時代を見据えた進化する構造材で良質な資産価値の高い住宅を追求。
建築家による斬新なデザインが評判を得ている。
理想の住まいは
「和のこころ」をカタチにした家
いつかは理想的な住まいを手にする……。
そうした人々の大きな願いを込められる住まいであるが、実は住宅業界は、あの多くの被害をもたらした忌々しい阪神大震災を機に、大きく変革を迫られてきたのだった。それだけあの震災は人々にも住宅業界にも衝撃的な災害だったのである。その後の法改正により、建築確認申請の手続きが厳格化されたことをみても、その重要性がうかがいしれるものだ。これからの住宅には、耐震性を強化していかなければならない。これは絶対に、である。
国土交通省が打ち出した政策に、「これからの住宅は、量より質」というものがある。つまりこれはどういうことかと言えば、省エネ、バリアフリー、耐久性、品質などに徹底的に考慮した住宅ということなのだ。そして、そのなかにあって、やはり求められている住宅というものは、「和のこころ」をカタチにした家。すなわち、今、世界が注目している癒し空間のある日本の建築物なのではないだろうか。
そこでご紹介したい会社がある。岐阜県で大々的に活躍している「住まいの維新」という会社である。ここは安全で和の心を大切にする家造りをすすめ、多くの人々に好評を得ている工務店だ。
悲惨な災害から
大切な人を守る住まい
「住まいの維新」がそうした家造りの方針を打ち立てた背景には、実際に震災と向き合った姿勢にあるといえよう。悲惨な被災の現場を目の当たりにした同社の河村社長は、強い使命を感じ、大切な家族の人命を守る安全な耐震住宅を造り広めることを生涯の仕事にすると決意したのだ。そして、平成11年2月可児市広見、市役所前に進出し、耐震専門の住宅建築会社を設立させた。
その後、他に類を見ない建築技法で、特許庁(耐震工法/住まいの維新)(進化する骨格/住まいの維新)の商標許可を受ける。耐震強度を建築基準法の基準を大きく上回る強度に満たしてきた。
だが、自然現象である地震は、決して阪神淡路大震災の818ガルが上限とはいえず、たとえば新潟中越地震では、1300ガルを記録し、さらに安全性の高い構造が求められてきた。そこで現在では、東海大地震に備え、日本一の地震対策地域である静岡県西部の浜松市で、斎藤睦朗氏が開発したロケット工法を取り入れた1600ガルにも耐えうる想像を超えた最強の木の家を提案している。河村社長は、建物というものは余力をもって使うべきであると唱えているのだ。
家造りは暮らしづくり
従来、家を造る際には大工、左官という順番があった。躯体を作る大工さんに次いで、壁、仕上げ部分を担う左官。そして、たとえば環境という観点からすれば、漆喰が優れていることは既に証明されている。さらに美という観点からも、有名な左官職人がいた。
こうした昔ながらのいいものも取り入れ、けっして昔還りすることなく、優れた構造材で安心して暮らせる家を「住まいの維新」は提供しているのだ。創業以来、現場見学100%可能をモッットーにした同社は、実に多くの人々の支持を得ている。住まいが完成したあとも、ずっと担当者とのいい関係が続いているという事実から見ても、その家造りが正しいという証拠になるだろう。
また、住まいの維新では、子育て世代にも安心して暮らせるよう、耐震・制振仕様はもちろん標準の上で、長く住まう家族の健康のことを考え、ビニールクロスを一切使わない健康塗り壁の自然素材を使用した超ローコスト住宅が評判を呼んでいる。34坪の4LDK本格木造住宅がカーテン・照明器具・エアコン2台付きの諸費用コミコミで1480万円(税込み)で販売している。20代からのマイホーム造り、新世代への家造りを支援している住まいの維新の活躍に今後も注目したい。 |