完了時の報告は、「10歳以下の子どもは一人もいませんでした」だったそうです。そして少なくとも10万人が殺されました。1898年から1902年の米比戦争で戦闘を指揮した米軍の将軍30人の内26人は、インディアン戦争でジェノサイドを指揮した将軍たちでした。
 これは、いずれも過去の事実です。ですから1960年代の公民権運動を経て、人種差別が否定されている現在になって、すなわち、ベトナム戦争の後に、例え人種が違う敵方であっても、民間人の命を攻撃対象とすることが否定されたからと言って、過去にさかのぼって、「広島」「長崎」の民間人の被害が「一言謝ったのだから、ノーサイド」。その論調がいやだったのです。「広島」「長崎」は、13世紀にモンゴル軍・中国・朝鮮連合軍が九州に攻め寄せてきた「元寇」が、今も語り継がれているように、永遠に忘れられない事実なのです。私時代の価値観が変わったからと言って「関係ない人」に謝ってもらいたくないと思うのです。けれど、謝ってもらいたくないからと言って、現在のアメリカ人を憎んでいる訳でも、恨んでいる訳でもありません。と同時に敗戦を「恨み」にも思っていません。「大いなる悲しみ」から「怒り」「憎しみ」の炎を燃え立たせれば、自らを苦しめることになるからです。恨んでいる時、怒っている時、憎んでいる時には、人は楽しむことはできません。苦しみの元になった過去にとらえられていては、前に向いて希望に向かって進むことができません。つまり「大いなる悲しみ」を忘れることは、絶対にありません。けれどそのために不幸であり続けたいとは、思わないのです。戦争中に一人のアメリカ軍人の命と1000万人の日本人の民間人の命とをはかりにかけて、一人のアメリカ軍人の命をとった。それが、当時のアメリカの戦争だったのです。だからこそ、「関係ない人」に謝ってもらいたくないのです。

本当の被害者は、
本当の加害者を知っている。

 こう考えた時、私は、ユダヤ人の人たちが今もナチスの親衛隊員を追い続けていることを思い出しました。90歳を超えた元親衛隊員個人を追い続けているのです。そうです。彼らも「誰が」自分たちを虐待したのか。「誰が」同胞を虐待したのか。実際の加害者が「誰か」ということを知っています。だからユダヤ人の人たちも無関係だった「普通のドイツ人」を糾弾しないのでないでしょうか。本当の被害者は、本当の加害者を知っているのです。だからこそ、本当の加害者以外には、怒りももたず、報復したいとも思わないのではないでしょうか。

妄想被害者だから、
残虐行為ができる。

 つまり、ホロコーストでも、バルカン半島でも、現在のISでも、プロパガンダによって「妄想被害者」になった人たちだからこそ、残虐行為ができるのではないでしょうか。「こんな目にあわされたから、同じ思いをさせてやりたい」これが、実際被害からの復讐心です。けれど「妄想被害者」は、元々「行為」の源が「妄想」なので、どんな残虐行為をしても(それによって良心が痛んでも)「自分たちの仲間はもっとひどいことをされたに違いない、これは当然の報いだ」と妄想を膨らませて、是認していくことができるため、残虐行為に歯止めがかからないのです。
 こう考えた時、私は、「謎」が解けたと思ったのです。なぜならNHKのドキュメンタリーで、広島の原爆の人体への影響を研究していたという人物は、私には、普通の良識人に見えました。彼は、「もし、軽症の被爆者に当時開発されていた抗生物質などを投与していれば、助けられた人たちもいたと思う」と証言していました。良識を持つ科学者がなぜ、自国の落とした原爆によって死にいく人々をただ観察していることができたのかと言えば、それは彼らが、その当時の日本人を同じ人間だとは思っていなかったからではないでしょうか。反日米国人のプロパガンダに洗脳されて、「日本人は、残虐で狂信的な退治すべき人類の敵」であると認識していたからだと思います。だから人類の敵であると認識してユダヤ人の苦しみを見ていることができたナチスと同様に、死にいく被爆被害者をただ観察していることができたのです。そして、戦時中には、正義のために戦っていると自任していた米国兵が、戦死した日本兵の頭部を大鍋で煮詰めて、頭蓋骨を置物にして「頭蓋骨鑑賞を楽しむこと」ができたのだと思います。

現在の「妄想被害者」
 現在でも、妄想被害を膨らませて、架空の敵対者を作りだしている人は、よく考えば、どこにでもいます。ISがイスラム教徒の「妄想被害者」だとすれば、イスラムデモに熱狂する人たちも、また「妄想被害者」であると言えます。なぜなら、17億人のイスラム教徒が本当に敵対的だったら、安全に暮らせる土地は、この地球上にはなくなるでしょう。つまり、ほとんどの人たちが普通に暮らしているという事実が、本来イスラム教徒が平和的だという証拠であると思います。
 また、このような人は日本国内にもいます。70年以上前の戦争で国内外の民間人が、塗炭の苦しみを味わったのは、現在の自民党政権の責任だと言わんばかりに「何にでも反対」している人たちです。彼らの目には、安保法制の中に、現実にはどこにも書いていない「戦争法案」という見えない文字が妄想の力で見えるのでしょうか、どこにも存在しない「戦争法案」に反対だと主張しています。

日本の危険要素は、
「反日妄想被害者」である。

 そして、このような人たちは、隣国の中国や韓国にはたくさんいます。幾人かの在米韓国人の目には、全く別物の朝日を連想させる模様が「旭日旗」に見えるようです。そう本当に危険なのは、妄想被害で理性を失った人たちが、「妄想」によって残虐行為を正当化していることではないのです。実際被害からの復讐心「こんな目にあわされたから、同じ思いをさせてやりたい」は、実際の被害の記憶という歯止めがあります。けれど「妄想被害者」は、元々「行為」の源が「妄想」なので、どんな残虐行為をしても「自分たちの仲間はもっとひどいことをされたに違いない」と妄想を膨らませて、是認していくことができるため、残虐行為に歯止めがかからないのです。現在の韓国人は、間違いなく反日妄想被害者です。慰安婦問題も強制連行問題もすべて、日本人を悪役にするための妄想によって作り出されています。
 つまり、日本の安全保障は、歴史戦に勝利することによってもたらされます。現在では、中国と南北朝鮮以外の国で、日本と戦火を交えようという意思を持っている国は、存在しないからです。そして、歴史戦に勝利すれば、すなわち、彼らが日本を恨む理由がそもそも存在しないということが、国際的に認められれば、彼らは沈黙せざるを得なくなります。
 歴史戦の方法とすれば、まず韓国に徹底的に勝利すれば、中国には実利のために歴史戦を仕掛けてきている理性のある人たちもいるので、圧力は減少します。つまり、軍事費を増加させるよりも歴史戦外交に力を入れる方が安上がりで安全だと思います。

長谷川潮

株式会社 美膏
代表取締役 髙須俊雄 氏
長野県出身・明治大学機械工学卒。省力機械、舞台装置の設計事務所(六本木:金魚、NHK初期吊り舞台等)の経営を経て、現在の会社(石膏による世界初3D手形、置物、Nタグの開発等)に従事:趣味で始めた会社です。2012年10月、3D手形がNHKで放映されました。特許、実用新案出願多数。
甲子園の思い出を「甲子園の土」を使ったユニークな形、
「記録を入力」し残す。アイデア商品

日本初 NFC対応スマホで入力:
「読み取り」、「書き込み」可能(特許、実用新案取得済)

 手形、足形平面ではなく世界初の実物大の3Dで残すメモリアルアートで有名な「株式会社美膏」がこれまたユニークな甲子園グッズ、置物(2018年の干支「犬」)を販売している。その名も『甲子園の土で作ったボール』。ボールの下地は甲子園の土でできていて、正面に取り付けられたボタンには無線によるタッチ通信が可能な「Nタグ」が埋め込まれており、スマホをかざすことで観戦日、観戦試合、スコア等を書き込み、読み取ることができる。また表面には校章マークや選手等の写真がエポキシ樹脂封入されているので記録としても記念としても最高のグッズである。このボールの他にやはり甲子園グッズとしてフォトストラップがある。こちらもストラップ内に「Nタグ」が入っていて、同様に観戦日、観戦試合、スコア等の書き込み、読み取りができる。身元確認項目を入力すれば、万一落としたり忘れたりしても安心だ。大切な甲子園の思い出を記念、記録として形に残したいと言う人にはいいかも知れない。

「地元の土」を使った置物「願い事を入力」できる
「お守りとしての置物」2018年の干支「犬」

『甲子園の土で作ったボール』と同様地元の土で作った2018年の干支「犬」の置物で、裏側に「Nタグ」が埋め込んであり、「願い事を入力」でき「お守り」となる。数量がまとまればその地方の土で製作致します。

株式会社 美膏 代理店募集中
TEL:0289-74-7283 FAX:0289-74-7285 Eメール:bikou@bc9.ne.jp
ホームページ http://bikounote.com/

千春会 ハイパーサーミアクリニック
院長 近藤元治氏
京都府立医科大学卒。同大第3内科に入局し内科医に。米ハーバード大学に2年留学後、同大第1内科教授に就任。同大附属病院長で定年退官。2010年、『千春会ハイパーサーミアクリニック』院長就任。専門は内科学。ガン難民と呼ばれる人々の救済に専念。リウマチの治療のエキスパート。 「エイズとガンの免疫学」など著書多数。
下右:『ガンになってもあきらめないで! ―注目されるハイパーサーミア(温熱療法)の効果』
ガン患者のQOL向上に注力
副作用のない温熱療法推奨

発がん物質の包囲網を指摘
3大療法の限界を乗越える

「第4の対ガン戦略」。ガン治療やガン患者の終末期医療に長年取り組んできた『千春会ハイパーサーミアクリニック』の院長近藤元治さんが力を入れるは、ガン患者の生活の質を高める温熱療法。だれでもガンになり得るこの時代の生き方と医療の実情を考慮した選択肢だ。
「今の時代、発がん物質の包囲網の中で生活し、ガンにならずに人生を全うするのは奇跡に近いのです。ガン治療の中心になる外科手術、放射線治療、化学療法の進歩は著しいのですが、それでもガンが死因のトップであり、征圧は不可能に近いといえます。となると、ガンを敵視せず、平和共存することで生活の質QOLを高め、普段通りの生活をしながら人生を全うできる手段を考えるのは自然なことですね」
 近藤さんが推奨する「温熱療法ハイパーサーミア」は、ガン細胞が温度に弱いことを利用し、電磁波加温装置で副作用なく深部のガン病巣を縮小させる治療法。近藤さんは「前向きの緩和医療」と位置づけている。

千春会 ハイパーサーミアクリニック
TEL:075-958-6310 FAX:075-958-6320

笠茂歯科医院
院長 笠茂享久氏
北海道出身。歯学博士。日本大学歯学部卒。日本大学大学院歯学研究科修了後、4年間勤務医を経て1989年に『笠茂歯科医院』開業。「生体構造調律研究所」「OBG研究会(重力に基づく咬合力学研究会)」創設。著書に「歯はいのち! ―気持ちよく噛めて身体が楽になる整体入門」(文藝春秋社刊)など。
中段:噛み合わせの治療には多くのデータが必要です。中でも、写真の装置(K7)から得られる顎の動きと噛む筋肉の活動電位が見られる筋電図のデーターは重要です。
下右:『歯はいのち!』(文春文庫)
咬合に与える重力の影響研究
歯科治療に整体法活用し成果

身体を整え歯の不調を改善
整体は三つのメソッドが軸

 歯科医療に携わる人たちの間で注目度を高めているセミナーがある。「重力と咬合セミナー」。2017年9月にも東京で開催されるこのセミナーを主催するのは「OBG研究会(重力に基づく咬合力学研究会)」。噛み合わせドクターとして知られる『笠茂(かさも)歯科医院』の院長笠茂享久さんが立ち上げた研究会だ。笠茂さんは、整体法を歯科治療に取り入れ、体の調律をする歯科医師ともいわれる。重力と咬合の関係に迫る研究は、メディアも注目する独自療法の論理的な支えでもある。
「人間は、重力に逆らって立っているため、いろいろな筋肉を使っています。咀嚼器官(口)も運動器であるがゆえに力学的に重力の影響を強く受けています。バランスを崩すような姿勢をとると、その姿勢を保つために一部の筋肉が緊張して重力に抵抗し、身体にゆがみが生じて肩こりなどが起こり、噛み合わせにもズレが生じてきます。実際、肩こりに悩む患者さんの多くに上下の歯の中心線がずれている偏位が認められます。噛み合わせのズレで顎を支える筋肉に負担がかかり、首や肩の筋肉も絶えず緊張するという悪循環に陥ってしまうのです」
 笠茂さんは、咬合治療を行う上で全身と重力の関係を理解することが不可欠と考えているが、治療で重視するのが整体法の活用だ。
「歯は、単にものを噛むためだけの場所ではありません。人体という精巧な構造体の中で全身のバランスをとる一番大切な場所なのです。歯は、全身の筋肉や臓器と相互に影響し合っています。噛み合わせが整うだけで、身体全体のバランスがとれ、筋肉や内臓の機能が回復するようにできています。私が行っているのは整体的診療、つまり口(噛み合わせ)と首から下を別に考えるのではなく、それらを全身のつながりの中でとらえ、身体を整えることで噛み合わせの不調を改善するものです」
 その方法は「頭頂部をゆるめる」「足から全身のバランスをとる」「口のねじれをとる」という三つのメソッドを軸にしたものだ。
「噛み合わせが悪い人や顎関節症の人は、頭の皮膚が張ったように硬い方が多くいらっしゃいます。そこで頭頂部や後頭部を触ったり、マッサージしたりすることで噛み合わせが良くなることが多いのです。また、全身の筋肉を包んでいる筋膜がよれたようになると、噛み合わせに影響してきます。その筋膜の緊張をほぐす方法として、重力の負荷を最も受ける足のバランスの中心点である中指の付け根のくぼみをもみほぐしていきます。もう一つが「口腔内マニピュレーション」といって、頬と歯の間の深い部分に指を入れて行う口腔マッサージ法で口の中の緊張とねじれをとる方法です。口の中は三叉神経が知覚した情報を脳に送っていて、髪の毛が一本入ってもわかるほど敏感です。マッサージの刺激で噛み合わせも画期的に変わるのです」
 歯の大きさのバランスが悪い叢生、出っ歯と呼ばれる上顎前突、受け口歯とよばれる下顎前突、極端な深い噛み合わせの過蓋咬合、口を閉じていても前歯が上下で噛み合わない開咬、奥歯の噛み合わせが横にずれている交叉咬合などの不正咬合、噛むと顎に痛みが走る深刻な顎関節症など様々な症状と噛み合わせ診療で向き合う笠茂さん。噛む力は生きる力といい、口腔ケアの重要性を説く姿勢を貫く信念は明確だ。
「歯科医師は、歯だけ診ていてはいけない。全身のつながりの中で歯をとらえてアプローチしなければ根本治療にならないと考えています」

笠茂歯科医院
TEL:03-3355-3987 FAX:03-3355-3667 Eメール:support@kasamo.jp
ホームページ http://www.kasamo.jp/

下左:顎変形症治療、治療前、治療後、健康保険適用

医療法人社団 吉田矯正歯科クリニック
院長 吉田建美 氏
大阪大学歯学部卒。同大歯科矯正学講座に入局。米国ノースウエスタン大学に留学、歯学修士取得。阪大に戻り、助手、講師、助教授として勤務、歯学博士の学位取得。1990年、『吉田矯正歯科クリニック』開院。2006年、第1回日本矯正歯科学会専門医試験合格。日本矯正歯科学会認定医・指導医・専門医。
外科的矯正治療で示す
高度精緻なテクニック

手術で顔貌を劇的に改善
先駆的取組みで医療先導

 矯正歯科治療の国内屈指の名医、『吉田矯正歯科クリニック』院長の吉田建美(けんみ)さんが、その実力を示すのが顔の歪みを伴う歯並びや噛み合わせの異状に対する「外科的矯正治療」だ。
「手術を併用する矯正治療を外科的矯正治療といい、上下顎のサイズ、形態、位置関係に著しい不調和がある場合に行います。一定期間の手術前の矯正治療の後、全身麻酔下の手術で顎骨を離断し、位置決めをして顎骨をビスやプレートで固定、骨が強さを取り戻すのを待ちつつ、より緊密な噛み合わせになるように術後矯正治療を行います。歯並び・噛み合わせはもとより、顔貌の劇的な改善が期待でき、長年のお悩みやコンプレックスから解放されます」
 大学時代に留学先の米国で、現在の日本の矯正治療のベースになっているワイヤーによるエッジワイズテクニックを学び、この技術を使って先駆的に「外科的矯正治療」に取り組んだ実績が精度を支える。

医療法人社団 吉田矯正歯科クリニック
TEL:078-332-5735 FAX:078-332-5736 Eメール:info@yoshida-ortho.jp
ホームページ http://www.yoshida-ortho.jp/

池袋シティクリニック
院長 小菅正義 氏
日本医科大学、東京薬科大学卒。『池袋シティクリニック』開業。日本大学板橋病院医療連携医、帝京大学医学部附属病院医療連携登録医、日本医科大学付属病院医療連携登録医。現在、日本医科大学脳神経外科学在籍中。海外へ行く人への旅行医学診療も行う。
全人的医療を支える経験と知見
薬剤師の資格を持つ医師の強み

心療眼科の手法も取り入れ
旅行医学診療相談にも注力

 医師と薬剤師の国家資格を併せ持つ『池袋シティクリニック』の院長小菅正義さんは、日本古来の伝統医学を基礎にした漢方にも精通し、眼科を診療科目の柱に据えながら、全人的医療の追求で異彩を放つ医師だ。
「生活環境の変化が著しいこの時代、病には様々な要因があり、専門的な診療だけでは対応できない場合が少なくありません。全人的医療は、患者さんの健康問題を生物学的、心理的、社会的な側面など多面的な視点から検討し解決しようとするもので、内科、精神科、心療内科、婦人科、皮膚科の経験、漢方の知識も生かして診療に当たります」
 眼科では、疾患が心因性のものかを判断して治療する心療眼科の手法も取り入れている。薬剤師としても30年超の経験と医師の知見に基づくオーダーメードの処方に力点を置く。全人的医療の精神がここにもある。
「眼から全身、全身から眼へという双方向の視点を持って患者さんのニーズを的確に把握することが何より大切と考えています」
 小菅さんは、一般社団法人日本旅行医学会が実施する厳しい試験と審査に合格したごくわずかな認定医の一人。世界各地のウイルス感染症の流行状況とその対策、車中泊による血栓症対策など旅行者の安全に役立つグローバルスタンダードな知識を持ち、それに加えて自身の豊富な海外経験も生かし、旅行や留学、海外赴任などを目的に海外へ行く人を対象に、出発前の医療相談を含め科学的根拠に基づく旅行医学診療も行っている。

池袋シティクリニック
TEL:03-3982-7373 FAX:03-3982-7373
ホームページ 池袋シティクリニック

扱う医薬品は、2,000品目。注目は、小林化工株式会社の前立腺肥大症を伴う排尿障害改善剤。

大内商会 株式会社
代表取締役 大内徳次郎 氏
宮城県出身。高校時代は野球に情熱を注ぐ。卒業後、大手医薬品メーカーに入社。営業職として大学出身者と伍して活躍、1,000人以上いる営業マンの中でトップを獲った経験を持つ。事情があって早期退職した後、招かれて高齢者福祉施設の館長を3年ほど務める。その後、業界の縁もあり、『大内商会株式会社』を設立。
医薬品卸の販路開拓へ
自身の経験と知恵が力に

社員と顧客を大切にする想いで事業を展開
業界再編にも準備を怠らず

 宮城県仙台市にある『大内商会株式会社』は、シェア争いにしのぎを削る医薬品卸業界にある中、着実に販路を開拓し、維持をしてきた。業界を支えたのは、代表取締役の大内徳次郎さんだ。自身が十数年ほど前に、大手メーカーを務めた後、事務所を借りての医薬品卸を新規開業し独立して今に至っている。今日も変わらないのは、しげしげと足を運び、お客様とコミュニケーションを作り、しっかりと維持していくことを大切にしている。もちろん、営業の決まりごと、絶対厳守事項も常に頭にいれての活動だ。どんなことでも想いを込めて、毎日を楽しく生きようとする前向きな心持ちはこの笑顔と結果に結実するのだろう。業界が長くなってくるとマンネリが進み、仕事の後先を見失う傾向があり、それを是正し、毎日を振り返って仕事を楽しくなる様、励みにし、呆け防止に邁進している日々。そうすることによって、業績が自然とついて来ると信じてきた四十数年であった。
 現在は、消費税、薬価改正に伴い、医薬品卸業の経営環境は厳しいものとされているが、あまり先のことを考えずに現実を見つめ直し、お客様と社員を大切にする姿勢は今後も変わらず、『大内商会』として成長していくのだろう。

ジェネリック医薬品卸 大内商会 株式会社
TEL:022-722-6227  FAX:022-722-6228


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-86059