イギリスの人々は室内にもたくさんの鉢植えを置いている。切り花は一週間で枯れてしまうが、鉢植えなら枯れるばかりか育てる楽しみがある。たとえ庭がもてなくても、庭に出たときのあの心地よい雰囲気を、部屋の片隅に作ることができる。
日本の都市部では圧倒的にマンションに暮らす人が多いが、霜で植木が傷む冬の間だけでもベランダから室内に鉢を移動して、部屋を庭の一部のようにしてはどうだろうか。冬にイギリスのB&B(民宿)を訪ねると、居間からバスルームまで、夏より鉢植えが増えていることに気づく。イギリス人にとって鉢植えは家具と同じ感覚のものと聞いた。
温かい春夏、人々は鉢植えを裏庭に置き、冬になると室内に入れる。鉢は地面に植えた草花と違い、まるで家具のように季節やライフスタイルの併せて自由に動かせることを、私たちはうっかり忘れてしまっている。
小さな鉢植えや観葉植物は、もはや私の部屋になくてはならないものだ。そして、そうした植物たちにワンランク上の演出を加えてくれているのが「エム・エクステリア」の『フラワーポット』。生活シーンにあわせて作られたプランツパッケージは、植物と調和する生活を見事に実現してくれた。
フラワーポット
大切な人への贈り物に。ポットに名前と日付を入れ、植物をセットにして贈るサービスも行なっている。
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