注目情報はこれだ! 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
鈴木幹啓さん
自治医科大学卒。三重県立総合医療センター、国立病院機構三重中央医療センター、同機構三重病院などを経て、2010年、『すずきこどもクリニック』開院。日本小児科学会専門医。
家族に負担がかかる
入院回避に力注ぐ

「以前より子どもの個性を尊重し、愛せるようになりました」
『すずきこどもクリニック』の院長鈴木幹啓(みきひろ)さんの著書「日本一忙しい小児科医が教える 病気にならない子育て術」を読んだイクメンの感想だ。医院には、県域を越えて年間約5万人が治療に訪れる。
「小児科は、身体全体を総合的に診る診療科です。一般外来のほか、小児中耳炎・小児副鼻腔炎、便秘、夜尿、低身長、貧血、泌尿器、新生児・乳児外来の8つの専門外来を設けて診療に当たっていますが、各疾患別のガイドラインに沿った科学的根拠に基づく診療に徹しています。近年は医薬が進歩し、かつては入院が必要だった疾患も外来での注射療法で治癒できるようになりました。上気道感染症や気管支炎、肺炎、尿路感染症、胃腸炎などの疾患では、点滴・注射療法が有効です」
 子どもが入院して家族に負担がかかることがないように、外来での治療完結に力を注ぐ。
(ライター/斎藤紘)

すずきこどもクリニック
TEL/0735-28-0111
診療時間/9:00~12:00 15:00〜19:00(木曜日午後は17:00まで)
日曜日 9:00~12:00
休診日/火曜日・祝日
ホームページ http://suzukikodomo.jp/

培養室、手術室

山下能毅さん
大阪医科大学医学部卒。医学博士。同大講師、産科・生殖医学科医長などを経て、2014年、『うめだファテリティークリニック』副院長に就任。2017年、院長に就任。生殖医療専門医。
不妊症治療に持てる知見と技術を動員
生命を扱う倫理に照らした視点を重視

『うめだファテリティークリニック』の院長山下能毅(よしき)さんは、大阪医科大学附属病院産婦人科で講師を務めた経験もある生殖医療専門医。不妊症に悩む夫婦のために知見と技術を動員する。
「ライフスタイルの変化による晩婚化もあり、不妊症に悩むご夫婦は確実に増えています。原因は女性だけでなく男性にも存在する可能性があります。治療法には、排卵日を割り出して性交渉を行うタイミング法や排卵誘発剤の投与、注入器で精子を子宮内に送り込む人工授精などによって体内で受精が行われる自然妊娠を目指していく一般不妊治療と、精子と卵子を共に培養して受精させる体外受精または顕微鏡で確認しながら卵子内に直接精子を注入する顕微授精によって受精卵を作り、子宮に戻す高度生殖医療(ART)があり、様々な検査を経て治療方針を検討します」
 重視するのは、生命を扱う倫理に照らした客観的視点と品格という。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 聖誕会 うめだファテリティークリニック
TEL/06-6371-0363
診療時間/9:00〜12:00 13:00〜15:30/夜診 17:30〜19:30(火曜午後14:00〜、木曜午後13:30〜) 休診日/土曜日夜診・日曜日・祝日
ホームページ https://umeda-fc.org/

清水雄至さん
医学博士、日本内科学会認定総合内科専門医、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医。長きにわたって高崎総合医療センター呼吸器内科部長として勤め、様々な呼吸器疾患の診断治療に従事。
呼吸器とアレルギーの
頼れる専門医

 群馬県の高崎駅東口より、車で約5分の住宅街にあった小児科クリニックに内科、呼吸器科、アレルギー科を加えてリニューアルした『上中居ファミリークリニック』。専門性の高い医療を提供するとともに、地域のかかりつけ医として、赤ちゃんから年配の方まで安心して受診できるクリニックを目指す。
 清水医師は、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医として、症状がなくても年1回の胸部X線による肺がん検診を勧めている。咳や痰などの症状を有する場合には、日本内科学会認定総合内科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医としての豊富な知識と経験を駆使して、肺炎、肺がん、気管支喘息などの診断を的確に行い、治療方針を決定する。また、患者さんの立場で体の不調の原因を突き止め、生活の質を考慮し、オーダーメイド治療を目指す。肺がん治療にも精通しており、基幹病院と連携し、継続治療を行っている。
 タバコをやめたい方には、禁煙外来で禁煙プログラムを提供。治療が困難なスギ、ダニアレルギーの方には、免疫舌下療法を提案。いびきが気になる方には、睡眠時無呼吸症候群の有無を確かめる検査や治療を行っている。
 生活習慣病や特定健診にも適切に対応。日常のちょっとした体調不良時には、気楽に相談にのってくれる心強い味方だ。
(ライター/大嶋ひかり)

上中居ファミリークリニック
TEL/027-326-4155
営業時間/ 9:00~12:00 15:00~18:00
休診日/日曜日・祝日・土曜日午後・第1、3、5木曜日午後
ホームページ http://www.kaminakaifamily.com/

保澤総一郎さん
広島大学医学部卒。医学博士。米国留学。市中総合病院部長を経て、2003年、『広島アレルギー呼吸器クリニック』院長、2014年、統括院長。著書に「私がぜんそく専門医になった理由」。
喘息のコントロールを
良好状態に導く

「喘息は、慢性、進行性の病気であり、長期的治療を要する」
 日本アレルギー学会が発行する「喘息予防・管理ガイドライン」の作成委員を務める『広島アレルギー呼吸器クリニック』の統括院長保澤総一郎さんは、社会的要因で喘息患者が増え続ける現状を憂慮し、喘息コントロールに取り組みやすい診療体制を先駆的に構築した医学博士だ。
「喘息の治療は、長期的管理が必要で、糖尿病や高血圧と同様、自覚症状がなくても継続的、計画的な管理、治療をしていき、病態を悪化させないことが重要ですが、医療機関側の診療体制の制約や患者さんが病状を過小評価する傾向が相まって、全体としてコントロールが良好状態とはいえない状況です。当医院では、コントローラーという長期管理薬と発作治療のために一時的に使用するリリーバーという発作治療薬を適切に用いながら、喘息コントロールが良好状態を保てるように導いていきます」
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 HARG 広島アレルギー呼吸器クリニック
光町本院 TEL/082-568-1167
診療時間/8:00〜13:00 15:00〜20:30 休診日/日曜日・祝日・土曜日午後
八丁堀分院 TEL/082-511-5911
診療時間/ 10:00〜13:30 15:30〜18:30 休診日/日曜日・祝日・木、土曜日午後
ホームページ http://www.harg.info/

河合亮さん
2008年東京医科大学卒業。2010年岡山大学整形外科入局。岡山と広島の市中病院で主に肩・膝・股関節を中心とする人工関節や関節鏡手術に関わる。2017年より『新倉敷メディカルスクエア』整形外科を開設。日本整形外科学会認定専門医。日本医師会認定産業医。難病指定医。反転型全人工肩関節置換術認定医。身体障害者福祉法指定医師(肢体不自由)。
四肢の痛みを取り除き機能を
再建する低侵襲整形外科手術

『新倉敷メディカルスクエア』は、特に肩、膝、股関節の疾患に対して、内視鏡手術から人工関節まで対応している。四肢の関節の痛みに対して内服、注射やリハビリ加療を行い、それでも十分に痛みが改善しない方に関しては、症状や病態、年齢に合わせて、関節鏡手術や人工関節手術を行っており、個々に合わせたオーダーメイドの加療を行っている。肩では、内視鏡を用いて腱板、靭帯を縫合したり、変形が高度の方には、人工関節を行う。膝疾患の方には、靭帯や半月板等の軟部組織の損傷に関しては、内視鏡で縫合や再建をしたり、軟骨が摩り減っている方で内側のみの方には、内側型人工関節(UKA)、高度の変形の方には人工関節全置換術(TKA)を行っている。また変形の高度な股関節疾患に対しては、人工股関節置換術(THA)を行っている。同院は、DPC(包括的医療)には参加しておらず、総合病院では手術を受けた後、十分にリハビリができなかったということを、よく耳にするが、同院では手術を受けた方には、十分に納得のいくまでリハビリを行っていただけるように環境を整えている。また、他科と連携して、持病をお持ちの方でも安心して加療ができる。
(ライター/渡辺唯)

新倉敷メディカルスクエア
TEL/086-525-5001 
診療時間/9:00〜12:30 15:00〜18:30 日曜日 9:00〜12:00
休診日/木曜日・祝日・日曜日午後
ホームページ https://www.sinkura-hsp.com/

増田博さん
大阪市立大学医学部卒。国立大阪南病院、島田病院勤務を経て、1994年、『ますだ整形外科クリニック』開院。日本整形外科学会認定スポーツ医。日本医師会認定健康スポーツ医。
住民の健康と
生活の質の向上に注力

『ますだ整形外科クリニック』の院長増田博さんは、全身の運動器官の病気や外傷などの治療や機能回復訓練を通じて地域住民の健康寿命の延伸と生活の質の向上に力を注ぐ医師だ。
 日本整形外科学会認定のスポーツ医としてスポーツによる様々なけがにも対応するほか、最新の医療技術を取り入れながら関節リウマチや加齢に伴う変形性関節症などの慢性疾患、骨粗しょう症などの治療に当たっている。
 効果的なリハビリができる体制を整えているのも特長。温熱治療や干渉低周波治療、レーザー治療など機器を利用しての治療、理学療法士やセラピスト、スポーツトレーナーによる機能回復訓練に定評がある。
 中でも通院が困難な高齢者などの自宅に理学療法士などを派遣して身体機能や生活機能の向上を図る訪問リハビリテーションは、一人ひとりの生活に合わせたリハビリテーションプログラムが住民から高い支持を得ている。
(ライター/斎藤紘)

ますだ整形外科クリニック
TEL/072-957-6815
診療時間/9:00〜13:00 16:00〜19:00 木、土曜日 9:00〜12:45
休診日/日曜日・祝日・木、土曜日午後
ホームページ http://www.masuda-seikeigeka.com/

がんの大きさを示す腫瘍マーカーを毎週来院する際に計測。

津坂憲政さん
慶應義塾大学卒。同大大学院医学研究科卒。米国留学、東京歯科大学市川総合病院内科准教授などを経て、2016年、『GENE東京クリニック』開院。医学博士。日本内科学会認定医。
長年の研究成果と
先端医療技術

『GENE東京クリニック』の院長津坂憲政さんは、がんの遺伝子医療の臨床研究に長年打ち込んできた医学博士。クリニックには、がんの進行状況が初期から末期まで様々な段階の人たちが国内各地から治療に訪れる。
「遺伝子医療は、老化や長年の生活習慣で正常に働かなくなったがん抑制遺伝子を元に戻し、がんの進行を抑えて、根治に導く画期的な治療法です。抗がん剤と違って副作用が少なく長く治療を続けられるという特徴があります。具体的には、正常ながん抑制遺伝子をがん細胞の中まで運ぶ運び屋と呼ばれるタンパクを点滴で直接血液の中にあるがん細胞に注入することによって、がん細胞を制御し、自然消滅させていきます」
 津坂さんは、がん細胞の分裂に必要な物質の発現を抑えるRNA(リボ核酸)干渉という米国の学者がノーベル賞を受賞した技術や数ミリほどの小さながんも発見できるPET|CT検査など様々な先端医療技術を治療に動員する。
(ライター/斎藤紘)

GENE東京クリニック
TEL/ 03-6263-0775
診療時間/10:00〜19:00 休診日/土・日曜日・祝日
ホームページ https://www.g-t.clinic/

左:「コロイドヨード療法」
中上:「オゾン療法」 中下:「ラドン療法」
右:『末期がん逆転の治療法』(幻冬舎)1.300円+税

前山和宏さん
日本大学医学部卒。国立東京第二病院、民間病院を経て2004年、「前山クリニック虎ノ門」、2010年、『メディアートクリニック』開院。2012年、「医療法人社団鳳龍会」設立。
がん、難病治療に多様な代替医療動員
西洋医学の枠を越えた手段を徹底追求

 単行本「末期がん逆転の治療法」の著者、『メディアートクリニック』の院長前山和宏さんが、「逆転」に込めたのは、「あきらめないでください」というメッセージだ。手術、抗がん剤、放射線の3大治療以外の代替医療に注力、医院には多くのがん患者が救い求めて訪れる。
 コロイドヨード療法、オゾン療法、ラドン療法、水素注射療法、フコイダン点滴療法、石油点滴療法、温熱療法、ドイツ式ホメオパシー療法……。前山さんが、がんや難病に対して用いる代替療法は、国内外の様々な研究成果をもとに独自に開発したものも多く含まれる。
「人間の身体は、わからないことだらけ、どんな考えがあっても構わないのです。がんや難病について言えば、西洋医学では治らないケースが多くあります。しかし、世界には標準的な医療の枠を越えた医療がたくさん存在します。諦めることなく、新しい治療、新しい手段を提案していきます」
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 鳳龍会 メディアートクリニック
TEL/ 03-6225-2165
診療時間/12:00〜18:00(完全予約制)
休診日/月・土・日曜日・祝日
ホームページ http://mediart-clinic.main.jp/


[イギリス生活情報誌]月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605