令和のベストヒット大賞 2022

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最前線医療のプロフェッショナルドクターと
信頼できるいい病院
地域住民の健康を守る使命感と意欲鮮明
先進的医療導入で診療体制の充実化追求

しっかり診る姿勢重視
循環器診療の体制強化


『羽生総合病院』は、質の高い医療の提供という松本裕史院長が掲げる絶対命題の下、明確な医療哲学を持って組織を牽引する医師が専門知識と経験に裏付けられた工夫と努力で、地域住民の健康を守るための医療体制の充実化を進めてきた北埼玉地域最大の医療拠点だ。
 その中心的な存在が循環器専門医と総合内科専門医の資格を持つ髙橋暁行副院長。目指すのは大学病院の縮小版のような高い機能を持つと同時に受診者が1日で複数の診療科を受診できる小回りの利く病院としっかり治療できる救急医療、そして地域の家庭に入り込む医療だ。
「当院は大きな組織ですが、地域のかかりつけ医です。その役割で重要な救急医療は受け皿となるだけでなく、しっかり診る院内機能が大事と考えています。日常の診療では、受診者に最初に触れる内科を強化していきます。入口で診療が間違えばその後の治療に支障を来たすからです。さらに、患者さんとの人間関係を深め、大学病院ではできない、患者家族の皆さんの健康も診ることにも取り組んでいきたと思っています。その一方で、質の高い医療を実現するため、先進的医療も追求していかなければなりません。心臓血管外科の診療体制は、日本医科大学心臓血管外科の関連施設になったことで大きく前進しました」
 病院が持つ使命と機能に対する明確な認識がこの言葉から伝わる。
 もう一人が、その日本医科大学の心臓血管外科講座主任教授を長く勤め、退職を機に招聘された新田隆・循環器統括顧問。不整脈外科研究会の代表世話人も務めた国内屈指の不整脈治療の名医だ。教え子二人が心臓血管外科部長に就任、同大学との連携が強化された。
「医療機関は、常に医療技術をレベルアップしていかなくてはなりません。大学病院では先端医療の研究に取り組んでいますので、その技術と知識を導入できることはレベルアップに寄与すると思っています」
 新田顧問の探究心は衰えず、新たな手術法の開発に情熱を燃やす。
「心臓病の治療法は進歩してきましたが、発症機序など未解明な部分がまだ多くあり、ゴールが見えないのが実状です。中期的目標は、キズが小さい低侵襲医療の充実化です。回復が早く、手術侵襲による身体的負担の軽減が期待できるからです。高齢化と共に心臓病は増えていきますので、様々な知見を動員して研究を進めていきます」
 同院に導入された手術支援ロボットによる精緻な手術も目指す。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 徳洲会 羽生総合病院
TEL/048-562-3000 
Eメール/hanyuhp@fureaihosp.or.jp

心臓外科の発展を目指し技術普及に尽力
受診者の心も癒す信頼される人間力鮮明

国内外の学会で紹介する
大動脈瘤の低侵襲手術法


「日本やニューヨーク、オーストラリアの病院で、患者様の命を救う高いレベルの技術と患者様から信頼を寄せていただく人間力を磨いてきたつもりです。交流のあったドクターたちと切磋琢磨し合いながら、心臓外科を発展させる一翼を担うことが私の目指すところです」
 千葉県松戸市の『新東京病院』で国内屈指の手術症例を重ねる心臓血管外科の主任部長を兼ねる中尾達也副院長は、この決意に違わぬ道を一直線に歩んできた医師だ。その象徴が海外プロクター(指導医)として胸部動脈瘤に対する『オープンステントグラフト手術法』を普及させる活動。大動脈瘤は心臓から全身に血液を送る大動脈にコブができ、破裂すると生命の危機につながる疾患だ。
「国産ステントグラフトを用いた『オープンステントグラフト手術』は、日本発の医療技術で、胸を開けて患部の血管にステントグラフトという金属製の骨組みに支えられた人工血管を挿入する方法です。直視出来るので患部にステントグラフトを確実に留置でき、手術時間の短縮化につながり、傷口も小さくて済む低侵襲な手術法です」
 この術式についての250症例に及ぶ経験を国内では関係医学会で発表、海外では台湾の病院に自ら出向いたり、医師を日本に招いたりして実地指導したほか(写真①)、台湾や香港、豪州の医師も参加した国際大動脈シンポジウムを『新東京病院』にてオンラインで開催する(写真②)などその活動は多岐にわたるが、術式を解説したイタリアでのプレゼンテーション(写真③)は最優秀賞の一つに選ばれ、オンラインで世界に配信する価値のある学術資料としてイタリア、ボローニャ大学のBarto Lomeo教授に承認された(写真④)。
 中尾副院長がもう一つ重視するのが「患者様の心も治す医療」だ。
「患者様が心臓の手術を受けてくださるということは、言い換えると、自分の命を預けてくださるということです。私は病院に来ない日はありません。土曜日も日曜日も病院に顔を出します。なぜなら、病と闘う患者様には、土曜日も日曜日もないからです。技術を駆使して患者様の心臓を治すだけでなく、心を治すことも私たち心臓血管科の役目だと考えています。そのため、患者様とは信頼関係をしっかり築いた上で、手術に臨めるよう最大限努力を尽くしています」
 中尾副院長は、広島出身で両親は原爆被爆者。その最期を看取れなかった悲しい経験がこの姿勢の背景にある。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700

鼠経ヘルニアの日帰り手術に特化し開院
腹腔鏡手術で日常生活への早期復帰支援

手術が唯一の治療方法
全身麻酔で安全に施行


 2022年4月に東京・新橋で開院した『新橋DAYクリニック』は、麻酔科医が院長を務める日本初のクリニック。診療科目を鼠経(そけい)ヘルニアの日帰り手術に特化し、日本専門医機構認定麻酔科専門医の岡村正之院長を中心に麻酔医三人と外科医三人のチーム医療で安全に手術を施行、日常生活への早期復帰を支援する。
「鼠径ヘルニアは、本来お腹の中で内臓を支え収める役割をもつ腹壁の筋力が弱まり、その弱い部分から腸や内臓が太ももや下腹部にはみ出してしまう病気で、脱腸とも呼ばれています。症状は下腹部のふくらみ、痛みや違和感などがあり、男性では陰嚢に症状がでることがあります。放置すると、ヘルニアの穴に腸がはまり込んで抜けなくなる嵌頓(かんとん)という状態になって血流が途絶え、腸が壊死することもあり、命に関わることから早期の治療が必要です。原因は加齢や生活習慣、仕事、病気などですが、先天性のものもあります。乳幼児や中高年の男性、妊娠後の女性などに多くみられる病気ですが、自然治癒することはなく、薬でも治療できません。治療法は手術のみです」
 手術のプロセスは周到にして緻密だ。
「スタッフ全員で患者確認を行い、点滴による全身麻酔を開始し、手術後の痛み止めとしてのブロック注射を腹部に行います。術式は鼠経部を5〜6㎝切開をする手術と腹腔鏡を用いる手術がありますが、当クリニックは、傷が小さいため身体へのダメージが少なく、早期の社会復帰が可能な腹腔鏡手術を採用しています。お腹に5㎜の穴を3ヵ所開け、そのうちの一つの穴から腹腔鏡を入れ、モニターで見ながら、別の二つの穴から入れた手術機器を操作して脱出した腸をお腹の正しい位置に戻し、医療用のメッシュで脱出した穴である筋肉の隙間を覆います。手術自体は片側約30分程度で、麻酔から覚醒後、1〜2時間個室で休んでいただきます。この間、スタッフが痛みの具合など体の状況をチェックします。ご来院からご帰宅まで4時間程度で済みます。ご帰宅後は日常生活を送っていただけますし、翌日からお仕事に復帰可能です」
 執刀の中心を担う黒崎哲也医師は日本外科学会認定外科専門医で、板橋中央総合病院で腹腔鏡手術センター長を務めている。
(ライター/斎藤紘)

新橋DAYクリニック
TEL/050-5527-1126 
Eメール/ info@1dc.jp
ホームページ 
https://1dc.jp/

患者さんの治療希望と専門医の治療目標を一致
最先端リウマチ膠原病治療と漢方・鍼灸の統合医療施設

大病院以上の水準維持
挙児希望の女性を支援


「患者さん主体のオーダーメイド治療を実践し、同時に患者さんの身体のすべてに積極的に携わり、心身ともに患者さんの健康を維持する」
 医療法人の理事長として2006年、国内初のリウマチ・膠原病治療に特化したクリニックを東京・世田谷に開設したのに続き、リウマチ・膠原病治療のフラッグシップを標榜する『新宿南リウマチ膠原病クリニック』を 2020年に開院した吉田智彦先生は現在、東信よしだ内科・リウマチ科の3施設でリウマチ・膠原病診療を行っている。 
「リウマチ・膠原病は自分の組織を異物として認識してしまい自分自身の組織を攻撃してしまう自己免疫に異常をきたす疾患です。リウマチ・膠原病に罹患した患者さんは、生涯その病気と付き合うことなり、専門医による的確な治療を受けないと日常生活動動作(ADL)や生活の質(QOL)の低下を招くため、治療の目標を明確にして寛解を目指す必要があります。難病であるこれらの疾患の受け皿となっている大学病院などの受診では、半日待って3分診療が現実であり、患者さんの日常生活まで視野に入れた治療は不可能です。この課題に応える診療体制を目指したのが当クリニックです。診療は受診者に問診票を記入してもらい、日常の些細な変化を把握することから始まります。この問診票に患者さんの治療の希望を書いてくださいという欄があり、患者さんにご記入いただきます」
 関節リウマチの治療には、関節破壊を防ぎ、寛解を目指すためメトトレキサートを内服する。メトトレキサートが効果不十分の場合には、生物学的製剤やJAK阻害薬の追加をして寛解を目指す。多様な症状をきたすリウマチ・膠原病の患者さんに対して関節機能維持改善、コンディショニングが必要な患者さんにはリハビリテーションや鍼灸治療を提案。特に漢方治療との並診に力を入れており、免疫力の向上やステロイドの減量、中止などを期待する患者さんには佐藤弘医師、花輪壽彦医師の漢方治療を受けることができる。
 高度医療機関以上の精度の高いリウマチ膠原病と漢方治療を統合医療をリウマチケア看護師、リウマチ登録ソノグラファー、リウマチ登録理学療法士、鍼灸師などチーム医療でリウマチ膠原病患者さんを治療する診療体制を構築した吉田統括院長は、子どもを産む意思がありながら高額のバイオ治療で諦めるリウマチの女性のために、バイオ治療費の支払いよう猶予する絆基金を創設、2022年10月には新宿スカイビル健診テラスを開設し、受診者様の健康の維持管理に努める。さらにリウマチ患者さんの日常生活を時計などのウエラブル端末と携帯電話を利用してメディカルスタッフと共有するリウマチアプリの実用化も近いという。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 東信会 新宿南リウマチ膠原病クリニック
TEL/03-3370-5100 
Eメール/HPのお問い合わせフォームより
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甲状腺疾患治療の国内屈指の名医が診療
病状を正確に把握する精緻な検査を重視

大学教授を退職後就任
診療のウイング広げる


 内科、精神科、心療内科を擁する『菱沼クリニック』で内科を担当する菱沼昭院長は、甲状腺濾胞のホルモン産生能に関する研究で医学博士の学位を取得、獨協医科大学教授を定年退職した後も日本甲状腺学会で理事長を務める国内屈指の甲状腺疾患治療のエキスパートだ。米国のコロンビア大学大学院やエール大学、アリゾナ大学などの名門大学で研究したほか、臨床検査学や内分泌代謝学、感染症学に精通し、クリニックでの診療に高度の専門知識と臨床経験が生かされる。
「甲状腺疾患の発症頻度は高く、米国では一般人口の約5・9%が罹患しており、約4・8%が診断されていないと言います。日本に当てはめると数百万人の患者様がいることになります。甲状腺疾患は甲状腺ホルモンを測定することが第一歩ですが、疑って測定もされていない方が多数います。また、治療に精通している医師も少なく、診断治療にもっと光を当てなければならないと思っています」
 内科で扱う主な病気は、バセドウ病や橋本病、クレチン病、甲状腺腫瘍、甲状腺癌、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎、甲状腺ホルモン不応症などの甲状腺の疾患のほか、糖尿病、下垂体機能低下症や副腎皮質機能低下症、尿崩症などの内分泌疾患、高血圧や高脂血症、肥満などの生活習慣病、痛風、貧血、花粉症など多岐にわたる。
 日本臨床検査医学会専門医である菱沼院長は検査を重視し、甲状腺については、血液検査の他、甲状腺エコー、エコー下細胞診で行う。
「甲状腺の病気には、甲状腺ホルモンをつくる働きが異常を起こす甲状腺機能の異常と甲状腺がはれたりしこりができたりする甲状腺腫があります。血液検査で甲状腺ホルモンや関連タンパク質などを測定し、エコー検査でしこりなどの大きさや形、位置を調べ、悪性かどうかも判断します」
『菱沼クリニック』は、これまで精神科と心療内科を担当する医学博士の菱沼洋子医師が院長を務めていたが、菱沼院長が大学を退職したのを機に交代、診療のウイングを大きく広げた。
「地域にはまだ数少ない甲状腺疾患や糖尿病の専門医として治療に当たり、他の関連疾患も対応します。経過の長い病気ですが、患者さんがより納得され、信頼と満足を得ていただけるような診療を目指して努力をしていきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

菱沼クリニック
TEL/046-839-2666 
FAX/046-839-2668
ホームページ 
http://www.hishinuma-clinic.jp/

コロナ禍の教訓忘れずに対策の実践促す
ウイルスを持ち込まない在宅医療の要点

高齢・基礎疾患を重視
標準予防策の徹底指導


「コロナ禍で学んだ教訓を忘れず、在宅医療の安全性を追求していく」
 高齢化時代の到来を見据え、在宅医療に特化した診療所を先駆的に開設し、モデルとなる診療体制を構築した『ひだまりクリニック』の理事長で医学博士の福田幹久さんは、ウイズコロナ時代だけでなくポストコロナ時代も、在宅医療の医療従事者や利用者とその家族が感染症対策に万全を期すことの重要性を指摘する。
「感染症対策は、従前から病院であれ、在宅医療であれ重要課題でしたが、新型コロナウイルス感染症は伝播性と病原性が強い新たな感染症の出現に常に備えなくてならないことを示しました。厚労省が公表した国立国際医療研究センターの新型コロナウイルス感染症の症例研究では、60歳以上の基礎疾患のない患者さんの致死率は 3・9%だったのに対し、基礎疾患のある患者さんの致死率は12・8%と高齢かつ基礎疾患のある患者さんで重症化、死亡リスクが高いことが明らかになったことからも、基礎疾患のある高齢者が利用する在宅医療では、医療従事者も利用者様もご家族も感染症対策は最重要課題と位置付けられます」  
 福田さんは、感染症対策の要点は、教訓の実践とも強調する。
「感染症は、誰もがかかる可能性があることや感染初期あるいは無症状でも感染を広げる可能性があることを前提に、在宅医療の現場にウイルスを持ち込まない、持ち込ませないことが大原則です。重症化に繋がる基礎疾患のコントロールが一番大事ですが、医療従事者側は日頃から健康管理に気をつけること、診療に当たってはマスクや手袋などの個人用防護具の着用や手洗いの励行などの標準予防策、室内の消毒や換気、寝具類の洗濯などの指導を徹底することも重要です。利用者の方がデイサービスを利用したり、介護するご家族が外出したりするときは感染に注意し、発熱など体調に変化があったときには速やかに連絡することも大事です。別居家族にも注意を促す必要があります」
 福田さんは、ホテルで療養する新型コロナウイルス感染者に対しオンラインでの診療を続けているが、今後、在宅医療でも、直接的な医療措置が必要な場合を除き、医療従事者と利用者、家族との接触機会を減らす観点から、通信環境の普及を条件に、オンラインでのコミュニケーションが常態化していくことも予想する。
(ライター/斎藤紘)

在宅療養支援診療所 ひだまりクリニック
TEL/0859-37-5188 
Eメール/ info@hidamariclinic.jp
ホームページ 
http://www.hidamariclinic.jp/

ワキ汗の情報・サポートサイトを開設
ワキ汗で悩む人の病院探しも支援

背景に経済損失データ
症状チェック機能搭載


 約20人に1人、1ヵ月で3120億円。『科研製薬株式会社』が2022年6月に日経新聞に掲載した広告記事で紹介した原発性腋窩(えきか)多汗症(ワキ汗)の有病率とワキ汗がもたらす経済損失の額※だ。こうした状況を視野に同社がワキ汗で悩む人のお悩み解決や病院探しを手助けするために開設したWEBサイト『ワキ汗治療ナビ』が大きな反響を呼んでいる。
 原発性腋窩多汗症は、温熱や精神的負荷の有無いかんに関わらず、ワキの下に日常生活に支障をきたすほどの大量の発汗を生じる疾患。「ワキに汗ジミができる」「人目が気になる」「吊り革を持つのをためらう」「着たい服が着られない」といった悩みをもつ人が少なくない。
『ワキ汗治療ナビ』は、皮膚科医師の監修の下で作成され、ワキ汗について症状や治療法などを様々な角度から解説したQ&A、あてはまる項目をクリックするだけでセルフチェックができるワキ汗チェック機能、地図や条件からワキ汗治療を行っている病院やクリニックを検索できる病院検索機能で構成されている。治療法については、塗り薬や注射薬、手術のほか、神経ブロック、レーザー療法、内服療法、精神(心理)療法なども紹介している。
 このワキ汗の情報・サポートサイト『ワキ汗治療ナビ』の開設は、同社の疾患啓発プロジェクト「相談しませんか。〝ワキ汗〟のコト」「#ワキコト」の一環で、具体的には、ワキ汗について広く知られ、悩む方が相談しやすく適切な治療を受けられる環境確立を目指している。プロジェクトを進める背景になった二つのデータがある。同社が2021年8月に腋窩多汗症患者608人を対象に実施したインターネット調査で学業や仕事に影響があったと答えた人が17・1%にものぼったことが一つ。もう一つが医療費や通院に伴う交通費、汗を隠すための衛生用品費などの出費、心理的負担からくる生産性の低下をもとに試算した1ヵ月の経済損失が3120億円にものぼったことだ。
 冒頭の日経新聞広告記事で、東京医科歯科大学名誉教授の横関博雄先生が「生産性の低下は、ワキ汗の悩みをきっかけとする抑うつや自信喪失、脱力感によって引き起こされます。たとえば出勤していても仕事が身に入らない状態の場合もあり、放っておけば、業務に大きな支障を来すことになり、企業や社会にとって看過できない問題」と警鐘を鳴らしていることが紹介されている。『ワキ汗治療ナビ』は、そのソリューションになる可能性を秘めており、今後益々注目されることだろう。
 ウェブサイト内には、チェックリストのほか、動画もあり、コンテンツが充実している。また、YouTubeの公式チャンネルも好評だ。
(ライター/斎藤紘)

科研製薬 株式会社
TEL/03-5977-5131 
Eメール/ koho@kaken.co.jp
ホームページ 
https://www.kaken.co.jp/

男性の外見的老化を解消する男性美容好評
シミやイボをピコ秒レーザーで治療

コロナ禍で相談が急増
自信を取り戻す高効果


 顔にシミやイボなどができた男性の外見的老化の悩みを解消してくれる「男性美容」で声価を高めているのが『千里中央花ふさ皮ふ科』の花房崇明院長だ。コロナ禍で広まったリモート会議の画面に映し出される自分の老け顔に驚いて相談に訪れる男性が増えているといい、パルス幅が1兆分の1秒レベルの最新鋭のピコ秒レーザー治療器などによる治療を受け、自信を取り戻しているという。
「就職活動の際には男性も身だしなみに気を配りますが、ビジネスシーンにおいても外見が与える影響は大きいと意識している男性が増えているように思います。当院でも、最近では30代から50代の男性からの問い合わせも多くあり、シミやイボの治療、髭脱毛やピーリングなどを行う方が増えています」
 特に多いのがシミの治療で、2019~2021年に行った治療は6100件超にのぼる。
「顔面や手の甲、腕にできる褐色、黒色の斑点をシミと呼んでいますが、老人性色素斑、肝斑、炎症後色素沈着、そばかす、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)など色々な種類があり、原因も遺伝、加齢、紫外線、ホルモンバランスなどが関連して生じるため、治療法はそれぞれ異なります。治療を間違えるとかえって悪化するシミもあります。確実にシミの種類を診断できる専門医による診療が重要です」
 治療には内服薬や外用薬も使うが、推奨するのは治療効果や即効性、予防効果などに優れたピコ秒レーザーを使った治療だ。
「ピコスポットは、シミの原因となるメラニンにだけ反応するレーザーを使用し、シミを除去する治療で、治療効果が高く、即効性があります。ピコトーニングは、低出力のレーザーを照射することで、シミや肝斑、くすみを徐々に除去するマイルドなシミ取り治療で、顔全体のトーンを上げることができます。イボもレーザー治療によって奇麗に取り除くことができます」
 このほか、様々な波長を含む医療用の光を同時照射することでシミやそばかす、赤ら顔を改善するBBL光治療、電気の力で様々な美容成分を肌の奥深くまで浸透させるメソナJなどの治療法も使う。
 花房院長は、細胞性免疫の中心を担うT細胞の抗痙攣薬による薬疹での変化に関する研究で医学博士の学位を取得、米国留学、医科大学病院講師などを経て、2017年に皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科、形成外科などを診療科目に掲げて開業。2021年には、分院も展開した。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科
TEL/06-6872-1200


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