医療法人恒輝会 稲垣歯科
院長 稲垣 輝行氏
愛知学院大学歯学部卒業。1992年、『稲垣歯科』開院。磁性アタッチメント義歯の開発研究に国の認可前より携わり、治療実績は1,000症例超。2015年、愛知学院大学歯学研究科で博士学位取得。
院長 稲垣 輝行氏
愛知学院大学歯学部卒業。1992年、『稲垣歯科』開院。磁性アタッチメント義歯の開発研究に国の認可前より携わり、治療実績は1,000症例超。2015年、愛知学院大学歯学研究科で博士学位取得。
磁性アタッチメント義歯で実績
力学的影響の解析で博士号取得
力学的影響の解析で博士号取得
1000症例超の治療実績
バネ式入れ歯の欠点克服
『医療法人恒輝会稲垣歯科』の院長稲垣輝行さんは、入れ歯と残っている歯根に磁石を取り付けて固定する磁性アタッチメント義歯の研究と開発に長年携わり、治療実績が1000症例を超える、この分野の第一人者。2015年には、磁性アタッチメント義歯の形状の違いによって口腔内の組織にどのような力学的な影響を与えるかをコンピュータで解析した論文で歯学博士の学位を取得し、技術を深化させた。
「従来のバネ式入れ歯では、前歯にバネが見えるという欠点があり、バネの緩みや変形、バネがかかる歯への負担が避けられずに歯を失う原因になりかねません。磁性アタッチメント義歯は、抜かなければならないとあきらめていた歯の根っこも利用でき、取り外し時や噛んだ時にも歯への悪い力が加わらないので、歯を末永く残すことができるのです。また、強力な磁石の力で固定されるので、よく噛めるようになりますし、装着・取り外しが簡単で、止め金がない分、見た目もスッキリして、手入れも楽になる利点があります。特に将来、介護生活の時期が来た時には、する方にも、される方にも、手間がかからずに最後まで磁性アタッチメント義歯を使い切ることができるのです」
研究実績が治療の信頼度を高めている。
医療法人恒輝会 稲垣歯科 CTインプラントセンター併設
TEL:0568-78-2525 FAX:0568-78-2500 Eメール:inagaki@komaki-dent.jp
ホームページ http://www.inagaki-dent.com/
有限会社スリースターズ 代表取締役
メイプル薬局平群店 代表 永田哲彦 氏
たんなる医療提供施設でなく、全力で地域住民を温かく支える。医師、看護師、介護士、ケアマネージャーなどと連携。病院と協力しあい、地域医療の実現を目指す。
営業時間/月〜金曜日 9:00〜20:00 土曜日 9:00〜18:00
定休日/日曜日・祝日
メイプル薬局平群店 代表 永田哲彦 氏
たんなる医療提供施設でなく、全力で地域住民を温かく支える。医師、看護師、介護士、ケアマネージャーなどと連携。病院と協力しあい、地域医療の実現を目指す。
営業時間/月〜金曜日 9:00〜20:00 土曜日 9:00〜18:00
定休日/日曜日・祝日
親戚の死をきっかけに医療を志した薬剤師は、地域の健康を献身的に支える医療提供施設のひとつとして、病院とも連携し、地域包括ケア活動に取り組む
患者宅で健康相談、介護施設で服薬指導など、
地域医療を強力サポート。
生駒山麓に広がる奈良県内屈指のベッドタウン、生駒市平群(へぐり)町にある調剤薬局『メイプル薬局平群店』。同店を営む「有限会社スリースターズ」の永田哲彦さんは自身も薬剤師で、地域の人々の健康を温かく支えている。薬局運営と並行し、介護施設や家庭を訪問して服薬指導をしたり、地域包括ケア活動に積極的に関わったり、とアクテイブな活動ぶりは、世間一般の薬剤師に対するイメージと一線を画す。その原点には「人の健康を助けたい」という、永田さんの思いがある。「薬剤師を志すきっかけは、いとこが亡くなったこと。残念ながら、いとこはこの世を去ってしまいましたが、闘病生活や治療に懸命に励む医師の姿を目にし、医療に携わる仕事をしたいという気持ちになりました」
永田さんは、高校まで長崎で過ごし、九州の大学の薬学部へ進学。卒業後、薬剤師の国家資格を取得し、福岡県内の病院内薬局で勤務するうち、大阪の知人の薬剤師に誘われ、大阪の薬局へ。さらに、奈良県天理市の薬店、ドラッグストアで約16年働くなど経験を重ね、『メイプル薬局平群店』を運営する「有限会社スリースターズ」入社。経営権を譲り受け、2007年、地域医療に貢献する調剤薬局グループ「メイプルファーマシー」のフランチャイズ店として、3名の薬剤師とともに営業を開始した。
薬局経営といっても受け身の姿勢ではない。地域みんなの待合室と呼べる薬局を目指し、医療従事者の方々と連携し地域の健康を支え続ける。生駒市では、高齢者・障がい者・子どもも住みやすいまちづくりを推進している。「生駒モデル」が全国に発信される日が来るのでは。
メイプル薬局 平群店
TEL:0745-46-2170 FAX:0745-46-2171
右中:『「在宅医療」なら患者も家族も笑顔になれる』
現代書林刊 1,300円+税
院長 福田幹久 氏
鳥取県出身。滋賀医科大学卒業後、鳥取大学医学部第二外科入局。1992年、鳥取大学で医学博士の学位取得。国立松江病院呼吸器外科医長を経て、2004年、『ひだまりクリニック』を開院。外科認定医、胸部外科認定医、消化器外科認定医、麻酔標榜医、産業医。講演活動でも活躍。
現代書林刊 1,300円+税
院長 福田幹久 氏
鳥取県出身。滋賀医科大学卒業後、鳥取大学医学部第二外科入局。1992年、鳥取大学で医学博士の学位取得。国立松江病院呼吸器外科医長を経て、2004年、『ひだまりクリニック』を開院。外科認定医、胸部外科認定医、消化器外科認定医、麻酔標榜医、産業医。講演活動でも活躍。
地域医療での
緩和ケアの取り組み
緩和ケアの取り組み
現在は、病院で最期を迎えるのが当たり前のようになっていますが、昔は最期を自宅で迎えるのは普通のことでした。統計的に調べてみると、1975年を境に、病院で亡くなる方が上回ってきて、現在では8割くらいの方が病院で亡くなられています。原因はいろいろありますがその一つに、患者さんの病院志向があります。がんの場合、治療可能な時は手術、化学療法、放射線治療等で根治を目指しますが、再発、転移等で、治療が困難になってくる場合もあります。それでも最期まで治療を行っていくことが多く、亡くなられる直前まで抗がん剤を使っていくことも珍しいことではありません。そのため、治療をやめて緩和ケアに移行すると宣言されるということは、もう他に手立てがなく、患者さんが見捨てられたと思われることも多くあります。その結果、最期まで治療を重視して病院で過ごすようになってきたのです。しかし、最近になって、がんと診断され、治療を開始する最初の時点から、緩和ケアも並行してスタートする、という考えが広まりつつあります。
【緩和ケアとは】
緩和ケアでは、患者さんの気がかりに気づき苦痛(つらさ)を和らげ、患者さんと家族のQuality of lifeを改善することに重きを置き、様々な場面でそれを成し遂げるための体制を作ります。苦痛は身体的苦痛以外にも、精神的苦痛、社会的苦痛、そして、スピリチュアルペインと、様々な苦痛があります。身体的苦痛は、肉体的な苦痛、呼吸困難、倦怠感、等であり、精神的苦痛は、病気に対する不安、苛立ち等で、うつ状態になったりします。社会的苦痛は経済的な問題、例えば、治療費が払えるだろうか、病気のために仕事に行けなくなる、子どもに病気のことをどう伝えたらいいだろうか、といったような苦痛です。スピリチュアルペインは、自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛で、自分の人生に価値があったのか、死への恐怖、あの時ああしておけばよかったという後悔、迷惑をかけているといった自責の念、そういった苦痛です。これらの苦痛を予防し、緩和することにより患者さんと家族のQuality of lifeを改善する取り組みが、緩和ケアでは治療と並行して行われていきます。
【悔いの残った経験】
私の経験で、今にしておけば悔いの残る例があります。その患者さんは、肺がんで手術を行い、しばらくは順調に経過していましたが、その後肺がんの再発をおこしました。多発性で再手術は難しいので、抗がん剤治療を行いました。3クール施行してやや縮小したので一旦退院しましたがしばらくして再発し、入院して治療の方針となりました、治療はやはり抗がん剤治療です。今回は、2度目の再発であまり治療効果は見られませんでしたが、治療を続けていきました。しかし、結局は改善することなく、3ヵ月後病院で息を引き取りました。その当時の治療では、最後呼吸が停止したとき心臓マッサージも施行していました。治療中は、副作用の嘔気嘔吐にも悩まされながら、最期まで自宅に帰ることなく病院で過ごされました。今思えば、苦痛を取る緩和ケアをもっと早くから行っていれば、と思いますし、抗がん剤治療をしてもほとんど治る見込みがないときは、治療を終了して、最期の3ヵ月は自宅で最期をゆったりと過ごすという選択肢もあったのですが、その当時は、とことん病院で治療するというのが当然のように行われていました。
そういった反省から、現在では、再発が起こって、治る可能性が少ないときは、治療と緩和ケア、あるいは緩和ケアのみ行う方法もあることを患者さんの家族に説明し、緩和ケアを選択する場合は、自宅で最期を過ごすことができることを説明していきます。
この場合在宅医療に切り替え、各種サービスと連携していきます。
自宅で緩和ケアを行う場合には、在宅医療と介護サービスの連携がキーとなります。
【在宅での緩和ケア|医療と介護の連携】
在宅医療は、通院困難になった患者さんに対して、自宅を訪問して治療を行い、自宅での療養を支えていく制度で、在宅療養支援診療所の届け出をしている診療所が主に行っています。介護サービスとの連携では、訪問看護、訪問介護、福祉用具サービス等と連携することにより、患者家族を支えていきます。患者さんの状態を正しく把握し、どのようなサービスをどのくらいのペースで行っていくかのプランを作成していくのがケアマネージャーの役割です。患者さんからみて、自宅療養を選択された場合の不安には、何かあったときにどうしたらいいのだろう、という点があると思います。最初に相談するのが訪問看護であることが多いため、訪問看護は24時間常に連絡のつく体制であることが望まれます。
本人の状態に特に変化がなくても、介護する家族に介護疲れが出てくることもあります。その時は、デイサービスやショートステイを上手に利用することによって、介護疲れを取ることができます。2000年に施行された介護保険制度により、介護サービスは充実してきています。問題となるのは、介護と医療の連携の部分です。例えば、夜中に訪問看護が状態変化で臨時訪問した場合に、医師からの指示をもらいたくても、かかりつけ医が無く、総合病院に外来通院しているような時には、病院に来てくれ、ということになります。かかりつけ医を持っている場合でも、夜間対応していない医院であれば、連絡がつかず、困ってしまうことになります。在宅医療も行う在宅療養支援診療所に登録している開業医は20%に満たず、その中で、実際に24時間機能している診療所は1/4位と言われています。24時間機能しているかかりつけ医を選ぶ必要がありますが、まだまだ少ないのが現状です。それも無理もない話で、ほとんどの開業医は、一人医師体制で外来を行っており、そういった中で、外来中や、夜間の呼び出しに応じるのは限界があると思います。最近では開業医同士がグループを作り、輪番制で、24時間待機を行う、グループ診療を行うところも増えてきつつありますが、午前中はどの診療所も外来を行っており、外来中の臨時往診には対応しづらいという問題は解決されません。
【当院での対応】
この問題を解決するために、当院では開業を始めた当初から、2人医師体制で在宅医療を行ってきました。そうすることにより、ひと月の夜間の半分は待機を行いますが、残りの半分は待機を行わず夜間ゆっくり休むこともできます。普通の医院で外来を行っている午前中に臨時往診の依頼があっても対応できます。最初は、最期まで自宅で看ていく、ということに不安があった患者さんの家族も、24時間いつでも連絡できる、という安心感からか、最近ではがんの終末期に関わった患者さんの8割近くの方は、最期まで家で過ごしておられます。
【退院前カンファレンスの重要性】
自宅で緩和ケアを行う中で、重要視していることが何点かあります。
まず、退院して自宅を訪問する前に、病院側に退院前カンファレンスを開いてもらい必ず参加するようにします。病院側の、主治医、看護師、相談員、地域側の在宅主治医、訪問看護師、ケアマネージャー、福祉用具事業所、等の関係者、患者さん、家族の方に集まってもらい、一堂に会して、カンファレンスを行います。今の状態を、病院側の主治医、看護師に説明してもらい、それに合った、在宅での体制を検討していきます。点滴のポンプ、在宅酸素や、胃瘻等の、医療的処置が必要な場合は、退院までに家族に説明して、器械等に慣れてもらうこともあります。また、いざとなったら入院できるという体制を確認しておきます。それにより、家族の不安、プレッシャーが軽減され、結果最期まで自宅で過ごすことができることも多くなります。より具体的なことまで、カンファレンスで話をすることにより、紹介状1枚ではわからない細かな点まで、詳しく討論できるので、重視しています。
【キーパーソンを決めてもらう】
そのときに大切なポイントは、家族側にキーパーソンは誰かを決めてもらうことです。例えば、カンファレンスでは、患者さんが食べられなくなっても、自然に点滴なしで看ていこうと決定した後で、カンファレンスに出席していない別の家族から、やはり点滴位はしてほしいと、電話がかかってくることがあります。そういうことにならないためにも、例えばキーパーソンは長男さんと決めてもらい、家族側の窓口を1本にし、あとで意見の相違が出てきた時も、家族間で相談してもらって、キーパーソンの方に、方針を聞くことにします。
退院前カンファレンスで決めたことでも、退院後在宅療養を始めてから状態が変化して、家族の考えが変わることもあります。それはそれで、その都度方針を変えていくことはよくあることなのですが、家族の中で考えに相違が出ることもありますので、その時は、家族間で話し合いをしてもらい、決定事項をキーパーソンの方から聞くようにしています。
【必要時は自宅でカンファレンスを開く】
どうしても方針が決まらない時や、状態が変化したときには、その節目節目で、自宅で重症カンファレンスを行います。地域の在宅主治医、ケアマネージャー、訪問看護師等の、サービスを提供している事業所に自宅に集まってもらい、家族の方にもなるべく多く参加してもらって、問題点を話し合っていきます。話し合いの中で、解決策が見つかり方向性が見えてくることも多いものです。
【在宅での各種サービスと家族の介護は両輪の輪で進行していく】
病院では、すべて治療は、医療関係者で行いますが、在宅での緩和ケアにおいては、医療関係者と家族の相互の連携が大切です。家族が医療関係者に任せっきりでは、もちろんいけませんが、一人で孤軍奮闘するのは限界がありますので、各種サービスを上手に利用してケアを行っていきます。家族が何人かいる場合には、一人で介護を抱え込まないことも大事です。「これくらい大丈夫、一人でできる」と思っても、できるだけほかの家族(夫婦、兄弟)で役割を分担していくようにしましょう。逆に医療関係者が自分たちの思いを家族に押し付けてもいけません。両者が、互いに情報共有しながら、同じスピードで同じ方向を向いて、緩和ケアを行っていくのが本来の姿です。一人で頑張る必要はありません。ここまで述べてきたように、上手に介護サービスを利用しながら、患者さんの生活の全体をみていけばよいでしょう。
以上のことを念頭に置き、在宅現場での緩和ケアは進んでいきますが、患者さん一人ひとりの家庭環境、背景は皆それぞれ違うので、極端な話100%全員が最期まで自宅で過ごすということは困難です。しかしながら、患者さん、家族の方が、自宅で最期まで過ごしたいという強い希望があった場合には、医療、介護のあらゆる資源を活用して、可能な限りその願いをかなえてあげるべきだと思います。その積み重ねによって少しずつでも、自宅で最期まで過ごす方が増えていくことを願っています。
【緩和ケアとは】
緩和ケアでは、患者さんの気がかりに気づき苦痛(つらさ)を和らげ、患者さんと家族のQuality of lifeを改善することに重きを置き、様々な場面でそれを成し遂げるための体制を作ります。苦痛は身体的苦痛以外にも、精神的苦痛、社会的苦痛、そして、スピリチュアルペインと、様々な苦痛があります。身体的苦痛は、肉体的な苦痛、呼吸困難、倦怠感、等であり、精神的苦痛は、病気に対する不安、苛立ち等で、うつ状態になったりします。社会的苦痛は経済的な問題、例えば、治療費が払えるだろうか、病気のために仕事に行けなくなる、子どもに病気のことをどう伝えたらいいだろうか、といったような苦痛です。スピリチュアルペインは、自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛で、自分の人生に価値があったのか、死への恐怖、あの時ああしておけばよかったという後悔、迷惑をかけているといった自責の念、そういった苦痛です。これらの苦痛を予防し、緩和することにより患者さんと家族のQuality of lifeを改善する取り組みが、緩和ケアでは治療と並行して行われていきます。
【悔いの残った経験】
私の経験で、今にしておけば悔いの残る例があります。その患者さんは、肺がんで手術を行い、しばらくは順調に経過していましたが、その後肺がんの再発をおこしました。多発性で再手術は難しいので、抗がん剤治療を行いました。3クール施行してやや縮小したので一旦退院しましたがしばらくして再発し、入院して治療の方針となりました、治療はやはり抗がん剤治療です。今回は、2度目の再発であまり治療効果は見られませんでしたが、治療を続けていきました。しかし、結局は改善することなく、3ヵ月後病院で息を引き取りました。その当時の治療では、最後呼吸が停止したとき心臓マッサージも施行していました。治療中は、副作用の嘔気嘔吐にも悩まされながら、最期まで自宅に帰ることなく病院で過ごされました。今思えば、苦痛を取る緩和ケアをもっと早くから行っていれば、と思いますし、抗がん剤治療をしてもほとんど治る見込みがないときは、治療を終了して、最期の3ヵ月は自宅で最期をゆったりと過ごすという選択肢もあったのですが、その当時は、とことん病院で治療するというのが当然のように行われていました。
そういった反省から、現在では、再発が起こって、治る可能性が少ないときは、治療と緩和ケア、あるいは緩和ケアのみ行う方法もあることを患者さんの家族に説明し、緩和ケアを選択する場合は、自宅で最期を過ごすことができることを説明していきます。
この場合在宅医療に切り替え、各種サービスと連携していきます。
自宅で緩和ケアを行う場合には、在宅医療と介護サービスの連携がキーとなります。
【在宅での緩和ケア|医療と介護の連携】
在宅医療は、通院困難になった患者さんに対して、自宅を訪問して治療を行い、自宅での療養を支えていく制度で、在宅療養支援診療所の届け出をしている診療所が主に行っています。介護サービスとの連携では、訪問看護、訪問介護、福祉用具サービス等と連携することにより、患者家族を支えていきます。患者さんの状態を正しく把握し、どのようなサービスをどのくらいのペースで行っていくかのプランを作成していくのがケアマネージャーの役割です。患者さんからみて、自宅療養を選択された場合の不安には、何かあったときにどうしたらいいのだろう、という点があると思います。最初に相談するのが訪問看護であることが多いため、訪問看護は24時間常に連絡のつく体制であることが望まれます。
本人の状態に特に変化がなくても、介護する家族に介護疲れが出てくることもあります。その時は、デイサービスやショートステイを上手に利用することによって、介護疲れを取ることができます。2000年に施行された介護保険制度により、介護サービスは充実してきています。問題となるのは、介護と医療の連携の部分です。例えば、夜中に訪問看護が状態変化で臨時訪問した場合に、医師からの指示をもらいたくても、かかりつけ医が無く、総合病院に外来通院しているような時には、病院に来てくれ、ということになります。かかりつけ医を持っている場合でも、夜間対応していない医院であれば、連絡がつかず、困ってしまうことになります。在宅医療も行う在宅療養支援診療所に登録している開業医は20%に満たず、その中で、実際に24時間機能している診療所は1/4位と言われています。24時間機能しているかかりつけ医を選ぶ必要がありますが、まだまだ少ないのが現状です。それも無理もない話で、ほとんどの開業医は、一人医師体制で外来を行っており、そういった中で、外来中や、夜間の呼び出しに応じるのは限界があると思います。最近では開業医同士がグループを作り、輪番制で、24時間待機を行う、グループ診療を行うところも増えてきつつありますが、午前中はどの診療所も外来を行っており、外来中の臨時往診には対応しづらいという問題は解決されません。
【当院での対応】
この問題を解決するために、当院では開業を始めた当初から、2人医師体制で在宅医療を行ってきました。そうすることにより、ひと月の夜間の半分は待機を行いますが、残りの半分は待機を行わず夜間ゆっくり休むこともできます。普通の医院で外来を行っている午前中に臨時往診の依頼があっても対応できます。最初は、最期まで自宅で看ていく、ということに不安があった患者さんの家族も、24時間いつでも連絡できる、という安心感からか、最近ではがんの終末期に関わった患者さんの8割近くの方は、最期まで家で過ごしておられます。
【退院前カンファレンスの重要性】
自宅で緩和ケアを行う中で、重要視していることが何点かあります。
まず、退院して自宅を訪問する前に、病院側に退院前カンファレンスを開いてもらい必ず参加するようにします。病院側の、主治医、看護師、相談員、地域側の在宅主治医、訪問看護師、ケアマネージャー、福祉用具事業所、等の関係者、患者さん、家族の方に集まってもらい、一堂に会して、カンファレンスを行います。今の状態を、病院側の主治医、看護師に説明してもらい、それに合った、在宅での体制を検討していきます。点滴のポンプ、在宅酸素や、胃瘻等の、医療的処置が必要な場合は、退院までに家族に説明して、器械等に慣れてもらうこともあります。また、いざとなったら入院できるという体制を確認しておきます。それにより、家族の不安、プレッシャーが軽減され、結果最期まで自宅で過ごすことができることも多くなります。より具体的なことまで、カンファレンスで話をすることにより、紹介状1枚ではわからない細かな点まで、詳しく討論できるので、重視しています。
【キーパーソンを決めてもらう】
そのときに大切なポイントは、家族側にキーパーソンは誰かを決めてもらうことです。例えば、カンファレンスでは、患者さんが食べられなくなっても、自然に点滴なしで看ていこうと決定した後で、カンファレンスに出席していない別の家族から、やはり点滴位はしてほしいと、電話がかかってくることがあります。そういうことにならないためにも、例えばキーパーソンは長男さんと決めてもらい、家族側の窓口を1本にし、あとで意見の相違が出てきた時も、家族間で相談してもらって、キーパーソンの方に、方針を聞くことにします。
退院前カンファレンスで決めたことでも、退院後在宅療養を始めてから状態が変化して、家族の考えが変わることもあります。それはそれで、その都度方針を変えていくことはよくあることなのですが、家族の中で考えに相違が出ることもありますので、その時は、家族間で話し合いをしてもらい、決定事項をキーパーソンの方から聞くようにしています。
【必要時は自宅でカンファレンスを開く】
どうしても方針が決まらない時や、状態が変化したときには、その節目節目で、自宅で重症カンファレンスを行います。地域の在宅主治医、ケアマネージャー、訪問看護師等の、サービスを提供している事業所に自宅に集まってもらい、家族の方にもなるべく多く参加してもらって、問題点を話し合っていきます。話し合いの中で、解決策が見つかり方向性が見えてくることも多いものです。
【在宅での各種サービスと家族の介護は両輪の輪で進行していく】
病院では、すべて治療は、医療関係者で行いますが、在宅での緩和ケアにおいては、医療関係者と家族の相互の連携が大切です。家族が医療関係者に任せっきりでは、もちろんいけませんが、一人で孤軍奮闘するのは限界がありますので、各種サービスを上手に利用してケアを行っていきます。家族が何人かいる場合には、一人で介護を抱え込まないことも大事です。「これくらい大丈夫、一人でできる」と思っても、できるだけほかの家族(夫婦、兄弟)で役割を分担していくようにしましょう。逆に医療関係者が自分たちの思いを家族に押し付けてもいけません。両者が、互いに情報共有しながら、同じスピードで同じ方向を向いて、緩和ケアを行っていくのが本来の姿です。一人で頑張る必要はありません。ここまで述べてきたように、上手に介護サービスを利用しながら、患者さんの生活の全体をみていけばよいでしょう。
以上のことを念頭に置き、在宅現場での緩和ケアは進んでいきますが、患者さん一人ひとりの家庭環境、背景は皆それぞれ違うので、極端な話100%全員が最期まで自宅で過ごすということは困難です。しかしながら、患者さん、家族の方が、自宅で最期まで過ごしたいという強い希望があった場合には、医療、介護のあらゆる資源を活用して、可能な限りその願いをかなえてあげるべきだと思います。その積み重ねによって少しずつでも、自宅で最期まで過ごす方が増えていくことを願っています。
在宅療養支援診療所 ひだまりクリニック
TEL:0859-37-5188 FAX:0859-37-5190 Eメール:info@hidamariclinic.jp
ホームページ http://www.hidamariclinic.jp
ひだまり訪問看護ステーション
TEL:0859-37-5189
上右:院長 深水皓三 氏
日本大学歯学部卒。同学部助手、総義歯補綴学講座講師、付属技工専門学校講師などを経て1986年、東京・港区で開業、2002年、「銀座深水歯科」開業。歯学博士。日本補綴歯科学会指導医、専門医。日本顎咬合学会指導医。日本歯科審美学会理事、日本顎咬合学会評議委員。高度治療義歯研究会会長。義歯についての著書多数。
左中:PTD LABO 代表 歯科技工士 堤嵩詞 氏
下:義歯だけでなく、土手となる歯肉も万全にケアー。口腔環境に合わせて個別サポートを行う。
診療時間/月~金10:00~13:00 14:00~18:00(土・日曜:不定期の診療。要問い合わせ
定休日/不定休
日本大学歯学部卒。同学部助手、総義歯補綴学講座講師、付属技工専門学校講師などを経て1986年、東京・港区で開業、2002年、「銀座深水歯科」開業。歯学博士。日本補綴歯科学会指導医、専門医。日本顎咬合学会指導医。日本歯科審美学会理事、日本顎咬合学会評議委員。高度治療義歯研究会会長。義歯についての著書多数。
左中:PTD LABO 代表 歯科技工士 堤嵩詞 氏
下:義歯だけでなく、土手となる歯肉も万全にケアー。口腔環境に合わせて個別サポートを行う。
診療時間/月~金10:00~13:00 14:00~18:00(土・日曜:不定期の診療。要問い合わせ
定休日/不定休
QOLの向上に資する健康義歯追求
治療法に生きる解剖学と力学の知見
治療法に生きる解剖学と力学の知見
歯科技工の匠と緊密に連携
最終義歯完成まで徹底診査
痛い、噛めない、はずれる、話ができない、老けて見える入れ歯ではなく、噛める、笑える、おいしいと満足できる入れ歯。「高度治療義歯研修センター」を兼ねる『銀座深水歯科』の院長深水皓三さんが、口腔解剖学、歯牙解剖学の研究の成果と力学に立脚した「治療義歯システム」で製作するのは文字通りオーダーメイドの「健康義歯」だ。歯が全部なくなる終末歯科治療に携わって約40年、QOL生活の質を左右する義歯のスペシャリストとして後進の指導にも力を注ぐ。
「治療義歯システム」は、入れ歯作りの匠と日本経済新聞で紹介された歯科技工士堤嵩詞さんとの連携で確立し、初診から最終義歯装着まで10のステップをたどる丁寧なプロセスに特長がある。X線写真検査、咬合診査、顎機能診査による下顎運動の診断などを基に個人に合った治療計画を決め、粘膜面と顎機能の調和を得るための特別な構造の義歯にさらに粘膜を治療するティッシュコンディショナーという特殊な材料の治療用義歯を使ってもらいながら噛み合わせの高さや位置を調整とトレーニングで、形態と機能を向上させ、高い精度の適合性、何ともないという違和感のない装着感を得た治療用義歯から精密な技工操作によって最終義歯を完成させる。その義歯を装着した患者さんの中には、これは義歯ではなく人工臓器だと言った人もいる。
統合医療で健康増進目指す
治療技術普及に後進を指導
日本補綴歯科学会指導医と日本顎咬合学会指導医の資格を持つ歯学博士。母校の日本大学歯学部総義歯補綴学講座で講師を務めるなど義歯補綴学の第一人者。補綴専門学会での講演も行ない、2016年は、日本構造医学会で生体機能における義歯の役割を講演もされた。編著の「治療用義歯を用いた総義歯臨床」は、「治療義歯システム」の指導書として歯科医や歯科技工士に広く読まれる。
義歯補綴を中心に歯科医療に深く広い知見と経験を持つ深水さんの探究心は、患者様一人ひとりの年齢や性別、性格、生活環境、人生の歩みなどを考え、西洋医学や代替医療を問わず、最適の療法を提供する統合医療に向かい、特定非営利活動法人統合医療塾の一期生として学び、高度な治療だけでなく、全身の健康が保たれ、日常生活の活力を引き出すことを診療方針に掲げ、医院名の前に「健康増進クリニック」を冠した。また、義歯に関する知識、技術の普及を目的に医院を「高度治療義歯研修センター」を設立し、歯科医師や歯科技工士が治療用義歯の製作から本義歯の製作まで実習を通じて体得できる体制も構築した。
「噛むことは、生きることであり、口はまさに健康のシグナル。義歯の形態、機能は生活の質に直結します。治療用義歯システムは、失われた口腔周囲を含む機能と形態の回復を目的とする治療用人工臓器になりうる義歯をただ作るのではなく、患者様と共に、からだ全体と密接な関係にある顎口腔機能の治療をすることで、身体の一部となる義歯を創り出す方法です。患者様は、自分で治して作ったという達成感による自信と満足感で笑顔になるのです」
健康増進クリニック 銀座深水歯科 高度治療義歯研修センター
TEL:03-5537-7607 FAX:03-5537-7608 Eメール:info@ginzafukamizu.jp/
ホームページ http://www.ginzafukamizu.jp/
株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
代表取締役 大畑惠三氏
高知県出身。桐朋学園大学器学科卒業、指揮科研究科修了。九州交響楽団に主席ファゴット奏者として入団。1977年、指揮デビュー。1979年、ウィーンに留学、O・スウィートナーやS・チェリビダッケに指揮法を学ぶ。1989年、『ジェイエムシー音楽研究所』設立。九州芸工大、福岡教育大、福岡女子短大の教壇に立つ。
代表取締役 大畑惠三氏
高知県出身。桐朋学園大学器学科卒業、指揮科研究科修了。九州交響楽団に主席ファゴット奏者として入団。1977年、指揮デビュー。1979年、ウィーンに留学、O・スウィートナーやS・チェリビダッケに指揮法を学ぶ。1989年、『ジェイエムシー音楽研究所』設立。九州芸工大、福岡教育大、福岡女子短大の教壇に立つ。
音楽家を社会につなげる
日本クラシックのエントランス
日本クラシックのエントランス
日本のクラシック音楽現状打破と
新しい取り組みで心豊かな社会へ
西洋音楽の歴史は1400年。日本は明治維新で西洋音楽を導入してから僅か140年。今日、日本の音楽家の実力は世界レベルに達しているが、アート・マネジメントが十分に機能していないという問題が残る。音楽家と社会を繋げる仕組みを追求して35年、今取り組んでいるのがインターネットを活用したマネジメント・システムの構築だ。音楽家のネットワークを立ち上げ、ネットを介して社会と繋げることで新たな時代を築きたい。
今日、クラシックは、まだまだ日本人の心に浸透しているとは言えない。しかし、最近、17世紀から三世紀の間、ヨーロッパ諸国の全ての階級の人々が、それぞれの家庭で室内楽を楽しんでいたいと言う事実を発見した。アンサンブルほど〈音楽の喜び〉を与え〈人の絆〉を強くするものは無い。西洋に音楽が深く根付いた原因の一つがここにあると思う。
国の調査によると、音大卒や吹奏楽経験者などの「楽器演奏者数」が全国に1091万人、その大半の人が「演奏する場」が無く、「演奏の楽しみ」から離れている。ヨーロッパに300年間に渡って浸透した〈室内楽を楽しむ環境〉を、日本において復活させる潜在的なニーズとなりはしないか。
SNSを立ち上げ、アンサンブルを呼びかけ、音楽の真の喜びの輪を全国に広めては行けないだろうか。インターネットには、昔には考えられもしなかった事を、世の中に実現させてしまう力がある。それは世界情勢や社会変革の様子を見ていても十分に感じ取れるだろう。
株式会社 ジェイエムシー音楽研究所
TEL:092-575-3267 FAX:092-581-0136 Eメール: jmc_music2001jp@ybb.ne.jp
『APM-SP1スピーカー』 180,000円
オートプロマツモト 代表者
松本勝三 氏
京都で十四年、お客様の声を聞きお客様志向に合わせた「オートプロマツモト」。理想のサウンドを追求する「オートプロマツモト APMSOUND」のスピーカーには「バランスが良く、特にドラムの音のキレは最高で長時間聴いても耳も頭も疲れない」「歌手が目の前で歌ってくれているみたい」といった声が寄せられる。
オートプロマツモト 代表者
松本勝三 氏
京都で十四年、お客様の声を聞きお客様志向に合わせた「オートプロマツモト」。理想のサウンドを追求する「オートプロマツモト APMSOUND」のスピーカーには「バランスが良く、特にドラムの音のキレは最高で長時間聴いても耳も頭も疲れない」「歌手が目の前で歌ってくれているみたい」といった声が寄せられる。
来店試聴されるお客様が大満足
世界最高音質のカースピーカー
世界最高音質のカースピーカー
低音の余韻、澄み渡る中音と中高音
アーティストの歌声や演奏を再現
京都で自動車整備工場を営む「オートプロマツモト」。車を知り尽くした、同社の車整備総合アドバイザーがオススメする世界最高音質水準スピーカーが『APM-SP1』だ。一般的にいい音とはいろんな考え方があるが、音質向上とは音源録音状態に近い状態で聴くことであり、音質を調整することではない。スピーカーそのものを最高の音が出るようにしなければならない。ナチュラルサウンドで聴くと、音に飽きがこなく疲れを感じることもない。脳を活性化して行動エネルギーに変えてくれる。生活や仕事に力がみなぎり活動的になり、豊かで充実感のある時を過ごせるでしょう。この音の素晴らしさを一人でも多くの方に聴いていただきたい。カ—スピーカー『APM-SP1』は、スピーカーマニアもうならせる逸品。スピーカーの鼓動が心を打つように動き出し、キレのある低音と余韻を残し、中高音・中音が澄み渡り高音質を実現する。アーティストの繊細な歌声と演奏を車内で再現する高品質スピーカーを愛車に積んでみてはいかがでしょう。京都府亀岡市の「オートプロマツモト」で視聴できるので、ぜひ体感してみていただきたい。
オートプロマツモト
TEL:0771-23-0171 FAX:0771-20-1084 Eメール:kmatsu3116@gmail.com
ホームページ http://www.apm-sound.com/
井手永知子さん
音楽講師、大手企業の管理職、大病による寝たきりの生活などの経験を経て、2013年、高層マンションでエステと開運を取り入れた「笑心コンサルティングサロン☆ムーンビームスガネーシャ☆」を開設。
初回体験セッション:90分 5,000円(税込)
『魔法の質問キッズインストラクター養成講座』『ナチュラル開運コーチ養成講座』など講座多数。
営業時間/10:00~23:00(前日までの完全予約制)
定休日/不定休
音楽講師、大手企業の管理職、大病による寝たきりの生活などの経験を経て、2013年、高層マンションでエステと開運を取り入れた「笑心コンサルティングサロン☆ムーンビームスガネーシャ☆」を開設。
初回体験セッション:90分 5,000円(税込)
『魔法の質問キッズインストラクター養成講座』『ナチュラル開運コーチ養成講座』など講座多数。
営業時間/10:00~23:00(前日までの完全予約制)
定休日/不定休
恋も仕事も思いのままに・・・
夢を叶える人になる
夢を叶える人になる
自然に行動へと導く対話の力
自分だけでなく、周りも変わる不思議な感覚
もっと幸せになりたい! でも、どうすればいいのかわからない・・・。迷っているあなたをサポートするのが『☆ムーン ビームス ガネーシャ☆』です。
開運へ導き、貴方も、周りも、自然に元気と笑顔を取り戻します。
主宰する井手永知子さんのオリジナルコーチング「ナチュラル開運コーチング」は、占いのよい部分(統計学から見た個人の資質・才能を引き出すこと)と、コーチングの行動できる部分(無理なく自然と動き出す力)を組み合わせました。
ナチュラルに開運へと導く技術〝ナチュラル開運コーチング〟で貴方は夢を『叶える人』になる。
開運易占や社会運勢学、カバラ数秘などの占いで相談者の持っている運気やそのサイクルを見極めた上で、対話を通じて才能、資質、魅力、能力、可能性、会話の中に隠れている相談者の想いを引き出し、そのプロセスの中で相談者が自然と変容し、行動する事で課題をクリアにしていきます。そしてこのコーチングスキルを学ぶのが「ナチュラル開運コーチ養成講座」になります。
「ナチュラル開運コーチングによって、気持が柔らかく、しなやかになっていき、自分も周りも変わっていく不思議な感覚を実感していただけると思います。自己実現を目指している、夢を叶えたい、なりたい自分になる。そんな想いをお持ちの方をお待ちしております」
ナチュラルに開運へと導く技術が身に付くナチュラル開運コーチ養成講座(認定証発行)も開講。
また、遠方の方に、Skypeでのコーチングや講座も開催している。
笑心コンサルティングサロン ☆ムーンビームスガネーシャ☆
TEL:080-6408-1008 Eメール:ageyo.unsei.up@gmail.com
代表 野口昭司 氏
茨城県出身。米作農家だったが、将来性への懸念から養豚業に転換。『野口ファーム』を立ち上げる。悪臭公害対策の延長線上で排尿対策にも乗り出し、EM菌を活用した「畜産動物の排尿処理方法」で2013年7月特許を取得、2014年5月に公開された。特許期限は2032年10月12日。
特許技術で養豚場汚水を処理
講演で自らの実践の成果紹介
講演で自らの実践の成果紹介
特許技術を紹介し、水質汚濁、
悪臭問題の解決の道筋を示す
有用微生物群EM菌を使う「畜産動物の排尿処理方法」で特許を取得し、養豚場の効率的な汚水対策を示した『野口ファーム』の代表野口昭司さんが2016年5月、東京・品川のホテルで開かれた大手食品会社昭和産業主催の畜肉研究会で養豚業者を含む約100人を前に具体的な処理事例を紹介、反響の大きさから普及の芽が出たことを確信した。
特許を取った処理方法は、空き地に穴を掘り、内側にビニールシートを敷いて2個の水槽を作り、集めた排尿をEM菌で浄化する低コスト、高性能のシステム。2千頭の豚を飼育する『野口ファーム』ではこれを導入、浄化した後の排水は水質汚濁防止法の排水基準を大幅に下回っているという。中国の国家知識産権局からも特許権を得た。
「1999年に家畜排せつ物処理法ができましたが、いまだ水質汚濁問題や悪臭が発生しています。特に養豚業者は処理に苦労しています。当方の特許技術は排尿の処理に止まらず、処理槽に沈殿した汚泥は液肥として再利用でき、小さな初期投資で大きな成果が上げることができます。小規模な養豚業者には最適の解決策だと思っています」
養豚農家約5200戸、頭数約950万頭、水質汚濁、悪臭など養豚に関わる苦情の件数約600件。野口さんが実践の中で効果を確認した特許技術がこの現状を打開する答えを提供する。
野口ファーム
TEL:0299-92-3167 FAX:0299-92-3167