颯爽とバイクを駆り「ライダーキック」など、ダイナミックなアクションでお茶の間を盛り上げる仮面ライダー。2000年には「平成仮面ライダー」シリーズがスタートし、今もなお、見るものの心を捉え続けている。2009年には10周年を迎えるが、その記念プロジェクトが2008年冬、ついに始動する!
変身!
単騎で敵と戦う等身大のヒーローの姿は、21世紀に入っても健在だ。2000年に放映が開始した「仮面ライダークウガ」を皮切りに平成仮面ライダーは2009年に10周年を迎えるが、そのプロジェクトがついに始動! 第一弾として「バンダイ」は、全国のおもちゃ店、百貨店、量販店、アミューズメント施設などで展開するデータカードダスにて、新タイトル『データカードダス 仮面ライダーバトル ガンバライド』を展開する。
本作は、カードからデータを読み込みデジタルデータとカードゲームを融合させて遊ぶデータカードゲーム。「仮面ライダークウガ」から、現在放送中の「仮面ライダーキバ」を中心に、「仮面ライダー1号」、「仮面ライダー2号」、「仮面ライダーV3」といった昭和の人気ライダーも併せて登場する。
遊び方としては、好きな仮面ライダーのカード2枚を筐体にスキャンすることで仮面ライダーたちにタッグを組ませ、2対2のバトルを楽しむ。仮面ライダー同士のコンビネーションや前衛・後衛などの戦略性により多彩な戦いを展開することができるので、子どもはもちろん、お父さんも熱が入りそうだ。
プレイヤーは、2種類のカードを組み合わせて簡単なボタン操作を行なうだけでOK。筐体中央には変身ベルトをイメージしたボタンも設置されている。7色に光るこのボタンは、ゲーム中の必殺技攻撃などに使用するだけでなく、本作の世界観とリンクしてストーリーモードを進めることでその謎が明らかになっていく。
また本作は、同じく平成仮面ライダー10周年記念の一環として発売される予定の「仮面ライダー変身ベルト」「ソフトビニール人形」との連動ギミックも予定されている。併せて使えば、より一層白熱したバトルを体感すことができるだろう。
「東映」の監修によるオリジナルの世界観と壮大な物語はもちろんだが、今まで競演したことの無かった仮面ライダーたちが、タッグを組み、世代を超えて戦うドリームマッチの実現こそ、このプロジェクトの醍醐味といえるだろう。かつて教室の片隅で盛り上がった「ライダーごっこ」の現代版として、新たな社会現象を巻き起こすか。今後の動向を見守りたい。 |