井形慶子 イギリス
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ケマドーラ C-2000型
ケマドーラ構造図
生ゴミを効率的に処理 ダイオキシン発生を抑える
「利益」を生み出す焼却炉

早急な改善策が求められているゴミ処理問題。環境への負担を減らし、コストパフォーマンスもよいこの焼却炉を取り入れることから始めたい。

 危険物質の排出を低減するという環境への取り組みとコストパフォーマンスを両立する、新しいタイプの焼却炉が開発され注目を集めている。
 一般的な焼却炉には、完全に焼却できない生ものの処理や、その処理のために発生するダイオキシン、爆発の危険性が指摘されているという問題点が存在する。そこで、焼却炉・循環型環境施設の開発、製造、販売、管理を展開する「マルテック」は『ニューケマドーラ21シリーズ』を開発した。このニュータイプの焼却炉は、生ものを特殊装置による燃焼システムで助燃バーナーを使わずに可燃物と混焼できるため、効率的に処理することができる。また、従来の焼却技術は欧米の焼却技術の模倣だった一方で、日本古来の「フイゴ」「火吹竹」の燃料技術を取り入れたケマドーラ独自の焼却システムで排ガス中の悪臭・黒煙などの排出を大幅に低減すると共に、ダイオキシン類の生成も極小に抑制することに成功した。それだけでなく、コストパフォーマンスにも優れている。例えばある乳製品工場で同装置を稼動させたところ、年間1200万円の経費削減が実現したという。同工場では1日に返品・期限切れ牛乳やコーヒー糟などの生ゴミが2トン、可燃物と合わせ計4トンの廃棄物を産廃業者に引き取ってもらい、年間ベースで3800万円の出費を出していたところ、ケマドーラを導入。導入コストは6500万円。返済費用や燃料費・人件費・メンテ費用などを含めても年間2600万円の経費で収まる。差し引きで年間1200万円の経費がカットできる計算になる。日本初の移動式鳥インフルエンザ対応の焼却炉として導入された実績があり、品質は保証付きだ。廃棄物処理に困っている人はぜひ参考にしてほしい。 (ライター/早坂七恵)
 
株式会社マルテック
TEL/0773-56-5666 FAX/0773-56-5777 Eメール/info@maru-tec.co.jp
   
  ホームページ  http://www.maru-tec.co.jp/
   
藤本英樹代表
機械の造形美を愛し、特に自分で運転できる車やバイクが大好きとのこと。同じバイクの素晴らしさを体感している者同士、互いに語り合い、居心地のいい時間と場所をつくりたいとの思いが形になった。
バイクライフがさらに充実!
ライダーたちが結集する憩いの場

これまでありそうでなかったバイクを愛する仲間が集い語り合う場『moving base MOTO(ムービングベース モト)』が箱根にオープン。ツーリングを愛するライダーたちのバイクライフに革命を起こす、このニュースペースを取材した。

 ライダーにとって週末に1人でツーリングを楽しむ時間は最高のひととき。しかし、なんとなく走るのではなく、魅力的な目的地があればもっと楽しくスリリングなツーリングになるかも。また、エンジンを止めてふと立ち止まると、気になる他のライダーたちのバイクや会話。「同じ気持ち、同じ趣味、同じ感性、同じフィーリングをもつ彼らと語り合ってみたい。」と思うことも少なくないはず。
 そこで、金属製精密モデルメーカー『インクス』が、ライダーたちの憩いの場所『moving base MOTO(ムービングベース モト)』 を、2010年3月末、ツーリングのメッカである箱根にオープン。移動車両を駆使し、週によって箱根の様々な場所で展開。話題の移動販売車が駆けつけるので、自慢の料理が食べられる。ドリンクは無料サービスだ。また、本業で使用しているレーザー加工機を応用するため、本来5000円〜6000円かかる芸術的なレーザーフォトを、格安の500円からにてその場で提供してくれる。他にも休憩スペースやイベントなど盛りだくさん。会員になり利用するのも無料なので、ライダーたちが集まり、「ここに来ると仲間がいる」情報や交流の場となること必至だ。
「まず、サービスを先に提供することで必ずビジネスにつながってくる。」と語る同社の藤本代表。会員のライダーが増加し、ウェブサイトが活気づいてくることで見込めるバーナー広告の掲載や、生のライダーの声を生かしたバイクメーカーへの情報提供などによる収益を見込んでいる。今後は、箱根だけでなく、関東のあらゆるところでムービングベースをかまえ、関西、九州……と日本全国に展開していきたいとのこと。ライダーたちのバイクライフをさらに豊かにしてくれることは間違いない。 (ライター/川崎涼)
 
インクス株式会社
TEL/03-6666-9292 FAX/03-6666-9293
moving base MOTO(ムービングベース モト)
FAX/03-6666-9293
   
  ホームページ(インクス株式会社)  http://www.imcth.co.jp/
ホームページ(moving base MOTO)  http://www.mbmoto.jp/
   
もともと父親が通信設備業を営んでいた同社の上社長。1つの電柱にあらゆる会社の通信ケーブルが通っているのなら、1社に限らずあらゆるケーブルを扱いたいとの思いで独立。
社員が一丸となってサービスに従事
「人」が評判の通信設備工事会社

昨今、コミュニケーション、ビジネスなど、あらゆる場面において「情報」の価値が非常に高くなっている。情報のネットワークを構築する通信設備工事を行なう『フューチャーネット』は、「人」にフューチャーした在り方で多くのお客様の信頼を勝ち取っている、今注目の企業だ。

 ラジオ、テレビなど情報発信機器が進化する中、携帯電話やパソコンによるインターネットが普及し、さらにホームページ、ブログ、ミクシイ、ツイッターなど情報共有の場が次々と生まれ、たくさんの情報が飛び交っている。そんな現代社会に欠かせない事業が、電線・通信ケーブルを扱う通信設備工事だ。
 そんな通信設備業者の中でも『フューチャーネット』は、関西方面で多くの信頼を獲得している。同社が評判である理由は社員一人ひとりのサービスの質の素晴らしさにある。通信設備工事は、お客様の家の中に入っていく仕事。同社では「工事をさせていただいている」という姿勢を社員に徹底させており、それが態度・サービスともにお客様がいかに喜んでくれるかを念頭に置いた工事につながっている。よって、よほどのことがない限り、他社の職人の手をかりることなく、同社の社員で工事を請け負っているのだ。そして、信頼を得るために最も大切なことは確実で丁寧な工事。もし、1人の社員が事故を起こせば、その一回のミスが会社の看板に大きな傷をつけてしまい、会社全体に不利益を被ってしまう。同社では先輩・後輩の間柄でもよくない部分は注意しあい互いに切磋琢磨し、一丸となってより質の高い工事を目指し取り組んでいる。
 そんな社員の高いモチベーションのきっかけの1つが、会社の経理上の数字は全てオープンであることだ。会社の状況を一人ひとりが把握している状況を常に保つことで、社員が自ら積極的に会社の今後を考え自分の行動を考える、経営者的思考を身につけている。それは、同社が企業2年目に業績が低迷した際に、会社を見限る社員は1人も出ず、むしろ自ら仕事に精を出し、会社を建て直した過去が証明しているといえるだろう。
 ただ、物理的に需要の限界があるのもこの事業。今後は、現在手掛けているインターネット回線やテレビ、電話から派生した分野へ躍進していくことを考えているとのこと。そして、なにより大事なのは、社員の幸せを守ること。しかし、同社の根底は変わることはないだろう。今後も、社員同士がしっかりとタッグを組んで日々の事業に取り組み、着実に進化していくに違いない。 (ライター/川崎涼)
 
有限会社フューチャーネット
TEL/06-6760-6616 FAX/06-6760-6460
   
 
   
「磯野製麺」代表取締役、磯野晃氏。先代から引き継いだ同社の味を守りつつ、ニーズを地元広島から全国区に広げた。
焼く工程にも独特の伝統がある広島風お好み焼き。卵、ダシのきいた薄い生地、たっぷりの肉と野菜、そしてこだわりの麺が層になって絶品の味を織りなす。
広島風お好み焼きの名店の味を支える
こだわりの麺づくりで知名度を全国区へ

ボリュームたっぷりの広島風お好み焼きの主役は、麺! 
独自にブレンドしたこだわりの小麦粉で作り出す麺が、全国で愛される味を生み出した。

 広島県を代表するご当地グルメといえば、お好み焼き。絶品の牡蠣料理や人気の尾道ラーメンも外せないが、やはり圧倒的な支持を誇るのは、広島風お好み焼きの右に出るものはない。近年では全国各地に暖簾を掲げる専門店が急増、縁日ともなれば屋台が軒並ぶ。今や広島風お好み焼きは、大阪風のそれに劣らない国民的人気グルメの一つである。
 美味しさの最大の決め手は麺。野菜や肉を挟んだ生地や卵を上に重ねる麺があってこそ、広島風ならではの味わいが生まれるというもの。麺は土台であり、いわばお好み焼きの主役。麺の食感や風味が、お好み焼き全体の旨さを左右すると言っても過言ではない。
 そのお好み焼き専用の生麺を、創業以来ずっと変わらぬ手作り製法で地元広島はじめ、全国に提供しているのが『磯野製麺』だ。現在、提携店舗数は350軒を越える。中にはテレビや雑誌で常連の名店や、行列が絶えない人気店も名を連ねる。
 そんな広島の味を支える同社のこだわりは小麦粉。独自のブレンド小麦粉「いその」を使い、素材を活かしたシンプルな味わいを追求。鉄板に広げたときにベタつかず、ほぐれ加減まで吟味する。
 同社は直営のお好み焼き専門店『おこのみやきまるめん』を近年オープン予定。製麺屋と本場広島の誇りにかけて、素材選びから焼き加減までこだわりぬき、一流の味を提供している。麺のコシが強く、焼きこむほどに旨味が増す同店ならではの味に、リピーターが続出。「やっぱり生麺が一番」「また来たくなる味」と地元のツウ達からも太鼓判を押されている。今後ますます知名度を上げていくに違いない。 (ライター/帰山いづみ)
 
磯野製麺株式会社
TEL/082-298-5586 FAX/082-298-5839
   
  ホームページ  http://www.isonoseimen.co.jp/
   
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