各種メディアにおいて世界中規模の食料の高騰、不足、それをめぐる争奪戦ともいえる騒ぎが伝えられた。かつては、他国に頼らず自給自足で独自の文化を築き上げた日本も今では自給率40%を切り危機的状況に直面している。前途多難といわれているが、消費者も現状をふまえ考えていかなければ。さて、これからどんな生活を営んでいったらよいのであろうか。世界的な人口増加、地球温暖化による食糧危機、トウモロコシをはじめとして国家間による資源争奪戦によりエネルギー市場と農業部門の対立、水・土をめぐる争いが日々増し価格高騰、資源確保が困難になり消費者たちの暮らしに影響してきている。しかし、その激しい争いに消費者が参加するのは無論無理なことであり、まずは自分たちが出来ることから始めてみるのもよいかもしれない。 |