最前線医療の現場と
頼れる専門ドクター
頼れる専門ドクター
心臓弁形成手術で治療実績重ねる
低侵襲心臓手術の欧州仕込みの専門医
低侵襲心臓手術の欧州仕込みの専門医
創も痛みも少なく
早期社会復帰可能
1996年の開院以来、心臓・循環器疾患の診療に特化した専門病院である『大和成和病院』の心臓血管外科は、心臓病手術で実績豊富な欧州のジャーマンハートセンター・ミュンヘンヘ留学してMICS(低侵襲心臓手術)を学んだ田畑美弥子主任部長の下で弁形成手術の治療実績を重ねている診療科だ。
「MICS低侵襲心臓手術とは、胸の横を5㎝程度切って行う心臓の手術で、創が小さく痛みが少ない、出血が少ない、整容性が高いなどのメリットがあります。胸骨を切らないため、術後早期から運動制限がなく通常の生活が可能となり社会復帰が早いことが特長です。弁膜症手術において、特に僧帽弁閉鎖不全症に対するMICSの技術は近年飛躍的に進歩しており、無症状でも早期に治療することで、症状改善が期待でき、早期社会復帰を可能にしています」
田畑主任部長はこのほかにも、左小開胸冠動脈バイパス手術(MICS-CABG)やMICS-CABGと経皮的冠動脈ステント治療(PCI)の組み合わせにより短期入院期間を可能とする冠動脈hybrid治療も積極的に行っている。
(ライター/斎藤紘)
早期社会復帰可能
1996年の開院以来、心臓・循環器疾患の診療に特化した専門病院である『大和成和病院』の心臓血管外科は、心臓病手術で実績豊富な欧州のジャーマンハートセンター・ミュンヘンヘ留学してMICS(低侵襲心臓手術)を学んだ田畑美弥子主任部長の下で弁形成手術の治療実績を重ねている診療科だ。
「MICS低侵襲心臓手術とは、胸の横を5㎝程度切って行う心臓の手術で、創が小さく痛みが少ない、出血が少ない、整容性が高いなどのメリットがあります。胸骨を切らないため、術後早期から運動制限がなく通常の生活が可能となり社会復帰が早いことが特長です。弁膜症手術において、特に僧帽弁閉鎖不全症に対するMICSの技術は近年飛躍的に進歩しており、無症状でも早期に治療することで、症状改善が期待でき、早期社会復帰を可能にしています」
田畑主任部長はこのほかにも、左小開胸冠動脈バイパス手術(MICS-CABG)やMICS-CABGと経皮的冠動脈ステント治療(PCI)の組み合わせにより短期入院期間を可能とする冠動脈hybrid治療も積極的に行っている。
(ライター/斎藤紘)
医療法人社団 公仁会 大和成和病院
TEL/046-278-3911
脳卒中治療後のリハビリを重視
麻療や言葉の障害など後遺症を徹底抑制
麻療や言葉の障害など後遺症を徹底抑制
専門家が親身に支援
完全回復のケースも
「脳卒中治療後の最も大きな課題となり、少しでも元の状態に戻すうえで重要なのはリハビリテーションです」
こう指摘するのは、『総合南東北病院』の西村真実院長兼脳神経外科部長だ。
「脳卒中といわれる病気は、正しくは脳血管障害といい、脳血管にできた瘤が破裂するくも膜下出血、脳の血管が破れて出血する脳出血や脳の血管が詰まってしまう脳梗塞がこれにあたります。脳卒中で大きな発作が起こると、命は取り留めても、麻痺や言葉の障害など後遺症が生じてしまうことが多くあります。脳卒中治療後、少しでも元の状態に戻そうとして行われるのがリハビリです。後遺症が生じても、その後の薬物治療とリハビリで、かなりの成果が期待できますし、ほとんど完全回復するケースも少なくありません。いずれにしてもリハビリは、少しでも早く始め、根気よく続けることが最も大切なことです」
同院では、リハビリは入院早期から退院後まで続けられ、理学療法士(66名)や作業療法士(43名)、言語聴覚士(10名)など多くのスタッフが普通の生活を送れるよう全力でサポートする。
(ライター/斎藤紘)
完全回復のケースも
「脳卒中治療後の最も大きな課題となり、少しでも元の状態に戻すうえで重要なのはリハビリテーションです」
こう指摘するのは、『総合南東北病院』の西村真実院長兼脳神経外科部長だ。
「脳卒中といわれる病気は、正しくは脳血管障害といい、脳血管にできた瘤が破裂するくも膜下出血、脳の血管が破れて出血する脳出血や脳の血管が詰まってしまう脳梗塞がこれにあたります。脳卒中で大きな発作が起こると、命は取り留めても、麻痺や言葉の障害など後遺症が生じてしまうことが多くあります。脳卒中治療後、少しでも元の状態に戻そうとして行われるのがリハビリです。後遺症が生じても、その後の薬物治療とリハビリで、かなりの成果が期待できますし、ほとんど完全回復するケースも少なくありません。いずれにしてもリハビリは、少しでも早く始め、根気よく続けることが最も大切なことです」
同院では、リハビリは入院早期から退院後まで続けられ、理学療法士(66名)や作業療法士(43名)、言語聴覚士(10名)など多くのスタッフが普通の生活を送れるよう全力でサポートする。
(ライター/斎藤紘)
社会医療法人 将道会 総合南東北病院
TEL/0223-23-3151
Eメール/info@minamitohoku.jp
Eメール/info@minamitohoku.jp
研鑽重ねた医療技術で在宅医療に注力
地域に根付いたクリニック運営目指す
地域に根付いたクリニック運営目指す
自宅を定期的に訪問
トータルケアを実施
2022年に埼玉県草加市で開院した『ゆずな内科在宅クリニック』は、外来診療と共に在宅医療に力を注ぐ。医学博士で、国立病院やドイツ留学などで研鑽を重ねた吉武勇院長の説明は明確だ。
「私は、医師として23年間を心臓外科医として過ごしてきました。2020年から複数拠点を展開している広域医療法人グループで訪問診療専門クリニック院長として働く機会を頂き、今まで培ってきた技術や集中治療室での診断、管理技術が訪問診療における医療水準を高めることが証明できました。その一方で、より地域に根付いたクリニックを運営してみたいという思いが強くなり、草加市で在宅医療を提供することにしました」
在宅医療は、同院から車で20〜30分以内に到着する範囲内に暮らす患者さんが対象で、医師や看護師が患者さんの自宅を定期的に訪問し、生活習慣や価値観を尊重しながら、外来診療時と同様の診察、各種検査(血液・尿検査、心電図検査、レントゲン検査、超音波検査等)、医療処置(点滴注射、カテーテル交換等)など必要に応じて行い、在宅で健やかに過ごせるようにサポートしている。
(ライター/斎藤紘)
トータルケアを実施
2022年に埼玉県草加市で開院した『ゆずな内科在宅クリニック』は、外来診療と共に在宅医療に力を注ぐ。医学博士で、国立病院やドイツ留学などで研鑽を重ねた吉武勇院長の説明は明確だ。
「私は、医師として23年間を心臓外科医として過ごしてきました。2020年から複数拠点を展開している広域医療法人グループで訪問診療専門クリニック院長として働く機会を頂き、今まで培ってきた技術や集中治療室での診断、管理技術が訪問診療における医療水準を高めることが証明できました。その一方で、より地域に根付いたクリニックを運営してみたいという思いが強くなり、草加市で在宅医療を提供することにしました」
在宅医療は、同院から車で20〜30分以内に到着する範囲内に暮らす患者さんが対象で、医師や看護師が患者さんの自宅を定期的に訪問し、生活習慣や価値観を尊重しながら、外来診療時と同様の診察、各種検査(血液・尿検査、心電図検査、レントゲン検査、超音波検査等)、医療処置(点滴注射、カテーテル交換等)など必要に応じて行い、在宅で健やかに過ごせるようにサポートしている。
(ライター/斎藤紘)
ゆずな内科在宅クリニック
TEL/048-924-8396
Eメール/ enikurutopia.info@gmail.com
Eメール/ enikurutopia.info@gmail.com
皮膚科の多様な疾患の治療で光る専門性
若手医師や医学生の指導でも実力を発揮
若手医師や医学生の指導でも実力を発揮
複数の医大で指導
多様な疾患に対応
医院での診療と並行して若手医師や医学生の指導などでも実力を示している医師がいる。『せしもクリニック皮膚科・形成外科』の瀬下由美子院長。東京女子医科大学、東京医科大学の学生の実習指導のほか、杏林大学や慈恵会医科大の研修医の指導、世田谷区の至誠会高等看護学校でも講義をし、さらには東京消防庁の救急相談医としても活躍し、産業医も30年以上行っている。こうした活動を支える専門知識と医療技術が診療にも表出する。
「皮膚科、形成外科の専門は 熱傷、外傷、腫瘍、膠原病、アレルギー、特に遅延型アレルギーなどです。当院では皮膚科全般、形成外科の手術を行っています。熱傷治療も行いますし、巻き爪などのフットケアは大学で専門外来を長く行ってきました。腫瘍などの手術も多く行っています。また、皮疹から内臓疾患を診断することも重要な仕事と思っています」
このほか、母校や他の大学病院などで先天奇形や全身熱傷、リウマチ膠原病、悪性腫瘍、リンパ腫、AGAなどを学び、診療したり、病棟医師を指導したりした経験をフルに活用して診療に当たっている。
瀬下院長は、仕事をしながら四人の子どもを育ててきた母親として、子どもさんたちに対する診療も真摯に行われている。
(ライター/斎藤紘)
多様な疾患に対応
医院での診療と並行して若手医師や医学生の指導などでも実力を示している医師がいる。『せしもクリニック皮膚科・形成外科』の瀬下由美子院長。東京女子医科大学、東京医科大学の学生の実習指導のほか、杏林大学や慈恵会医科大の研修医の指導、世田谷区の至誠会高等看護学校でも講義をし、さらには東京消防庁の救急相談医としても活躍し、産業医も30年以上行っている。こうした活動を支える専門知識と医療技術が診療にも表出する。
「皮膚科、形成外科の専門は 熱傷、外傷、腫瘍、膠原病、アレルギー、特に遅延型アレルギーなどです。当院では皮膚科全般、形成外科の手術を行っています。熱傷治療も行いますし、巻き爪などのフットケアは大学で専門外来を長く行ってきました。腫瘍などの手術も多く行っています。また、皮疹から内臓疾患を診断することも重要な仕事と思っています」
このほか、母校や他の大学病院などで先天奇形や全身熱傷、リウマチ膠原病、悪性腫瘍、リンパ腫、AGAなどを学び、診療したり、病棟医師を指導したりした経験をフルに活用して診療に当たっている。
瀬下院長は、仕事をしながら四人の子どもを育ててきた母親として、子どもさんたちに対する診療も真摯に行われている。
(ライター/斎藤紘)
せしもクリニック皮膚科・形成外科
TEL/042-443-1241
透明なマウスピースで悪い歯並びをを矯正
目立たず着脱が可能で衛生的なのが特長
目立たず着脱が可能で衛生的なのが特長
デジタル技術を活用
増加する矯正希望者
「欧米では、歯並びが悪いと出世できないともいわれています」
こう指摘し、矯正歯科で治療実績を重ねているのが、日本歯科審美学会認定医の資格を持つ『田中歯科医院』の田中譲治院長だ。歯列不正の矯正で推奨するのが『アライナー』という矯正装置を使ったマウスピース矯正だ。ワイヤー矯正に比べて見た目がよく、着脱が可能なのが特長だ。
「マウスピース矯正は、透明なマウスピース型装置を使用するため治療中と気づかれにくく、人前に出ることの多い方の矯正希望の方が急増しています。また、外して洗えますので、清潔で歯みがきは普段通り行えるのも大きなメリットです。軽度の歯列不正でしたら、半年ぐらいで終了できるケースも多くあります。口腔内スキャナーによるデジタル画像などを基に、より早く、よりリーズナブルに矯正できるようになりました。今まで矯正に二の足を踏んでいた成人の患者さんも抵抗なく矯正治療を受けられます」
ハイテク化が進む歯科医療の中で、デジタル技術を活用した矯正プロセスの先進性が支持される理由だ。
(ライター/斎藤紘)
増加する矯正希望者
「欧米では、歯並びが悪いと出世できないともいわれています」
こう指摘し、矯正歯科で治療実績を重ねているのが、日本歯科審美学会認定医の資格を持つ『田中歯科医院』の田中譲治院長だ。歯列不正の矯正で推奨するのが『アライナー』という矯正装置を使ったマウスピース矯正だ。ワイヤー矯正に比べて見た目がよく、着脱が可能なのが特長だ。
「マウスピース矯正は、透明なマウスピース型装置を使用するため治療中と気づかれにくく、人前に出ることの多い方の矯正希望の方が急増しています。また、外して洗えますので、清潔で歯みがきは普段通り行えるのも大きなメリットです。軽度の歯列不正でしたら、半年ぐらいで終了できるケースも多くあります。口腔内スキャナーによるデジタル画像などを基に、より早く、よりリーズナブルに矯正できるようになりました。今まで矯正に二の足を踏んでいた成人の患者さんも抵抗なく矯正治療を受けられます」
ハイテク化が進む歯科医療の中で、デジタル技術を活用した矯正プロセスの先進性が支持される理由だ。
(ライター/斎藤紘)
田中歯科医院
TEL/04-7164-3000(代)
病院勤務で培った豊富な知識と技術力
幅広い治療で最期まで寄り添い支援
幅広い治療で最期まで寄り添い支援
質の高い医療
次世代の育成に尽力
虫歯や歯周病、口腔外科、小児歯科、訪問診療、食べる・ことばのリハビリテーションなど幅広い診療を行う『こじまデンタルクリニック』。
「大学病院の口腔外科は、一般の歯科医院とは診療内容が大きく異なり、癌や骨折など病院の口腔外科でなければ対応できない治療もありますが、知識と技術があればクリニックでも可能な治療は多いです。一般歯科と大学病院の中間的な立ち位置で大学病院で行う治療を積極的に診ています」
子どもの予防歯科、虫歯、歯周病から顎関節症や親知らずの抜歯、お体の病気の治療や服薬中の方の歯科治療などにも対応。さらに、嚥下障害のリハビリや訓練、口腔機能発達不全のサポートなど、「その方に とっての最善」を考えた治療を受けられる。訪問診療では、通院されていた方がご病気で訪問診療になった場合でも主治医と連携しながら看取りまで継続したケアを行う。
「私一人では抱えられる患者さんに限りがあるので、共感してもらえる、歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士、栄養士など多職種の若い人も育成し、質の高い医療を受けられる環境を整えてくことが目標です」
(ライター/彩未)
次世代の育成に尽力
虫歯や歯周病、口腔外科、小児歯科、訪問診療、食べる・ことばのリハビリテーションなど幅広い診療を行う『こじまデンタルクリニック』。
「大学病院の口腔外科は、一般の歯科医院とは診療内容が大きく異なり、癌や骨折など病院の口腔外科でなければ対応できない治療もありますが、知識と技術があればクリニックでも可能な治療は多いです。一般歯科と大学病院の中間的な立ち位置で大学病院で行う治療を積極的に診ています」
子どもの予防歯科、虫歯、歯周病から顎関節症や親知らずの抜歯、お体の病気の治療や服薬中の方の歯科治療などにも対応。さらに、嚥下障害のリハビリや訓練、口腔機能発達不全のサポートなど、「その方に とっての最善」を考えた治療を受けられる。訪問診療では、通院されていた方がご病気で訪問診療になった場合でも主治医と連携しながら看取りまで継続したケアを行う。
「私一人では抱えられる患者さんに限りがあるので、共感してもらえる、歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士、栄養士など多職種の若い人も育成し、質の高い医療を受けられる環境を整えてくことが目標です」
(ライター/彩未)
こじまデンタルクリニック
TEL/052‐899‐3050