近来、ローマやパリ、ニューヨークでは、男性が仕事をする時に身につけるスーツを「ビジネススーツ」ではなく「パワースーツ」と称するそうだ。具体的にはグローバルでクラッシクなスーツを意味しているが、こうした言葉が出てきたこと自体、スーツがますます政治的色彩に帯びてきたことを暗示している。
しかしどんなに高価なスーツをまとっても、身体の芯がビシッとしていなければその品格も半減してしまう。特に日本人は、姿勢が正しいかどうかでその人の心の姿勢までも判断されたものだ。右肩下がり、猫背、O脚……これではせっかくのスーツも泣くだろう。
そこで注目したいのが、『体幹チューニング』。元々アスリートのパフォーマンスを引き出すために生まれたもので、崩れた身体のバランスをすばやく調律し、本来の力を引き出してくれる画期的な手技だ。人間の身体は軸となる体幹部(コア)に生じているブレを正してくれるというトレーニングは、K-1
WORLD MAX2007王者のアンディ・サワー選手も取り入れていることでも有名。マッサージや整体とは違った独自の施術方法は「呼吸をしながら気持ちよく調整できる」と大好評を博している。
身体の芯をつくった上であつらえたスーツは、凛となる瞬間を作り出してくれるに違いない。本物の品格を築き、ビジネスシーンで勝ち抜くため、ぜひこの体幹チューニングを体感してほしい。
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