令和の
エキスパート
エキスパート
自社の山で林業の理想形築いた経営手腕
森林組合の機能や国の林業政策に疑問符
森林組合の機能や国の林業政策に疑問符
無駄のない樹木の利用策
民間活力活用の改革提言
国土面積の約7割を森林が占める森林大国でありながら、この国の林業が衰退の一途をたどる中、卓越した経営手腕で林業経営を成長軌道にのせた経営者がいる。栃木県真岡市を拠点に建設事業を中心に20超の事業を展開する工学博士で『ライフグループ』の菱沼博之会長。林業の主体となるのは本来、森林組合法で厚く庇護されている森林組合だが、十分に機能していないだけでなく、権益を守ることに汲々として民間業者の新規参入のバリアになっていると指摘し、新規参入の意思を萎えさせる机上の空論のような立法に熱心な官公庁や政治も含めて根本から改革し、民間活力に門戸を大きく広げなければ、林業の再生はおぼつかいと断じる。
『ライフグループ』は、栃木県と福島県に山を持つ。その広さは、東京ドームの178個分に当たるヘクタール。ここに広葉樹や針葉樹などを植えて育ててきた。樹木伐採用の林業マシーンを80台、成長した木を伐り出して、枝葉を落とし、丸太に裁断するマシーンを20台保有し、それぞれを組合わせたセットを10セットつくり、運用する。こうした体制の下、丸太は直接材木店に販売、間伐材や小枝は粉砕してバイオマス燃料や木材チップにして専門店に販売する。広葉樹を利用し、雪国まいたけの元となる種菌をおがくずなど総数含め、月間1000トン出荷する。
これだけではない。菱沼会長は建設残土処理事業を主力事業の一つに掲げ、栃木県の土砂などの埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例で特定事業として許可を得て、建設工事間で流用が困難な建設残土をグループが所有する山に6ヵ所の処理場を設け、安全管理対策として15tブルドーザーで残土を押し転圧して固め、崩落防止に万全を期している。さらに栃木県内で処理場開設のための用地を30カ所確保し、受け入れ体制をさらに拡大する計画だ。建設残土の捨て場がなく、着工することができずに困っている建設業者を救うだけでなく、自治体の要請を受けて公共工事の建設残土も受け入れ、インフラの構築を下支えしている。
こうした生産、事業体制で利益を生み出すだけでなく、結果として、豊かな水を貯えたり、山崩れなどの自然災害を防いだり、野生動物の生息場所となったり、あるいは二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐ上でも大きな役割を果たす森林の機能の維持向上にも貢献している。
森林をワンソースとすれば、正にワンソース・マルチユースともいえる多角的な林業経営のモデルともいえる事業を展開してきた菱沼会長は、翻って、森林組合に厳しい目を向ける。
森林組合は、森林所有者が出資して設立した協同組合。組合数は2021年度で全国で610組合、組合員は約150万人。森林所有者の森林経営のために経営指導、施業の受託、共同購入、林産物の加工・販売など組合員が共同で利用する様々な事業を行うとされているが、菱沼会長は、実態は深刻で、林業衰退の一因になっていると指摘する。
「林業の国内生産額と就業者数の減少は、昭和35年に木材の輸入自由化を行ったことが契機となったことはそのとおりですが、森林組合が十分機能していないことも大きいと考えています。民有林面積の約3分の2が森林組合員の所有する森林ですが、小規模で零細。林業経営者の意欲も低下しているのです。また、持続可能な森林経営についての研究会が『森林組合の現状と課題』をテーマに過去に開いたセミナーである県の森林組合長は『組合員のための事業運営ではなく、組織のための運営になっているケースがある。組合トップが本当の意味で経営を担っているとは言いがたい状況があり、組合事業の企画・構想力に欠けている』と証言しています。こういう状況にありながら、意欲がある民間業者が参入しようと思っても森林組合がバリアになって、なかなか参入できないのが実情です。さらに官公庁では、例えば林野庁の森林環境保全整備事業実施要領をみれば、参入に関する事細かな条件が並び、参入意欲がそがれてしまいます。こんな状態では林業を再生させることは困難といわざるをえません」
菱沼会長はさらに、2019年に始まった森林経営管理制度についても実行性に疑問符をつける。森林経営管理制度は手入れの行き届いていない放置された森林を、市町村が森林所有者から委託を受けて経営管理できる制度で、令和5年度末までに全国の1132市町村で森林経営管理制度に係る取組が実施されているといわれる。
「その内容を見れば、森づくりのアクションプランを定めた森林ビジョンの策定、森林の機能別ゾーニングや森林整備の優先度を評価する森林整備基礎調査、森林づくりを支える担い手の確保・育成、森林を活用した地域の活性化など、これまでどこかで聞いたものが多く、林業政策に屋上屋を重ねるだけで、ビジョン策定後の実行体制が見えない絵に描いた餅といわざるをえない」
自社の山を使って自力で林業を成長軌道に乗せた菱沼会長の提言は明確だ。
「森林大国でありながら、林業が衰退するという矛盾を抱えたこの国の林業のこれ以上の衰退を回避し、再生させるためには、林業の衰退を止められなかった、林業政策に屋上屋を重ねるような凝り固まった前例主義と民間事業者の参入を困難にするバリアを排し、民間活力の活用に向けて大きく門戸を開放する抜本改革とそれを実効あらしめるための役人や政治家、森林組合の意識改革が求められるのです」
(ライター/斎藤紘)
民間活力活用の改革提言
国土面積の約7割を森林が占める森林大国でありながら、この国の林業が衰退の一途をたどる中、卓越した経営手腕で林業経営を成長軌道にのせた経営者がいる。栃木県真岡市を拠点に建設事業を中心に20超の事業を展開する工学博士で『ライフグループ』の菱沼博之会長。林業の主体となるのは本来、森林組合法で厚く庇護されている森林組合だが、十分に機能していないだけでなく、権益を守ることに汲々として民間業者の新規参入のバリアになっていると指摘し、新規参入の意思を萎えさせる机上の空論のような立法に熱心な官公庁や政治も含めて根本から改革し、民間活力に門戸を大きく広げなければ、林業の再生はおぼつかいと断じる。
『ライフグループ』は、栃木県と福島県に山を持つ。その広さは、東京ドームの178個分に当たるヘクタール。ここに広葉樹や針葉樹などを植えて育ててきた。樹木伐採用の林業マシーンを80台、成長した木を伐り出して、枝葉を落とし、丸太に裁断するマシーンを20台保有し、それぞれを組合わせたセットを10セットつくり、運用する。こうした体制の下、丸太は直接材木店に販売、間伐材や小枝は粉砕してバイオマス燃料や木材チップにして専門店に販売する。広葉樹を利用し、雪国まいたけの元となる種菌をおがくずなど総数含め、月間1000トン出荷する。
これだけではない。菱沼会長は建設残土処理事業を主力事業の一つに掲げ、栃木県の土砂などの埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例で特定事業として許可を得て、建設工事間で流用が困難な建設残土をグループが所有する山に6ヵ所の処理場を設け、安全管理対策として15tブルドーザーで残土を押し転圧して固め、崩落防止に万全を期している。さらに栃木県内で処理場開設のための用地を30カ所確保し、受け入れ体制をさらに拡大する計画だ。建設残土の捨て場がなく、着工することができずに困っている建設業者を救うだけでなく、自治体の要請を受けて公共工事の建設残土も受け入れ、インフラの構築を下支えしている。
こうした生産、事業体制で利益を生み出すだけでなく、結果として、豊かな水を貯えたり、山崩れなどの自然災害を防いだり、野生動物の生息場所となったり、あるいは二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐ上でも大きな役割を果たす森林の機能の維持向上にも貢献している。
森林をワンソースとすれば、正にワンソース・マルチユースともいえる多角的な林業経営のモデルともいえる事業を展開してきた菱沼会長は、翻って、森林組合に厳しい目を向ける。
森林組合は、森林所有者が出資して設立した協同組合。組合数は2021年度で全国で610組合、組合員は約150万人。森林所有者の森林経営のために経営指導、施業の受託、共同購入、林産物の加工・販売など組合員が共同で利用する様々な事業を行うとされているが、菱沼会長は、実態は深刻で、林業衰退の一因になっていると指摘する。
「林業の国内生産額と就業者数の減少は、昭和35年に木材の輸入自由化を行ったことが契機となったことはそのとおりですが、森林組合が十分機能していないことも大きいと考えています。民有林面積の約3分の2が森林組合員の所有する森林ですが、小規模で零細。林業経営者の意欲も低下しているのです。また、持続可能な森林経営についての研究会が『森林組合の現状と課題』をテーマに過去に開いたセミナーである県の森林組合長は『組合員のための事業運営ではなく、組織のための運営になっているケースがある。組合トップが本当の意味で経営を担っているとは言いがたい状況があり、組合事業の企画・構想力に欠けている』と証言しています。こういう状況にありながら、意欲がある民間業者が参入しようと思っても森林組合がバリアになって、なかなか参入できないのが実情です。さらに官公庁では、例えば林野庁の森林環境保全整備事業実施要領をみれば、参入に関する事細かな条件が並び、参入意欲がそがれてしまいます。こんな状態では林業を再生させることは困難といわざるをえません」
菱沼会長はさらに、2019年に始まった森林経営管理制度についても実行性に疑問符をつける。森林経営管理制度は手入れの行き届いていない放置された森林を、市町村が森林所有者から委託を受けて経営管理できる制度で、令和5年度末までに全国の1132市町村で森林経営管理制度に係る取組が実施されているといわれる。
「その内容を見れば、森づくりのアクションプランを定めた森林ビジョンの策定、森林の機能別ゾーニングや森林整備の優先度を評価する森林整備基礎調査、森林づくりを支える担い手の確保・育成、森林を活用した地域の活性化など、これまでどこかで聞いたものが多く、林業政策に屋上屋を重ねるだけで、ビジョン策定後の実行体制が見えない絵に描いた餅といわざるをえない」
自社の山を使って自力で林業を成長軌道に乗せた菱沼会長の提言は明確だ。
「森林大国でありながら、林業が衰退するという矛盾を抱えたこの国の林業のこれ以上の衰退を回避し、再生させるためには、林業の衰退を止められなかった、林業政策に屋上屋を重ねるような凝り固まった前例主義と民間事業者の参入を困難にするバリアを排し、民間活力の活用に向けて大きく門戸を開放する抜本改革とそれを実効あらしめるための役人や政治家、森林組合の意識改革が求められるのです」
(ライター/斎藤紘)
株式会社 ライフ建設
TEL/0285-81-7916
Eメール/lifeconstruction@themis.ocn.ne.jp
Eメール/lifeconstruction@themis.ocn.ne.jp
心身の病を改善し自己成長を促す
脳科学と遺伝学に基づく催眠療法
脳科学と遺伝学に基づく催眠療法
無意識の扉を開く
深層心理から人生を変える
自己催眠で現状を打破し、自己成長を実現する具体的な方法をわかりやすく解説したKindle版の著書が、2024年9月に刊行された。『マインド・サイエンス』代表の井手無動さんによる「『自己変革のすすめ』 限界をぶち破れ!! 自己催眠で限界を超え、成功を掴む究極メソッド」。また、同年12月には「『自己催眠と瞑想の実践書』トランス状態が人生を開く鍵、脳科学に基づく自己変革メソッド」が刊行された。これらの著作は、現代人が抱えるストレスや自己成長の課題に応える具体的な方法論を示しており、多くの読者から高く評価されている。これらの著書に先駆けて、2023年8月には、心身の病やトラウマの解消に焦点を当てた著書「脳科学・遺伝学に基づく『催眠療法』」を刊行、この一冊は、科学的な視点から催眠療法の秘密に迫る内容で、心の問題に苦しむ多くの人々に希望を与えている。いずれの書籍も、日本を代表する催眠療法家である井手さんの理論と実践を深く理解するための貴重な資料として、多くの支持を集めている。
「これらの書籍は、現代の複雑な社会を生き抜くために必要な心と脳のケアを、それぞれ異なる視点から提案しています。自己催眠や瞑想に焦点を当てた2冊の書籍では、心身の自己管理を通じて、自分自身を守り、より豊かな人生を築くための方法を具体的に示しています。ストレスや疲労が蓄積する前に、これらの技法を取り入れることで、日常の中で自分を整え、内なる力を引き出すことができます。これらは単なる対症療法ではなく、自己変革や自己実現に向けた力強いサポートとなるでしょう。一方、『催眠療法』に関する書籍は、心の病やトラウマといったより深刻な問題に焦点を当てています。脳科学や遺伝学、心理療法の知見を基に、問題の背景を探り、解決へと導くための基盤を提供します。この書籍は、自己催眠や瞑想を実践する人にも、新たな視点や理解を与える一冊です。これらの書籍が共通して目指しているのは、読者が自分自身を深く理解し、人生をより良い方向へと導く力を育むことです。しかし、もしすでに症状が深刻化している場合には、これらを参考にしつつも、専門家の力を借りることが大切です」
井手さんは、脳の働きと催眠療法の意義について語る。
「人の心は、意識的な部分だけで成り立っているわけではありません。むしろ、私たちの行動や感情、意思決定の多くは、無意識の影響を強く受けています。この無意識の領域には、私たちが気づかないうちに形成された思考の癖や感情の反応パターンが刻まれており、それがストレスや不安、自己評価の低下など、心の問題を引き起こす要因となっています。催眠療法が注目されるのは、この無意識の領域に直接働きかける点にあります。無意識にアクセスし、そこにポジティブな変化をもたらすことで、人はこれまでの制限を超え、新しい視点や行動を身につけることが可能になります。たとえば、不安に悩む人が、催眠を通じて心の深層に蓄積された否定的な思考を和らげると、気づかないうちに行動が変化し、日常生活に自信が生まれるのです」
現代の脳科学では、脳が経験によって変化する特性、いわゆる神経可塑性が大きな注目を集めている。催眠療法は、この神経可塑性を最大限に引き出すための方法の一つとして、高い評価を受けている。特に、催眠特有のトランス状態では、脳が柔軟な状態に入り、新しい行動パターンや考え方を取り入れやすくなる。
「私たちが日常生活で何気なく抱えている心の問題も、無意識にアプローチすることで解決への糸口が見つかります。催眠療法は、一人ひとりの心が持つ自然な治癒力を引き出し、持続的な変化を可能にする手段として、多くの人にとって価値ある選択肢となるでしょう」
井手さんの催眠療法は、オフィスでの対面セッションに加え、遠方に住む方や多忙な方のためにオンライン(Zoomなど)を活用した催眠セッションを提供している。オンラインセッションの利点は、地元では会えない高度なスキルや専門知識、豊富な経験を持つ専門家と直接つながる機会を得られる点にある。さらに、効率的な時間活用が可能であり、自宅という安心できる環境で催眠療法を受けられることは、心身ともにリラックスした状態で問題解決に取り組むことができる。この特性は、特にパニック障害などで外出が難しい方にとって非常に有益で、多くの相談者がオンライン催眠療法を活用している。現代社会において、オンラインでの催眠療法は、地理的制約や時間的制約を超えた優れたアプローチであり、その利便性と効果の高さが注目されている。井手さんの催眠療法は、心の問題に対する幅広い柔軟性と専門性を備えている。一般的な不安やストレス、トラウマなどによる心の病、稀にしか見られない心の症状にも対応している。このアプローチは、深層に隠れた原因を丁寧に紐解くことで、個々の状況に応じた回復を目指す。心が病むのは原因があるからだ。催眠療法の魅力は、単に問題を解消するだけでなく、相談者自身が自己理解を深め、より豊かな人生を送るための力を引き出せる点にもある。このアプローチにより、心の諸問題が抱える複雑性を解きほぐし、一人ひとりの人生に適した解決策を提供することができる。井手さんは、テレビやラジオへの出演や講演会など多方面で活躍している。中でも注目を集めたのが、テレビ朝日で放送された土曜日ゴールデンタイムの2時間特番「ドスペ! 奇跡を目撃!日米!催眠術大決戦 衝撃スペシャル!!」だ。この番組では、アメリカを代表する催眠エンターティナー、ジョシュア・セスと共演し、「日本を代表する催眠療法家」として、催眠術のエンターテインメント性と催眠療法の科学的側面を紹介した。
「テレビ番組では、視聴者の興味を引く催眠ショーが求められます。娯楽番組という性質上、ショー催眠を避けるのは無理ですが、それでも催眠の持つ心理的な深みを伝えることを常に心がけてきました。ショー催眠は娯楽ですが、実際には人間の心を深く理解し、繊細に扱う技術が必要です。催眠療法家にはショー催眠の技術は不要だという声もありますが、私はそうは考えません。心の仕組みを深く知るためには、催眠の本質を理解し、心に働きかける技術を習得することが理想です。ショー催眠の経験を通じて得られる知見は、催眠療法の質をさらに高め、より効果的なセッションを可能にするのです」
(ライター/斎藤紘)
深層心理から人生を変える
自己催眠で現状を打破し、自己成長を実現する具体的な方法をわかりやすく解説したKindle版の著書が、2024年9月に刊行された。『マインド・サイエンス』代表の井手無動さんによる「『自己変革のすすめ』 限界をぶち破れ!! 自己催眠で限界を超え、成功を掴む究極メソッド」。また、同年12月には「『自己催眠と瞑想の実践書』トランス状態が人生を開く鍵、脳科学に基づく自己変革メソッド」が刊行された。これらの著作は、現代人が抱えるストレスや自己成長の課題に応える具体的な方法論を示しており、多くの読者から高く評価されている。これらの著書に先駆けて、2023年8月には、心身の病やトラウマの解消に焦点を当てた著書「脳科学・遺伝学に基づく『催眠療法』」を刊行、この一冊は、科学的な視点から催眠療法の秘密に迫る内容で、心の問題に苦しむ多くの人々に希望を与えている。いずれの書籍も、日本を代表する催眠療法家である井手さんの理論と実践を深く理解するための貴重な資料として、多くの支持を集めている。
「これらの書籍は、現代の複雑な社会を生き抜くために必要な心と脳のケアを、それぞれ異なる視点から提案しています。自己催眠や瞑想に焦点を当てた2冊の書籍では、心身の自己管理を通じて、自分自身を守り、より豊かな人生を築くための方法を具体的に示しています。ストレスや疲労が蓄積する前に、これらの技法を取り入れることで、日常の中で自分を整え、内なる力を引き出すことができます。これらは単なる対症療法ではなく、自己変革や自己実現に向けた力強いサポートとなるでしょう。一方、『催眠療法』に関する書籍は、心の病やトラウマといったより深刻な問題に焦点を当てています。脳科学や遺伝学、心理療法の知見を基に、問題の背景を探り、解決へと導くための基盤を提供します。この書籍は、自己催眠や瞑想を実践する人にも、新たな視点や理解を与える一冊です。これらの書籍が共通して目指しているのは、読者が自分自身を深く理解し、人生をより良い方向へと導く力を育むことです。しかし、もしすでに症状が深刻化している場合には、これらを参考にしつつも、専門家の力を借りることが大切です」
井手さんは、脳の働きと催眠療法の意義について語る。
「人の心は、意識的な部分だけで成り立っているわけではありません。むしろ、私たちの行動や感情、意思決定の多くは、無意識の影響を強く受けています。この無意識の領域には、私たちが気づかないうちに形成された思考の癖や感情の反応パターンが刻まれており、それがストレスや不安、自己評価の低下など、心の問題を引き起こす要因となっています。催眠療法が注目されるのは、この無意識の領域に直接働きかける点にあります。無意識にアクセスし、そこにポジティブな変化をもたらすことで、人はこれまでの制限を超え、新しい視点や行動を身につけることが可能になります。たとえば、不安に悩む人が、催眠を通じて心の深層に蓄積された否定的な思考を和らげると、気づかないうちに行動が変化し、日常生活に自信が生まれるのです」
現代の脳科学では、脳が経験によって変化する特性、いわゆる神経可塑性が大きな注目を集めている。催眠療法は、この神経可塑性を最大限に引き出すための方法の一つとして、高い評価を受けている。特に、催眠特有のトランス状態では、脳が柔軟な状態に入り、新しい行動パターンや考え方を取り入れやすくなる。
「私たちが日常生活で何気なく抱えている心の問題も、無意識にアプローチすることで解決への糸口が見つかります。催眠療法は、一人ひとりの心が持つ自然な治癒力を引き出し、持続的な変化を可能にする手段として、多くの人にとって価値ある選択肢となるでしょう」
井手さんの催眠療法は、オフィスでの対面セッションに加え、遠方に住む方や多忙な方のためにオンライン(Zoomなど)を活用した催眠セッションを提供している。オンラインセッションの利点は、地元では会えない高度なスキルや専門知識、豊富な経験を持つ専門家と直接つながる機会を得られる点にある。さらに、効率的な時間活用が可能であり、自宅という安心できる環境で催眠療法を受けられることは、心身ともにリラックスした状態で問題解決に取り組むことができる。この特性は、特にパニック障害などで外出が難しい方にとって非常に有益で、多くの相談者がオンライン催眠療法を活用している。現代社会において、オンラインでの催眠療法は、地理的制約や時間的制約を超えた優れたアプローチであり、その利便性と効果の高さが注目されている。井手さんの催眠療法は、心の問題に対する幅広い柔軟性と専門性を備えている。一般的な不安やストレス、トラウマなどによる心の病、稀にしか見られない心の症状にも対応している。このアプローチは、深層に隠れた原因を丁寧に紐解くことで、個々の状況に応じた回復を目指す。心が病むのは原因があるからだ。催眠療法の魅力は、単に問題を解消するだけでなく、相談者自身が自己理解を深め、より豊かな人生を送るための力を引き出せる点にもある。このアプローチにより、心の諸問題が抱える複雑性を解きほぐし、一人ひとりの人生に適した解決策を提供することができる。井手さんは、テレビやラジオへの出演や講演会など多方面で活躍している。中でも注目を集めたのが、テレビ朝日で放送された土曜日ゴールデンタイムの2時間特番「ドスペ! 奇跡を目撃!日米!催眠術大決戦 衝撃スペシャル!!」だ。この番組では、アメリカを代表する催眠エンターティナー、ジョシュア・セスと共演し、「日本を代表する催眠療法家」として、催眠術のエンターテインメント性と催眠療法の科学的側面を紹介した。
「テレビ番組では、視聴者の興味を引く催眠ショーが求められます。娯楽番組という性質上、ショー催眠を避けるのは無理ですが、それでも催眠の持つ心理的な深みを伝えることを常に心がけてきました。ショー催眠は娯楽ですが、実際には人間の心を深く理解し、繊細に扱う技術が必要です。催眠療法家にはショー催眠の技術は不要だという声もありますが、私はそうは考えません。心の仕組みを深く知るためには、催眠の本質を理解し、心に働きかける技術を習得することが理想です。ショー催眠の経験を通じて得られる知見は、催眠療法の質をさらに高め、より効果的なセッションを可能にするのです」
(ライター/斎藤紘)
マインド・サイエンス
TEL/092-525-1678 080-7700-1000
Eメール/info@mind-science.jp
Eメール/info@mind-science.jp
治る力を助ける医療を訪問診療で実践
自然治癒力高める水素イオン水を推奨
自然治癒力高める水素イオン水を推奨
減薬・食事・排泄を重視
認知症などの進行食止め
高齢化が加速する中、重要性が増しているのが、医療や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自立した生活を続けることができるように医療や介護で支援する地域包括ケアだ。その不可欠な構成要素である在宅医療の利用者が厚生労働省の統計で100万人を突破した。その中核を成すのが突発的な病状に対応する往診ではなく、定期的、計画的に患者宅を医師が訪問し診療を行う訪問診療だ。この訪問診療について、開院当初、「在宅でも病院と同じ医療の提供をする」と考えていたものの、その後の経験と深い洞察から、「余分な医療をそぎ落とし、その人が持っている『治る力』を『助ける医療』」へと変化させたのが内科と精神科を擁する『宮川ホームケアクリニック』院長の宮川尚之さんだ。
「患者さんのご自宅に病院で行っている治療を持ち込む場合、その管理は患者さんご本人やご家族が行うことになります。訪問看護師も協力しますが、24時間の管理は患者さんとご家族の負担になります。その生活は、まるで病院の小さな病室といったところでしょうか。しかし、その後、今まで行ってきた医療が本来あるべき在宅医療の姿ではないと感じ、在宅で本当に必要な医療は何なのかと考えるようになり、自宅に医療を持ち込まないで、できるだけ自然な形で生活できないかと考え、実行に移していきました。そうしていくうちに、作為的に何か医療をするよりも、あるがままに接していた方がより適切で幸せな生活を送る患者さんに多く出会うようになりました。今まで行ってきた、病院と同等の医療と真逆の余分な医療をそぎ落とし、その人が持っている『治る力』を『助ける医療』に方針を変えました」
同院の訪問診療は、土曜と日曜を除き、原則片道6㎞程度、30分圏内をめやすに実施、利用者には緊急時電話コールで24時間365日対応する。対応可能な疾患は、末期がん(悪性腫瘍)、慢性呼吸不全、脳梗塞後遺症、脳出血後遺症、認知症、廃用症候群(寝たきり)、神経難病(筋委縮性側索硬化症やALSなど)、排尿障害など。対応可能な処置や検査は、健康管理、薬の処方、経管栄養、中心静脈栄養、気管切開、在宅人工呼吸などの各種医療管理、傷や床ずれの処置、点滴注射(静脈注射、皮下注射)、酸素吸入、血液・心電図・超音波検査、レントゲン検査、尿検査、内視鏡検査、在宅緩和ケア、在宅看取り、療養環境の調整や生活指導など診療体制は万全だが、今、最も重視している取り組みがある。その一つが減薬だ。
「初診時にたくさんの薬を内服されている患者さんがいます。飲むことで血液検査の結果が良くなるという理由や、患者さん自身内服している理由が分からないという場合もあります。薬を飲むことで安心できるという患者さんもいます。 しかし飲んでいる薬が本当に必要な薬か分からなくなっている場合や、薬を飲むことで体調を崩している場合もあります。薬に頼らず、患者さんが持つ『治る力』を見定めるためにも、極力薬を減らすことを考えます」
もう一つが「食べること」「排泄すること」の支援。
「人間いつかは食事ができないときが訪れます。これを老衰の経過といいます。そう考えると、食べられるうちは、美味しいものや好きなものを食べたり飲んだりした方が、余程元気になれると思います。それから、排便はとても重要です。食べて排泄する、これは生命にとって基本中の基本です。この循環を整えることがもっとも重要で、ここが整うと患者さんはみるみる元気を取り戻してきます。そして自然に任せ、本人の食べる意欲に従い無理に食べさせることもさせないよう指導します」
これらの取り組みとは別に、宮川さんが推奨するのが水素療法だ。
「人間の体には本来、自分を治す力が備わっています。最新の研究では水素イオンが体温が37度になると自然に放出され、病原体を殺す活性酸素を発生させて免疫力を上げ、自然治癒力を高める機能があることが分かってきました。しかし、過剰な活性酸素は老化を進行させ、がんや認知症を発症させてしまいます。どれだけ気を付けていても、様々な環境の変化によって過剰な活性酸素に脅かされることもあります。水素療法は、抗酸化作用を有する水素を体に取り入れることで、多くの病気の治療や予防を行い、辛い症状の緩和に役立てることが目的です。 特にがん治療で副作用のある方やこれ以上の治療ができないといわれた方には、ぜひオススメしたい治療です。また、ミトコンドリアの機能不全が原因と考えられるパーキンソン病や認知症、糖尿病などの進行を食い止めたい方、難治性の皮膚炎にもオススメできる治療です。そして、いつまでも若々しくありたい、毎日はつらつと元気でありたいと願う方にも、アンチエイジングとしてお試しいただきたい治療です」
同院では、水素療法に超濃縮水素水原液『プリモエイチプラス(Primo H+)』を使用する。
「プリモエイチプラスは、水素の力を100%引き出す超濃縮水素水原液です。半導体製造工程で貴金属をもろくする水素を除去する技術を開発した時に発見されました。活性酸素を失活する抗酸化作用を有する水素が、35度の温度に達した時、飛び出してくる特殊な水です。一般的に販売されている水素水は99%が水素ガスであるところ、プリモエイチプラスは水素イオンなので身体への高い吸入率を誇ります。基本の治療は、内服、吸入、塗布、点眼となります。利用者様にプリモエイチプラスをご購入いただき、病態に併せて、用法を提案いたします。また、患者様のご希望により、局所注射や点滴治療も行います」
その効果は、外部ストレスに負けない力の養成、リフレッシュ作用、運動後のリカバリー(回復力)、エイジングケア、生活習慣の改善など多岐にわたるという。
(ライター/斎藤紘)
認知症などの進行食止め
高齢化が加速する中、重要性が増しているのが、医療や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自立した生活を続けることができるように医療や介護で支援する地域包括ケアだ。その不可欠な構成要素である在宅医療の利用者が厚生労働省の統計で100万人を突破した。その中核を成すのが突発的な病状に対応する往診ではなく、定期的、計画的に患者宅を医師が訪問し診療を行う訪問診療だ。この訪問診療について、開院当初、「在宅でも病院と同じ医療の提供をする」と考えていたものの、その後の経験と深い洞察から、「余分な医療をそぎ落とし、その人が持っている『治る力』を『助ける医療』」へと変化させたのが内科と精神科を擁する『宮川ホームケアクリニック』院長の宮川尚之さんだ。
「患者さんのご自宅に病院で行っている治療を持ち込む場合、その管理は患者さんご本人やご家族が行うことになります。訪問看護師も協力しますが、24時間の管理は患者さんとご家族の負担になります。その生活は、まるで病院の小さな病室といったところでしょうか。しかし、その後、今まで行ってきた医療が本来あるべき在宅医療の姿ではないと感じ、在宅で本当に必要な医療は何なのかと考えるようになり、自宅に医療を持ち込まないで、できるだけ自然な形で生活できないかと考え、実行に移していきました。そうしていくうちに、作為的に何か医療をするよりも、あるがままに接していた方がより適切で幸せな生活を送る患者さんに多く出会うようになりました。今まで行ってきた、病院と同等の医療と真逆の余分な医療をそぎ落とし、その人が持っている『治る力』を『助ける医療』に方針を変えました」
同院の訪問診療は、土曜と日曜を除き、原則片道6㎞程度、30分圏内をめやすに実施、利用者には緊急時電話コールで24時間365日対応する。対応可能な疾患は、末期がん(悪性腫瘍)、慢性呼吸不全、脳梗塞後遺症、脳出血後遺症、認知症、廃用症候群(寝たきり)、神経難病(筋委縮性側索硬化症やALSなど)、排尿障害など。対応可能な処置や検査は、健康管理、薬の処方、経管栄養、中心静脈栄養、気管切開、在宅人工呼吸などの各種医療管理、傷や床ずれの処置、点滴注射(静脈注射、皮下注射)、酸素吸入、血液・心電図・超音波検査、レントゲン検査、尿検査、内視鏡検査、在宅緩和ケア、在宅看取り、療養環境の調整や生活指導など診療体制は万全だが、今、最も重視している取り組みがある。その一つが減薬だ。
「初診時にたくさんの薬を内服されている患者さんがいます。飲むことで血液検査の結果が良くなるという理由や、患者さん自身内服している理由が分からないという場合もあります。薬を飲むことで安心できるという患者さんもいます。 しかし飲んでいる薬が本当に必要な薬か分からなくなっている場合や、薬を飲むことで体調を崩している場合もあります。薬に頼らず、患者さんが持つ『治る力』を見定めるためにも、極力薬を減らすことを考えます」
もう一つが「食べること」「排泄すること」の支援。
「人間いつかは食事ができないときが訪れます。これを老衰の経過といいます。そう考えると、食べられるうちは、美味しいものや好きなものを食べたり飲んだりした方が、余程元気になれると思います。それから、排便はとても重要です。食べて排泄する、これは生命にとって基本中の基本です。この循環を整えることがもっとも重要で、ここが整うと患者さんはみるみる元気を取り戻してきます。そして自然に任せ、本人の食べる意欲に従い無理に食べさせることもさせないよう指導します」
これらの取り組みとは別に、宮川さんが推奨するのが水素療法だ。
「人間の体には本来、自分を治す力が備わっています。最新の研究では水素イオンが体温が37度になると自然に放出され、病原体を殺す活性酸素を発生させて免疫力を上げ、自然治癒力を高める機能があることが分かってきました。しかし、過剰な活性酸素は老化を進行させ、がんや認知症を発症させてしまいます。どれだけ気を付けていても、様々な環境の変化によって過剰な活性酸素に脅かされることもあります。水素療法は、抗酸化作用を有する水素を体に取り入れることで、多くの病気の治療や予防を行い、辛い症状の緩和に役立てることが目的です。 特にがん治療で副作用のある方やこれ以上の治療ができないといわれた方には、ぜひオススメしたい治療です。また、ミトコンドリアの機能不全が原因と考えられるパーキンソン病や認知症、糖尿病などの進行を食い止めたい方、難治性の皮膚炎にもオススメできる治療です。そして、いつまでも若々しくありたい、毎日はつらつと元気でありたいと願う方にも、アンチエイジングとしてお試しいただきたい治療です」
同院では、水素療法に超濃縮水素水原液『プリモエイチプラス(Primo H+)』を使用する。
「プリモエイチプラスは、水素の力を100%引き出す超濃縮水素水原液です。半導体製造工程で貴金属をもろくする水素を除去する技術を開発した時に発見されました。活性酸素を失活する抗酸化作用を有する水素が、35度の温度に達した時、飛び出してくる特殊な水です。一般的に販売されている水素水は99%が水素ガスであるところ、プリモエイチプラスは水素イオンなので身体への高い吸入率を誇ります。基本の治療は、内服、吸入、塗布、点眼となります。利用者様にプリモエイチプラスをご購入いただき、病態に併せて、用法を提案いたします。また、患者様のご希望により、局所注射や点滴治療も行います」
その効果は、外部ストレスに負けない力の養成、リフレッシュ作用、運動後のリカバリー(回復力)、エイジングケア、生活習慣の改善など多岐にわたるという。
(ライター/斎藤紘)
医療法人 ゆずり葉会 宮川ホームケアクリニック
TEL/0564-64-4000
Eメール/miyagawa.homecare@gmail.com
Eメール/miyagawa.homecare@gmail.com
災害に強い国土開発に貢献する使命感鮮明
人・建機一対派遣体制で堅牢な工事を実現
人・建機一対派遣体制で堅牢な工事を実現
安全で効果的な工法を採用
最新鋭建機を約50台保有
「災害王国のこの国で災害に負けない国土開発に貢献する」
建設工事で作業員と重機がそろい、工期内に業務を完遂する能力を持つ「使われ易い会社」を標榜する神奈川県厚木市の『株式会社開発工業』代表取締役社長の坂巻美代子さんが重視する経営スタンスだ。マンパワーとマシンパワーの相乗効果で機動力と施工力を最大化する独自の「人・建機一対派遣」体制による土地造成工事と道路舗装工事で発注元の8割を占めるゼネコンから厚い信頼を得てきた。この業績を支えるのは、工事現場の強度、耐久性を確保する確かな仕事ぶりだ。
「我が国は、地震や台風など自然災害が多い国です。災害から国土を守るためには、インフラ設備の整備が欠かせません。道路や橋梁、ダムなど土木構造物は災害時における人命の安全確保だけでなく、復旧作業の迅速化にも不可欠です。また、日常的なメンテナンスが重要であり、当社は高い意識を持って業務に取り組んでいます。また、当社では、最新の研究と経験を融合させ、安全で効果的な工事方法を採用し、現場で働く技術者や作業員が災害に強いインフラ造成に貢献できるよう努力を重ねています」
坂巻さんが維持する「人・建機一対派遣」体制は、監理技術者となるスタッフ、建機、重機のオペレーター、作業員と建機をセットで現場ごとに派遣し、完工まで現地に滞在して作業する文字通りのワンストップサービスだ。工事を請け負うエリアは本州全域で、常時4、5ヵ所で作業する。工事を完遂すれば、会社に戻って次の工事のためのチームを編成して派遣するサイクルし、使われやすい会社を体現してきた。
坂巻さんは、この体制で重要な役割を果たすマシーンにも力を入れ、ブルドーザーや油圧ショベル、ローラー、ブレーカーなど造成や舗装工事に欠かせない建機を最新鋭機種に更新しながら常時約50台を揃え、どのような工事依頼にも即応できるようにしてきた。これまで導入した建機は累計で200台を超える。加えて、建機は自社でメンテナンスし、オペレーターも自社教育で育成してきた。
坂巻さんは、土木施工管理技士の国家資格を持ち、災害に強い建設工事の工程、安全、品質、コストの管理に関する知見を生かすことができるのも強みだ。
(ライター/斎藤紘)
最新鋭建機を約50台保有
「災害王国のこの国で災害に負けない国土開発に貢献する」
建設工事で作業員と重機がそろい、工期内に業務を完遂する能力を持つ「使われ易い会社」を標榜する神奈川県厚木市の『株式会社開発工業』代表取締役社長の坂巻美代子さんが重視する経営スタンスだ。マンパワーとマシンパワーの相乗効果で機動力と施工力を最大化する独自の「人・建機一対派遣」体制による土地造成工事と道路舗装工事で発注元の8割を占めるゼネコンから厚い信頼を得てきた。この業績を支えるのは、工事現場の強度、耐久性を確保する確かな仕事ぶりだ。
「我が国は、地震や台風など自然災害が多い国です。災害から国土を守るためには、インフラ設備の整備が欠かせません。道路や橋梁、ダムなど土木構造物は災害時における人命の安全確保だけでなく、復旧作業の迅速化にも不可欠です。また、日常的なメンテナンスが重要であり、当社は高い意識を持って業務に取り組んでいます。また、当社では、最新の研究と経験を融合させ、安全で効果的な工事方法を採用し、現場で働く技術者や作業員が災害に強いインフラ造成に貢献できるよう努力を重ねています」
坂巻さんが維持する「人・建機一対派遣」体制は、監理技術者となるスタッフ、建機、重機のオペレーター、作業員と建機をセットで現場ごとに派遣し、完工まで現地に滞在して作業する文字通りのワンストップサービスだ。工事を請け負うエリアは本州全域で、常時4、5ヵ所で作業する。工事を完遂すれば、会社に戻って次の工事のためのチームを編成して派遣するサイクルし、使われやすい会社を体現してきた。
坂巻さんは、この体制で重要な役割を果たすマシーンにも力を入れ、ブルドーザーや油圧ショベル、ローラー、ブレーカーなど造成や舗装工事に欠かせない建機を最新鋭機種に更新しながら常時約50台を揃え、どのような工事依頼にも即応できるようにしてきた。これまで導入した建機は累計で200台を超える。加えて、建機は自社でメンテナンスし、オペレーターも自社教育で育成してきた。
坂巻さんは、土木施工管理技士の国家資格を持ち、災害に強い建設工事の工程、安全、品質、コストの管理に関する知見を生かすことができるのも強みだ。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 開発工業
TEL/046-241-3364
Eメール/info@kaihatsu-kogyo
Eメール/info@kaihatsu-kogyo
信用第一を使命に掲げる電気設備のプロ
関西電力から柱上工事の認定受ける実力
関西電力から柱上工事の認定受ける実力
再生可能エネルギーも重視
破損ケーブルの修復に対応
「電気設備一筋 信用第一を使命にお客様の様々なご要望にお応えします」
兵庫県尼崎市を拠点に電気設備工事や特別高圧・高圧ケーブル布設工事、再生可能エネルギー工事などの事業を展開する『共栄電設株式会社』代表取締役の眞鍋秀司さんの経営理念だ。その実力は、関西電力から電力柱の上の柱上工事の認定を受けていることでもわかる。
「低圧ケーブル柱上工事は、主にマンション工事に伴い、関西電力柱への出向ケーブルを柱上作業や高所作業車で立上げ加工、終端部の端末加工を行います。高圧ケーブル工事部門では、6600kvの受電設備への高圧ケーブルの入線作業、端末施工、関西電力柱への吊架線及びケーブル立上げ加工を行います。再生可能エネルギー工事部門では、太陽光発電の受電設備への特別高圧ケーブル延線、端末、直線施工工事を行います。離島や山上などでも技術者が施工を行います」
台風や落雷などで破損したケーブルの修復、交換、新設ケーブル同士のジョイントなどにも対応、工事のウイングの広さが同社の強みだ。
「お客様に安心してもらえる施工を目指し日々努力をおしまないようにこころがけています」
電車線設備工事、特別高圧・高圧ケーブル工事、低圧ケーブル工事、再生可能エネルギー工事の3事業で躍進する『共栄電設株式会社』とパートナー企業『有限会社脇阪電気工事』代表の脇阪一人さん。
「電車線設備工事は、関西大手私鉄の運行エリアで、電車線設備の新設、改修工事を行います。電車線の張り替え、高圧ケーブルの張り替え、柱の建て替え、トラスビームの取り換え、主に夜間作業になりますが、この仕事ならではのやりがいを味わえます。ケーブル工事では、低圧ケーブル~特別高圧ケーブルまで幅広いケーブルの延線、端末、直線接続施工を行います」
眞鍋さん、脇阪さんは、「パートナー企業だからこそできる助け合い。だからこそ幅広い技術を身につけるおもしろさに満ちた環境」と若者の挑戦に期待する。
(ライター/斎藤紘)
破損ケーブルの修復に対応
「電気設備一筋 信用第一を使命にお客様の様々なご要望にお応えします」
兵庫県尼崎市を拠点に電気設備工事や特別高圧・高圧ケーブル布設工事、再生可能エネルギー工事などの事業を展開する『共栄電設株式会社』代表取締役の眞鍋秀司さんの経営理念だ。その実力は、関西電力から電力柱の上の柱上工事の認定を受けていることでもわかる。
「低圧ケーブル柱上工事は、主にマンション工事に伴い、関西電力柱への出向ケーブルを柱上作業や高所作業車で立上げ加工、終端部の端末加工を行います。高圧ケーブル工事部門では、6600kvの受電設備への高圧ケーブルの入線作業、端末施工、関西電力柱への吊架線及びケーブル立上げ加工を行います。再生可能エネルギー工事部門では、太陽光発電の受電設備への特別高圧ケーブル延線、端末、直線施工工事を行います。離島や山上などでも技術者が施工を行います」
台風や落雷などで破損したケーブルの修復、交換、新設ケーブル同士のジョイントなどにも対応、工事のウイングの広さが同社の強みだ。
「お客様に安心してもらえる施工を目指し日々努力をおしまないようにこころがけています」
電車線設備工事、特別高圧・高圧ケーブル工事、低圧ケーブル工事、再生可能エネルギー工事の3事業で躍進する『共栄電設株式会社』とパートナー企業『有限会社脇阪電気工事』代表の脇阪一人さん。
「電車線設備工事は、関西大手私鉄の運行エリアで、電車線設備の新設、改修工事を行います。電車線の張り替え、高圧ケーブルの張り替え、柱の建て替え、トラスビームの取り換え、主に夜間作業になりますが、この仕事ならではのやりがいを味わえます。ケーブル工事では、低圧ケーブル~特別高圧ケーブルまで幅広いケーブルの延線、端末、直線接続施工を行います」
眞鍋さん、脇阪さんは、「パートナー企業だからこそできる助け合い。だからこそ幅広い技術を身につけるおもしろさに満ちた環境」と若者の挑戦に期待する。
(ライター/斎藤紘)
共栄電設 株式会社
TEL/06-6423-9185
Eメール/kyoei-densetsu@sa2.so-net.ne.jp
Eメール/kyoei-densetsu@sa2.so-net.ne.jp
建物内で年間通して快適な空間を構築
専門知識と技術による空調設備で躍進
専門知識と技術による空調設備で躍進
空調関連工事でも実力発揮
受注を積極的に開拓し成長
2022年4月創業の『株式会社松田空調』代表取締役の松田修一さんが目指すのは「建物内で働く方や訪れる方が一年を通して快適に過ごせる空間づくり」だ。1都3県を中心に、呼ばれればどこでも行く機動力で商業施設、店舗ビル、工場などの空調設備、冷媒配管工事、ドレン配管工事を請け負うが、東京ガスの子会社、電気工事会社、板金会社、空調工事会社など職種を変えながら歩む中で松田さんが蓄積した専門知識と技術、経験が空調設備工事の確かな仕事ぶりに表出する。
「当社は、新築の商業施設を中心とした空調設備工事を手がけています。人々が快適に過ごせる空間を創るため、常に品質、信頼、安全を最優先に、確かな技術力と施工管理でお応えすることを使命としています。また、施工だけでなく、現場監督の方々と共に現場を創り上げる姿勢を大切にし、より良い方法を常に模索し、課題や問題があれば現場監督の方々と共に解決策を考え、一緒に打破することでお客様にご満足いただける仕上がりになるよう心がけています」
手がける工事一つひとつから松田さんが知識や技術を生かす施工スタンスが伝わる。
「現在、様々な建物の空調設備工事一式を請け負っていますが、空調設備は建物の快適さと効率的な運用にとって欠かせないものであり、お客様のニーズに応えて施工します。冷媒配管工事は空調設備に必要な冷媒ガスが装置内を効率よく循環するように配管を設置、加工する工事で、空調機器の設置場所に合わせて冷媒配管のルートの計画、配管の設置とレイアウト、建物内のスペースに合わせるための配管の切断と曲げ加工、冷媒漏れを防ぐための「接続とフレア加工、結露を防ぐための断熱材の取り付けなどを行い最終的に漏れ検査と試運転をしっかり行い適切に動作しているか確認をします。ドレン配管工事は、空調機器や冷凍機などから発生する結露水を適切に排出するための配管工事で、室内や設備周りの湿気を抑え、水漏れやカビの発生を防ぎ、衛生的で快適な環境を維持することができます」
成長軌道を牽引する松田さんの目標は、5年後までに従業員を10人前後、協力業者をその倍にすること、受注も積極的に新規開拓して売上を年間1億円ずつ増やしていくことだ。
(ライター/斎藤紘)
受注を積極的に開拓し成長
2022年4月創業の『株式会社松田空調』代表取締役の松田修一さんが目指すのは「建物内で働く方や訪れる方が一年を通して快適に過ごせる空間づくり」だ。1都3県を中心に、呼ばれればどこでも行く機動力で商業施設、店舗ビル、工場などの空調設備、冷媒配管工事、ドレン配管工事を請け負うが、東京ガスの子会社、電気工事会社、板金会社、空調工事会社など職種を変えながら歩む中で松田さんが蓄積した専門知識と技術、経験が空調設備工事の確かな仕事ぶりに表出する。
「当社は、新築の商業施設を中心とした空調設備工事を手がけています。人々が快適に過ごせる空間を創るため、常に品質、信頼、安全を最優先に、確かな技術力と施工管理でお応えすることを使命としています。また、施工だけでなく、現場監督の方々と共に現場を創り上げる姿勢を大切にし、より良い方法を常に模索し、課題や問題があれば現場監督の方々と共に解決策を考え、一緒に打破することでお客様にご満足いただける仕上がりになるよう心がけています」
手がける工事一つひとつから松田さんが知識や技術を生かす施工スタンスが伝わる。
「現在、様々な建物の空調設備工事一式を請け負っていますが、空調設備は建物の快適さと効率的な運用にとって欠かせないものであり、お客様のニーズに応えて施工します。冷媒配管工事は空調設備に必要な冷媒ガスが装置内を効率よく循環するように配管を設置、加工する工事で、空調機器の設置場所に合わせて冷媒配管のルートの計画、配管の設置とレイアウト、建物内のスペースに合わせるための配管の切断と曲げ加工、冷媒漏れを防ぐための「接続とフレア加工、結露を防ぐための断熱材の取り付けなどを行い最終的に漏れ検査と試運転をしっかり行い適切に動作しているか確認をします。ドレン配管工事は、空調機器や冷凍機などから発生する結露水を適切に排出するための配管工事で、室内や設備周りの湿気を抑え、水漏れやカビの発生を防ぎ、衛生的で快適な環境を維持することができます」
成長軌道を牽引する松田さんの目標は、5年後までに従業員を10人前後、協力業者をその倍にすること、受注も積極的に新規開拓して売上を年間1億円ずつ増やしていくことだ。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 松田空調
TEL/080-1348-2964
Eメール/mcn.kutyou@gmail.con
Eメール/mcn.kutyou@gmail.con
流水から再生可能エネルギーを生み出す
特許技術ベースに次世代熱交換技術
特許技術ベースに次世代熱交換技術
安価で熱交換効率高い装置
暖房や冷房などに有効活用
2050年カーボンニュートラルを目指して再生可能エネルギーの利用が進む中、井戸水や農業用水、湧水、温泉水、工場排水などの流水に含まれる熱エネルギーを取り出して暖房や冷房などに活用できる装置として、『 株式会社』がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)などと共同開発し、注目されているのが『熱交換ユニットG-HEX』だ。地熱探査の方法の研究で理学博士の学位を取得した『ジオシステム』代表取締役の高杉真司さんが2022年に特許を取得した「熱交換装置」をベースに進化させた装置だ。
「これまで河川などの流水を利用した熱交換装置がありましたが、河川がない地域では使用できず、濁流対策などを講じる必要がありました。特許を取得した熱交換器は、井水や工場排水、農業用水などの再生可能エネルギー熱を効率良く、安価に利用でき、耐久性に優れ、熱交換効率の高い装置です」
『熱交換ユニットG-HEX』は、この技術を応用した樹脂製投げ込み式熱交換ユニット。ポリエチレン製細管で構成する熱交換器などから成り、細管内を通る熱原水から熱エネルギーを取り出す。利用場所で選択できるように、ユニットはバスケット型、タンク式、平板型の3タイプがある。
「従来の樹脂製投げ込み式熱交換器は、熱交換性能の向上が課題でしたが、『G-HEX』は水に空気を吹き込むエアレーション機構を搭載することにより、樹脂製投げ込み式熱交換器と比べて熱交換性能を約6倍に高め、単位熱交換能力あたりの費用を従来の樹脂製投げ込み式熱交換器の約2分の1に低減しました。また高密度ポリエチレン管117本で構成される柔軟性のあるシート状の熱交換器を採用することにより、圧力損失が約10分の1となり、循環水ポンプ動力に関わる運用コストを80%低減しまた。今まで十分に活用できていない流水が持つ熱エネルギーの高効率利用が可能となり、再生可能エネルギー熱利用の普及拡大に貢献できると思っています」
『G-HEX』は、温泉排湯から回収した熱で給湯を予熱したり、給食施設の排水を熱源にして融雪したり、食品洗浄用の井水を利用して使用後の冷水を排水処理に適した温度に上げたりといった、化石燃料に頼らない利用法が報告されている。
(ライター/斎藤紘)
暖房や冷房などに有効活用
2050年カーボンニュートラルを目指して再生可能エネルギーの利用が進む中、井戸水や農業用水、湧水、温泉水、工場排水などの流水に含まれる熱エネルギーを取り出して暖房や冷房などに活用できる装置として、『 株式会社』がNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)などと共同開発し、注目されているのが『熱交換ユニットG-HEX』だ。地熱探査の方法の研究で理学博士の学位を取得した『ジオシステム』代表取締役の高杉真司さんが2022年に特許を取得した「熱交換装置」をベースに進化させた装置だ。
「これまで河川などの流水を利用した熱交換装置がありましたが、河川がない地域では使用できず、濁流対策などを講じる必要がありました。特許を取得した熱交換器は、井水や工場排水、農業用水などの再生可能エネルギー熱を効率良く、安価に利用でき、耐久性に優れ、熱交換効率の高い装置です」
『熱交換ユニットG-HEX』は、この技術を応用した樹脂製投げ込み式熱交換ユニット。ポリエチレン製細管で構成する熱交換器などから成り、細管内を通る熱原水から熱エネルギーを取り出す。利用場所で選択できるように、ユニットはバスケット型、タンク式、平板型の3タイプがある。
「従来の樹脂製投げ込み式熱交換器は、熱交換性能の向上が課題でしたが、『G-HEX』は水に空気を吹き込むエアレーション機構を搭載することにより、樹脂製投げ込み式熱交換器と比べて熱交換性能を約6倍に高め、単位熱交換能力あたりの費用を従来の樹脂製投げ込み式熱交換器の約2分の1に低減しました。また高密度ポリエチレン管117本で構成される柔軟性のあるシート状の熱交換器を採用することにより、圧力損失が約10分の1となり、循環水ポンプ動力に関わる運用コストを80%低減しまた。今まで十分に活用できていない流水が持つ熱エネルギーの高効率利用が可能となり、再生可能エネルギー熱利用の普及拡大に貢献できると思っています」
『G-HEX』は、温泉排湯から回収した熱で給湯を予熱したり、給食施設の排水を熱源にして融雪したり、食品洗浄用の井水を利用して使用後の冷水を排水処理に適した温度に上げたりといった、化石燃料に頼らない利用法が報告されている。
(ライター/斎藤紘)
ジオシステム 株式会社
TEL/03-3920-9971
Eメール/info@geo-system.jp
Eメール/info@geo-system.jp
幸せな人生を歩めるような家づくりが信念
機能・デザイン・コストの三方良しの住宅
機能・デザイン・コストの三方良しの住宅
父親の遺志を忠実に受継ぐ
施主の希望に沿い設計施工
「住む人々が健康に毎日を過ごせる、笑顔の絶えない生活。そんな幸せな人生を歩めるような家を作っていきたい」
一級建築士事務所と工務店の機能を併せ持つ『株式会社ファルグホーム』代表取締役の福田之也さんは、創業者の父親が遺したこの言葉を受け継ぎ、機能、デザイン、コストの三方良しの住宅づくりに情熱を注いできた経営者だ。土地探しの支援から設計、資金計画の立案、施工管理まで家づくりをトータルプロデュースする業務のウイングの広さで成長軌道を歩んできた。設計施工を手がけるのは木造やRC造、鉄骨造など様々な構造材の注文住宅だが、推奨するのは、著名な建築家などが開発した住宅様式の三つのブランドだ。
「フルカスタムの注文住宅では、欧米の建築のように年月を重ねるほどに価値が高まる住宅を目指す『HOMA』シリーズがオススメです。規格住宅では、国が推奨する⻑期優良住宅に適合する仕様を基本とし、耐震性、断熱性、省エネ性を標準仕様とする『Arie』シリーズ、長く愛せる本物の木の家でライフスタイルの変化に合わせてDIYやカスタマイズも自在な『平屋』シリーズが需要を伸ばしています」
設計施工に当たって、福田さんが重視するのが施主とのコミュニケーションだ。
「予算、建設時期、現在の住まいの不満点、どんな暮らしをしたいのか、これから実現したいこと、家族の生涯生活プラン、新しい住まいの優先順位などをお聞きします。その上で、希望エリアや予算などからプロの目でお客様の希望に合った土地をご紹介します。また敷地調査で実際に建築予定地の状況を拝見させて頂き、法律的な要件も確認し、さらにお客様の住まい方のシーンを一つ一つイメージしながらプランを練り上げ、提案します。子どもが生まれて手狭になった、隙間風が多くて寒い、湿気が多くじめじめして過ごしずらい、両親と同居を考えているなどお客様の思いは様々です。些細なことでもご相談いただければ、お客様に合わせてベストな提案をさせて頂きます」
「健幸住宅~家族みんなが健やかに暮らす幸せいっぱいの住まいを~」
ただ施工するのでは無く、施主のことを親身に考え、より良いモノを創り上げる。この精神を凝縮した同社の経営理念だ。
(ライター/斎藤紘)
施主の希望に沿い設計施工
「住む人々が健康に毎日を過ごせる、笑顔の絶えない生活。そんな幸せな人生を歩めるような家を作っていきたい」
一級建築士事務所と工務店の機能を併せ持つ『株式会社ファルグホーム』代表取締役の福田之也さんは、創業者の父親が遺したこの言葉を受け継ぎ、機能、デザイン、コストの三方良しの住宅づくりに情熱を注いできた経営者だ。土地探しの支援から設計、資金計画の立案、施工管理まで家づくりをトータルプロデュースする業務のウイングの広さで成長軌道を歩んできた。設計施工を手がけるのは木造やRC造、鉄骨造など様々な構造材の注文住宅だが、推奨するのは、著名な建築家などが開発した住宅様式の三つのブランドだ。
「フルカスタムの注文住宅では、欧米の建築のように年月を重ねるほどに価値が高まる住宅を目指す『HOMA』シリーズがオススメです。規格住宅では、国が推奨する⻑期優良住宅に適合する仕様を基本とし、耐震性、断熱性、省エネ性を標準仕様とする『Arie』シリーズ、長く愛せる本物の木の家でライフスタイルの変化に合わせてDIYやカスタマイズも自在な『平屋』シリーズが需要を伸ばしています」
設計施工に当たって、福田さんが重視するのが施主とのコミュニケーションだ。
「予算、建設時期、現在の住まいの不満点、どんな暮らしをしたいのか、これから実現したいこと、家族の生涯生活プラン、新しい住まいの優先順位などをお聞きします。その上で、希望エリアや予算などからプロの目でお客様の希望に合った土地をご紹介します。また敷地調査で実際に建築予定地の状況を拝見させて頂き、法律的な要件も確認し、さらにお客様の住まい方のシーンを一つ一つイメージしながらプランを練り上げ、提案します。子どもが生まれて手狭になった、隙間風が多くて寒い、湿気が多くじめじめして過ごしずらい、両親と同居を考えているなどお客様の思いは様々です。些細なことでもご相談いただければ、お客様に合わせてベストな提案をさせて頂きます」
「健幸住宅~家族みんなが健やかに暮らす幸せいっぱいの住まいを~」
ただ施工するのでは無く、施主のことを親身に考え、より良いモノを創り上げる。この精神を凝縮した同社の経営理念だ。
(ライター/斎藤紘)
株式会社 ファルグホーム
TEL/042-856-1183
Eメール/info@falghome.com
Eメール/info@falghome.com