電気で分離できるからフィルターいらず
大幅なコストダウンに注目の水系浄化処理装置
企業も生き残りが厳しい時代。コスト削減は必須なのだ。そこで素晴らしい技術装置を紹介したい。「シンコー技研」が群馬県産業技術センターと共同開発で完成させた『デンカイバブーン』だ。こちら電気で油分を分離し、気泡で分解する水系浄化処理装置で、フィルターを使わないため、大幅なコストダウンを可能にする。処理量は濃度により調整可能。今後は畜産関連や食品工場の排水、船舶のバラスト水などの処理もできるよう開発中とのことで、ニーズは広がっていきそうだ。
(ライター/小野寺香織)
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