ｗ令和のベストヒット大賞 2023

　塩には海水が地殻変動や乾燥により陸地に残ってできた岩塩と、海水を原料として煮沸など水分を抜き精製した海塩がある。日本では一般的に塩といえば海塩のことを広くいうが、世界的には岩塩のほうがメジャーだ。そんな岩塩の世界的な産地がヒマラヤ。7～8千メートル級の山々で気が遠くなるような長い年月をかけて生まれた岩塩は、その含んでいる成分によりピンクをはじめとする色がついていることが多い。
『合同会社 ミネラル88』の『紫岩塩』もヒマラヤからやってきたちょっと珍しい紫色の天然岩塩。通常の岩塩とは成り立ちが違い、地中にてマグマに燻されて結晶化したため豊富なミネラル（84種以上検出）を含み、それら成分由来の神秘的な紫色をおびている。塩分にあたるナトリウムは40％以下で一般の塩の半分以下。また、ミネラル由来で発生する水素による抗酸化作用、酸化還元効果も期待でき、ヒマラヤ現地では古くから薬代わりとして重宝されてきた希少な岩塩だ。
（ライター／今井淳二）

TEL／080-3903-8538　
Eメール／customer@mineral88.jp
本誌56ページ『合同会社ミネラル88」の紙面の電話番号に誤植がございました。
訂正の上、お詫び申し上げます。

ホームページ　
https://mineral88.jp/

『パンスク』とは、パンのサブスクリプションサービスで、全国どこかのパン屋さんから自慢のパンが1回３９９０円で自宅に届く定期便。食パンなどの食事パン、甘いパン、惣菜パンなど、お店自慢のパンが8個前後届くという、パン好きな方には最高の定期便だ。自分の知らない全国のパン屋さんに出会うことができ、中身は箱を開けてからのお楽しみというワクワク感もたまらない。
『パンスク』のパンは、特別な冷凍技術で冷凍されており、解凍しても焼きたてのような香りや食感、美味しさを味わうことができる。賞味期限が1ヵ月以上あるのも特長の一つ。また、いつでも好きな時にマイページからお届けのスキップ・休会・退会のお手続きが可能なので、旅行などの不在も気にせず、手軽に利用することができる。
　子どもの頃、大好きだったパン屋さんのような、なんともいえない美味しい香りが自宅で体験できるなんて夢のような話だ。
（ライター／河村ももよ）

Eメール／ support@pansuku.com

ホームページ　
https://pansuku.com/

『WEP wafflefactory』は、２０２３年２月に東京・渋谷でオープンしたワッフル専門店。「毎日通えるカフェ」をコンセプトに、こだわりのドリンクとアメリカンワッフルを販売している。
　毎日食べても飽きない絶品のサクサクワッフルの材料には、数々の賞を受賞し続けている日本一のこだわり卵と乳酸菌を用いて発酵させた高級発酵バターを使用。人気のメニューは、『ストロベリーチョコレートワッフル』。甘すぎないプレーン生地のワッフルに苺クリームをふんだんに使ったオリジナルのワッフル。期間限定のワッフルもお楽しみ頂けるのが特長だ。
　様々な国の「美味しい」をセレクトしたドリンクには、コーヒーや紅茶はもちろん、キウイ酵素ソーダやエスプレッソライムソーダとったオリジナルソーダなどもある。また、この時期に嬉しいオリジナルジェラートは、ミルク、ピーチ、塩の3種類を販売中。店内にはイートインスペースもあるのでゆっくりと時間を過ごしてみては。
（ライター／奈良岡志保）

TEL／03-6416-8242
Instagram／@wafflefactory.wep

ホームページ　
ワッフルカフェwep

　生まれ持った不安障がいのために、他の子どもたちよりちょっと生きづらい「みいちゃん」が、唯一自分を表現することができたのがお菓子作り。食べてくれる人に笑顔になってもらいたいと、パティシエとして気持ちを込めて精一杯作るケーキやお菓子の数々を売るお店が『みいちゃんのお菓子工房』だ。
　これまでは、みいちゃんが一生懸命に学校に行きながら無理にならないよう、完全予約制で限定的に開店していたが、２０２３年春の学校卒業に伴い、グランドオープン。二つと同じものがないフレッシュなホールケーキをはじめ、ショートケーキなどには根強いファンがいるという。全国発送可能なオンラインショップでは、バスク風チーズケーキにみいちゃんの大好きないちごのデザートが人気を集めている。
　また、みいちゃんと同じような悩みを持つ子どもたちのためのメタバース「Shiningchildren」内でも活躍。こうした活動やお菓子作りが評価され、イギリス発のライフスタイルマガジン「LUX life Magazine」が主催する「Restaurant & Bar Awards 2023」にも選ばれた。
（ライター／今井淳二）

Eメール／info@mi-okashi.com
Instagram／@mizuki.okashi.koubou

ホームページ　
https://mi-okashi.com/

　お店のコンセプトは、「パリの街角に佇む小さなお菓子屋さん」。香料や保存料、着色料などを極力使用せず素材本来の良さを最大限に活かした数々のスイーツで、子どもや若い女性のみならず男性やファミリー層にまで高い支持を受けている洋菓子店が『パティスリーシュシュクリエ』。東京・三軒茶屋と神奈川・武蔵小杉に構えた店舗は、こじんまりと気取りなくホッとするお店。毎日のお買い物や通勤・通学帰りにも気軽に立ち寄れる。
　そんな『シュシュクリエ』の看板商品が『三茶deシュー』＆『むさこdeシュー』。地元愛あふれるユニークなネーミングのお菓子は、新鮮な卵が香る濃厚クリームをサクサクと香ばしいシュー生地にたっぷりと詰め込み、アクセントに黒ゴマを効かせたこだわりシュークリーム。他にも筒状のパイ生地に特製クリームを絞った『シュシュコルネ』、定番から季節限定まで種類豊富なケーキ・焼菓子なども揃い、いつものティータイムから手土産など様々な場面で活躍できる。
（ライター／今井淳二）

TEL／03-3413-5570　
Eメール／info@susucrier.com

ホームページ　
https://www.susucrier.com/

　２０１８年に群馬県高崎市にオープンした手作り焼き菓子とオリジナルグッズのお店『２ひきのうさぎ』は、童話の世界に出てくるような可愛いらしい外観。夢の中に迷い込んだかのような雰囲気の店内には、親子連れや可愛い物好きな若い女性客で連日にぎわいをみせている。
　イベントや季節限定を含め、クッキー、パウンドケーキなどの焼き菓子が常時30種類以上。バターや小麦粉など主原料は国産を使用し、すべて手作り。プレーン、抹茶、チョコなど定番の味わいから田楽味噌のクッキーなどユニークなものも並ぶ。中でも人気のお菓子が、群馬県の特産でもあるこんにゃくを使った『こんにゃくのフィナンシェ』。もっちりとした食感とコクのある蜂蜜の甘さ、焦がしバターの香りは、子どもから大人までみんな大好きな優しい味。
　絵本やトートバッグなどセンスあふれるオリジナル雑貨に描かれているのは、『２ひきのうさぎ』を中心とした可愛い動物キャラクター。ちょっとしたプレゼントにもピッタリだ。
（ライター／今井淳二）

TEL／027-384-2334

ホームページ　
https://2hikinousagi.com/

　２０２２年3月に開始した『ワードの和菓子屋和巴』のキャリア30年超の現役美容師が作る繊細かつ可愛らしくて独創的な和菓子が好評だ。
　飛騨の美しい自然の中で育ったオーナーならではの感性を詰め込んだ、まるで芸術品のような上生菓子は、味はもちろん、見た目でも食べる人の心を和ませる。
　季節を表す意匠・地元の果物や野菜を使用したもの、定番の白餡やこし餡の他にも、えごま餡、珈琲餡、生姜餡、ミント餡など一風変わった味の和菓子も販売される。ここだけでしか買えない愛らしい和菓子は、大切な方へのお土産や引き出物にもオススメ。
　主に予約での販売。一日に製造できる数は極めて限られるゆえ、早めの予約が確実だ。
　美容師免許だけではなく理容師免許も持ち、現在も毎日サロンワークをこなす異色の職人が作り上げる令和の和菓子、ぜひ一度ご賞味あれ。
（ライター／彩未）

TEL／050-6861-8864　
Eメール／kazuha_word@icloud.com

ホームページ　
https://hsword.my.canva.site/kazuhaword/

　夫婦二人で営む奈良県香芝市の『お菓子工房かわい』では、厳選した安全・安心な材料を使用した各種洋菓子、世界的なマーマレード品評会でも上位に入賞するマーマレードなど季節のジャムを製造・販売している。特にネット通販ではオーダーを受けてから作り始める完全受注スタイル。注文してくれた方のためだけにお菓子を作ってくれる。
　その傍ら、「元気を与える存在でありたい」と菓子工房として持てる技術を活かした取り組みも行っており、その一つが製菓レッスン。製菓学校に行きたかったのだけれど断念してしまったり、家庭料理の域を越えたお菓子を子どもや家族のために作ってあげたい人などに向けて、６ヵ月以上にも及ぶ本格的なカリキュラムをオンラインレッスンにて開催。ショップを開業したい人への指導なども行う。
　また、県内のイベントへの出店やふるさと納税返礼品の受注など、お菓子を通して地元が元気になる活動にも積極的だ。
（ライター／今井淳二）

TEL／090-6558-6360　
Eメール／okashikouboukawai@gmail.com

ホームページ　
https://masaokoubou.com/