ブームの真相 2018


イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
瞑想・禅院菩提庵 庵主
大川原美樹(法名清明)氏

福島県出身。韓国の僧侶兼整骨医に整骨学や東洋医学、密教、易学などを学び、韓国の仏教寺院で瞑想、禅の指導を受ける。韓国山中での1000日苦行を成就し、韓国仏教界での得度を頂戴する。中国、チベットでさらに修行を積み、帰国後、更なる学びのために、ヒマラヤ聖者の指導を受け、2015年『瞑想・禅院 菩提庵』を開院、『大川原整体ストレッチングスタジオ』を併設。『Bistro Rudraksha』も経営。


TEL/0246-63-3966
苦しみを克服する気づきを教導
整体秘技で身体を学ぶ極意伝授

 福島県いわき市の『瞑想・禅院菩提庵(ぼりあん)』。薬師如来像、観音像、神将像が鎮座する本堂で、人々が庵主大川原美樹(法名清明)さんの法話に熱心に耳を傾ける。韓国、チベット、中国で修行を積み、学んだ仏教の奥義や心の働きについての深い知見に裏付けられた言葉一つひとつが静かに心に沁み通っていく。『大川原整体ストレッチングスタジオ』が併設され、韓国の仏教寺院で僧侶を治療する医術院の秘伝の整体技術に基づいて指導し、治療する。寺院、整体院一体となって、身体を学び、心の働きを知り、魂の存在に気づいていく努力を支える。
 大川原さんがこの道に進む決心をするうえで大きな影響を受けたのが、カイロプラクティックのドクターをしていた父親の存在だ。
 「父は、米軍基地で主に身体の自然治癒力を高めるカイロプラクティックの特殊な施術を行っていました。やがて家業を継ぐために家に戻ってきた父は、新聞店の経営と並行して引き続きカイロプラクティックによる施術も行っていました。施術を受けた人の中に深刻な障がいを抱えた人がいまして、父がそれを見事に治したことが評判になり、多くの人が父の施術を求めて訪れていました。その父が亡くなり、今度は私が苦しんでいる人を助けたいと思ったのが出発点です」
 大川原さんは初めに韓国に渡り、仏教寺院の中で僧侶を治療する医術院で学び始めた。それを機に仏教の深い世界に入っていく。
 「韓国やチベット、さらには中国で修行を積みました。人の心と身体の両方を教えるようになりたいと考えていましたので、座禅や瞑想を通じて僧侶としての鍛錬を積むだけでなく、整骨や整体技術についても知見を深めていきました。他にも東洋医学や天文学、哲学、さらには食といった幅広い分野について学ぶ中で、身体と心の両方を知り得ることができたのです。それでも自身の不足に悩み、2010年から解脱なさったヒマラヤ聖者様のもと、修行をさせていただきました。まだまだ学びの途中ですが、日本での活動を本格化させるという強い決意を胸に、2015年、現代版寺子屋ともいえる『菩提庵』を開院いたしました。『大川原整体ストレッチングスタジオ』と共に、心身共に皆様のサポートができるよう励んでいます」
 寺院では、祈祷瞑想の会や禅・瞑想の会、写経の会が連日催され、参集した幅広い年齢層の人々が、瞑想、写経、読経に心を集中させる。修行場となる水辺の清掃も気の流れをつくることにつながると励行を促す。
 「身体を学び、心の働きを知り、魂の存在に気づいていく、自分と思っていた感情が、カルマであったと気づき、その存在と一つひとつ対面し、すべてを超え浄化させ、成仏させていく、すべてを捨て、すべてのエネルギーと一体化する。少し、難しい話ですが、これが私の学んだ教えです。寺院では瞑想や写経を行うほか、法話によってご自身の身体と心の働きを知ることができるようお手伝いさせていただいています。夜中でも救いの手を求める方のお力になれるように24時間365日開放しています」
 法話で触れる心の働きで重きを置くのは心の中に溜まった苦しみだ。  
 「時には、瞑想を通じても怒りが収まらないこともあるでしょう。そんな時は当院の仏像に向かって嘆いてもらえばと思っています。心に生じた苦しみ、心の中に溜まった苦しみは来生まで残るものだと私は考えています。その宿命から解放されるために、苦しみの原因となっている怒りや悲しみに気づくことが大切であり、自分自身に気づき、癒し、救われ、救われた喜びを知り、それから誰かの心を喜びで満たして下さい、それがあなたの喜びにつながるはずとお伝えしています」
 『大川原整体ストレッチングスタジオ』では、悪い癖がついてしまった筋肉、骨格を正すストレッチングに止まらず、大川原さんが韓国の寺院で学んだゴジョレ術、すべてマイナス面から考えてしまう現象を引き起こす気の流れを変える術やミリ単位で整骨する韓国式活法、ヨガやシャーマニズムをベースにしたチベッタンヒーリングなどインド、中国、台湾、韓国の整体秘術、門外不出の整体技術、さらにカイロプラクティックや脊髄矯正技術オステオパシー、ステッキウォーキング、山ウォークなども実施。己の心に向かうための呼吸法などの指導も一人ひとりに合わせて行い、身体について学びを深める。
「身体を学んでいくと心に届き、魂にたどり着きます。この痛みはどこから来るのか、この現象は何かを探していくと必ず原因があるものです。良い種は良い実を結び、悪い種は悪い実を結ぶよう、原因があって結果があります。整体院は、そのことを学んでいただく場と考えています」
 大川原さんは、いわき市内で洋食店『Bistro Rudraksha(ビストロ ルドラクシャ)』も経営している。ルドラクシャとはブッダがその下で平和なる悟りを得たという菩薩樹の実のこと。東日本大震災で元気を失ったこの土地に元気になってもらいたいとの思いを込めて2014年に開店した。誰でも気軽に入店できるカジュアルな雰囲気で、和洋中の料理を日替わりで提供しているランチやディナータイムのコース料理が人気だ。食べ物を通して笑顔と喜びを届けたいとの熱い思いが伝わる。
 『菩提庵』『大川原整体ストレッチングスタジオ』『Bistro Rudraksha』の3拠点が輪になって、人々を癒し、希望の火を灯す大川原ワールドは、「今度は私が苦しんでいる人を助けたい」との初心の帰結点だ。
(ライター/斎藤紘)

瞑想・禅院 菩提庵 大川原整体ストレッチングスタジオ
TEL:0246-88-7288(菩提庵) 0246-63-8687(整体院 ) FAX:0246-63-8687
Eメール:information@borian.net
ホームページ http://www.borian.net/

株式会社 東洋オイルシール製作所
代表取締役 山野井文治氏

群馬県出身。『株式会社東洋オイルシール製作所』二代目社長。戦前は機械加工工場、戦後は農業を営んだ山野井家の4人兄弟の四男。1963年、兄2人と東京で同社を設立、1968年に法人化。その後、埼玉県草加市に本社を移転、2005年、群馬県館林市にも工場新設。初代社長は次男吉之助氏(現会長)。
中:『オイルシール』
NBR・フッ素・シリコン・ブチル・パーフロ・PTFEなど多種多様な素材で作成
高品質オイルシールの伝統維持
モノづくりの誇り胸に事業牽引

 産業機械の駆動機構に使われ、動きを円滑にし、摩耗を低減する潤滑油の漏洩、異物混入を防止する基幹部品オイルシールを作り続けて50年超、『東洋オイルシール製作所』の代表取締役山野井文治さんは、50人の社員に常日頃から技術向上と自己研鑽の努力を促し、「絶対に悪い物は作らない」を信念に多様な企業からの要請に的確に応えてきた経営者だ。
「オイルシールは、金属と合成ゴムからなる密封装置。自動車だとエンジンやトランスミッションなど1台あたり60個以上使われています。機械と名の付くものすべてに使用されている駆動機構に必要不可欠な装置なのです。このように重要な装置ですから、安定した品質の維持は絶対的な命題です。当社には、各部署に経験30年以上のベテランが揃い、日々の業務を通じて若手社員に技術指導を行い、50年の歴史で培った技術とノウハウを継承できているのが強みだと思っています」
 技術力の集積は、新製品の開発にも力を発揮。ニトリルゴムNBRと比較して耐熱性、耐油性、耐摩耗性に優れた水素化ニトリルゴムH|NBRの「ゼットポール」や耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性など最高レベルの超高性能フッ素系ゴムFFKMの「パーフロ」などを使用した製品を手掛けてきた。
 同社は、山野井家の家業を継いだ長男を除く3人の兄弟で立ち上げた会社。山野井さんは二代目社長。父親の教えを今も守り続ける。
「子どもの頃から受けてきた『困っている人がいたら助けなさい』という父の教えを今も心掛けています。お客様から納期の相談があれば最大限の努力で希望を叶えます。『納期を短縮しても絶対に悪い物は作らない』をモノづくりの矜持とし、実直にニーズに応えます。それが信用となって人の輪が形成され広がっていくと思っています」
 同社は、医療器用パッキンやOリング、樹脂製品なども製造しているが、発注元企業の信頼に応える真摯な対応にこの精神が貫かれている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 東洋オイルシール製作所
TEL:048-928-6227 FAX:048-929-1676
ホームページ http://www.toyooilseal.com/

創栄建設 株式会社 代表取締役
棟方理史氏

神奈川県横浜市出身。学業修了後、飲食関係や様々な建設関係の仕事などに従事。その中で、人間的に魅力のある人たちと出会い、プラス思考に変わる。複数の建設会社に勤めて業界のノウハウを習得すると共に、人脈を築き、2013年に独立、2016年に『創栄建設株式会社』を設立。
お客様への感謝の気持ちを大切にし喜び・感動を提供することで、経営者としての人格を学ぶ

 建設工事を円滑に進めるうえで欠かせない足場工事や仮設工事を個人事業で始め、3年目に年商を1億円のラインに乗せた経営者がいる。『創栄建設株式会社』の代表取締役棟方理史さん。
「一度きりの人生ですので、同じ志の仲間と共に、お客様に喜び・感動を提供して楽しく成長できる職場づくりを意識しています。ただ厳しさも当然必要で、一回り大きな人間に成長するためには小さな気遣い、毎日試されているんだという精神を持ち、経験資格より熱意情熱を持っていれば自分の壁はいつか壊れます。常に感謝の気持ちを忘れないことも大事」
 施工で培った技術とノウハウをベースに総合リフォーム業、総合建設業にウィングを広げることも視野に入れる棟方さんは、組織力の強化にも取り組む。
「仕事の丁寧さ細かな配慮は当たり前で、ただ相手に伝わって無いという事は伝えようとしていないことと一緒。働くとは、傍を楽にする事とという気持ちが人間を成長させます。その気持ちを持った人たちが集まった組織は、自分優先の人たちが集まった組織よりイキイキしているし、強い連鎖を生みだし続ける強い会社になります。できない理由を言っていても夢は実現できない。2割でも可能性があるなら、できないと思う8割は捨てて、その2割に集中する。当たり前のことを当たり前にやればいいだけ。やり続ければ良いだけ。その想いを皆で共有して精進したいと思います」
(ライター/斎藤紘)

創栄建設 株式会社
TEL:045-594-8012 FAX:045-594-8013 Eメール:soueikensetu@outlook.jp

株式会社 ミツイバウ・マテリアル 取締役
統括本部長 三井陽介氏

三重県出身。南山大学経営学部卒。英国に留学し、帰国後、横浜の建材商社勤務を経て2010年、家業の『株式会社ミツイバウ・マテリアル』に入社。製造現場、製品配達、営業、経理、事務などを経験し社の業務全体を掌握、2016年に取締役統括本部長に就任。2018年の株主総会で社長に就任予定。
経営ビジョンを固め事業を承継
自社施工事業強化で認知度向上

 後継者の資質に成否がかかる事業承継の理想的な姿を示す会社がある。三重県内の約500社に建築資材や住宅設備機器を供給する鉄鋼二次製品メーカー、『株式会社ミツイバウ・マテリアル』。2018年に社長に就任予定の取締役統括本部長三井陽介さんは、新たな経営ビジョンを着々と固め、その中核に社の認知度を高めるためのブランディング戦略を置く。
「鍋や薬缶の小売業として祖父が創業し、父が資材製造、リフォームへと業態を拡大させた会社ですが、業界内では知られているものの、一般消費者には認知度が低いのが現実。人員構成のピラミッドを維持しながら発展するためには、若い力の投入が絶対条件であり、毎年新規採用を実施していますが、さらに社の存在をアピールし、若い世代に知ってもらう方策が必要と考えています」
 その具体策として強化しているのがリフォームなどの自社施工事業だ。
「素材メーカーは、表に社名が出る機会はほとんどありませんが、自社施工事業は消費者の意識に直結します。当社独自のECOリフォームや外壁、外構、内装、水廻りなどの工事を一般から広く受注すると同時に、地域の工務店様や職人様と協力し、より良い住空間を創造するパートナーを目指し、地域社会に貢献できる企業を目指していきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ミツイバウ・マテリアル
TEL:0120-932-184 FAX:0598-51-3307 Eメール:mituibau@sage.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.mitsuibau.com/

株式会社 seed建築士事務所 代表取締役
千丸剛央氏

和歌山県出身。大阪建設専門学校卒業後、大阪や和歌山の工務店にて勤務。1999年、2級建築士の国家資格取得。2000年に独立し、『株式会社seed建築士事務所』を設立。和歌山県木造住宅耐震診断士。和歌山県地震被災建物応急危険度判定士。
新しいものと伝統的なものとを融合させ、施主の理想を具現化した戸建住宅の一例。
施主の思いに沿って家づくり
人脈生かし設計の細部に反映

「共に種を撒き、育てる」を格言とし、建築技術修得の課程で築いた人脈をフルに生かし、施主の希望を設計の細部にわたって具現化する。これが『株式会社seed建築士事務所』の代表千丸剛央さんの建築設計の流儀だ。
「建設専門学校を卒業後、ゼネコンで構造を担当したのですが、工務の知識が必要と痛感し、工務店に移って勉強し独立しました。この経験の中で職人さんや他の業界関係者の方々との幅広いネットワークが生まれました。それを生かして施主様にきめ細かいアドバイスや専門的な提案ができるのが最大のセールスポイントだと思っています」
 設計をはじめとする全工程の中で千丸さんが重視するのが、施主となるお客さんとのコミュニケーションだ。会話の中から、趣味や性格、嗜好などを把握し、ダイレクトに建物のあらゆる部分に反映させていく。それに千丸さんがこれまでに培った経験や実績、センスはもちろん、厳選した素材、温か味ある色彩選びなどで施主本位の理想の家づくりを目指す。
「家づくりでは、施主様にもご自身のライフスタイルを再認識していただき、積極的に参加していただきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 seed建築士事務所
TEL:0736-62-7226 FAX:0736-62-7256 Eメール:sprinkle_seed-lj@infoseek.jp
ホームページ http://www.sprinkle-seed.com/

マツオ設計 代表取締役社長
江面松男氏

茨城県出身。大工職人の父親の現場を遊び場に幼少期を過ごす。その後、人の心に何らかの影響を与える建築デザインを志し、一級建築士の国家資格を取得、「マツオ設計/有限会社マツオ・トータル・プランニング」を設立。住宅、店舗、事務所、工場、公的建造物などの設計監理を担う。
天然鉱石の漆喰壁で健康を増進
ラドンガス発生の免疫住宅提案

 壁材に配合された天然鉱石からラドンガスが発生し、細胞活性作用で健康や美容、若返りに効果が期待できる「ホルミシスルーム」のある『マツオ設計』の「免疫住宅」が評判だ。一級建築士で代表取締役社長の江面松男さんの設計によるモデルハウスが公開されている。
 年間数百万人の難病患者が湯治に訪れる秋田県の玉川温泉は、ラジウム鉱石から発生する微量放射線、ラドンガスが体細胞に刺激を与え、自然治癒力を引き出すと言われている。『ホルミシスルーム』は、壁に天然鉱石を配合した漆喰を塗りこむことで、天然鉱石から発生するラドンガスを吸引できる室内空間を実現したものだ。ホルミシスとは、ギリシャ語で〝刺激する〟という意味で、この部屋にいることでラドンガスの細胞活性作用によって体質改善が大幅に進むことが期待できる。アレルギーやアトピーでお悩みのご家庭にオススメ。
 江面さんが設計する住宅は、冬暖かく夏涼しいW断熱工法を採用し、自然素材の塗り壁や無垢材のフローリングなどで形成する自然素材デザイン住宅が標準仕様。その一部屋を「ホルミシスルーム」にして「免疫住宅」として新たな価値を付与するのが江面さんの提案だ。
(ライター/斎藤紘)

マツオ設計/有限会社マツオ・トータル・プランニング
TEL:0296-43-2618 FAX:0296-30-7770 Eメール:mtp@ezura-arc.co.jp
ホームページ 
 http://ezura-arc.co.jp/ (マツオ設計)
 http://hormesis-house.com/ (マツオ設計・ホルミシスルーム)

株式会社 プラザセレクト 代表取締役
三谷浩之氏

香川県出身。日本大学理工学部卒。大学卒業後に入社した総合建築業で建築不動産のノウハウを学ぶ。2015年に独立し地域を豊かにする「生活総合支援企業」を創ることを目的に『株式会社プラザセレクト』を創業。徳島・香川でシンプルなデザイン住宅の販売、投資用住宅の提案販売の事業を展開。「Be Smile にこっを集めよう!」をスローガンに理念経営に徹している。
住宅不動産事業の基盤を生かし
生活総合支援企業へ成長目指す

 一国一城の主になる夢を追い、20代の若い時代をがむしゃらに駆け抜けて起業、独自ブランドによる住宅建築で躍進する『プラザセレクト』の代表取締役三谷浩之さんが10年先まで見通した、物だけでなく事もカバーする「生活総合支援企業」への成長を目指す新たな事業構想を打ち出した。
「住宅不動産事業を中心として生活にかかわる主要な商品とサービスをご提供できる地域を支える企業グループになるという構想です。住宅不動産を購入していただいた方々が安心して生活できるように、保険、飲食、インテリア、高齢者介護などの生活にかかわる主要な周辺サービスを事業化し、お客様の生活が安全、安心、笑顔になるような生活総合支援企業へと成長していきたいと思っています」
 三谷さんは、就職した総合建築会社にて管理職を務めた後、その後入社した徳島の地元企業にて学んだ部門経営の経験を生かし起業、住宅不動産ショップ「戸建プラザ」を展開し、オリジナル住宅ブランド「リラクス」と土地無しでもできる投資用住宅「セレクト」を販売。創業2年で新築住宅35棟を販売する成果を上げた。
「過去の積み重ねが今を形作っているのだとしたら、今の積み重ねが未来を予言する。勇気を出して一歩踏み出せば可能性は無限です」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 プラザセレクト
TEL:088-624-8810 FAX:088-624-8820

和好桐工房 伝統工芸士 桐職人
三本和好氏

1993年、経済産業大臣認定伝統工芸士資格を取得。2002年11月に独立し、『和好桐工房』を設立。熟練の経験から生まれる独自の技と芸術的とさえ言われる精密なほぞ組に長け、現在に至るまで次々と独創的な桐作品を発表している。加茂桐箪笥伝統工芸士会会長も務め、地元から発信される伝統の技術を守り続ける。
木材選定から製造まで
後世に残したい伝統の技

 現在、日本全国の桐箪笥の約70%が新潟県加茂市で作られているのだという。加茂の桐箪笥は、その品質と高度な技術力が評価されて、大きくシェアを伸ばした。そんな激戦区で一際強いこだわりをもって桐箪笥を作り続けているのが『和好桐工房』である。本物のクオリティを追及し続ける同工房では、使用する材料は国産、特に新潟県内のものを使用し、選定から設計、製造まですべて一貫して行っている。「一つの箪笥を作るためには、いい材料ばかりではだめ。木材は適材適所」と、オーナーである三本さんは語る。木材を自ら選び、2年の歳月をかけて製材や板干しといった作業を行っているからこそ、どこにどういった材料を使えば最良の箪笥ができあがるのか分かる。最近は、マンションなどに合わせたサイズのオーダーも多いのだという。洋室にも和室にも置けるような、上質でデザイン性も高い桐箪笥の制作を目指して、三本さんは挑戦し続ける。
(ライター/大嶋ひかり)

和好桐工房
TEL:0256-53-8358 FAX:0256-53-8358 Eメール:info@wakou-kirikoubou.com
ホームページ http://www.wakou-kirikoubou.com/


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