最前線医療の現場と
頼れる専門ドクター
頼れる専門ドクター
医療の入り口となる包括的な診療体制構築
生活習慣病に役立つフィットネスジム運営
生活習慣病に役立つフィットネスジム運営
近隣の病院と連携する
総合診療かかりつけ医
250坪の広々としたスペースに油圧式や重量式のトレーニングマシンが100台程設置され、多くの老若男女が通う運動施設が神奈川県綾瀬市のスーパー、ロピア綾瀬店の二階にある。2022年にオープンした『フィットネスジムATTA』。女性専用エリアや1周100メートルのウォーキングロードに加え、運営する『医療法人ONEきくち総合診療クリニック』の菊池大和理事長兼院長が監修考案した多様な筋トレメニューが人気の秘密だ。
40歳からのおなかひっこめメニュー、男65歳からの第二の人生スタートメニュー、膝が痛い方の上半身メニュー、寝たきり予防メニュー、生活習慣病改善メニュー、70歳からのオススメメニュー。介護を受ける状態にならないようにしたり、介護が必要になった場合でもそれ以上度合いが増さないように改善したりする介護予防や生活習慣病の予防を視野に「初心者が通いやすく、運動を心身の健康につなげてもらいたい」との思いを投影させたものだが、フィットネスジムの開設自体が「総合診療かかりつけ医」を標榜する菊池院長が築いた診療体制の一環との位置づけだ。
菊池院長の医療に向き合う信念がわかる言葉がある。
「人は、車と違い、部品の寄せ集めではありません。医師は臓器、病気を診る以上に、常に人を診ていないといけません。その方の過去、現在、未来、家族構成、人生観を理解し、その方に寄り添う。医療者はとても責任ある職業です。また、今後の日本には、『いつでも、なんでも、だれでもまず診る』マインドを持った医師が増え、開業しないといけないのです」
この二つを実践する医師が「総合診療かかりつけ医」というのが菊池院長の考えだが、前例のない肩書だ。これまでの公的な定義では、別々に考えられていた。
厚労省の「専門医の在り方に関する検討会」は2013年にまとめた報告書で「急速な高齢化に伴い、複数疾患を有する高齢者等にとっては、複数の従来の領域別専門医による診療よりも総合的な診療能力を有する医師による診療の方が適切な場合もあること等から、総合的な診療能力を有する医師の専門性を評価し、新たな専門医の仕組みに位置づけることが適当」とし、総合的な診療能力を有する医師を「総合診療医」とすると提言。一方、日本医師会は「身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」を「かかりつけ医」と定義する。この二つの資質を兼ね備えたといえる「総合診療かかりつけ医」は、総合的診療と地域医療を担う新たな診療体制を追求する医師であることも示すもので、法人名につけたONEはオリジナリティーを大切にしたオンリーワンのクリニックを意味する。
「日本の医療の特長は、臓器ごと、診療科別といった縦割り体制に発達しているため、自分の専門しか診ないという医師が多くいます。そのため患者は、症状や部位によって何軒もの診療科を回らなければいけないことになり、なんでも相談でき、自分の身体の状態を把握している『かかりつけ医』を持つことができていないのが実情です。また、病院とクリニックの住み分けができていなことも特徴です。クリニックは気軽に訪れて病気を見つける場所、病院はその先で専門的に治療をする場所、これが本来の姿です。さらに、フリーアクセス医療といって、日本では海外と違い、自由に病院やクリニックを探して受診できます。とても自由な医療制度なので、受診する病院、クリニックを一つにする必要もありませんので、幾つもの診察券が財布に入っていますが、複数の病院やクリニックに病を押して行き来しなければならないような状態は暮らしやすいといえるでしょうか。こうした状況を考えた時、社会に求められるのは、『なんでも診る』『いつでも診る』医師と思っています。『うちでは分からないから、ほかへ行って』では、医療の入り口にはなりません。具合が悪くなったり、けがをしたりしたときに、医療の入り口となるのが『総合診療かかりつけ医』です。『総合診療かかりつけ医』が診断をつけ、高度な治療を要する場合はより専門性の高い医療機関へ紹介することで、効率よく質の高い医療が実現できます」
菊池院長は、『総合診療かかりつけ医』としての具体的な診療体制について、「いつでも診る体制である」「検査設備がそろっている」「救急も受け入れ安心感を与える」「家族みなが医療を受けられる」「検査や薬の重複を避けられる」「昔からの経緯を分かってもらえる」「病気の治療だけでなく健診や予防もできる」「患者の情報リテラシーを上げる」などの条件を挙げる。『きくち総合診療クリニック』の診療体制は、これを形にしたものだ。
診療科目は病院並みに幅広く、内科、外科 救急科、心療内科、胃腸内科、循環器内科、呼吸器内科、アレルギー科、整形外科、小児科、リハビリテーション科、脳神経外科の12の診療科を擁し、院長、副院長の常勤医師と10人の非常勤医師がそれぞれの専門分野を担当。診察する主な症状は救急症状から様々なけが症状、生活習慣病、風邪症状、整形症状、アレルギー症状、循環器症状呼吸器症状、消化器症状、皮膚症状、耳鼻科症状、泌尿器症状、精神症状、更年期症状などまで多岐にわたり、CT、MRI、超音波装置、内視鏡などの検査機器で病変の早期発見に努める。肺がんや胃がん、大腸がん、前立腺がん、肝臓がんの早期発見には特に力を入れる。また、勤め人が受診しやすいように土日、祝日も診療し,午後8時までの夜間診療やオンライン診療も可能だ。最寄りの駅から無科送迎バスも運行している。
中でも救急科は、日本救急学会救急科専門医でもある菊池院長が力を入れる診療科だ。
「これまで総合病院の救急で、ありとあらゆる患者さんを診て参りました。突然の熱やケガなど、急病な方の検査、治療を行いますが、いろんな症状から緊急度を把握し、迅速に検査、治療いたします。症状が軽くても、怖い病気が隠れていることがあります。当院にはCTが完備しており、頭部から腹部までの命に係わる病気の有無を迅速に診断できます」
もう一つ、重視していりのがリハビリテーションだ。
「私は、リハビリをすることがとても大事だと考えています。手術がうまくいっても痛みが残ることもありますし、うまく歩けるまでには時間がかかります。脳梗塞後、脳出血後は早期のリハビリ、長期のリハビリがとても大事です。リハビリ機器は最新です。手術や退院後から数ヶ月間のできるだけ早い時期に適切なリハビリを続けることで回復を早め、身体 をより良い状態にすることができます」
自覚症状があるのに、検査に異常が見つからないものを、未病というが、菊池院長は、原因がわからない症状に対して、保険が適用される最も合った漢方薬を選んで治療する。また高血圧症や糖尿病、脂質異常症、痛風、貧血、胃潰瘍、低栄養などの受診者を対象にした栄養相談を実施し、健康状態や生活習慣、食べ物の好みなどを聞きながら、食事内容を確認し、健康状態に合わせた治療に役立つ食事のポイントを伝える。相談は通院に合わせて月一回受けられる。
こうした診療体制の下、同クリニックで診断し、連携する近隣7病院に紹介した件数は2023年4月1日から2024年3月31日までの一年間で1098件にものぼる。その疾患も脳神経疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、糖尿病疾患、耳鼻科疾患、皮膚疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患、内分泌系疾患、乳腺疾患、精神疾患、整形外科疾患など多岐にわたる。
「現在85歳以上の方は、約600万人ですが、これから高齢化が加速し、2040年には既に1000万人を超えていると推計されています。また現在約690万人の要介護や要支援者同じく、ほぼ1000万人になります。しかし、介護する若い人が激減していきます。このように、高齢者の割合が急速に高まり、介護が必要な方が急速に増えていきます。自分やご家族が病気になったときに、どこの病院、クリニックを受診するでしょうか。病院に連絡したら主治医がいないと断られた、日曜にけがをしたがどこに行けばいいか分からない、いつも薬をもらうクリニックに行ったら専門じゃないと言われたなどという声が、このままだとあふれ返ります。こうした状況を考えたとき、『総合診療かかりつけ医』の役割は一層大きくなると思っています。その使命感を持って地域医療に貢献していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)
総合診療かかりつけ医
250坪の広々としたスペースに油圧式や重量式のトレーニングマシンが100台程設置され、多くの老若男女が通う運動施設が神奈川県綾瀬市のスーパー、ロピア綾瀬店の二階にある。2022年にオープンした『フィットネスジムATTA』。女性専用エリアや1周100メートルのウォーキングロードに加え、運営する『医療法人ONEきくち総合診療クリニック』の菊池大和理事長兼院長が監修考案した多様な筋トレメニューが人気の秘密だ。
40歳からのおなかひっこめメニュー、男65歳からの第二の人生スタートメニュー、膝が痛い方の上半身メニュー、寝たきり予防メニュー、生活習慣病改善メニュー、70歳からのオススメメニュー。介護を受ける状態にならないようにしたり、介護が必要になった場合でもそれ以上度合いが増さないように改善したりする介護予防や生活習慣病の予防を視野に「初心者が通いやすく、運動を心身の健康につなげてもらいたい」との思いを投影させたものだが、フィットネスジムの開設自体が「総合診療かかりつけ医」を標榜する菊池院長が築いた診療体制の一環との位置づけだ。
菊池院長の医療に向き合う信念がわかる言葉がある。
「人は、車と違い、部品の寄せ集めではありません。医師は臓器、病気を診る以上に、常に人を診ていないといけません。その方の過去、現在、未来、家族構成、人生観を理解し、その方に寄り添う。医療者はとても責任ある職業です。また、今後の日本には、『いつでも、なんでも、だれでもまず診る』マインドを持った医師が増え、開業しないといけないのです」
この二つを実践する医師が「総合診療かかりつけ医」というのが菊池院長の考えだが、前例のない肩書だ。これまでの公的な定義では、別々に考えられていた。
厚労省の「専門医の在り方に関する検討会」は2013年にまとめた報告書で「急速な高齢化に伴い、複数疾患を有する高齢者等にとっては、複数の従来の領域別専門医による診療よりも総合的な診療能力を有する医師による診療の方が適切な場合もあること等から、総合的な診療能力を有する医師の専門性を評価し、新たな専門医の仕組みに位置づけることが適当」とし、総合的な診療能力を有する医師を「総合診療医」とすると提言。一方、日本医師会は「身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」を「かかりつけ医」と定義する。この二つの資質を兼ね備えたといえる「総合診療かかりつけ医」は、総合的診療と地域医療を担う新たな診療体制を追求する医師であることも示すもので、法人名につけたONEはオリジナリティーを大切にしたオンリーワンのクリニックを意味する。
「日本の医療の特長は、臓器ごと、診療科別といった縦割り体制に発達しているため、自分の専門しか診ないという医師が多くいます。そのため患者は、症状や部位によって何軒もの診療科を回らなければいけないことになり、なんでも相談でき、自分の身体の状態を把握している『かかりつけ医』を持つことができていないのが実情です。また、病院とクリニックの住み分けができていなことも特徴です。クリニックは気軽に訪れて病気を見つける場所、病院はその先で専門的に治療をする場所、これが本来の姿です。さらに、フリーアクセス医療といって、日本では海外と違い、自由に病院やクリニックを探して受診できます。とても自由な医療制度なので、受診する病院、クリニックを一つにする必要もありませんので、幾つもの診察券が財布に入っていますが、複数の病院やクリニックに病を押して行き来しなければならないような状態は暮らしやすいといえるでしょうか。こうした状況を考えた時、社会に求められるのは、『なんでも診る』『いつでも診る』医師と思っています。『うちでは分からないから、ほかへ行って』では、医療の入り口にはなりません。具合が悪くなったり、けがをしたりしたときに、医療の入り口となるのが『総合診療かかりつけ医』です。『総合診療かかりつけ医』が診断をつけ、高度な治療を要する場合はより専門性の高い医療機関へ紹介することで、効率よく質の高い医療が実現できます」
菊池院長は、『総合診療かかりつけ医』としての具体的な診療体制について、「いつでも診る体制である」「検査設備がそろっている」「救急も受け入れ安心感を与える」「家族みなが医療を受けられる」「検査や薬の重複を避けられる」「昔からの経緯を分かってもらえる」「病気の治療だけでなく健診や予防もできる」「患者の情報リテラシーを上げる」などの条件を挙げる。『きくち総合診療クリニック』の診療体制は、これを形にしたものだ。
診療科目は病院並みに幅広く、内科、外科 救急科、心療内科、胃腸内科、循環器内科、呼吸器内科、アレルギー科、整形外科、小児科、リハビリテーション科、脳神経外科の12の診療科を擁し、院長、副院長の常勤医師と10人の非常勤医師がそれぞれの専門分野を担当。診察する主な症状は救急症状から様々なけが症状、生活習慣病、風邪症状、整形症状、アレルギー症状、循環器症状呼吸器症状、消化器症状、皮膚症状、耳鼻科症状、泌尿器症状、精神症状、更年期症状などまで多岐にわたり、CT、MRI、超音波装置、内視鏡などの検査機器で病変の早期発見に努める。肺がんや胃がん、大腸がん、前立腺がん、肝臓がんの早期発見には特に力を入れる。また、勤め人が受診しやすいように土日、祝日も診療し,午後8時までの夜間診療やオンライン診療も可能だ。最寄りの駅から無科送迎バスも運行している。
中でも救急科は、日本救急学会救急科専門医でもある菊池院長が力を入れる診療科だ。
「これまで総合病院の救急で、ありとあらゆる患者さんを診て参りました。突然の熱やケガなど、急病な方の検査、治療を行いますが、いろんな症状から緊急度を把握し、迅速に検査、治療いたします。症状が軽くても、怖い病気が隠れていることがあります。当院にはCTが完備しており、頭部から腹部までの命に係わる病気の有無を迅速に診断できます」
もう一つ、重視していりのがリハビリテーションだ。
「私は、リハビリをすることがとても大事だと考えています。手術がうまくいっても痛みが残ることもありますし、うまく歩けるまでには時間がかかります。脳梗塞後、脳出血後は早期のリハビリ、長期のリハビリがとても大事です。リハビリ機器は最新です。手術や退院後から数ヶ月間のできるだけ早い時期に適切なリハビリを続けることで回復を早め、身体 をより良い状態にすることができます」
自覚症状があるのに、検査に異常が見つからないものを、未病というが、菊池院長は、原因がわからない症状に対して、保険が適用される最も合った漢方薬を選んで治療する。また高血圧症や糖尿病、脂質異常症、痛風、貧血、胃潰瘍、低栄養などの受診者を対象にした栄養相談を実施し、健康状態や生活習慣、食べ物の好みなどを聞きながら、食事内容を確認し、健康状態に合わせた治療に役立つ食事のポイントを伝える。相談は通院に合わせて月一回受けられる。
こうした診療体制の下、同クリニックで診断し、連携する近隣7病院に紹介した件数は2023年4月1日から2024年3月31日までの一年間で1098件にものぼる。その疾患も脳神経疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、糖尿病疾患、耳鼻科疾患、皮膚疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患、内分泌系疾患、乳腺疾患、精神疾患、整形外科疾患など多岐にわたる。
「現在85歳以上の方は、約600万人ですが、これから高齢化が加速し、2040年には既に1000万人を超えていると推計されています。また現在約690万人の要介護や要支援者同じく、ほぼ1000万人になります。しかし、介護する若い人が激減していきます。このように、高齢者の割合が急速に高まり、介護が必要な方が急速に増えていきます。自分やご家族が病気になったときに、どこの病院、クリニックを受診するでしょうか。病院に連絡したら主治医がいないと断られた、日曜にけがをしたがどこに行けばいいか分からない、いつも薬をもらうクリニックに行ったら専門じゃないと言われたなどという声が、このままだとあふれ返ります。こうした状況を考えたとき、『総合診療かかりつけ医』の役割は一層大きくなると思っています。その使命感を持って地域医療に貢献していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)
医療法人 きくち総合診療クリニック
TEL/0467-76-1000
ホームページ
https://kikuchi-geclinic.jp/
https://kikuchi-geclinic.jp/
札幌やインドの病院と医療連携に着手
人的支援交流や合同学術web会議実施
人的支援交流や合同学術web会議実施
セコムの提携機関
秀でた医師に選出
『新東京病院』の中尾達也院長兼心臓血管外科主任部長は、自身の信条である「垣根を越えた医療貢献」を実践してきた医師だ。国境を越えた医療技術の普及はその好例だが、病院経営でも自院にない特長を持つ医療機関に学び、診療体制の強化に役立てる医療提携にも力を入れる。同病院と同様、セコムグループのセコム医療システム株式会社の病院運営支援を受けている札幌市の2病院とインドの総合病院との間で2024年8月に始動した医療提携はその象徴だ。
中尾院長は8月、事務長と総婦長と共に手稲渓仁会病院と札幌西丸山病院を訪ね、病院機能の連携に着手した。
「ドクターヘリを有する手稲渓仁会病院の救急救命センターは、北海道で最高ランクの評価を得ており、新東京病院が参考とする紹介受診重点医療機関として10年以上前から病院の前後方支援に積極的に取り組まれていて、当院の目指す最終形をすでに実践しています。今後は、看護師やドクターを含めた人的支援交流を図りたいと考えています。札幌西丸山病院は障碍者一般病棟516床 回復期リハビリテーション病棟87床、介護医療院60床を擁する多機能慢性期病院で、職員が高い専門性を発揮しながら患者さんや利用者さんのニーズに応えた医療を提供しています。新東京病院が近い将来併設しなければいけない機能であり今後指導を仰ぎたいと考えています」
インドの病院は、サクラ病院(SAKURA WIRLD HOSPITAL)といい、インドの第4の都市バンガロールにセコムと豊田通商官民連携のインド初の「日本式」総合病院として2014年に開業した。中尾院長は手始めに8月から循環器内科、心臓外科部門での合同学術web会議をスタートさせ、病院間での医療交流を進めている。
中尾院長はこれまで、「垣根を越えた医療貢献」の一環として、自身が実施医、指導医である胸部大動脈瘤に対する日本発の低侵襲治療法であるオープンステントグラフト法について台湾を中心にアジア・パシフィック地域への普及に力を注いだり、学術資料としてオンラインで世界に配信したりしてきた。また、病院経営では「地域医療への貢献度を高めるため、診療体制を進化させる」と表明、セコム医療システム株式会社との連携を重視し、その支援を受けながら医療体制の充実化を進めてきた。
こうした医療活動が評価され、中尾院長はぎょうけい新聞社の「患者の未来に寄り添う 信頼のエクセレントドクター2024年版」で、絶え間なく変わり続ける医療情勢に直面した時に頼れる秀でた知識と技術を備え、医道の研鑽に励んでいる腕利きドクターの一人として紹介された。
(ライター/斎藤紘)
秀でた医師に選出
『新東京病院』の中尾達也院長兼心臓血管外科主任部長は、自身の信条である「垣根を越えた医療貢献」を実践してきた医師だ。国境を越えた医療技術の普及はその好例だが、病院経営でも自院にない特長を持つ医療機関に学び、診療体制の強化に役立てる医療提携にも力を入れる。同病院と同様、セコムグループのセコム医療システム株式会社の病院運営支援を受けている札幌市の2病院とインドの総合病院との間で2024年8月に始動した医療提携はその象徴だ。
中尾院長は8月、事務長と総婦長と共に手稲渓仁会病院と札幌西丸山病院を訪ね、病院機能の連携に着手した。
「ドクターヘリを有する手稲渓仁会病院の救急救命センターは、北海道で最高ランクの評価を得ており、新東京病院が参考とする紹介受診重点医療機関として10年以上前から病院の前後方支援に積極的に取り組まれていて、当院の目指す最終形をすでに実践しています。今後は、看護師やドクターを含めた人的支援交流を図りたいと考えています。札幌西丸山病院は障碍者一般病棟516床 回復期リハビリテーション病棟87床、介護医療院60床を擁する多機能慢性期病院で、職員が高い専門性を発揮しながら患者さんや利用者さんのニーズに応えた医療を提供しています。新東京病院が近い将来併設しなければいけない機能であり今後指導を仰ぎたいと考えています」
インドの病院は、サクラ病院(SAKURA WIRLD HOSPITAL)といい、インドの第4の都市バンガロールにセコムと豊田通商官民連携のインド初の「日本式」総合病院として2014年に開業した。中尾院長は手始めに8月から循環器内科、心臓外科部門での合同学術web会議をスタートさせ、病院間での医療交流を進めている。
中尾院長はこれまで、「垣根を越えた医療貢献」の一環として、自身が実施医、指導医である胸部大動脈瘤に対する日本発の低侵襲治療法であるオープンステントグラフト法について台湾を中心にアジア・パシフィック地域への普及に力を注いだり、学術資料としてオンラインで世界に配信したりしてきた。また、病院経営では「地域医療への貢献度を高めるため、診療体制を進化させる」と表明、セコム医療システム株式会社との連携を重視し、その支援を受けながら医療体制の充実化を進めてきた。
こうした医療活動が評価され、中尾院長はぎょうけい新聞社の「患者の未来に寄り添う 信頼のエクセレントドクター2024年版」で、絶え間なく変わり続ける医療情勢に直面した時に頼れる秀でた知識と技術を備え、医道の研鑽に励んでいる腕利きドクターの一人として紹介された。
(ライター/斎藤紘)
医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700
働く人を応援する一歩先のかかりつけ医
健康増進を目指す『ヘルシーエイジング』
健康増進を目指す『ヘルシーエイジング』
自費診療多種多様
土日も受診が可能
「働く人々を応援する一歩先のかかりつけ医」
東京・新宿で2022年に開院した『イーヘルスクリニック新宿院』の天野方一院長の診療活動を象徴する言葉だ。同院は一般内科からアレルギー科、腎臓内科、泌尿器科、呼吸器内科、糖尿病内科などまでカバーするが、公衆衛生学博士の学位を持ち、日本抗加齢医学会専門医でもある天野院長が特に力を入れているのが健康増進と病気の罹患予防に重点を置いた『ヘルシーエイジング』だ。
『ヘルシーエイジング』は、三つのステップから成る。
「ステップ1は、病的な症状がある場合は、最新のガイドラインに基づいて治療を行います。ステップ2は、積極的な検査を通じて全身の状態を評価します。そしてステップ3では、各種サプリメントや点滴を治療薬として使用します。病気を治すことに重きをおく保険診療では、健康増進の全てをカバーすることはできません。しかし、自由診療も活用することで動脈硬化の評価や免疫状態の評価を行うなど、様々な医療技術を駆使したより高いレベルの健康状態の実現が可能だと考えています。私たちの健康と長寿は、日々の選択と習慣に大きく影響されます。『ヘルシーエイジング』を通じて、それぞれの人生で最高の状態を迎えられるよう、医療の力を尽くしてまいります」
天野院長の治療の先進性を示すのが『幹細胞培養上清液』と『エクソソーム治療』だ。
「『幹細胞培養上清液』は、幹細胞を培養した際に得られる液体から幹細胞自体を取り除いたもので、成長因子サイトカインやエクソソームなど生理活性物質が含まれています。当院では、これらを配合したクリームや点鼻薬の開発に力を入れています」
世界初のED(勃起不全)・男性更年期の改善に特化した『幹細胞上清液エクソソーム配合クリーム』は、勃起に必要な神経や陰茎の血管の再生を促し、EDの治療や予防に役立つという。『幹細胞培養上清液』の点鼻薬、上清液を鼻腔内に直接投与する治療法で、脳や鼻粘膜などの患部に上清液を直接届けることができるため、脳細胞の活性化、認知機能の改善、コロナ後遺症の改善などの効果が期待できるという。
「寿命が延びて、働く年数も大幅に延びました。仕事と長く付き合っていくためには、自分自身やご家族が良いコンディションを維持しなくてはなりません。通院の時間が取れずに健康を後回しにしがちなビジネスパーソンにもっと身近に医療を届けたい、心身ともに健康で安心して活躍してもらいたい、そのような思いで開院しました」
同院は毎日診療し、開院からこれまでの受診者はビジネスパーソンを中心に2万人を超えるという。
(ライター/斎藤紘)
土日も受診が可能
「働く人々を応援する一歩先のかかりつけ医」
東京・新宿で2022年に開院した『イーヘルスクリニック新宿院』の天野方一院長の診療活動を象徴する言葉だ。同院は一般内科からアレルギー科、腎臓内科、泌尿器科、呼吸器内科、糖尿病内科などまでカバーするが、公衆衛生学博士の学位を持ち、日本抗加齢医学会専門医でもある天野院長が特に力を入れているのが健康増進と病気の罹患予防に重点を置いた『ヘルシーエイジング』だ。
『ヘルシーエイジング』は、三つのステップから成る。
「ステップ1は、病的な症状がある場合は、最新のガイドラインに基づいて治療を行います。ステップ2は、積極的な検査を通じて全身の状態を評価します。そしてステップ3では、各種サプリメントや点滴を治療薬として使用します。病気を治すことに重きをおく保険診療では、健康増進の全てをカバーすることはできません。しかし、自由診療も活用することで動脈硬化の評価や免疫状態の評価を行うなど、様々な医療技術を駆使したより高いレベルの健康状態の実現が可能だと考えています。私たちの健康と長寿は、日々の選択と習慣に大きく影響されます。『ヘルシーエイジング』を通じて、それぞれの人生で最高の状態を迎えられるよう、医療の力を尽くしてまいります」
天野院長の治療の先進性を示すのが『幹細胞培養上清液』と『エクソソーム治療』だ。
「『幹細胞培養上清液』は、幹細胞を培養した際に得られる液体から幹細胞自体を取り除いたもので、成長因子サイトカインやエクソソームなど生理活性物質が含まれています。当院では、これらを配合したクリームや点鼻薬の開発に力を入れています」
世界初のED(勃起不全)・男性更年期の改善に特化した『幹細胞上清液エクソソーム配合クリーム』は、勃起に必要な神経や陰茎の血管の再生を促し、EDの治療や予防に役立つという。『幹細胞培養上清液』の点鼻薬、上清液を鼻腔内に直接投与する治療法で、脳や鼻粘膜などの患部に上清液を直接届けることができるため、脳細胞の活性化、認知機能の改善、コロナ後遺症の改善などの効果が期待できるという。
「寿命が延びて、働く年数も大幅に延びました。仕事と長く付き合っていくためには、自分自身やご家族が良いコンディションを維持しなくてはなりません。通院の時間が取れずに健康を後回しにしがちなビジネスパーソンにもっと身近に医療を届けたい、心身ともに健康で安心して活躍してもらいたい、そのような思いで開院しました」
同院は毎日診療し、開院からこれまでの受診者はビジネスパーソンを中心に2万人を超えるという。
(ライター/斎藤紘)
イーヘルスクリニック新宿院
TEL/03-5315-0514
Eメール/ contact@ehealthclinic.jp
Eメール/ contact@ehealthclinic.jp
ホームページ
https://ehealthclinic.jp/
https://ehealthclinic.jp/
病気が発症する前の未病段階で治療実施
幹細胞の機能を生かす再生医療を活用
幹細胞の機能を生かす再生医療を活用
次の病態に先手を打つ
患者自身の幹細胞利用
総務省が2024年9月に公表した人口推計で65歳以上の高齢者人口が3625万人、高齢率は29・3%と過去最高となった。この超高齢社会を乗り越えていく上で厚労省が重視するのが、健康から病気へと向かっている状態を指す「未病」だ。この未病の段階で先進的な医療を施し、健康で元気な状態に戻す未病治療に力を入れているのが『Riyoメディカルクリニック』の上利理代院長だ。先進的な医療とは、体の組織を保持するために存在する幹細胞の機能を生かした再生医療だ。上利院長は、再生医療を利用した老化の予防やがん細胞の制御・抑制に取り組んできたが、未病治療も得意分野だ。
「病院に行くほどでもないが、何となく不調と感じるのが未病状態です。ヒトには適応能力があり、未病の段階では日常生活に支障はありませんが、そのままでは確実に何かしらの症状が出てきて、病気になります。未病の段階で生活習慣を見直し、何らかの治療を加えれば、もう一度、健康で元気な状態に戻すことも可能です。これが未病治療です。未病治療は次に起こる病態を予想し、先に何らかの手を打つことで、未然に病態発生を防止する治療です。体の状態変化をあらかじめ想定し対応する医学ともいえます」
上利院長の声価を高めたのが、この未病治療に再生医療を活用する先進性だ。
「幹細胞には、ES細胞やiPS細胞という多機能幹細胞と、神経や血液や皮膚などで消滅した細胞の代わりを作る体性幹細胞があります。その幹細胞の機能を生かした治療が再生医療です。患者さん自身の体性幹細胞を使う医療を第2種再生医療といい、臍帯や歯髄、脂肪由来の体性幹細胞を使います。これらの培養過程では、幹細胞培養上清液が採取できます。この上清液には細胞間の情報伝達をするエクソソームや成長因子などの有効成分が多種にわたり多く含まれています。未病治療では、患者さんの体の状態から次に起こり得る病態を予測します。その疾患ごとに効果的な体性幹細胞や幹細胞培養上清液を投与することで、機能を正常に近い状態に戻すことが可能です」
受診者自身の細胞由来の体性幹細胞を使う場合の具体的なプロセスは、詳細な問診と血液検査を行い、治療可能か判断する。腹部から特殊な針で採取した脂肪は即座に院内の細胞培養施設に運ばれ、約4週にかけて培養する。品質安全検査を経て点滴投与される。
「未病を再生治療という最先端医学で改善し、健康寿命の延伸に貢献できればと思っています」
(ライター/斎藤紘)
患者自身の幹細胞利用
総務省が2024年9月に公表した人口推計で65歳以上の高齢者人口が3625万人、高齢率は29・3%と過去最高となった。この超高齢社会を乗り越えていく上で厚労省が重視するのが、健康から病気へと向かっている状態を指す「未病」だ。この未病の段階で先進的な医療を施し、健康で元気な状態に戻す未病治療に力を入れているのが『Riyoメディカルクリニック』の上利理代院長だ。先進的な医療とは、体の組織を保持するために存在する幹細胞の機能を生かした再生医療だ。上利院長は、再生医療を利用した老化の予防やがん細胞の制御・抑制に取り組んできたが、未病治療も得意分野だ。
「病院に行くほどでもないが、何となく不調と感じるのが未病状態です。ヒトには適応能力があり、未病の段階では日常生活に支障はありませんが、そのままでは確実に何かしらの症状が出てきて、病気になります。未病の段階で生活習慣を見直し、何らかの治療を加えれば、もう一度、健康で元気な状態に戻すことも可能です。これが未病治療です。未病治療は次に起こる病態を予想し、先に何らかの手を打つことで、未然に病態発生を防止する治療です。体の状態変化をあらかじめ想定し対応する医学ともいえます」
上利院長の声価を高めたのが、この未病治療に再生医療を活用する先進性だ。
「幹細胞には、ES細胞やiPS細胞という多機能幹細胞と、神経や血液や皮膚などで消滅した細胞の代わりを作る体性幹細胞があります。その幹細胞の機能を生かした治療が再生医療です。患者さん自身の体性幹細胞を使う医療を第2種再生医療といい、臍帯や歯髄、脂肪由来の体性幹細胞を使います。これらの培養過程では、幹細胞培養上清液が採取できます。この上清液には細胞間の情報伝達をするエクソソームや成長因子などの有効成分が多種にわたり多く含まれています。未病治療では、患者さんの体の状態から次に起こり得る病態を予測します。その疾患ごとに効果的な体性幹細胞や幹細胞培養上清液を投与することで、機能を正常に近い状態に戻すことが可能です」
受診者自身の細胞由来の体性幹細胞を使う場合の具体的なプロセスは、詳細な問診と血液検査を行い、治療可能か判断する。腹部から特殊な針で採取した脂肪は即座に院内の細胞培養施設に運ばれ、約4週にかけて培養する。品質安全検査を経て点滴投与される。
「未病を再生治療という最先端医学で改善し、健康寿命の延伸に貢献できればと思っています」
(ライター/斎藤紘)
Riyoメディカルクリニック
TEL/06-6347-5177
Eメール/ info@riyo-medical.clinic
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アスリートの未来を守るスポーツ診療
多様な治療オプションと再生医療
多様な治療オプションと再生医療
博士の知見生かす
専門リハビリ充実
「スポーツに打ち込むすべての人をサポートし、身体と笑顔を守る」
2024年5月、岩手県盛岡市で『いわてスポーツ・整形外科クリニック』を開院した和田知樹院長の信念だ。一般整形外科、リハビリテーション、肩関節外来などにも対応するが、主軸はスポーツ診療。凍結肩における腱板の剛性に関する研究で取得した医学博士の学位や日本整形外科学会運動器リハビリテーション医、日本スポーツ協会スポーツドクターなどの資格に裏付けられた医療技術と知識を生かし、故郷のアスリートたちに後悔のないスポーツ人生を送ってもらえるよう力を尽くす決意だ。
和田院長がスポーツ診療に取り組むようになったのは、野球に熱中していた学生時代、自身怪我で苦しんだことや怪我でスポーツを辞めてしまった人が多かったことから「いつかはスポーツに関する医療を提供したい」と思うようになったのがきっかけ。診療では、アスリートがどうすればプレーができるようになるか考えながら進めるという。
「怪我や障害によって体の硬さ、筋力低下が起こり、体の機能が低下し、日常生活やスポーツに影響を及ぼします。当院では、診察、レントゲン、超音波、MRIなどによる正確な診断に加えて、様々な治療オプションを用意しています。体の痛みや障害を取り除くためにリハビリスタッフがスポーツ復帰に向けたアスレティックリハビリテーションも行います」
治療オプションでは、血小板に含まれる成長因子を凝縮し、抗炎症や組織修復を促す再生医療「PRP療法」や超音波ガイド下に注射で生理食塩水を注入し、硬くなった筋膜や神経周囲を剥がし、可動域の改善や痛みの除去が期待できる「ハイドロリリース」、肩関節の可動域が悪くなる凍結肩でリハビリなどの保存療法で改善がない場合に超音波ガイド下に患部のブロック麻酔を行い関節を動かす非観血的授動術の「マニピュレーション」、圧力波を患部に当てることで周囲の細胞を活性化や再生能力を促して治癒を促進させ、痛みを感知する異常神経の抑制、血流改善で疼痛緩和効果も期待できる「拡散型衝撃波(ショックマスター)療法」などが可能だ。
院内には、高画質な画像を短時間で撮影できる総合病院と同性能のMRI、骨密度検査装置、大腿部の筋力を計測し、数値化することでトレーニングやリハビリの効果を確認できるFIFA公認メディカルセンター採用の体力測定マシン、1回の測定で部位別の筋肉量や脂肪量がわかり、トレーニング効果を確認することができる体組成計測器などがあり、体の状態に即して診療できる。
(ライター/斎藤紘)
専門リハビリ充実
「スポーツに打ち込むすべての人をサポートし、身体と笑顔を守る」
2024年5月、岩手県盛岡市で『いわてスポーツ・整形外科クリニック』を開院した和田知樹院長の信念だ。一般整形外科、リハビリテーション、肩関節外来などにも対応するが、主軸はスポーツ診療。凍結肩における腱板の剛性に関する研究で取得した医学博士の学位や日本整形外科学会運動器リハビリテーション医、日本スポーツ協会スポーツドクターなどの資格に裏付けられた医療技術と知識を生かし、故郷のアスリートたちに後悔のないスポーツ人生を送ってもらえるよう力を尽くす決意だ。
和田院長がスポーツ診療に取り組むようになったのは、野球に熱中していた学生時代、自身怪我で苦しんだことや怪我でスポーツを辞めてしまった人が多かったことから「いつかはスポーツに関する医療を提供したい」と思うようになったのがきっかけ。診療では、アスリートがどうすればプレーができるようになるか考えながら進めるという。
「怪我や障害によって体の硬さ、筋力低下が起こり、体の機能が低下し、日常生活やスポーツに影響を及ぼします。当院では、診察、レントゲン、超音波、MRIなどによる正確な診断に加えて、様々な治療オプションを用意しています。体の痛みや障害を取り除くためにリハビリスタッフがスポーツ復帰に向けたアスレティックリハビリテーションも行います」
治療オプションでは、血小板に含まれる成長因子を凝縮し、抗炎症や組織修復を促す再生医療「PRP療法」や超音波ガイド下に注射で生理食塩水を注入し、硬くなった筋膜や神経周囲を剥がし、可動域の改善や痛みの除去が期待できる「ハイドロリリース」、肩関節の可動域が悪くなる凍結肩でリハビリなどの保存療法で改善がない場合に超音波ガイド下に患部のブロック麻酔を行い関節を動かす非観血的授動術の「マニピュレーション」、圧力波を患部に当てることで周囲の細胞を活性化や再生能力を促して治癒を促進させ、痛みを感知する異常神経の抑制、血流改善で疼痛緩和効果も期待できる「拡散型衝撃波(ショックマスター)療法」などが可能だ。
院内には、高画質な画像を短時間で撮影できる総合病院と同性能のMRI、骨密度検査装置、大腿部の筋力を計測し、数値化することでトレーニングやリハビリの効果を確認できるFIFA公認メディカルセンター採用の体力測定マシン、1回の測定で部位別の筋肉量や脂肪量がわかり、トレーニング効果を確認することができる体組成計測器などがあり、体の状態に即して診療できる。
(ライター/斎藤紘)
いわてスポーツ・整形外科クリニック
TEL/019-681-7370
Eメール/info@iwasupo.jp
Instagram/@iwasupo
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ホームページ
https://iwasupo.jp/
https://iwasupo.jp/
医療と運動の融合メディカルフィットネス
無理なく身体を動かす心も身体もケア
無理なく身体を動かす心も身体もケア
心身の不安を取り除く
安心の医療を提供
一般内科やリハビリテーション科などを中心に、ダイエット外来やビタミン美容点滴、プラセンタなどの自由診療で、身体の不調や心の不安を取り除く安らぎの医療を提供する『なごみといやしのクリニック』。丸山誠代院長は、生活習慣病を予防したいと考える方や病気の悪化を防ぎたい方、運動不足を解消したい方、ダイエットで美しくなりたいと考える方が無理なく身体を動かすことができるよう、「医療」×「運動」を融合させたメディカルフィットネスを行っている。
2024年で、5周年を迎えたメディカルフィットネス『TAKEO POWER』は、医師やメディカルスタッフなどのあらゆる専門職が医学的根拠に基づいて健康増進や介護予防、生活習慣病予防、ロコモ予防など一人ひとりの身体の状態や目的に合わせた運動療法や栄養指導を行っている。スタジオやジム、リハビリテーション、岩盤浴やよもぎ蒸しなどを通して、お子様から高齢者まであらゆる年齢層の方が無理なくスポーツを楽しみ、身体の状態や目的に合わせた適切な指導や援助、アドバイスが受けられる。スタジオレッスンでは、ストレッチやヨガ、ピラティス、エアロビクスなどを楽しむことができる。体力づくりはもちろんしなやかボディを目指す、運動不足解消など目的に合わせたプログラムを選ぶことが可能。スタジオレッスンの他にも室温35℃~38℃前後、湿度60%程度に保たれた室内でホットストレッチやホットヨガなどのレッスンを楽しむこともでき、身体を芯から温めて身体の内側の筋肉、体幹を鍛えて、姿勢改善・基礎代謝アップ、肩こりや冷え性など体質改善効果を目指すこともできる。ジムでは、有酸素系からウエイト系まで様々なテクノジム社製の最新マシンが揃う。体力や目的に合わせて負荷をかけ、気になる部分を鍛えたり、自分の理想を目指してトレーニングを行うことができる。また、国内のごく一部で しかとれない希少な天照石と乙姫石を使用した岩盤浴やよもぎの蒸気を皮膚や粘膜から天然の美容成分をたっぷり吸収するよもぎ蒸しなどでじっくりと汗をかくことでリラックス効 果や美肌効果、発汗作用によるデトックス効果など様々な効果が期待できる。一人で運動に取り組むのはもちろん、家族や友人、恋人と共に頑張る方も多い。医学的根拠に基づいたメディカルフィットネスという珍しいアプローチで、医療と運動の両面から地域住民の心と身体の健康をしっかりとサポート。「身体を動かす楽しみ」と「自分の心や身体が変化する楽しみ」を体感できるメディカルフィットネスだ。
(ライター/彩未)
安心の医療を提供
一般内科やリハビリテーション科などを中心に、ダイエット外来やビタミン美容点滴、プラセンタなどの自由診療で、身体の不調や心の不安を取り除く安らぎの医療を提供する『なごみといやしのクリニック』。丸山誠代院長は、生活習慣病を予防したいと考える方や病気の悪化を防ぎたい方、運動不足を解消したい方、ダイエットで美しくなりたいと考える方が無理なく身体を動かすことができるよう、「医療」×「運動」を融合させたメディカルフィットネスを行っている。
2024年で、5周年を迎えたメディカルフィットネス『TAKEO POWER』は、医師やメディカルスタッフなどのあらゆる専門職が医学的根拠に基づいて健康増進や介護予防、生活習慣病予防、ロコモ予防など一人ひとりの身体の状態や目的に合わせた運動療法や栄養指導を行っている。スタジオやジム、リハビリテーション、岩盤浴やよもぎ蒸しなどを通して、お子様から高齢者まであらゆる年齢層の方が無理なくスポーツを楽しみ、身体の状態や目的に合わせた適切な指導や援助、アドバイスが受けられる。スタジオレッスンでは、ストレッチやヨガ、ピラティス、エアロビクスなどを楽しむことができる。体力づくりはもちろんしなやかボディを目指す、運動不足解消など目的に合わせたプログラムを選ぶことが可能。スタジオレッスンの他にも室温35℃~38℃前後、湿度60%程度に保たれた室内でホットストレッチやホットヨガなどのレッスンを楽しむこともでき、身体を芯から温めて身体の内側の筋肉、体幹を鍛えて、姿勢改善・基礎代謝アップ、肩こりや冷え性など体質改善効果を目指すこともできる。ジムでは、有酸素系からウエイト系まで様々なテクノジム社製の最新マシンが揃う。体力や目的に合わせて負荷をかけ、気になる部分を鍛えたり、自分の理想を目指してトレーニングを行うことができる。また、国内のごく一部で しかとれない希少な天照石と乙姫石を使用した岩盤浴やよもぎの蒸気を皮膚や粘膜から天然の美容成分をたっぷり吸収するよもぎ蒸しなどでじっくりと汗をかくことでリラックス効 果や美肌効果、発汗作用によるデトックス効果など様々な効果が期待できる。一人で運動に取り組むのはもちろん、家族や友人、恋人と共に頑張る方も多い。医学的根拠に基づいたメディカルフィットネスという珍しいアプローチで、医療と運動の両面から地域住民の心と身体の健康をしっかりとサポート。「身体を動かす楽しみ」と「自分の心や身体が変化する楽しみ」を体感できるメディカルフィットネスだ。
(ライター/彩未)
医療法人 なごみといやし なごみといやしのクリニック
TEL/0954-23-7537
病院は病院らしくを理念に地域医療に貢献
移転予定の新病院では医療体制の高度化追求
移転予定の新病院では医療体制の高度化追求
病床や診療科目拡大
地域初の技術も導入
「病院は病院らしく」
人口の高齢化など背景に身近な地域で医療を提供する医療環境が重視される中、医療機関の役割分担の明確化と連携の促進に取り組み、その理想形ともいえる診療体制を築いたのが『横須賀市立うわまち病院』の沼田裕一院長だ。明治期に開院して100年超、時代によって役割を変えながら歩んできた同病院だが、2025年3月には病院名を『横須賀市立総合医療センター』に変更し、新病院に移転する予定で、新たな地域医療の拠点になる。
新病院は、病床数が33床増えて450床に、標榜診療科が28科から34科に、手術室が 5室から10室に増えるほか、化学療法室19床や血液浄室20室を整備し、特定集中治療室を全個室化するなど医療体制の充実化が図られるが、中でも先進性が際立つのが、最新鋭の高度医療機器や設備を導入することだ。
治療分野では、高精度放射線治療装置「TrueBeam」がその一つ。脳や頭頸部、肺、食道、肝細胞、直腸、前立腺、乳、子宮、白血病などあらゆる部位のがんの治療を定位放射線や強度変調放射線など多様な照射技術で短時間に高精度に行うことができる。もう一つがMRIガイド下集束超音波治療「FUS」。本態性振戦やパーキンソン病による手のふるえを開頭手術をすることなく、ふるえの原因となっている脳深部のターゲットに超音波を集束させ、温度上昇による熱凝固によりターゲット部位を治療する方法だ。
検査技術の高度化を図ったのも特長。陽電子放出断層撮影とコンピュータ断層撮影を組み合わせた「PET|CT」の導入はその一つ。がんをはじめとした幅広い病気の早期発見やアルツハイマー型認知症の診断に極めて有効という。超電導磁石式全身用MRI装置「MRI3.0T」は、撮像スピードの高速化でルーチン検査が最大50%の時間短縮が可能になると同時に診断価値の高い画像を提供する。また、ハイブリッド手術室を整備する。従来別々に行っていたカテーテルを用いた血管造影検査と血管内治療、外科手術を同じ部屋で組み合わせて行うことができる。また、この手術室には心臓弁膜症を開胸せず、心臓を止めずに治療する経カテーテル大動脈弁治療「TAVI」が行える機器も導入する。
「FUS」「PET|CT」ハイブリット手術室2室の導入は、三浦半島の医療機関では初めてという。
このほか、救急患者の迅速な搬送に対応したり、大規模災害時にも力を発揮したりするヘリポートや緊急分娩の妊婦を救急用エレベーターで搬送できるようにする分娩室を整備するなど緊急時の医療体制も充実化する。
(ライター/斎藤紘)
地域初の技術も導入
「病院は病院らしく」
人口の高齢化など背景に身近な地域で医療を提供する医療環境が重視される中、医療機関の役割分担の明確化と連携の促進に取り組み、その理想形ともいえる診療体制を築いたのが『横須賀市立うわまち病院』の沼田裕一院長だ。明治期に開院して100年超、時代によって役割を変えながら歩んできた同病院だが、2025年3月には病院名を『横須賀市立総合医療センター』に変更し、新病院に移転する予定で、新たな地域医療の拠点になる。
新病院は、病床数が33床増えて450床に、標榜診療科が28科から34科に、手術室が 5室から10室に増えるほか、化学療法室19床や血液浄室20室を整備し、特定集中治療室を全個室化するなど医療体制の充実化が図られるが、中でも先進性が際立つのが、最新鋭の高度医療機器や設備を導入することだ。
治療分野では、高精度放射線治療装置「TrueBeam」がその一つ。脳や頭頸部、肺、食道、肝細胞、直腸、前立腺、乳、子宮、白血病などあらゆる部位のがんの治療を定位放射線や強度変調放射線など多様な照射技術で短時間に高精度に行うことができる。もう一つがMRIガイド下集束超音波治療「FUS」。本態性振戦やパーキンソン病による手のふるえを開頭手術をすることなく、ふるえの原因となっている脳深部のターゲットに超音波を集束させ、温度上昇による熱凝固によりターゲット部位を治療する方法だ。
検査技術の高度化を図ったのも特長。陽電子放出断層撮影とコンピュータ断層撮影を組み合わせた「PET|CT」の導入はその一つ。がんをはじめとした幅広い病気の早期発見やアルツハイマー型認知症の診断に極めて有効という。超電導磁石式全身用MRI装置「MRI3.0T」は、撮像スピードの高速化でルーチン検査が最大50%の時間短縮が可能になると同時に診断価値の高い画像を提供する。また、ハイブリッド手術室を整備する。従来別々に行っていたカテーテルを用いた血管造影検査と血管内治療、外科手術を同じ部屋で組み合わせて行うことができる。また、この手術室には心臓弁膜症を開胸せず、心臓を止めずに治療する経カテーテル大動脈弁治療「TAVI」が行える機器も導入する。
「FUS」「PET|CT」ハイブリット手術室2室の導入は、三浦半島の医療機関では初めてという。
このほか、救急患者の迅速な搬送に対応したり、大規模災害時にも力を発揮したりするヘリポートや緊急分娩の妊婦を救急用エレベーターで搬送できるようにする分娩室を整備するなど緊急時の医療体制も充実化する。
(ライター/斎藤紘)
公益社団法人 地域医療振興協会 横須賀市立うわまち病院
TEL/046-823-2630
がんなどの病変の早期発見の検査で実績
男女が利用できる健康と美のサロン併設
男女が利用できる健康と美のサロン併設
がん研究成果活用
心身の幸せを実現
「基幹病院で主に消化器内科を中心に一般内科診療を行った知識と技術を生かして地域住民のかかりつけ医として健康管理に貢献する」
三重県松阪市で開院して10年になる『山中胃腸科クリニック』の山中猛成院長は、この診療理念を実践してきた日本内科学会総合内科専門医だ。診療のウイングは高血圧、高脂血症、高尿酸血症、糖尿病などの生活習慣病から呼吸器疾患、消化器疾患、アレルギー疾患、男性機能低下、男性型脱毛症、睡眠時無呼吸症候群などの治療まで幅広いが、デジタルX線撮影やAI搭載の超音波診断検査(脂肪肝の診断もできる)、電子内視鏡検査、心電図検査、血液検査などを駆使した病変の発見を重視し、特に胃がんや食道がん、大腸カメラによる大腸がんの初期病変の発見で実績を重ねる。
「当院では、経鼻内視鏡を使って胃や十二指腸の検査を行っています。経鼻内視鏡は、従来の口から挿入する経口内視鏡と比べて、オエッとする咽頭反射を起こすことが少なく、比較的楽に検査を受けることができます。ピロリ菌感染のある方や慢性萎縮性胃炎の方は、胃がんになりやすいとされています。胃がんの中でも胃の粘膜に限局する早期の胃がんには、転移がほとんど無く、その病変部を切除するだけで完治が得られることが多いのです。また、日本人の食生活の欧米化で脂肪摂取量増加や運動不足で大腸がんの患者数の増加が最近みられますが、大腸内視鏡検査は大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などの病気を見つけ、診断するのに有用な検査です」
山中院長は、抗がん剤と細胞の自然死アポトーシスに関する研究で医学博士の学位を取得し、がんの検査にはその学識が生かされる。
がん、心疾患、肺炎に次ぐ死亡率第四位の病因である脳血管障害について、血液中の細胞障害物質のアクロレインと2種類の炎症マーカーの測定結果によって無症候性脳梗塞の可能性を探る脳梗塞リスクマーカー検査も受診者を増やしている。
同クリニックには、山中院長の夫人で看護師やトータルビューティーコーディネーターなどの資格を持つ雅代さんが運営する健康と美と癒しのサロン『Little Light』を併設しているのも大きな特長だ。
雅代さんが特に力を入れているのが、若い世代から高齢世代までを対象に健康的に身体を動かすパーソナルトレーニングだ。「姿勢の良し悪しは健康に影響し、正しい姿勢は健康リスクを減少させることができる」との考えの下、姿勢のバランスを整えることで、猫背やスマホ首、腰痛、膝痛などの改善や予防を目指すものだ。また、美や健康、エステ、メイクなどに関する講習会も開催している。
(ライター/斎藤紘)
心身の幸せを実現
「基幹病院で主に消化器内科を中心に一般内科診療を行った知識と技術を生かして地域住民のかかりつけ医として健康管理に貢献する」
三重県松阪市で開院して10年になる『山中胃腸科クリニック』の山中猛成院長は、この診療理念を実践してきた日本内科学会総合内科専門医だ。診療のウイングは高血圧、高脂血症、高尿酸血症、糖尿病などの生活習慣病から呼吸器疾患、消化器疾患、アレルギー疾患、男性機能低下、男性型脱毛症、睡眠時無呼吸症候群などの治療まで幅広いが、デジタルX線撮影やAI搭載の超音波診断検査(脂肪肝の診断もできる)、電子内視鏡検査、心電図検査、血液検査などを駆使した病変の発見を重視し、特に胃がんや食道がん、大腸カメラによる大腸がんの初期病変の発見で実績を重ねる。
「当院では、経鼻内視鏡を使って胃や十二指腸の検査を行っています。経鼻内視鏡は、従来の口から挿入する経口内視鏡と比べて、オエッとする咽頭反射を起こすことが少なく、比較的楽に検査を受けることができます。ピロリ菌感染のある方や慢性萎縮性胃炎の方は、胃がんになりやすいとされています。胃がんの中でも胃の粘膜に限局する早期の胃がんには、転移がほとんど無く、その病変部を切除するだけで完治が得られることが多いのです。また、日本人の食生活の欧米化で脂肪摂取量増加や運動不足で大腸がんの患者数の増加が最近みられますが、大腸内視鏡検査は大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などの病気を見つけ、診断するのに有用な検査です」
山中院長は、抗がん剤と細胞の自然死アポトーシスに関する研究で医学博士の学位を取得し、がんの検査にはその学識が生かされる。
がん、心疾患、肺炎に次ぐ死亡率第四位の病因である脳血管障害について、血液中の細胞障害物質のアクロレインと2種類の炎症マーカーの測定結果によって無症候性脳梗塞の可能性を探る脳梗塞リスクマーカー検査も受診者を増やしている。
同クリニックには、山中院長の夫人で看護師やトータルビューティーコーディネーターなどの資格を持つ雅代さんが運営する健康と美と癒しのサロン『Little Light』を併設しているのも大きな特長だ。
雅代さんが特に力を入れているのが、若い世代から高齢世代までを対象に健康的に身体を動かすパーソナルトレーニングだ。「姿勢の良し悪しは健康に影響し、正しい姿勢は健康リスクを減少させることができる」との考えの下、姿勢のバランスを整えることで、猫背やスマホ首、腰痛、膝痛などの改善や予防を目指すものだ。また、美や健康、エステ、メイクなどに関する講習会も開催している。
(ライター/斎藤紘)
医療法人Team WELLness 山中胃腸科クリニック
TEL/0598-30-6101
ホームページ
http://yamanaka-ichouka.com/
http://yamanaka-ichouka.com/