手続き関係や事務処理に追われ、将来設計や経営改善のための時間を都合できないと悩む経営者も多いはず。そんな多忙な企業家や経営者のために、専門の立場からサポートするのが社会保険労務士事務所の〝アシスト〟。分かりやすいタイトルの社労士業務パッケージを提供している。
『会社設立アシストパック』は文字通り、これから事業を立ち上げようとしている企業家に対して、専門家からのさまざまなアシストを行ってくれる。その内容は、〝創業希望者に対する無料相談〟、助成金や融資などの資金調達や経営計画の作成をサポートする〝創業計画策定支援〟、会社の設立時や、従業員を初めて雇い入れる時の煩雑な手続きを支援する〝労働保険・社会保険加入手続き代行〟の3つのサービスをセットにして提供。創業時の一番大事な時に、企業家は不安もなく、安心して本業に専念することができる。
就業規則、労働契約、労働条件、賃金支払、年次有給休暇、制裁や懲戒、そして退職、解雇問題など、さまざまな問題が起こりやすい労務管理をサポートするサービス。給与計算や会計記帳など、毎月発生する煩わしい業務の代行サービスなども行っている。
今の時代を見据えたサービスが『高齢者雇用アシストパック』。改正高齢者雇用安定法の施行により、定年年齢の引き上げや継続雇用制度の導入の措置を講じる必要がでてきた背景を受けた支援パックだ。高齢労働者については、高年齢雇用継続給付金と在職老齢年金を活用することにより、企業に負担が少なく雇用できるメリットなどを分かりやすく提案してくれる。
企業家から経営拡大計画まで、さまざまな問題をサポートしてくれる頼もしい存在といえよう。
(ライター/土屋啓)