ブームの真相 2018

3人のエキスパートが良い方向に問題解決してくれる。

所長 薬袋正司 氏
埼玉県出身。東京CPA会計学院を卒業後、伊勢丹で経理業務全般を経験。税理士資格を取得後、外資系税理士事務所を経て、1997年に資産税に特化した税理士法人タクトコンサルティングに入社。10年間勤めた後、2007年に独立し『薬袋税理士事務所』を開業。宅地建物取引主任者の資格も持つ。

相続財産で最も多い土地について、専門家による土地評価や租税特別措置法上の小規模宅地等の特例の利用、更地の有効活用など多角的な視点から助言する。

相続財産価格の4割弱が土地
実際の土地の状況で価値変動
　毎年12月、前年の相続税の申告状況が国税庁から発表される。昨年発表された平成27年分の申告状況によると、相続財産の金額の構成比で最も多いのは過去と同様に土地。相続と不動産に関する税務のプロ、『薬袋税理士事務所』の所長薬袋正司さんは、不動産が相続財産になる場合に備え、基本を頭の中で整理しておくことが重要と指摘する。
「27年分を見ますと、課税対象は約10万3千人で、課税割合は8％と前年を3・6ポイント増えました。相続財産の価格の合計は14兆５５５４億円、被相続人1人当たり1億４１２６万円。構成比は土地38・0％、家屋5・3％、有価証券14・9％、現金・預貯金等30・7％、その他11％。税額は1兆８１１６億円で、1人当たり１７５８万円となっています」
　不動産に関する相続対策の出発点は土地の評価だ。
「相続税において土地の価値は、一般的な市街地では毎年7月に公表される路線価方式によって評価しますが、実際の土地の状況によってその価値は大きく異なってきます。形状がいびつだったり、道路に面している部分が狭かったり考慮すべき事情がある場合、ケースごとに定められた補正率を評価額に掛けて減額し、納税にも大きく影響します。不動産評価のプロに相談して土地評価を行うことが重要です」

生活や事業用の土地は減額
更地に建物建立で節税可能
　税制上の特例も相続対策として忘れてはいけないと指摘する。
「相続税の基礎控除額の引き下げで課税が強化された相続税ですが、生活や事業の基盤となっている土地については、一定の配慮がなされ、租税特別措置法に規定された小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例が、納税者が利用しやすいように見直されました。被相続人または被相続人と生計を共にしていた親族が、居住または事業を営んでいた土地を相続した場合、要件を満たせばその土地の一定の面積の部分について課税される評価額を50～80％減額することができる仕組みで、評価額の高い宅地では大きな節税効果を得ることができます」
　この特例の関連で更地の有効活用も進言する。
「更地は、商業地と同じ非住宅用地として、住宅用地の減額特例の適用はなく、高い税金を納めなければなりません。相続財産に更地がある場合、建物を建てることで、特例などの適用によって節税できる可能性が高まります。また、その建物をアパート等の貸家にすることで、節税効果はさらに大きくなります。生前に売却して立地の良い場所に買い換えたうえでアパートを建てる。また、非保険財産の枠を利用して生命保険に加入するなど更地の有効活用を考えるべきです」

TEL：03-6228-6400　FAX：03-6228-6401　Eメール：minai@tax-bpc.com

ホームページ　http://www.tax-bpc.com/

『有機米使用玄米あま酒』250g 400円（税込）
『有機米使用白米あま酒』250g　400円（税込）
『国産玄米あま酒』250g 280円（税込）
『国産あま酒』250g 280円（税込）
『玄米甘酒ストレートタイプ』100g 250円（税込）
手軽に飲めるキャップ付きの甘酒を作って欲しいとの声に応え、地元岡山県産米のみで作る『国産玄米あま酒』を広島県の老舗味噌蔵･金光味噌でスパウト袋に充填したコラボ商品。凍らせればシャーベットとしても楽しめる。まとめ買いができる100g、20袋入りのパック商品が売れ筋だ。

おいしい甘酒を使ったレシピ
健康にも美容にもいいとされる甘酒を料理に活用して、毎日の生活に取り入れてみましょう。
◎甘酒おしるこ
おしるこにあま酒。甘く煮た小豆にあま酒がマッチング。とってもやさしく、ほっこり気分に。

米麹を使い伝統の醗酵熟成法で作る玄米甘酒を携帯に便利なスパウト袋入りにしたストレートタイプが手軽な栄養補給食としてファンを増やす。

老舗味噌蔵とのコラボ商品
昔ながらの醗酵熟成法守る
　そのまま飲むのもよし。温めて飲むのもよし。シャーベットにして食べるのもよし。押すと出る、離すと止まる自己密封式の容器スパウト袋入りの甘酒、「マルクラ食品」の『玄米甘酒ストレートタイプ』が好評。飲む点滴といわれるほど栄養価の高い甘酒。バッグに入れておけば、どこでも栄養補給ができる手軽さと美味しさが人気の秘密だ。１００ｇ入りが20袋入ったパック商品でまとめ買いするファンが多い。
　甘酒づくり40年超の歴史を誇る同社が昔ながらの醗酵熟成法に則って地元岡山県産米と米麹で作る『国産 玄米あま酒』を明治5年創業の金光味噌でスパウト袋に充填したコラボ商品。厳格な衛生管理の下で作られ、酒粕由来と違ってアルコール成分もなし。ブドウ糖のやさしい甘さが体を癒す。スパウト袋は、電子レンジに対応し、キャップをとって30秒ほど温めれば、お馴染みの温かい甘酒が楽しめる。袋のまま冷凍庫に入れておけばシャーベット状になり、新感覚の甘酒になる。

栄養成分が健康志向に合致
甘酒のランキングでＮＯ.1
　空前のブームといわれる甘酒。その理由は栄養価にある。栄養成分として必須アミノ酸、酵素、ビタミン、ミネラル、オリゴ糖、ブドウ糖、葉酸、食物繊維などが挙げられ、さらに最強の抗酸化物質といわれる硫黄を含んだアミノ酸の一種、エルゴチオネインが含まれている。健康志向の中でその栄養価が見直され、新たなメーカーが市場に参入しているが、「マルクラ食品」の『国産 玄米あま酒』は、全国の食の特産品などをリサーチするＷＥＢサイト「グルメ研究所」の甘酒ランキングでＮＯ・1にランクされ、伝統に支えられた実力を示した。

TEL：086-429-1551 　FAX：086-429-1552　Eメール：info@marukura-amazake.jp

ホームページ　http://www.marukura-amazake.jp/

上：『大稲荷神社』
中：第23代宮司 穐山光鑑 氏、『錦織神社』
下：『大稲荷神社』本殿

400年超の歴史を持つ神社の23代目宮司として、境内社、『錦織神社』をパワースポットとして注目度を上げ、神社の伝統作法に則った海洋散骨にも取り組み、私生活でも独自の信条を貫徹する。

錦織選手活躍の願い込め
御朱印を赤色から金色に
　神奈川県小田原市民から「だいなりさん」の愛称で親しまれる『大稲荷（だいいなり）神社』は、これからの季節、新嘗祭（にいなめさい）などを経て初詣を迎える準備に入る。心願成就、五穀豊穣の願掛け劣らず、必勝を願う参拝者が多いのが特長。お目当ては、境内社『錦織神社』の金色の御朱印や勝ち守。プロテニス界のホープ錦織圭選手の活躍と共にパワースポットとして注目され、宮司、穐山光鑑（あきやまみつのり）さんが御朱印の色を変えた。全国でも珍しい七角形の絵馬と共に人気だ。
『大稲荷神社』は、１５８７年の創建。稲荷大明神を祀り、小田原城の鬼門除け稲荷として知られた。本殿の美しい木造彫刻は日光東照宮の三猿レリーフで知られる左甚五郎の作品といわれる。自衛隊とも連携し地域の防災拠点としての役割も担ってきた。『錦織神社』は、１６３３年の大地震後、厳しい年貢取り立てに窮して藩主に直訴した関本村（現南足柄市）の名主下田隼人を祭っている。その地域はかつて「西郡（にしこおり）」と呼ばれ、神社の名前とし錦織の字を当てたと伝わる。

神社の伝統を尊重
私生活も独自の信条貫徹
　両神社の宮司を兼ねる穐山さんは、大学卒業後、神奈川県の各地の商店街活性化などに携わった。その最中、祖父から『大稲荷神社』の宮司を引き継いだ父親が体調を崩し、氏子の要望もあり、23代目宮司に就いた。毎年5月に行われる小田原北條五代祭りでは、隊列の最後尾を飾るまち衆隊で大稲荷神社氏子神輿会が繰り出す神輿を氏子衆と共に担ぐ。
「伝統を尊重しつつも、庶民の目線も忘れずに、固定観念にとらわれない神社像を追求していきたいと思っています」
　宮司として、独自の視点を大事にする穐山さんは、私生活でも独自の信条を貫く。「無敵の法則」はその一つ。周りには敵がなく、皆が仲間を意味する。 「気に入らない、嫌いな人間ほど良いところを探し、それを相手に伝えます。すると相手も嫌な気はせず、付き合いが深まります」
　穐山流子育て論は、さらに徹底している。「3歳になるまでしつかりと教育し、子どもたちに親の立ち位置をハッキリさせておく。子どもは望まれて産まれてきたのであり、親は子どもたちに対して絶対に大変と言う言葉を使ってはならない」というものだ。この流儀に従って女2人、男1人の子を育て上げた。
「男の子も女の子もたたいて、痛いことを体で覚えさせました。後は親の言うことを聞くようになります。幼稚園に上がってもぐずったりしません。おもちゃについても、おもちゃは親の物であると言い聞かせました。欲しいといっても買ってあげず、親に貸してもらう形にしました。使って片付けないと没収。使わなくなれば、親戚に回します。子どもたちは自然と片付するようになりますし、物を大事にします」
　3人の子どもは立派に成人し、長男は社会経験を積んだあと、将来は、神社を継ぐ予定だ。

TEL：0465-34-7630

ホームページ　http://bit.ly/1UaqZ6n

不動産ネットワークを活用。調査専門の部署新設も検討。

一級建築士と宅地建物取引士の国家資格が裏付ける知見と豊富な経験を生かし、注文住宅の設計に加え、新感覚の建売住宅の不動産事業にも乗り出す。

　人生を紡ぐ住空間の構築に住む人々の思いを投影させる設計思想で異彩を放つ『株式会社唐澤建築設計一級建築士事務所』の代表取締役唐澤政彦さんが、宅地建物取引士の国家資格とかつて身を置いた不動産業界のネットワークを活用した不動産事業にも乗り出す。土地の取得から設計、施工監理、販売までカバーするワンストップ体制でハウスメーカーの規格品にはない魅力を備えた新感覚の建売住宅を前面に出す。
　不動産会社時代、扱う物件の設計に疑問を持ち、建築家を目指したという唐澤さんの強みは、土地や建物に関する広く深い知見だ。不動産事業は、２０１８年夏の始動を予定し、態勢構築に取り組んでいるが、宅地建物取引業法の改正に伴い建物の状況に関する調査報告書が宅地建物取引業者に義務付けられることから調査専門の部署の新設も視野に入れる。
「建築家は、住む方が紡いでいく人生に責任を負っていると思っています。新たに始める不動産事業でもこの考えを大事にして、住宅に託す夢に応える人間味にあふれる住宅を提供していきたいと思っています」

TEL：03-5935-4410　FAX：03-5935-4415　Eメール：karasawa@kac-tokyo.jp

ホームページ　http://www.kac-tokyo.jp/

上：施設園芸の水廻り工事　
ビニールハウスの組み立て

水関連設備工事歴20年超の実績にビニールハウス設置技術が加わり、全国各地の農家などから工事依頼が絶えない。

　園芸や公共空間の水関連設備工事、農家のビニールハウスの設置工事の誠実、的確な仕事ぶりが評判になり、全国各地から依頼が絶えない会社がある。宮崎市の『毛利技研』。代表の毛利貴英さんは、大学で園芸と農業経営を学び、水関連工事歴20年超の実績を持つ技術者。一年の半分は北海道から沖縄まで飛び回り、着実に仕事を片付けていく。
　施設園芸でミストを散布する設備や液肥を撒いたり、土壌に滲み込ませたりする装置の設置工事が中心業務だったが、ビニールハウスの組み立ての要望も増え、専門のスタッフを雇い、内部の電気や暖房、遮光カーテンなどの工事も行う。農業関連以外でも、道路の中央分離帯の植栽用散水設備、ゴルフ場や学校、公園の水供給設備の工事も請け負うほか、夏場には工場や畜舎の屋根を冷やす作業も行う。
　毛利さんは、大学卒業後、設備工事会社に就職、スプリンクラー設備部門を担当したのを機に水関連設備の専門技術者として技術を蓄積、3年後退職して独立。農業に強い技術者の実力を仕事で示してきた。

TEL：0985-56-3592　Eメール：0985-56-4101

安全迅速な施工で高評価。秋田県にも進出し、事務所開設。

建築物解体現場での危険な建材アスベストの除去に関わる厳格な基準を守り、安全迅速な施工で信頼を集める。

　建築物解体現場でのアスベスト除去を安全迅速に施工し、信頼を集めている会社がある。京都府和束町の『アストフィールド』。アスベストが大量に使用された１９７０年から１９９０年にかけて建てられ、老朽化した建築物の解体工事が増える時代、活躍の舞台は大きく広がる。アスベストは、繊維状の天然鉱石。耐熱性、絶縁性、保温性に優れた建材として使われてきたが、塵肺や肺線維症、肺癌、悪性中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こすことから使用禁止になっている。
　代表取締役社長の川口博央さんは、熟達のスタッフと石綿飛散防止対策を義務づけた大気汚染防止法や環境省が定めた建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアルの確認を徹底し、作業場の隔離、フィルタ付き集じん排気装置の設置、セキュリティーゾーンの負圧の確認、築材料の薬液による湿潤化、除去などの手順で安全、迅速に施工する。
「アスベストの用途は広く、予想もできない現場に出向くことも少なくありませんが、安全第一で発注元のご要望に応えていきます」

TEL：0743-93-1230　Eメール：0743-93-1230

ホームページ　kawagutidoboku0409@yahoo.co.jp

上：「ドローンを使った太陽光パネルの点検･メンテナンス」兵庫県の平成28年度経営革新計画承認企業に選定される。
パネル200枚を5分で点検。保守義務化で注目度高める。
下：代表取締役 広狩勝也 氏
「お客様の立場に立って考え、行動。業界の先鋒として進んで物事に挑戦」が信条。一般社団法人太陽光発電検査協会会員。

赤外線カメラを搭載したドローンで太陽光パネルを点検、不具合箇所を特定し早期のメンテナンスで発電効率を維持する。

　太陽光発電は、発電効率が命。パネルに汚れや傷がないかを調べ、良好な状態を維持する点検、メンテナンス事業にドローンを導入、作業効率を飛躍的に高めた会社がある。淡路島の『株式会社広狩（ひろがり）』。太陽光発電に関わる特別措置法ＦＩＴ法が２０１７年4月に改正され、保守点検･維持管理の実施が義務化されたこともあり、注目を集める。
　同社の点検･メンテナンス事業は、ドローンに赤外線カメラを搭載し、上空から太陽光パネルの熱分布画像を撮影、画像から不具合を生じた可能性のあるパネルを特定して早期にメンテナンスを行なうことで、パネルの発電量の維持及び長寿命化を図る。パネル２００枚をハンドタイプサーモグラフィーで点検した場合、約２００分かかるが、ドローンなら約5分、不具合箇所のピンポイント検査でも約20分で済む。危険な個所や立入困難な個所での点検が容易にできるのも強みだ。
『広狩』では、太陽光発電による売電を太陽光貯金と呼び、大手9社のソーラーシステムを使った発電設備設置事業にも力を入れている。

TEL：0799-62-0262　FAX：0799-62-0197　Eメール：hirogari-z@hirogari.jp

ホームページ　http://hirogari.jp/

小鼻にピッタリフィットのオリジナルデザイン設計で快適！子どもも簡単安全に利用可能で、繰り返し使え薬より経済的。
『鼻楽』 6,480円（本体、押圧キャップ、冷却パック、専用カバー）『鼻楽用ハンズフリーバンド』 480円
下右：代表 阿立正彦 氏
神戸市出身。東洋医学で人間の解剖学を独自の着眼点で研究。実践を積み重ね、そこから得た貴重な知見と経験を生かし、不調な体を根本から回復させて整え、筋肉を自在に操ることのできる他に類のない手技を身に付ける。兵庫県内で『神戸トアロード中央整体』を6院展開。

鼻炎に悩まされた経験から、鼻部冷却技術で花粉症などのアレルギー性鼻炎の症状を効果的に抑制する器具を開発。

　花粉症などのアレルギー性鼻炎の症状を効果的に抑制することを目的に、「神戸トアロード中央整体」の代表阿立正彦さんが発明し特許を取った鼻部冷却技術、この技術で開発した『鼻楽（びらく）』が評判だ。
　構造がシンプルで子どもも簡単に安全に使えるのが特長。本体、押圧キャップ、冷却パックを組み立て、冷凍庫で凍らせる。使うときは、まず鼻をかみ、『鼻楽』を調子の悪い側の小鼻に突起が触れるように軽く押し当てるだけ。冷たすぎると感じる時は専用カバーをかぶせる。手で押さえずに、専用のハンズフリーバンドで固定することもできる。
　阿立さん自身、30年以上も鼻炎に悩まされ、辿りついたのが鼻部冷却技術。鼻が花粉などの異物感を感じると、それを排除しようとする免疫力が働き、鼻周りの血流が増し、熱が上がり、鼻水や粘膜の腫れを引き起こすメカニズムに着目し、血流を抑え、体温を下げる効果を考えて考案された。鼻炎薬のような眠気やだるさを起こすこともなく、繰り返し使えて経済的。利用者から効果を称賛する声が届く。

TEL：078-333-4976

ホームページ　
　http://japan-oriental-medical.co.jp/
　http://www.chuo-seitai.com/