「末永くお客様とお付き合いしたい」と話す藤賀氏。最近注文が増えている水回りのリフォーム。 |
飛騨の伝統工芸を取り入れたドア
幅広いオーダーにも対応できる
自然素材を活用し、お客様の快適な住まいのために、
よりよいアイディアを提案してくれる。
これぞ、リフォームの頼れるパートナー。
健やかな住宅、という文句をうたう建築会社は近頃多い。しかし具体的にはどのような住宅が健康的で安全なのだろうか。地元・東広島で多くのお客様から信頼を得ている『H・S・ホーム』は、〝お客様本位で妥協のない家づくり〟を実行し、リピート客や口コミで新しい顧客を開拓している。
「当社は〝健康で安全な住宅〟をモットーとし、家づくりを行っています。そのためには化学的な素材はなるべく使用せず、自然素材をふんだんに使っています。ビニールクロスや新建材などの化学的な建材は、他の建材で代用できるのであれば使いません。中には人体に悪影響を及ぼす可能性があるものもありますからね。代わりに使用するのは、例えば塗り壁は漆喰や珪藻土、木材なら杉や檜などの天然素材、無垢の羽目板などですね」と話すのは、同社代表取締役の藤賀千晴氏。勤務していた会社の倒産を経て、「お客様に迷惑をかけるわけにはいかない」と2007年に自社を設立した。快適な住宅には、その土地の風土にあわせた材質を使うことが必要だとも言う。
「日本特有の梅雨を快適に過ごすために、押入れに桐を使用することを提案しています」。
小規模な会社ならではの小回りの良さと工夫で、なるべくコストを押さえる努力もしている。「最近はリフォームの注文が多いのですが、お客様の快適さを考え、床暖房や太陽光発電などにも取り組んでいます。自社に多くスタッフを抱えずに現場担当の職人と提携するなど、コストを押さえるために経費を押さえる努力をしています。常に清潔・安全に保つために現場では近年、土足禁止にしてもらっています」と話す藤賀氏の誠実な人柄が、多くの顧客から信頼される理由のひとつであろうと感じた。 (ライター/早坂七恵)
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