井形慶子 イギリス
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西峯ライフプランニング研究所 東京メンタルヘルス相談室
ファイナンシャルプランナー カウンセラー
西峯謙次氏
会計事務所勤務を経て、東京大田区で『西峯ライフプランニング研究所』を開設。以来、パニック障害、うつ病、ひきこもり、薬物依存、アルコール依存、DVなど、心の悩みから来るさまざまな症状を抱えるクライアントの立ち直りを手助けしている。西峯氏の「心」「体」「財布」の側面から患者の悩みをトータルサポートする心理カウンセリングは多くの患者から厚い信頼を集めている。
電話一本で伺います
心とお金の問題を解決

自らの経験をもとにクライアントと寄り添うカウンセリングを行う
『西峯ライフプランニング研究所』の西峯氏は、訪問・出張カウンセリングを行っている。

  『西峯ライフプランニング研究所』では医師の往診のように電話で即対応、クライアントの自宅まで訪問してカウンセリングを行っている。これは全国対応している。
 「心を病んでいる方のなかには、外出することもままならない方もいるんです。私がパニック障害でひきこもりになった経験から言えば、医師やカウンセラーの対処が必要な人ほど外に出かけられず救われないのです」と『西峯ライフプランニング研究所』所長の西峯氏。
 通常カウンセリングルームやメンタルヘルスのクリニックは予約制で、時間通りに出向かなければならない。しかし心を病んでいる方にとってはそれが縛りになって負担になる。クリニックに行けなければ次回の予約も取れなくなる。
 「私の場合は、電話一本で出向いていきます。自宅が困ると言うことであれば、近所の公園やカフェのような所でお話を伺うこともあります。カウンセリングというと大げさではないかという方の為には敷居の低い30分の『クイックカウンセリング』を行っており、気軽に愚痴でも何でも話していただいています。また、電話だけでのカウンセリングも行っています」
 西峯氏自身もパニック障害からうつ病、薬物依存症、引きこもりを経験しているだけに、クライアントの悩みや苦しみを自分のものとして共有できるカウンセラーなのだ。カウンセリングの勉強をしただけではなく、心の病に陥りそこからはい上がってきたからこそ、言えることもある。
 「心の病で退職した時、無収入となりました。心の病では経済的な不安というのもあるのです。だからカウンセリングでは経済的なことも相談にのらなければと前職の経験とファイナンシャルプランナーの資格を活かし、クライアントの『お財布』の面からも不安をとりのぞくことも行っています」
 『西峯ライフプランニング研究所』の西峯氏は、心とお財布のトータルカウンセラーなのだ。
(ライター/本名広男)
 
西峯ライフプランニング研究所
TEL/03-5700-4564 090-8433-7057 FAX/03-5700-4564 Eメール/k-mine@db4.so-net.ne.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.smileheart-sodanroom.com/
 
アイ・グリーン 代表
井上芳典さん
この道27年のベテラン。自らの地元南魚沼市で2005年に独立し、「アイ・グリーン」として法人化する。
日本の工事現場を守る法面保護工事
緑化も積極的に促進する

工事のためにむき出しになった斜面(法面)を保護する『法面保護工事』を行う
「アイ・グリーン」は緑の再生工事とメンテナンスも手がける。

 道路工事や宅地造成の現場で、山や丘が削られむき出しの斜面になっている部分にネットが張られているのを見たことがある人は多いだろう。それは『法面(のりめん)保護工事』といい、斜面の保護をするための施工のひとつだ。「アイ・グリーン」はそんな『法面保護工事』を行う専門の会社だ。
 工事で土が取り除かれた斜面をそのまま放置しておくと雨風や地震などの影響を受けて簡単に崩壊してしまう。そこで「アイ・グリーン」では、モルタルやコンクリートを吹き付け、整形された法面の安定度を強化し、浸食を防止している。斜面に植物を植える工事方法もあり、緑化に貢献するためエコの点からも今需要が改めて高まっている。具体的な手法としては、芝を張る、緑化棚工、植生ネット工など多岐にわたっており、確かな技術が必要とされるのだ。現在、法面は将来的には周辺環境と同化することが望ましいと考えられ、『法面保護工事』では植生の積極的な遷移が期待できる緑化の施工が優先されている。例えば高速道路脇の斜面も緑化の対象となっており、「アイ・グリーン」をはじめとする工事業者によって施工されている。
 「工事の他に、植生のメンテナンスも我々が行っています。現場は高さがあり急傾斜の斜面ですので、作業する際の安全面には最新の注意を払っています。万が一事故を起こせば、多くの方に多大な迷惑をおかけすることになるだけでなく、当社がこつこつ築いてきた信頼もなくなってしまいますからね」と話すのは、同社の井上芳典代表だ。
 複雑多岐にわたっている地形を持つ日本。くわえて、台風や地震が多いため自然災害を受けやすい環境にある。「アイ・グリーン」が行う『法面保護工事』は、そんな災害から現場を守るための、防災と美観の両方を兼ね備えた重要な技術なのだ。
(ライター/本名広男)
 
アイ・グリーン
TEL/025-777-3717 FAX/025-777-3717
FAX PC TEL BOOK  
 
株式会社 佐藤工業 代表取締役社長
佐藤政弘氏
昭和57年3月現千葉県立市川工業高等学校卒業後、同年4月「博士コーポレーション」入社。18才で調理士合格。昭和59年「博士コーポレーション」田中社長の推薦で、廣池学園研修職員に。研修職員修了後昭和60年4月、「フォーラムエンジニアリング」に入社。建築設計士、営業、現場監督に従事し昭和63年に独立、LIXIL代理店でもある『佐藤工業』を設立。

千葉県経支指令 第11711号 承認の塀
千葉県知事より「経営革新計画」に承認された
ブロック塀の新たな工法

堅牢な上に低コストな「佐藤工業」の新型『型枠CB基礎工法』は、
東日本大震災でブロック塀の倒壊事故を一件も起こさなかった。

 一般建築とリフォームで、千葉県鎌ヶ谷市で23年の実績をもつ「佐藤工業」は、ブロック塀の安全性を高める工法の開発に着手し、安価で耐久性に優れた新型『型枠CB基礎工法』として結実、東日本大震災の時でも、その工法で建てられたブロック塀の堅牢性は実証された。佐藤社長は開発のきっかけをこう語る。
 「ブロック塀は、かねてより倒壊被害があり、耐久性が求められていました。ブロック塀の倒壊は、家族の安全だけでなく、通行人にも被害を及ぼす可能性があり、また災害時の避難を困難にさせる場合があります。そうした時ブロック塀の維持管理の責任を問われることにもなりかねません」
 「佐藤工業」は、安心できるブロック塀の追求を続け、新型『型枠CB基礎工法』の完成に至る。通常の工法は平型コンクリート基礎の上に空洞ブロックを積み上げる工法が行われているが、この新型『型枠CB基礎工法』は、基礎と型枠を鉄筋で結着させる事で塀の基礎部分に耐久性をもたせる事が可能となった。またブロックの空洞をコンクリートで埋めたうえで 目地をモルタルで結合するので、基礎と鉄筋、鉄筋とブロックの結着が強力なのだ。さらに、型枠の設置や脱型などの従来必要だった作業工程が無いためコスト抑制と納期短縮を実現できるのだ。
 そして、東日本大震災。各地でブロック塀の被害がみられたが、新型『型枠CB基礎工法』で施工されたブロック塀はどれも倒壊することがなかった。同社は、この工法の開発に成功したことにより、平成23年千葉県知事より経営革新計画の承認を得ることになる。「佐藤工業」では会社一丸となり、この工法を広く施工していくために、エンドユーザーからの直接受注を進め、さらに安全な工法を目指している。
 首都直下型地震が取りざたされる今、同社の技術はますます重要性を増してきている。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 佐藤工業
TEL/0120-43-3084 047-443-3084 FAX/047-445-5173 Eメール/satokougyou-h1@tbz.t-com.ne.jp
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ホームページ http://www.e-chiba.net/t/0120433084.html
 
テクノヒル 株式会社 代表取締役
鈴木一行氏
学習院大学理学部化学科卒業後、2006年2月に『テクノヒル』を設立、放射線測定器の輸入販売、国際化学物質管理の実務を行い特に企業のリスク管理に特化している。化学物質管理については「(社)産業環境管理協会」と連携し欧州の化学物質管理規制の専門家として実務および執筆多数あり。放射線測定器については「長瀬産業」で放射線機器の責任者も行っており業界に精通している。日本保健物理学会会員、近畿化学協会代議員など学会、および技術での工業会との連携も行っている。
放射線を可視化して
安心をもたらしたい

安全といえる放射線量でも不安になる人がいる。『テクノヒル』では人々に安心を取り戻すために、
福島で信頼できる機器で正しく計るためサポートを行っている。

  『テクノヒル』が展開するビジネスは、化学的な見えないリスクに対する、安心・安全をもたらす仕事といえる。代表の鈴木一行氏は次のように語る
「目に見えないもののリスクの一つは化学物質。二つ目にインフルエンザウイルスのような細菌。三つ目が放射線です。この三つは人間の五感で捉えることができないものです」
 昔から人間は目に見えない脅威を、妖怪や幽霊などとして恐れてきた。福島第一原発事故での放射性物質の拡散でも、目に見えない、正体が不明ということでの過剰反応や風評被害があるのではないか。『テクノヒル』ではこうした放射性物質を科学的に計測、可視化して安心をもたらしたいと考えているという。
「たとえばカリウム40という放射性元素は普通に土の中にたくさん含まれており、原発事故で放出されたセシウムに比べてはるかに多い。原発事故が無くとも放射線はつねに身近にあるものなのです」
 今回の放射性物質の拡散について、国から国民にきちんとした説明をしてこなかったので、国民は分からない放射線に対する不安を抱えている。国が定める放射線の基準値もどんどん厳しくなって行き、不安をあおる風聞も飛び交った。
 「国は福島県の各市町村に計測器を520台配布しました。しかし始めに機械ありきになってしまい問題がでています。元から天然の放射性物質があるのに、100ベクレル/キログラムを基準としているので、出てきたら危ないとか、そういうことになってしまっているのです。あって当たり前の線量に対して過剰反応がある。放射線に対する教育や説明が無かったために、線量の数字だけがお化けのように一人歩きをしている」
 もともと放射線量を量る機器は、分析の専門家が使うもの。それが福島県で520台動いてしまっている。今、現地の方々が計測の精度を上げられるよう、『テクノヒル』を始めメーカー達がボランティアで指導に奮闘している。
(ライター/本名広男)
 
テクノヒル 株式会社
TEL/03-5642-6144 FAX/03-5642-6145
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.technohill.co.jp/
 
Trias 代表取締役
荒川伸吾氏
北海道出身。学業修了後、土木業界を経て建設業界へ。後に地盤保証を手がける会社に移り、そして今までの経験を活かす為に「トリアス」を設立。依頼者の気持ちを酌み、誠実さを心がけた仕事を提供している。
地盤調査をジャッジし
安全で低コストな工事を

地盤の総合コンサルタント『Trias(トリアス)』は、「グラウンドジャッジメント」を行い、
施主のために安心と安全をもたらしている。

 どんなに堅牢な構造の家を建てたとしても、その足元の地盤そのものが傾いてしまっては工事が無駄になってしまう。そこで大事になってくるのが地盤の調査だが、これはなるべく第三者による調査も重ねて必要だ、と地盤の総合コンサルタント『Trias(トリアス)』の荒川伸吾代表は語る。
「地盤はその土地、その地域の地質や土層によって様々です。一つの限られた調査方法とその調査結果だけでは結局無駄な調査と改良工事となってしまう可能性があります。地盤業者が行った地盤調査データを我々がプロの視点でチェックし、過剰な改良工事を防ぎ適切な保証をつけていきます」
 建物の土台はしっかりとした土台作りをしておくに越したことはないだろうが、必要のない過剰な工事に多大な費用や労力をかけていてはコストダウンが図れない。『Trias』では、公平な第三者の立場から改めて地盤調査をジャッジする「グラウンドジャッジメント」を行っている。これまでの地盤業界では、地盤調査会社が行った調査データを再度チェックするしくみがなく、調査や工事のグレーゾーンがあいまいにされてきた。
 「『グラウンドジャッジメント』で本当に工事が必要な部分を見極め、過剰な工事を行わずに適正に行うことこそコストダウンを図れるようになるのです。必要な改良工事を的確な方法で行えば、高い安全性でかつ低コストが実現できるのです。これにより施主様に本来の意味での安心と安全、財産をお守りすることができると考えています」
 社名である『Trias』は「3」を意味し、「施工・検査・工事」を三位一体とするという理念が込められている。また、施主、工務店も意味し、同社はこの三者が一帯となって施主の理想とする住まいを造り上げていくことを目指しているのだ。
(ライター/本名広男)
 
Trias 株式会社 トリアス
TEL/03-6808-9927 FAX/03-6808-9928
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://w-trias.com/
 
株式会社 戸高工業 代表取締役
戸高直哉氏
建築デザインの専門学校を卒業後、水道ポンプを扱う会社に。そこで新たに配管部門を立ちあげ、10年ほど経験を積む。独立を目指し退社後、弟のリフォームの仕事を手伝い、2011年に『株式会社 戸高工業』を設立する。
店舗デザインに小倉織りを活かし
地域産業の良さを発信したい

給排水設備工事をメインに、店舗デザインなど多彩に展開する『戸高工業』。
地域産業発信のために、小倉織りを仕事に取り込む試みを行っている。

 『戸高工業』は、若い企業だが、給排水設備工事・設計・施工、住宅の増改築・リフォーム、店舗設計・施工、消防設備設計・施工と多彩な業務を行っている。また、グループ企業として、開店や誕生日などに贈るスタンド花を扱う「フラワー&デザイン工房リズ・ファクトリー」を運営している。
 「仕事としては水回りのリフォームの割合が多いですね、具合的にはマンションや病院などでの大規模な改修工事での配管工事です」と同社の戸高直哉社長。
 会社の社員は少ないが、仕事の規模や種類に応じてその都度一人親方のスタッフを集める。現場は6から7ヶ所並行して仕事をしているが、社員が全て管理している。
 「水漏れなど水回りのトラブルの緊急の工事が結構あり、お客様は切迫しているので、常に直行できる体勢を取っています。弊社はよそにないスピード感で、弊社に依頼があったら絶対に何とかするという意気込みで日々仕事をしています」
 店舗デザインは、直接オーナーから請け負い、デザインから施工まで行う。同社のスタッフには大工もいるので、増改築やリフォームも行えるのだ。また、戸高社長は、地域産業の小倉織りで地域を盛り上げようと、小倉織りのメーカーに小倉織りを布クロスにしてもらい、壁やふすまなどに使い、住宅や居酒屋などの店舗のデザインに活かしている。
 「北九州には良いものがたくさんあるのですが、外に発信していくのが苦手なのです。よくいえば奥ゆかしい地域なので、私はそうしたものが少しでも世に出て欲しいとの想いで、小倉織りを様々な仕事に取り入れているのです」
 これまでは実家をリフォームして事務所にしていたが、仕事の広がりと共に手狭になり、新たな展開のために新事務所を立ち上げた。給排水設備をメインとしながらも多彩な事業を行う同社の次の展開が楽しみだ。
(ライター/本名広男)
 
株式会社 戸高工業
TEL/093-967-0530 FAX/093-967-0531 Eメール/info@todakakougyo.co.jp/
FAX PC TEL BOOK  
 
笠原十兵衛薬局 管理薬剤師
笠原久美子さん
善光寺との長いご縁から、代々善光寺信徒総代を務めている笠原家。現在「雲切目薬」の看板を守る笠原久美子さんは、第18代目店主にあたる。同店のホームページでは『雲切目薬』の歴史や効能のほか、うつに悩む方へむけての「心のページ」として、坐禅についてのお話なども紹介している。
また「九子のダメ母の証(あかし)日記」には、ホームページに載せられなかった裏話などが綴られている。
http://kumokirimegusuri.blog.so-net.ne.jp/
鉄砲伝来の年に生まれた
秘伝の目薬

目薬ひとすじ、460年。善光寺の門前で古くから愛されてきた『雲切目薬』。
その歴史と効能をひもとく。

 信州を代表する古刹、善光寺のお膝元に店を構える「笠原十兵衛薬局」。創業天文12年(1543年)の老舗である同店の看板商品が、『雲切目薬』だ。善光寺七名物のひとつとして古くから善男善女に愛されてきた目薬である。実は雲切目薬を受け継いできたのは代々の店主ではなく、その妻たち。店主は調合の仕方はまったく知らず、姑から嫁へ秘伝の製法を伝えられてきた、家伝薬ならぬ家内薬だったのだとか。
 『雲切目薬』の主成分はオウバク(硫酸ベルベリン)。優れた殺菌作用と抗炎症作用で知られる漢方だ。「オウバクは熱を冷ます働きがとても強く、炎症を鎮め、漢方では『苦寒剤』といいます」と管理薬剤師であり店主の笠原久美子さん。『雲切目薬』はもともとは軟膏で、とにかくしみるということで知られていたのだそう。しみるのがおさまり目をあけると、まるで目の前の雲が切れたかのような爽快感が得られる、と評判を呼ぶ。
 ところが昭和57年、その強い刺激が新薬事法と折り合わず、『雲切目薬』は製造中止に追い込まれてしまう。しかし、販売中止から数年たっても、「おたくの雲切目薬でなければ」「なんとか手に入りませんか?」といった声が数多く寄せられ続ける。根強いファンの声に応え、現代の薬事法にのっとった新たな「雲切目薬」が誕生したのは長野オリンピックで盛り上がる平成10年のことだった。17代夫人の恭子さんの努力が結実した。
 現在発売されているのは『雲切目薬α』。さらなる改良を重ね、より清涼感、効き目が増し、かつての『雲切目薬』により使用感を近づけた自信作だ。気になる刺激のほうは、「健康な目にはしみませんが、炎症のある方にはしみてしまいます。ですから、しみなくなったら治ったということですよ」と笠原さん。善光寺詣での折にはぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(ライター/石井奈緒子)
 
笠原十兵衛薬局
TEL/026-232-2330 FAX/026-232-2370 Eメール/kasahara@mx1.avis.ne.jp
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://w1.avis.ne.jp/~kasahara/
 
宇仁繊維 株式会社 代表取締役
宇仁龍一氏
昭和12年1月兵庫県西脇市出身。桑村繊維株式会社を定年退職後、44年間の経験と実績をもとに、平成11年大阪でテキスタイルメーカー『宇仁繊維株式会社』を設立。以来、国産テキスタイルの自社製造、販売に一貫した経営と、ハートを込めた商品創りの信条のもと、13期連続で業績を拡大し続けている。
人が楽しく生きるための
素材メーカーでありたい

〝ハートを込めた国産のエレガンス素材〟を信条に、
デザイン・製造・販売を一貫して行うテキスタイルメーカー。

 大阪に本拠をおく『宇仁繊維』は、平成11年の創業以来、13期連続で増収増益を重ねているテキスタイルメーカー。〝国産〟にこだわり、自社でのデザイン、製造、販売の一貫体制を確立している。
 代表取締役・宇仁龍一氏は兵庫県西脇の出身で定年退職後、同社を立ち上げた。自身が年間3億の売り上げを生むトップセールスマン、デザイナーでもあるが、西脇高校時代のご同窓に世界的デザイナーの横尾忠則氏がおり、「僕の物創りは、彼から影響を受けたかもしれんな」との興味深いお話しもお聞かせいただいた。そんな宇仁社長にご自身が常々言われている〝一点集中の強み〟について伺うと、「この円高の時代だからこそ、ハートを込めて品質の高い国産にこだわって創っているんです。ハートが無ければ売れません。国産テキスタイルという素材、その一点集中でやって来たことで今がある」とお答えくださった。さらに、「うちは若い子たちに多くを任せている。この辺り(※青山にある東京店)は世界一の感性の街。そこで働くあなた達がいいと思うものだったら間違いはないよと話してあげるんです」と若手社員に対する深い愛情をこめた言葉も印象に残る。
 経営スタイルで言えば、『宇仁繊維』の最大の強みは、何と言ってもメーカーと問屋を一体化した製造販売一貫体制。同社では日本の伝統や技術を活かした「小紋工房」で創作した、日本製にこだわったオリジナルテキスタイル1万7千点余を常備。多岐にわたり益々スピード化するファッションビジネス業界で、思い切ったスピード生産を実現し、お客様の市場動向に対応している。
 流行とは、目まぐるしく変化する予測困難なもの。だが同社はそのハートとスピードを信条に、常に消費者目線でテキスタイル創造を重ねながらいつも時代の流れと共にある。
(ライター/尾崎俊実)
 
宇仁繊維 株式会社
TEL/06-6253-7311 FAX/06-6253-7312
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.komon-koubou.com/
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