令和のブームはこれだ! 2022

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信頼できる
スペシャリスト
姿勢・栄養・運動・休養を重視する
健康生活サポートのエキスパート

専門的手技で姿勢調整
健康に資する事業実施


 健康全般を体系的にカバーする一般社団法人日本健康生活推進協会認定の健康マスターとして活躍の場を広げているのが、東京・六本木で『姿勢専科KCSセンター六本木』を運営する『前田ヘルスプロモーション』の代表前田泰伴さんだ。姿勢科学士、姿勢調整師の資格に裏付けられた高度に専門的な手技による姿勢調整に加え、健康な生活を維持するために必要な栄養、運動、休養の三要素を支えるための事業にも力を注ぐ。
 「長寿社会に入ったこの国で、平均寿命と健康寿命のギャップを少なくする上で大事なのは、良い姿勢を保つことと、健康の三大要素である栄養、運動、休養です。しかし、社会インフラの発達と共に歩く頻度が激減して、今では一日7時間以上座る不健康な生活パターンになってしまいました。また、現代の食生活の変化はすさまじく、生活習慣病が蔓延するようになってしまいました。こうした状況を念頭に、いつまでも健康な生活を送ることができるよう、事業を通じてお手伝いしたいと思っています」
 姿勢調整は、常に重力に逆らって生活する中で悪化する姿勢が自律神経機能の低下、体調不良、運動機能の低下などの原因となると指摘し、姿勢科学、姿勢医学、姿勢工学などに基くテクニックで筋骨格系を物理的に調整する。姿勢の歪みを本来あるべき姿に戻すために、姿勢分析に基づいた前後左右非対称の運動メニューからなるエクササイズも指導する。
 栄養、運動、休養を支える事業でユニークなのは「栄養分析」、栄養バランスの崩れによる自覚症状を体が発する注意信号として捉える分子矯正医学に基づいて、不足している栄養素を検出し、日常の食生活の見直しに導く。
 扱う商品も理想の硬さと弾力性を備え、六角形の半球状の突起を敷き詰めた構造で体に負担なく自然な生理的弯曲を保ち、体を回復させ、筋バランスをリセットする健康マット『ヘルシーライン』、常に体重を支えている足の理想の足底アーチをつくり、体の重心位置を理想の位置に戻せるように姿勢バランスを整えるインソール『LOFE(ロフェ)アーチサポート』など健康維持に資するものばかりだ。さらに独自に扱う商品として、夏を四回越した三年半熟成で天地返しをしない昔ながらの製法で作られた旨味成分、アミノ酸の結晶をふんだんに含んだ豆味噌や調味料などの「オーガニック食品」などがある。
(ライター/斎藤紘)

前田ヘルスプロモーション
TEL/03-6459-1491
Eメール/HPのお問い合わせフォームより
ホームページ 
https://m-health-prm.jp/

精神障がい者に寄り添う訪問看護
こまめに訪ねメンタルヘルスケア

国家資格の知識を活用
利用者の立場を重要視


「利用者様が生活の中で感じる様々な課題やご家族の方のお悩みなど看護とは直接関係ない部分でもすべてサポートしたい」
 主に精神障がい者を対象にした訪問看護ステーション『スマイルケアステーション青葉』を運営する『小野看護総合研究所』の代表取締役小野芳勝さんの事業に向き合う姿勢だ。精神科病院で看護部長を務めた経験、精神保健福祉士や介護支援専門員など資格に裏付けられた専門知識が事業に血を通わせる。精神保健福祉士は、精神科ソーシャルワーカーとも呼ばれ、心理学や地域福祉理論、精神保健福祉理論などの知識が求められる国家資格。メンタルヘルスケアのスペシャリストだ。
「メンタルケアを必要とされる方をサポートするには、専門的な知識が必要であり、看護師であれば誰でもできるわけではありません。その点、当社の訪問看護事業はメンタルヘルスケアを得意としており、利用されるのは精神障がいを抱えておられる方が多いのが特長です。精神障がいの状態は常に変化し、担当者が訪問できなくなると利用者様が精神的に不安定になり、様々なトラブルにつながる恐れが出てきますから、こまめに訪問するよう心がけています」
 東日本大震災の時は、車が使えず、徒歩で訪問して回ったという。
 訪問看護の実際の業務は周到で重層的だ。
「まずは主治医の指示のもと、心身の健康チェックや服薬指導、精神状態の変化の観察、生活全体の状況、社会的問題の有無の把握に努めます。必要時には病院や関係機関と連携を取り、適切な支援を行います。そして、安心、快適な生活の支援を目指すようにしています。利用者様とはしっかりとコミュニケーションを図らなければならないので、時間はかかりますが、信頼関係を築くためにも自分たちの考えを押し付けず、利用者様の立場に立って、その考えに寄り添っていくように心がけています」
 現在、同ステーションでは、小野さんと家族も含め看護師や保健師の資格を持つスタッフ9人で常時約130人の要介護者をサポートしている。また、小野さんは、訪問看護を目指す看護師の実習を指導したり、精神障がい者を持つ家族を対象にした自治体主催の交流会などの講師も務めたり、活動の幅は広い。
「いずれは、グループホームを立ち上げたり、成年後見人となったりすることで、トータル的に利用者様をサポートできればと考えています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 小野看護総合研究所
TEL/022-719-8333 
FAX/022-719-8344

AIで葬儀ナレーションを自動作成
自身の感動が起点となった開発秘話

情感あふれる文章構成
イノベーティブな事業


「たくさんの思い出をありがとう。おいしいごはんをありがとう。大切にしてくれてありがとう。あなたがいてくれたから、今、ここに私たちがいる」…亡き母を送る葬儀会場。故人を偲ぶナレーションが一遍の詩のようなリズムを持って流れる。
 葬祭プロデュースを手がける『株式会社ビアンフェ.』の代表取締役社長でAI開発プロデューサー岡野裕子さんが開発した日本初の葬儀ナレーション自動作成AI『IKIRU』には、岡野さんの祖母の葬儀がもたらした感動が投影され、文章にAIだけでは叶わない人間味あふれる情感を醸し出すファクターになった。
「子ども時代に可愛がってくれた祖母の葬儀で、成長してからほとんど会うことのなかった祖母の人生が、司会者のわずか3分ほどのナレーションで語られるのを聴いて胸が震えたのです」
 これをきっかけに、葬儀の司会・ナレーターの道に進んで25年。岡野さんはあるとき、ナレーションを書き留めた自身の手書きノートを整理し、パソコンに入力してデータ化する作業を始める中で、ナレーションを自動的に制作するAIの着想を得た。IT技術者や葬儀社に協力してもらい、経済産業省からは「イノベーティブな事業」として開発費のサポートを受けて開発したのが『IKIRU』だ。
 岡野さんは、一万編以上のナレーションの一遍ずつから5~10種類のキーワードを抽出し、これらのワードが入っている文章を組み合わせてナレーション化する方法をAIに学習させ、2021年に完成させた。『IKIRU』は、デジタル端末にインストールして使用する。遺族にインタビューして得た故人の人柄や思い出、感謝の言葉などを質問に答える形で入力すると編集画面が表れ、AIが提案する文章構成に手を加えると自然な形で繋がるように自動的にアレンジする。それにスタッフが読むときに感情移入がしやすいように肉付けして約1200文字、約3分のナレーション原稿を完成させる。半日かかっていた原稿作成がわずか20~30分で作ることができ、AI研究者に「文書を生成するAIシステムは画期的」と絶賛され、司会業務の内製化に取り組む葬儀業界でも注目を集めた。詳しい開発ストーリーや使い方のマニュアルは、岡野さんが2021年10月に刊行したAmazon・Kindle版の電子書籍「愛AIがあればAIができる:葬儀ナレーターのAI開発ストーリー」で知ることができる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ビアンフェ.
TEL/086-206-5553 
Eメール/ikiru@bienfait-mc.com
ホームページ 
https://www.ai-ikiru.jp/

人生最後の物件を最高の住まいに
新しいお墓のカタチを追求し実現

空間構成に光る発想力
お花畑とお墓のコラボ


 時代のニーズにマッチした新しいお墓のカタチを追求した墓苑のプロデュースで注目を集める女性経営者がいる。熊本市で墓販売代理・管理、相続支援などを手がける『株式会社あーち』の代表​平川好美さん。『西熊本霊園~虹の郷~』内をお花畑とお墓のコラボレーションをテーマに整備し、花の名を冠したBOX型や納骨堂型の納骨スペースが整然と立ち並ぶ、従来のお墓や納骨堂とは異なる斬新な空間構成に豊かな感性と発想力が投影されている。
『西熊本霊園~虹の郷~』は、熊本市内や阿蘇の山々を一望できる小高い丘に広がる絶好のロケーション。ここで​平川さんがプロデュースした墓所は、訪れた人に新しいお墓のカタチを強く印象付ける。自然葬の樹木葬スペースは、大きなシンボルツリーではなく、各々の区画に一本の樹木を植え、四季折々の花が咲く。
 納骨スペースは、すべて御影石で作られ、地震で倒れる心配がないフラットでシンプルなデザイン。石色は赤茶と黒の組み合わせ、ホワイトピンク、ブルーパール、アーバングレーの四通りある。タイプも六寸の骨壺を二体納めることができる「すずらん」、四体の「りんどう」、六体の「あやめ」とそれに「りんどう」「あやめ」と樹木葬とセット販売している「もみじ」の四通りがある。それぞれのスペースには、ペットと一緒に納骨できる区画も設けた。また、新しくペット専用の墓石も完成した。宗教・宗派は問わない。様々な葬送意識の変化を背景に「永代供養」と「合祀」のシステムで「墓じまい不要」を実現する。清掃・管理もすべて『あーち』が行う。
 同社は、熊本県トップクラスの不動産取引業者である「ミリーヴ株式会社」、グループ会社である「株式会社明和不動産」が2020年に設立した新会社で、現在は会社分割し「明和不動産」も出資を行っている。平川さんは「株式会社明和不動産」で次長、支店長などを長年経験し、新会社の代表となった。墓園のプロデュースは、ミリーブグループの川口雄一郎会長の墓園構想を実現化したものだ。
「これまでの経験ノウハウを生かして、人生最後の物件を最高の住まいにするという気概を持って墓苑づくりに臨みました。バリアフリーで、みんなが来たくなるような明るい墓園ができたと思ってします」
 平川さんは、「安住の地を提供することをコンセプトに、人と人いまとみらいをつなぐかけはしとなる」という会社の経営理念をこれからも着実に実践していく決意だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 あーち
TEL/096-276-9288

地方の労働力不足に風穴を開ける
自由な勤務で女性の隙間時間活用

働きやすい環境を整備
急な用事にも対応可能


 少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少や都市部への労働力の流出で人手不足の深刻度が増す地方にあって、募集定員が常に埋まり、女性の笑顔が溢れる職場がある。兵庫県丹波市の『株式会社足立商事』。代表取締役足立健実さんが、家事などに縛られ、働きたくても働けない女性の眠れる労働力に着目し、隙間時間に女性が働ける画期的な勤務体系を構築、地方の人手不足問題に風穴を開けた。
「過疎化が進むこの地域で、50名の雇用を短期間の内に実現できたことに、ハローワークの斡旋担当者も過去に例のないことと驚いていました」と足立さんが回想するほどに女性を惹きつけた勤務体系はフリーフレックスタイム制といい、細切れの労働力を集約する仕組みだ。
 パート社員は一週間前に自己申告して好きな日と午前8時~午後6時の間の好きな時間に働く。遅刻、早退、欠勤にペナルティはなく、休憩時間は自由に取得でき、子供の病気など家族からの急な電話にも応対できる。美容など自分磨きにも時間が捻出できる。受注する仕事量は、フリーフレックスタイム制が維持できるように、パート社員全員の働ける時間の総体に合わせて決める。また、品質目標と評価基準を明確化し、効率的に業務に取り組める体制も確立。働くモチベーションを高めるため、作業時間や内容をICカードで把握し、働いた分だけ給料に反映する実力主義も導入した。請け負う業務は、人手不足によるボトルネック工程の発生や繁忙期の一時的な業務量拡大に悩む製造企業の外注業務。一日1000~3000超の製品を限られた短い時間の中で検品、仕分け、値札つけ、箱詰、組立てなどを行う。作業場にはBGMが流れ、ロッカールームや食堂、トイレに至るまで女性に優しい設備が整っている。現在、若年から高齢まで様々な年代層の女性たちが生き生きと働いている。
「女性が労働時間を柔軟にコントロールできる環境作りに取り組んできました。育児休業からの円滑な復帰も支援し、産前産後の給付金や育児手当なども充実させました。副業として働くこともできます。仕事と生活のバランスが取れる勤務体系だと思っています」
 こうした取り組みは経営革新計画として兵庫県に認定されたほか、同社は、ひょうご仕事と生活センターに「ひょうご仕事と生活の調和」推進企業宣言企業として登録された。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 足立商事
TEL/0795-78-9620
ホームページ 
http://adachi-syouji.com/

『ニック式メソッド』なら
諦めていた英会話もきっと上達

文法を意識しがちな
日本人に最適な英会話術


「〝ジムに通っています〟を英語にして下ださい」といわれたらどうしますか?「えっ、〝通う〟という単語がわからない!」とか「~ています、は進行形だから‥」などと、日本語の頭で考えて、ついついオロオロ。
「それがいけないのです」と教えてくれるのが、YouTubeで43万人以上の登録者数を誇る『ニック式英会話』のニック・ウィリアムソンさんだ。先述の問題も、「I go to the gym.」という誰もが知っている単語の組み合わせでしゃべれるはずだが、日本語に訳して、わざわざ難しく考えてしまう。そんな、日本人が陥りがちな英会話のつまずきを解決するのが『ニック式メソッド』だ。
 もともと日本が大好きだったニックさんが、日本語を覚える時に使ったコツを英語に置き換えたのが始まりだったという。このメソッドを学ぶと文法を意識せずに話すことができ、しかも文法的に間違いのない自然な英語になる。頭の中で日本語に置き換えず、英語で聞かれたらポンッと英語で返す「反射神経」も養うことができる。
『ニック式メソッド』を体験できるのがYouTubeをはじめ、「ニック式英会話ジム」というアプリと「A4、一枚の英語勉強法」という書籍だ。中でもアプリは、英語の思考回路に沿って反射的に言葉が出てくる「英語脳」を作るためのトレーニングマシン。いったん日本語に訳すという悪いクセも克服でき、みるみるうちに英語脳にしてくれる。さらに、「A4、一枚の英語勉強法」という書籍では、日本語からスタートせず、英語のテンプレートに沿って英語を発信していく、「A4、一枚」というニックさんのオリジナル練習シートで文を作ったり、文と文をつないだり、スピーキングして学べば、次第に英語の思考回路が脳に定着するのだという。
 英語が苦手、英会話がなかなか上達しないという人こそ、まずは手軽なYouTubeから体験するのがオススメ。有名な映画も活用しながら教えてくれるので気軽に楽しく学べるはずだ。
「僕の動画やアプリで、英語がもっと好きになってくれたら嬉しいです」
 バイリンガルに憧れがあっても苦手意識が選考してしまう人も多い英語。楽しく学んで世界を広げられる『ニック式メソッド』をぜひ試してほしい。
(ライター/ナガノリョウ)

ニック式英会話
ホームページ 
https://nic-english.com/

子どもたちの個性を大切に育てる
あたたかい保育園

走り回れる環境の
家庭的なリノベ古民家


 宮城県仙台市にある小規模保育事業B型の保育園『ぽっかぽか彩保育園』は、一軒家を改修した家庭的であたたかい雰囲気の中で子どもたちを伸び伸びと保育し、地域の親御さんたちから厚く支持されている。その根底にあるのは、「子どもたちの個性を大切に育てる幼児教育を実践したい」という強い想いだ。代表理事の高橋昌光さんは、高校卒業後に幼児保育専門学校で学び、市内の保育園で四年間、幼稚園・保育園一体型の園で10年間勤務。小さな子どもと関わることが好きだった高橋さんは、改めてその喜びや楽しみを再認識し、子どもたちのより健やかな成長に寄り添えるよう勉強を重ねる中で、自分で幼児教育を手掛けたいという気持ちが高まっていった。
 そして2014年、小規模保育事業C型の保育園『ぽっかぽかhome』をスタート。しかし、小さな集合住宅の一室で運営していたので、「庭があり、子どもたちが伸び伸び遊べる環境を整えてあげたい」という想いを常に抱いていた。物件探しを続け、理想の古民家を発見。改修工事を経て、2019年に『ぽっかぽか彩保育園』を開園させた。
 大切にしているのは、子どもたちの気持ちに寄り添うこと。自己肯定感を高め、自信を持たせてあげること。まだ喋れない子どもが噛み付いて意思表示をした時、叱るのではなく気持ちを理解して話しかける。同じ目線で共感する。生活に必要なことや子どもが興味を持って取り組む遊びにおいても、できるようきっかけを作り、自信を得られるようサポート。今より一歩成長するためのポシティブなサイクルを促す。そうすることで自ら考えて積極的に行動するようになり、それでこそ感じられる感情も増えるという。
「子どもたちが一つでも多く夢中になれる遊びや活動を見つけられるようなきっかけ作りをしていきながら、自ら考えて行動する事で感じられる様々な感情を一緒に共有していきたいと思っています」​​​
 保育理念は、「自分の彩でいられるぽっかぽか空間」。「みんなちがってみんないい」の思いで、自分の彩(個性)のまま伸び伸びと育っていく様子を見守っていく。そしてもう一つ、「ぽっかぽかな親助け」。
「親育てではなく、親助けの思いを大切にし、この思いからICT(コドモン)やグーグルフォト、YouTubeの限定公開を始めました。私たちが保護者にとって共に子育てを育んでいく、身近な存在になれたらと思っています」
 悩んだ時に手を伸ばしてあげられる関係を築いていきながら,親子が心身ともに安心できる場所でありたいと考えている。
(ライター/山根由佳)

一般社団法人ぽっかぽか ぽっかぽか彩保育園
TEL/022-352-4767 
Eメール/pokkapokairodori@gmail.com

自らの適性に気づき経営者の道に
保育や障がい児支援で着実に前進

先進的な保育園の運営
夢は事業のグループ化


 企業会計のプロを目指し、経営コンサルタントに転進し、到達点として自ら経営のステージに立つ。『株式会社ネクステム』の代表取締役梶原直人さんは、創業を後押ししてくれた恩師である前職の社長をはじめ、様々な人たちとの出会いの中で自らの真の適性に気づき、夢を膨らませてきた若き経営者だ。福祉や幼児教育に興味があったことから保育事業からスタート、放課後等デイサービスの運営、鍼灸整骨院経営と事業のウイングを広げ、自身の経験も生かした経営コンサルティングも行う。
 保育事業で運営するのは「MOMB東三国保育園」。0~3歳児が対象の定員36人の企業主導型保育園。全職員による救命講習の受講、電子錠による出入り口の常時施錠、園内カメラの設置、自動体外式除細動器の設置、​専任看護師の配備、避難訓練の実施、保育の質の向上ための保育士のスキル研修、ITやクラウドコンピューティング、Facebookを活用した園と保護者の連携、保育業務管理などから梶原さんの保育に対する先進的な姿勢が伝わる。栄養管理も徹底している。
「健やかな毎日を送るために食べるものはとても大切です。水は公衆衛生分野の基準をつくる国際的な第三者機関NSFの認証を取得している浄水器を使用しています。給食では昆布と鰹節の天然出汁やオリゴ糖が豊富なてんさい糖を使い、様々な病気との関連が疑われるトランス脂肪酸が多いマーガリンは使いません。ベーキングパウダーもミョウバンが含まれていないアルミフリーのものを使っています」
 放課後等デイサービス「MOMB池田」は、小学校入学前の児童から高校3年生までの障がいのある子どもたちを最大で10人、放課後や日曜祝日に送迎サービスで預かり、防犯カメラ完備の施設で社会性や生活能力向上のための訓練や活動を行う。学校での悩みや進路などについての無料相談を毎月開催しているほか、タブレット端末で遊びながら子どもの発達指数を分析、把握できるシステムも導入した。
 「事業が順調に推移しているのは、優秀なスタッフたちに恵まれたお陰。信頼のおけるメンバーに任せることで、次のステージに挑戦することができると思っています」
 各事業を法人化し、会社のメンバーを社長に登用し、グループ会社が一丸となって成長していくのが夢だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ネクステム
TEL/06-6335-7473 
Eメール/n-kajiwara@nexstem.biz


ミスター・パートナー
東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
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