ブームの真相 2014

イギリス生活情報誌 
月刊
ミスター・パートナー
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有限会社 シィーズ・ネットワーク 代表取締役社長
和田美智子氏
1991年、和田義章により「シィーズ・ネットワーク」設立。1993年、「有限会社シィーズ・ネットワーク」として法人化。2013年、創業者である和田義章氏逝去。2013年、取締役社長に夫人である和田美智子氏就任。主婦としての感覚を大事にし、誠実・丁寧な対応をモットーに20年の歴史を引き継ぐ。

「磨き抜かれた清々しい環境に
健全な精神は宿る」

 1991年の創業以来、約20年に渡る実績と技術で、東京、埼玉、千葉、神奈川など首都圏で、オフィスビルやマンション、個人店舗などの清掃を展開している『シィーズ・ネットワーク』。2013年に創業者である和田義章氏が急逝し、妻である和田美智子氏が取締役として経営を引き継いだ。
「前社長の夫は、亡くなる寸前まで働いていました。昨年暮れから急に体調を崩し、入院して2日目に逝ってしまいました。私にとってはまさに、青天の霹靂、それまで全く経営に関わっていませんでしたので、悲しんでいる間も無く、継ぐのか、閉めてしまうのか、判断を迫られ本当に悩み抜きました。しかし、仕事は待ったなし、定期の予約が先まで決まっていましたので、長年信頼して下さるお客様の為にも、会社運営を止める訳にはいきませんでした。そんな私が今日までやってこれたのは、創業以来からずっと働いてくれているベテランの社員と、暖かく手を差し伸べて下さったお客様や関係者の方々のお陰です。」
 今、新たに取り組んでいる事業にハウスクリーニングがある。それは、洗剤を使わない特殊な「水」との出会いから始まった。
 もともと、和田代表は健康に関わる仕事、「エアロビクス」のインストラクター歴26年、その後、骨格を小さく動かしながら体の調整をして行く「ボディー・ポテンシャル」の指導士として、社長に就任する寸前まで関わっていた。
「もともと、健康に関わる仕事をしていた事や、主婦業が長かったせいもあり、心と体、そして環境の自然へ及ぼす影響に深く関心を持っていました。『シィーズ』の仕事をこうした私の経験に結びつける事は出来ないかと考えていた折、この画期的な「水」と出会ったのです。洗剤に比べてコストは上がりますが即、導入に踏み切りました。今ではハウスクリーニングに留まらず、定期清掃のジュウタンやガラス、サッシにも使用しています。
 洗剤を使い環境を汚してしまえば、それは私たちの心や体に跳ね返って来るでしょう。汚れた環境は、体と精神に悪影響を与えるというのが私の持論。全ては繋がりあって関係していると思うのです。」
 ただ綺麗になれば良いと言うものではなく、環境や人に悪影響を与えない仕事。それが同社が目指すクリーニング事業なのだ。
(ライター/本名広男)

有限会社 シィーズ・ネットワーク
TEL:03-3701-9968 FAX:03-3701-5946 Eメール:info@cs-network.net
ホームページ http://www.cs-network.net/

ビューティー・チャコ オーナー
篠原久子氏
中学卒業後、化粧品会社に勤務する傍ら定時制の美容専門学校を卒業。美容室でインターンをしながら国家試験に合格し、美容師免許を取得。2つの美容室で技術を学び、平成元年27歳のとき、夫である故篠原芳男氏の協力のもと美容室「ビューティ・チャコ」をオープンする。

生まれて53年間に感謝の気持ち
美容師としてお客様の魅力を引き出す

 茅ヶ崎市の北側にある美容室で開業より26年目を迎えた『ビューティ・チャコ』。オーナーの篠原久子さんは10代の頃より美容業界一筋の美容師であり、また、福祉理美容師として在宅介護のお年寄りに理美容のサービスを行う。さらに「電子トリートメントM3.4」、「電子トリートメントシャンプー」等を扱い、幅広い美容ニーズに応えるプロフェッショナルだ。技術だけでなくその持ち前の明るさと楽しい会話の接客で、ファンとなるお客様も多い。
「当美容室は、土地柄からか、比較的年配の方が多いです。私自身は、後20年は現役で美容師を続けたい。ですから、若い顧客層を少しずつ増やしていきたいですね」
息子さんも美容師をしているが、篠原さんはそのうち独立するのではないかと考えている。生涯現役が目標の篠原さんは、体の続く限り店にでていたいと言う。
 店の1階は駐車場になっており、高齢などで美容室に出向いてくる事のできない方の送迎を行っている。また福祉理美容師として出張してお客様の自宅や介護施設で作業することもある。
「100歳になったお客様がいらっしゃって、その方の家に出張してパーマをかけさせていただいたのですが、綺麗にしてあげるとニコッとされるんですよ。そうすると私も嬉しくなってしまう。こんなことがあるから美容師って楽しいんですよ。デイサービスでもカットはしてもらえるようなんですが、ただ切るだけでなく、お年寄りだってパーマをかけたりメイクをしたり、お洒落したいですよね」
 生活の質という面でいえば、介護を受けているお年寄りであっても介護サービスや医療のほかに、美容というサービスがあってこそ、その生活を豊かにできるのだ。
「今年でオープン26年目になるのですが、亡くなった主人や、多くの方々に支えられて、やってこられたと思っているのです。ですから、100歳目指して自分のためにも頑張ってやって行こうと思っています」と、篠原さんは語ってくれた。
(ライター/本名広男)

ビューティー・チャコ
TEL:0467-51-6169

TAIKO-LAB 所沢 オーナー講師
佐藤秀嗣氏
北海道帯広市出身。東邦音楽大学卒。パーカッション・マリンバ・ティンパニなどの西洋打楽器や邦楽打楽器、長唄鳴物、江戸囃子を斯界の泰斗に師事。オーケストラ アジア団員、邦楽JAM「INSPIRATION!」メンバー、和太鼓グループ「鼓友会」所属、「打楽」主宰、リズムアンサンブル「ζ♪(うんた)」主宰、「打楽人会」主宰、TAIKO-LAB浅草講師・TAIKO-LAB所沢オーナー講師、埼玉県立芸術総合高等学校非常勤講師。

楽しく学べる和太鼓で
奥深さを味わって欲しい

 『TAIKO-LAB 所沢』を主宰する佐藤秀嗣代表は、和太鼓を中心とした打楽器奏者として各地でソロリサイタルやコンサートツアー、200校以上の学校公演を行ってきた。オーストラリア、アメリカ、シンガポール、韓国、中国など海外での演奏活動も多数。さらに「24時間テレビ 愛は地球を救う」「題名のない音楽会」などのTV出演や、演歌などのレコーディングにも参加してきた。また、KAT-TUN 等のジャニーズ事務所や石原プロダクション、劇団四季に太鼓指導なども行っている。『TAIKO-LAB 所沢』はこの佐藤代表を始めとした現役演奏家の指導を受けられる和太鼓教室だ。
 邦楽の習い事というと流派などがあり、敷居が高いイメージがあるが、『TAIKO-LAB 所沢』では流派に囚われる事無く気軽に始める事ができ、習い事というよりダンススクールに通うような楽しむ感覚で基礎からしっかり正当派の和太鼓が学べる。和太鼓のスクールは各地にあるが『TAIKO-LAB 所沢』ではなんといっても現役の演奏家に直接学ぶ事ができるというのが特徴。現場のノウハウを学べたり、引き出しの多さはプロの演奏家ならではの指導と言える。また伝統の和太鼓から創作的な和太鼓まで習うことができる。
「太鼓は集団で演奏しますが、それはファミリーのようなもので、皆一体となって仲良くなれる。太鼓を通じて人間関係を形成できることも魅力ですね。特に子どもたちは『TAIKO-LAB 所沢』という学校と違った社会の中で豊かな人格生成ができるでしょう。打てば響くのが太鼓ですけれども、レッスンを続けて行けばその奥深さと魅力が分かってくると思います。今習っている方は、ほとんどが初めてからの方々。太鼓に興味がある方は、まずは体験レッスンからいかがでしょうか」と、佐藤代表は語ってくれた。
(ライター/本名広男)

TAIKO-LAB 所沢
TEL:04-2968-3755

Fatman's Steak house アメリカンシェフ
谷山雄大氏
長崎県佐世保出身。高校のときより料理を始め、複数の仕事を掛け持ちしながら様々な経験を積む。2012年に「ファットマンズステーキハウス」をオープンする。開店するにあたっては当初からアメリカンスタイルの店にこだわっていたという。

世界三大牛アンガス牛の
本場米国流ステーキを

 アメリカ人の牛肉への思い入れは凄まじいものがある。週末には友人や親戚を招いてのバーベキューパーティは、米国での付き合いに欠かせない。そんなこだわりを持つ彼らが賞賛する牛肉がアンガス牛だ。ステーキやバーベキューにアンガス牛が登場するとなるとアメリカ人の誰もがエキサイトする。アンガス牛は英国スコットランド東部のアバディーンシャイア、アンガスの両州が原産地。それまで牛肉は煮込み料理主体であったが、上質で柔らかいアンガス牛の登場によりステーキでも食べられるようになったのだ。
「日本では霜降りが多い牛肉が美味しいといったイメージが強く持たれていますが、赤身と霜降りのバランスが絶妙で柔らかく、噛むと溢れるほどの肉汁がジュワッと出てくるアンガス牛は驚くほど食べやすい。力強いしっかりとした味と香りの黒毛牛として最高の銘柄とされています」
 そう語るのは、日本ではまだ輸入される量が少なく稀少なアンガス牛を提供する『ファットマンズステーキハウス』の谷山シェフだ。シェフは「アンガス牛との出会いがあったからこそステーキハウスを始めた」という。しかも同店で出しているアンガス牛は『USDA(米国農務省)〝CHOICE〟』認定を受けたもののみで、その美味しさはお墨付き。和牛と比べると脂っこくないので、ワンポンドでもペロリと食べられてしまう美味しさだ。同店では、注文を受けてから初めてブロック肉に包丁を入れ、限りなく新鮮な状態で調理する。「焼くのに必要なのは技術よりセンス」と語る谷山シェフの絶妙な火入れにより、最上級の美味しさに仕上げているが、さらにその味を最大限に引き出すのが、オリジナルの『ファットマンソース』。肉汁と合わさる事で完成し、アンガス牛の味を至高の味に引き立てる。同店ではアメリカで定番のエーワンソース以上の人気となっている。
「サシの入った和牛の美味しさとはまた違ったアンガス牛の世界を知ってほしいと思います」と、谷山シェフは自信を持って勧めてくれた。
(ライター/朝霞瑞穂)

Fatman's Steak house
TEL:0956-59-7733

M&Rソリューション 代表取締役
中村浩司氏
埼玉県出身。大学の電気科を卒業後、電気関連の企業に就職。1998年に父親の会社を継ぐ。2007年に中国最大級のネットショップ「淘宝(タオバオ)」の、購入代行サービスサイト「タオバオナビ」を運営する会社「M&Rソリューション」を立ち上げる。

広大な中国市場を攻略し
商機を掴むためのサイト

 日用雑貨、ファッション、携帯電話、化粧品、ノートパソコン、家電製品など約8億品目を扱い、アジア最大のショッピングサイトを謳う中国の「淘宝網(タオバオワン)」。日本企業ではユニクロが「淘宝網」に出店、開業から11日間で売上金額が計30万元以上となり、ユニクロ中国すべての実店舗の同期実績合計を超える集客力をみせている。この広大なマーケットは個人・法人を問わず魅力的だろう。ただ、中国のサイトのため日本から利用するにはハードルが高い。しかし国内サイト『タオバオナビ』に会員登録すれば、「タオバオ」からの商品購入や、「タオバオ」への出店代行をしてもらうことができるのだ。
「『タオバオ』を利用するには、中国の銀行口座開設と、決済システムの登録をしなければならないのですが、そのどちらにも中国内での保証人が必要となるのです。これが中国国外から参入が難しい理由。これは大手企業でなければ難しく、個人となると不可能に近いのです。そんなわけで弊社の『タオバオナビ』は個人様から企業様まで幅広くご利用いただいています」と、『タオバオナビ』を運営する「M&Rソリューション」の中村社長。
『タオバオナビ』の取引では、手作業での入力の他に、便利なブラウザのブックマークレットや、スマホアプリを用意されている。銀行決済もスマホできる世の中なので、スマホがあれば中国からの個人輸入の一切が可能となる。それにより、主婦やビジネスパーソンが中国輸入品の通販サイトを手がけたり、ネットオークションへの出品が実に簡単に行えるようになる。
『タオバオナビ』を利用すれば、副業の手軽さで広大な中国マーケットでビジネスチャンスを掴むことが夢ではない。
「淘宝網」の名の由来は「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」。その宝物を見つける日本の窓口が『タオバオナビ』なのだ。
(ライター/本名広男)

株式会社 M&Rソリューション
TEL:050-7572-2104 FAX:050-7572-2104
ホームページ http://www.taobaonavi.com

株式会社 ユナイテッドフロント 代表取締役
田中元樹氏
慶應義塾大学法学部を卒業後、株式会社電通に約24年勤務。その間、イベント関連のプロデュースをはじめ、外資系企業のアカウントマネージメントなどを手掛ける。退社後、中国系のコンサルティング企業に2年在籍、新たなビジネスモデルの構築に向け独立し、2012年株式会社ユナイテッドフロントを設立。

日中双方のビジネスを成功させる
ナレッジ提供のコンサルティング

 『ユナイテッドフロント』では、日中の企業・自治体双方がビジネスを展開する際のコンサルティングを行っている。まずは同社代表の田中氏に中国市場の魅力を語って頂いた。
「一時中国市場の急成長が加熱を持って報道されましたが、ここ2、3年今までの伸びが無いという事で、メディアでは日本企業の撤退など市場の低迷を伝えています。しかし私に言わせれば、中国市場の真の姿を理解していないのではないかと感じています。今年の状況をみると、国慶節の国内需要の大幅な伸び、自動車業界が顕著なのですが前年同月比180%以上伸びている。2013年10月には、トヨタが四川省成都市にある合弁工場の増産をするために増資を決定しました。実際の中国マーケットはまだまだ拡大を続けている。急激に拡大した時期もありましたがそういった一過性の時期がすぎて、適正な推移で伸びていると私は感じています」
 同社のクライアントは日中双方にあり、自治体であったり民間企業であったりと幅広い。そこでどのようにビジネスを展開しているのか。
「この数年のうちに世界一の経済大国となるのはあり得る事と感じています。今後中国がトップレベルの国となるには何が必要か。それはナレッジなんですね。中国はビジネスという面においては未熟で脆弱といえます。弊社では中国企業が成功するための支援として、物ではなくナレッジを提供するというビジネスモデルを展開しています。また、逆に中国でビジネス展開するためのナレッジを日本企業に提供しています。弊社の他の企業に無い強みは、日中両国の中枢部門、またキーパーソンとのコンタクト、アレンジが可能でありその上でニーズに合わせたコンサルティングができるということ。ナレッジを双方に提供することで、日中お互いのビジネスが成功する。私たちはそのために介在しているのだという自負があります」と、代表の田中氏は語った。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ユナイテッドフロント
TEL:03-6215-8321 FAX:03-6215-8700 Eメール:motokitanaka.uzg@gmail.com

合同会社 エスシーケー 代表社員
河村宗治氏
鉱脈、地熱開発といった自然を相手にした掘削ボーリングを手掛ける会社でオペレーターを経験した後、打って変わりソフトウエア開発といった分野の会社でシステムエンジニアとして働き、2012年9月、自動制御システム設計、並びにIT関連システム設計を主軸に、大自然と関わった経験から波動計測技術を習得し、量子物理学を研究する一方、波動関連商品や環境対策商品製作を業務とする合同会社を設立。

電磁波のリスク研究15年
経験活かし防御製品を開発

 通信機器や電気製品から出る電磁波の身体への影響を心配する人は少なくない。国立環境研究所がホームページで「電磁波の人体への影響」の項を設けているのも、国民の懸念に応えようとするものだ。
 こうした中で、周南市の『エスシーケー』が電磁波の影響を軽減する効果を考えて開発、楽天市場で販売している「プロテクター」製品が注目されている。考案したのは代表社員の河村宗治さん。20年ほどまえ、システムエンジニアとして働いていたころ、コンピューターの電磁波ストレスで体調を崩したのがきっかけだったという。
「電磁波過敏症に始まり自立神経失調症と、病院を転々としましたが改善の傾向はなく、治療と薬はやめ、時間の許す限り森林浴など自然界に体をゆだねる生活をしてみたのです。時間はかかりましたが、自分を取り戻し完全に克服する事ができたのです。これは自分にとって大きな自信となり勇気となる経験となったわけです」
 以来、15年の歳月の中で思考錯誤しながら辿り着いたのが、量子物理学でいう波動であり、その応用である電磁波用「プロテクター」だ。
「波動測定用に導入したドイツ製レヨコンプを使って波動測定が出来るようになったことと、現在の材料提供元となる会社が作る石の粉にそのヒントを見つけることができたのです。生命力として有効なエネルギー(量子波)を放射し続けるこの稀鉱石からなるセラミック粉に魅せられてしまったのです」
 これに独自技術と波動計測を積み重ね成形した製品。携帯電話やパソコン、家電製品等から出る電磁波によるストレスを量子場活性方式で軽減出来る「Eプロテクター」、電子レンジ被爆から食材の栄養素や生体情報を守る「レンジプロテクター」、同じくIH電磁調理器やIH炊飯ジャー用の「IHプロテクター」などを次々に世に送り出した。
「プロテクターを使用しない場合と比べ、その生命体エネルギーと栄養素の温存率は格段の差が出ます」楽天市場で販売を開始して以来、電磁波に悩まされている人や、関心のある方から反響がきているという。
(ライター/斎藤紘)

合同会社 エスシーケー
TEL:0833-91-3824 FAX:0833-91-4651 Eメール:sales@sck.jpn.com
ホームページ http://www.sck.jpn.com/
         http://www.rakuten.co.jp/scknp/(楽天市場)

株式会社 ライデン 代表取締役
大矢浩一氏
座間市出身。地元の旧家の三男として生まれる。兄弟の中で埋もれないように目立ちたいとの思いから、エンターティメント性を持ちたいと歌手を目指し音楽活動を行う。それが他に無い仕事をしたいという現在の仕事の姿勢に繋がる。米軍基地での仕事を続け平成17年に独立、19年に法人化して『株式会社ライデン』を立ち上げる。

オンリーワンとなるために
常に自分を高めていきたい

 『ライデン』の大矢代表は、勤務時代も含めるとほぼ10年、米軍基地内での電気設備や空調設備を中心に工事に携わってきた。米軍基地内は様々な施設が揃っている。そこで同社は下請工事会社として業務にあたっている。営業エリアは地元座間市を始め、各地の米軍基地と幅広い。基地内は米国基準が適用され、日本での常識や技術は通用しない。また、入場には数多くの手続きが必要であり基地の仕事になかなか民間の施工会社が参入しない理由の一つでもある。また、場合によっては国外製品を適用され施工店が他国から取り寄せる事になる。それもハードルの高さに繋がっている。
「私自身長く米軍基地の仕事に携わっていますが、従業員は英語に慣れていますので言葉に困る事はありません。また、輸入事業など海外とのやり取りも優秀な通訳さんが常駐していますので壁にはなりませんでした」と、大矢社長。
 ハードルが高く他人がやりたがらない仕事がゆえに今に実を結んだともいえる。その原動力を大矢社長はいう。
「他社がハードルを越えようとしないことを飛び越えてみたい。そのスタンスは、成功を納めてきた数多くの偉人や先輩方から学んだものであり貫いていきたい。それがお世話になっている方たちへの恩返しにも繋がると信じています。また、プライベートでは韓流ファンで、JYJの一員である※シア・ジュンスの、常に自分自身でハードルを上げていくそのスタイルに影響を受け、後押しされている気がします。そして諦めず長くやり続ける事。拘りを持たず柔軟な姿勢で、どんな事も誠実に向き合う。弊社はこれをモットーにしているからこそ、長くやり続けられ指名を戴けるのだと考えます」
(ライター/本名広男)

株式会社 ライデン
TEL:046-252-5989 FAX:046-252-5989


[イギリス生活情報誌] 月刊 ミスター・パートナー 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-16旭ビル4F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605