井形慶子 イギリス
  HOME ビジネス > | 1 2 3 4 5 6
  掲載クライアント
EVトラック
『東京アールアンドデー』は、自動車の研究開発を専門とする会社です。
国内初、既存トラックのEV化
移動スーパーでの実証実験を

 『東京アールアンドデー』では、財団法人エネルギー総合工学研究所と共同事業で、既存のディーゼルエンジン車をEV(電気自動車)化する技術開発と実証実験を行う。これは、北関東を中心にスーパーマーケットを展開する「株式会社カスミ」の協力のもと、国内初となる電動移動販売車の実証走行試験となるもの。使用する車両は「いすゞ・エルフ ワイドロング」で、このトラックを改造、EV化し、「カスミ」が営業する「移動スーパー」として茨城県つくば市で実際に約1年間走行し、その性能を検証する。
 車両のEV化に当たっては、駆動用電池にEnerDel社製リチウム電池を採用し、一充電走行距離は100㎞、モーターの最高出力は110kW、補助電源として太陽光発電も備える。「移動スーパー」なので、荷台の店舗側に消費電力2・5kWの冷蔵庫及び冷凍庫付。
 この事業は、環境省による地球温暖化対策を推進することを目的とした「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業」で採択された「配送用トラックのEV化技術の開発・実証」の委託事業を受託して行われる。
 現在、既存トラックのEV化改造の十分な実用化は途上であるが、『東京アールアンドデー』はこの「移動スーパー」による実証実験を元に、改造EVトラックの普及に有効な仕様の検討と総合的な分析を行い、トラック用EV化改造キットの開発と早期普及と事業展開が可能なビジネスモデルの構築を目的としている。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 東京アールアンドデー
TEL/046-227-1101 FAX/046-227-1105
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.r-d.co.jp/
鳶土工工事業
掘削工事、解体工事など多岐にわたり、広範囲の工事を請負い、安全・品質・スピードなど全てにおいて持てる力を発揮。
卓越した多岐にわたる施工技術で
東北の復興工事を支える

 仙台市に本社を置く『松居組』は創業以来、大林組の専属の協力会社として鳶土工工事に従事し、官公庁、医療福祉施設等多くの施工実績を持つ。東北6県、東京都及び関東5県を施工範囲として、掘削、仮設、鉄骨建方、コンクリート打設・圧送、リニューアル、解体斫り、産業廃棄物収集運搬等々多岐にわたる工事を行っている。ひとつのゼネコンからこれだけ広範囲にさまざまな工事を請負い、また、技術員、技能者も全て正社員雇用している会社は稀有である。その卓越した技術力が評価され、第4回日本ものづくり大賞を受賞した。現在は、東日本大震災に見舞われた地区の復旧復興工事に社員一丸となって取り組んでいる。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 松居組
TEL/022-262-7551 FAX/022-265-5972
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.matsui-gumi.co.jp/
電子部品
「サンシングループ」は、電子部品の専門商社、低ノイズ・高効率電源の開発設計部門、要素技術に基づく特殊電子部品メーカー。これら3つの機能によるシナジー効果を徹底追及し、創造性と付加価値のある製品を発明・開発・設計・製造・供給し続けている。
グループ各社のシナジー効果による
独創的展開

 電機産業市場の〝すきま(ニッチ)〟をターゲットにし、独自の技術力に基づき生み出した業界初、世界初の独創的な製品の一つである世界特許を取得した球状トランスは、電磁ノイズを大幅に減らすことに成功。ノイズを嫌う医療機器や各種コントローラへの導入が広がっている。 また、新たに開発した2つの並列したリアクターを1つにまとめたリンクトランスコアは、プラグインハイブリッド車(PHV)の給電回路やスマートグリッド(次世代電力網)対応家電の電源などに採用されている。環境への取り組みとしては、自社製『10W標準電源』で業界初のハロゲンフリー対応を実施、その他RoHS対応製品や鉛フリー製品の開発など地球環境に優しい先進技術を通して、電機業界および社会に貢献している。
(ライター/本名広男)
 
サンシングループ
TEL/03-5987-5511 FAX/03-5987-5512
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.sanshin-ele.com/
透明導電材料
透明導電材料の塗工により、基材に形成された導電ポリマー層。
ITO粒子と、基材上に形成されたITO膜。
各種塗工や印刷方式に適した
インク状透明導電材料を開発

 「日立マクセル」では、インク状の『透明導電材料』を開発している。これは、グラビアコート・スピンコート・スリットコート・スプレーコートなどの各種塗工や印刷方式に適したインクの検討が可能となるもの。用途としては、帯電防止用途、透明電極用途、電磁波シールド用途など。
 このインク状の『透明導電材料』には、ITOや、導電ポリマーを用いており、高透過率で低抵抗な導電材料となる。フィルムやリジット基材に塗工した場合、基材上にITO膜や、導電ポリマー層が形成され、優れた導電機能を発揮する。また、むらなく安定した導電機能を与えられるのも特徴で、ドライコーティングより柔軟性や生産性に優れた製品となる。
(ライター/本名広男)
 
日立マクセル 株式会社 FI企画グループ
TEL/075-956-4152 FAX/075-953-9097
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.maxell.co.jp/
印刷・紙工

「株式会社 優和紙工」
代表 吉川昌宏氏
2006年京都市中小企業支援センター主催の京都市優良100社の選考にエントリー、オスカー企業の認定を受ける。
常に新たな技術に挑戦し、成長を続ける
1974年創業のラベルメーカー

 ラベル印刷に関する全般的な業務を手がける「優和紙工」。特に、オリジナル印字システム『Uシステム』は、製版から印刷・各加工・検品・納品にいたるまで一貫して行うことができ、小ロットから大量印刷まで、短期納品にも対応し、多様なニーズに応えてきた。ペーパレス化が進んだ今、変革期に対応すべく新たな挑戦も行っている。最近では、人命救助をテーマに開発された避難誘導標識・避難誘導テープなどの防災商品の加工を手がける。停電になったときに発光するタイプのものは、業界でも大きな注目を集めている。また、印刷物の偽造防止のため、新しい情報認識技術を使用した『セキュリティ印刷』のニーズも高い。時代に合わせ柔軟に対応、独創的な技術開発を行い成長を続けている。
(ライター/奈須美子)
 
株式会社 優和紙工
TEL/075-661-5766 FAX/075-691-4095 Eメール/yuwa@yuwa-u-system.co.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.yuwa-u-system.com/
断裁機
『パーソナル断裁機 180AT-P』
高品質な日本製の刃は、断裁の信頼性を高めている。
蔵書の電子書籍化には必須
個人向けの高品質断裁機

 普及期に入ったといわれるタブレット端末は、開発当初から電子書籍閲覧の用途が想定され、一気に出版物の電子書籍化が進むかと思われたが、なかなか電子書籍化は進まなかった。業を煮やしたユーザーたちは、自らの蔵書の電子化「自炊」を図るようになる。そこで必要となるのが、連続スキャンできるスキャナーと、書籍の背の部分を断裁して頁をバラバラにするための断裁機だ。その断裁機には、ある大メーカーのものが定番として使われた。そのメーカーにOEM提供していたのが、『高崎精器』だ。同社によれば、このサイズの国産断裁機としてのシェアはほぼ100%。この需要増加で、個人ユーザーのための断裁機の高性能化、操作性の向上などの進化が続いているという。
(ライター/本名広男)
 
高崎精器 株式会社
TEL/027-343-3781 FAX/027-360-4101 Eメール/mst@tpmc.co.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.tpmc.co.jp/
リサイクル
『西尾興産』では、回収した廃棄物を可能な限りリサイクルしている。
工場を新設、リサイクル事業を拡大
食品廃棄物の処理能力アップ

 『西尾興産』は多種にわたる廃棄物の回収、運搬を行う会社です。同社は、環境方針を掲げ、積極的にリサイクルやバイオマス事業に力をいれています。今回、広島県の補助金を活用、約2億6000万円を投資し、食品廃棄物を家畜の飼料にリサイクルする「食品リサイクルセンター」を呉市内に建設しました。これは、培養した特殊な微生物を利用して、装置内で高速に減圧乾燥及び発酵させるシステムを採用、同社の従来型装置の20倍を超える処理能力を持つものです。15トンを装置に投入すると20時間で飼料ができあがり、この工場により同社の食品廃棄物の処理量は飛躍的な増産が可能になるので、食品加工会社や食品スーパー等が排出する廃棄物を年間4500トン処理し、食品リサイクルループを構築する予定。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 西尾興産
TEL/0823-34-5001 FAX/0823-34-5002 Eメール/info@goodjob-nishio.co.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.goodjob-nishio.co.jp/pc/
環境発電製品
「アーミン」は信州に生息するオコジョの英語名。『アーミンシリーズ』が信州発の技術製品で、オコジョは目立たなく小さくて可愛いが俊敏で跳躍力があるところから名付けられた。
電力を自給自足するセンサー
セキュリティや介護のための『アーミンシリーズ』

 「アイテック」が発表した『アーミン(ERMINE)シリーズ』は、「セルフ・パワード・ワイヤレス機器のシリーズ」だ。「セルフ・パワード・ワイヤレス」は、押したり踏んだりする物理的な力を電力に変える電磁誘導方式や、太陽光発電を用い電力を自給自足する無線機器。配線不要で電池の交換も不要というメリットがある。『アーミンシリーズ』には、踏んだ時と踏み終わったときに信号を発信する『アーミン・マット』がある。これは、要介護者用のベッドに使用して、ベッドから降りたときや玄関から出ようとしている時をモニターできる等、様々な用途が考えられるセンサーだ。他に『アーミン・あけしめセンサー』など、全6種の製品を予定している。
(ライター/本名広男)
 
アイテック 株式会社
TEL/0263-54-2899 FAX/0263-54-2882 Eメール/info@itec-corp.co.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.itec-corp.co.jp/
HOME ビジネス > | 1 2 3 4 5 6
イギリス情報誌●ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-16旭ビル4F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
(C)2012 Mr.Partner Co.Ltd. 「ビジネス最前線 2012」