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健康に過ごすために知るべき水の効能
日本人の不健康を解決する水との付き合い方

どんな人の腸も整える
乳酸菌チュアブル


『ホリスティック美容食育Ⓡアカデミー』の創始者であり、健康関連会社のオーナーも務める代表の丸本恵子さんは、長年にわたり美容と健康、幸福を叶えるための美容教育やファスティング研究の実践や指導を行っている。そのなかで良質なお水を飲むことと心身の関係性に気づき、水と正しく付き合うための情報発信も行っている。
「株式会社ALO」の『Ondine Aquas』は、水道水にいれるだけで美容と健康に効果の高い水素とケイ素が溶け出したプレミアムウォーターを作り出せるセラミックだ。活性酸素の中でも非常に高い酸化力を持つヒドロキシラジカルは、電子が足りないためとても不安定な物質で、体内で発生すると細胞を酸化させ、癌や生活習慣病、老化などの原因となる。水素は分子の中で一番小さく、水にも油にも馴染みやすい。脳の血液脳関門も通過するため、身体の隅々にまで行き渡ることができる。体内でヒドロキシラジカルと水素が結合すると水へと変化し、有害なヒドロキシラジカルを安全に体外へ排出することが可能だ。また、ケイ素は脳下垂体の主要成分であり、人体の生命活動を支える重要なミネラルの一つ。免疫力アップやアンチエイジング、デトックス、骨粗鬆症の予防、腸内環境の改善などの効果がみられる。体内で生成できないため毎日欠かさずに摂取したいミネラルだ。水道水の入ったボトルにセラミックを入れるだけで、残留塩素を除去するとともに水素とケイ素が溶け出したプレミアムウォーターを1時間に1ℓ生成する。飲用水としてだけでなく、お風呂にもオススメ。生きるために欠かせない水を見直すだけで美しいだけでなく、病気にも負けない健康的な身体づくりができる。『Ondine Laflora』は、フェカリスFK—23、フェカリスLFK、ラクトバチルスHJ1の三つの乳酸菌と核酸を含んだ乳酸菌チュアブルだ。腸は生命活動の原点といわれるほど重要な器官だが、現代人はストレスや生活習慣の乱れなどで腸内環境が乱れがち。人の腸に住み着く腸内細菌は1000種ほどあるが、どの菌を保有しているかは人それぞれ。生きた乳酸菌を摂取しても胃酸でほぼ全滅してしまい腸を通過してしまうため、確実に腸に届き腸内細菌の餌になることができる死菌体での摂取がオススメだ。3種の乳酸菌は死菌体で配合されており、効率よく善玉菌を増やして腸内環境を整え、食物の消化や吸収を助ける、不要な糖やタンパク質、脂、有害物質などの排泄を促す、血管をきれいにする、免疫力アップ、ビタミンやホルモン、各種酵素の生成を促すなどがある。
 FK—23は免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗がん剤副作用軽減、C型肝炎改善作用、感染症抑制作用の効果がわかっており、五つの特許を取得済み。LFKは、血圧効果作用や抗アレルギー作用、赤ら顔やニキビ改善、色素沈着抑制作用、II型肺胞上皮活性作用などの効果がある。HJ1は、マクロファージや樹状細胞などの餌となり、約5分の1の量で抗がん剤治療薬の70%以上の免疫活性を得られる。腸内環境をしっかりと整え、内側から美しく健康的な身体を目指すことができる。
『株式会社ホリスティック美容食育Ⓡアカデミー』では、引き算の健康法と足し算の栄養学を学ぶことができる。引き算の健康法とは、1回24時間の「ゆるゆる断食」をベースとするもの。食事を一切断つのではなく、人体に重要なミネラルなどを補給しながら、健康的に断食を行う。断食中は、セロトニンやアディポネクチン、レプチンなどが分泌され、通常よりも楽に断食ができる。細胞内の良質なタンパク質を自食するオートファジーを促進し、脳や心、身体に良い効果を得ることができるのでオススメだ。足し算の栄養学では、栄養学の基礎知識や雑穀や発酵食、薬膳などの健康知識、五臓六腑を活性化させる蔵活食、陰陽五行食など幅広い知識を学ぶことがで、一人ひとりにあった養生食や生き方を学ぶことができると好評だ。カリキュラム修了後には、『ホリスティック美容食育Ⓡアドバイザー』の資格を取得し、アドバイザーとして活躍することもできる。また、法人の要望に合わせた健康経営に関する研修やセミナーなども積極的に行っており、企業の成功や発展などにも貢献している。
(ライター/彩未)

株式会社 ホリスティック美容食育アカデミー
Eメール/info@zerodanziki.com
ホームページ 
https://zero-danziki.com/


人間関係を大切に積極的保育を実践
保育士が意欲的に働ける環境を整備

保育を巡る課題を指摘
子ども第一の保育理論


 働く保護者を支える保育園は、医療や福祉事業と同じエッセンシャルワークだが、その仕事を一線で担う保育士が毎年約3万人離職し、保育士不足が常態化し、2022年10月時点の保育士の有効求人倍率は2・49倍と全職種平均の1・35倍を大きく上回っている。こうした状況の中、工夫と努力でこの課題を克服してきた典型例が、1976年に大阪・大東市に『大東わかば保育園』を開園し、独自の「積極的保育」理論で半世紀にわたって運営してきた園長山本良一さんの取り組みだ。
 厚生労働省のデータによると、2020年の保育士登録者数は約166万5千人で、女性が約158万3千人と95%を占める。このうち実際に保育に従事している人は40%以下だ。就業希望者が増えない理由で多いのは「責任が重い」「事故への不安がある」「仕事量が多い」「労働時間が長い」「給料が安い」「就業時間が希望と合わない」など、退職した理由ではこれらに「職場の人間関係」が加わる。政府はこの状況を改善すべく、「新子育て安心プラン」で処遇改善などによる就業継続や離職者の再就職の支援などに取り組んでいるのが現状だ。
 山本さんは、退職した保育士が理由に挙げる「仕事量が多い」について、著書「保育に、哲学を」などで現場の実情を紹介している。
「保育園といえば、待機児童など水面上の問題に社会の関心が向きがちですが、見えない水面下でも保育の第一線で働く園長や保育士たちは様々な問題に直面しており、それが保育の質に影響しかねない状況にあります。その問題のーつが、増える事務量です。保育園では、法律や制度、保育指針が変わるごとに、多くの説明会や研修会が行われます。また、市の担当課を経ずに厚生労働省、内閣府、府の子育て支援課、法人指導課、全国経営者協議会などからの文書、研修会や溝習会の案内などが送られてきます。その上、第三者評価や苦情解決制度などで第三者委員の選定、設置などのかたちを実際につくらなければならないとなると、それに多くの時間と大きなエネルギーをかけなければなりません。保育団体や大学などの研究機関をはじめ、実にさまざまなところからアンケート調査が送られてきます。このアンケート調査に対する回答だけでも、年間で集計すると相当の事務量になります。保育指針の改訂の度に様々な文書が現場におろされ、それらの文書を読むだけでも多くのエネルギーを使わねばならないのです。それによって何が起こるかといえば、実際の保育の時間、つまり子どもと触れ合う時間が足りなくなるということです」
 山本さんは、こうした様々な問題の中では「園長が強いこころを持って、保育士などのスタッフと力を合わせ、保護者や地域の住民の理解とバックアップを得ながら、目の前の保育に全力で取り組むことが何よりも大切」といい、実践してきた「積極的保育」を「現実的な諸問題にとらわれずに、子どもの力を信じて伸ばしていくことを第一に考え、安心、信頼、感動を重視して保育に取り組むこと」と定義する。
 この中で、保育士不足の背景にある様々な問題の解決策となるとみられるのが園での人間関係を重視する姿勢だ。山本さんの著書からその思いが伝わる。
「子どもたちが毎日生活する場である園において、もっとも深く関わる職員の人間関係がよいものでなければならないということです。子どもたちのそばにいる職員間の人間関係が悪くては、子どもは安心できません。たしかに限られた場所で毎日生活していると、いろいろな行き違いや誤解がおこります。とくに一つのクラスを複数の先生が担任しているところでは、考えの違いや受けとめ方の違い、食事のときの食器の配り方やふきんの置き場所にしてもそれぞれのやり方があって、感情の行き違いの要因になることがあります。職員の人間関係については、打ち合わせや話し合いが日常的に行われるとともに、園の基本的な姿勢が、いつも子どもの幸せや成長のために努力するものであること。また、専門職としての知識や技能が評価されるとともに、さらに向上しようという刺激や雰囲気があること。そして、ある段階までは責任をとらねばならないが、最後の責任は主任や園長にとってもらえることがはっきりしていること。これらが専門家としての自覚とゆとりを持たせることになって、人間関係をよくしていくように思います。もちろん、お菓子を食べながら雑談したり、食事をしながら話し合う機会を持ったり、1泊旅行などによって互いをよく知るとともに、リラクゼーションすることも必要です」
『大東わかば保育園』でかつて働いた保育士の感想から、山本さんがこの考えを実践してきたことがわかる。
「子どのたち一人一人をしっかりと見つめ、受け止めて一人の人間としての成長と発達が実現するよう、そしてのびのびと楽しく過ごせる保育をしようという園の保育理念に共鳴できました。先生たちと毎日の保育のことや行事のあり方や持ち方についてたくさんのことを話し合いました。このようにしたい、このように変えたいと多くのことを園長先生にぶつけました。園長先生はそれらの多くを深い人間性と信念で柔軟に受け入れてくださったのです。園長先生は子どもたちやお母さんのことを常にしっかりと見つめながらも、私たちが保育しやすいようにと配慮し、環境を整えてくださいました。行き過ぎたり、まずいことに対しても適切な助言をしてくださいました」
(24年在籍した主任保育士)
「わかばの保育理念が大好きでした。毎日欠かさず、朝早くから子どもたちや職員と挨拶を交わしてくださったり、うさぎの飼育、園庭の整備など私たちが保育のみに集中できて、働きやすいようにしてくださったりという園長先生のご配慮があったからに他なりません そんな職場で15年という長い年月を関わらせていただけたことを誇りに思っています」(15年在籍した保育士)
 現在、園児数109人の『大東わかば保育園』では、勤務時間が平日8時45分~17時、土曜日8時45分~14時、休日は日曜祝日と月2回土曜日、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、退職金共済に加入、自宅以外は家賃補助という条件の下で、女性31人、男性2人の計33人の保育士などの職員が働いている。平均勤続年数は11年だ。
(ライター/斎藤紘)

社会福祉法人 弘法会 認定こども園 大東わかば保育園
TEL/072-878-4121

妥協を許さない完璧な施工にこだわる匠
建物を支える耐圧盤にかける情熱

達成感が職人に与えられる
一番の報酬


 細部にまでこだわった性格で妥協のない施工に定評のある『有限会社信和土建』。実力と信頼を兼ね備え、依頼が絶えない建設会社だ。神奈川県相模原で長年にわたり住宅の基礎工事をメインとしたコンクリート工事全般を手がけている。今回は、代表取締役の宍戸信照さんに建物の重さを支える床、『耐圧盤』の施工についてかける思いを伺った。
 上に重量物が乗ることを想定していない床に対して、建物の重さを支える役割のある床が『耐圧盤』。ミキサーから流し込むところまではどの現場でも同じだが、そこからが職人の腕の見せどころ。コンクリートは気温や湿度によって乾く速さや度合いが違ってくるので、細かく調整しないとひび割れなどの原因になってしまう。
「弊社では、日本工業規格(JIS工場)のコンクリートにこだわっていますが、それでも出荷する工場と現場では日々気温も湿度も違うので、職人の経験値と技術による絶妙な調整が必要です。そして一度コンクリートを打ったらそれっきりという現場もありますが、弊社ではそんな仕事はしません。コテで鳴らす作業を4回程度やります。ならす前にコンクリートが乾いてしまうときれいに仕上がらないので、まさにコンクリートの乾く速さとの戦いです」
 ただでさえ腰を曲げての重労働であるというのに、夏の暑さや冬の寒さの中、コンクリートが乾く速さと競争しながらならす作業を4回ほど(冬場はそれ以上)という職人の情熱。疲労はもちろん、熱中症との戦いでもある厳しい作業も断固として徹底するのが宍戸さんのこだわりだ。職人の徹底した作業によって丹念に仕上げた基礎は、型枠を外すと土間と立ち上がりが定規を当てても間違いがないくらい90度になっているという。
「建物自体の重さに加えて、地震や台風など突発的にものすごく大きな力が加わることもある。そうした外圧を基礎が支えきれなければ、建物は容易に倒壊してしまいます。安心して暮らしていただきたいので、すべての工程を的確にこなしていかなければならないのです。基礎は、上に建物ができあがれば見えなくなってしまいますが、その前の段階でよい仕事をすれば必ず見かけにも反映されます」
 きつい思いをしてでもよい仕事をしたという達成感は、お金には代えられないもの。そうした達成感を味わうことで一つ現場をこなす度に職人としての経験値が上がり、自信に繋がるという。
(ライター/播磨杏)

有限会社 信和土建
TEL/042-763-4443

「自分の」「うちの家族の」心地よさを追求
本当のオンリーワン住宅を叶える

寄り添い型スタイルで
『箱庭アートセラピー』を盛り込む家づくり


「リビングの一角に落ちる陽だまり。何となく落ち着く暖かな空間。広くはないものの、その狭さが絶妙にしっくりくる自分だけの書斎」
 心地いい空間は、実は自分でも気づかずに心の奥で望んでいる空間であるという。そんな心の奥に潜んでいる「心地よい理想空間」を、楽しみながら見つけていける家づくりができたら最高じゃないだろうか。
 女性の代表牧野芳子さんが営む『アトリエM株式会社設計事務所』は、この春から実際にそんな家づくりが叶うサービスを展開する。ありそうでなかった、業界初となるサービスの始動となる。
 まず特筆すべきは、先出の「自分の」「自分の家族だけの」理想空間を叶える家づくり。心に潜んでいる自分でも気づかない思いを、まるでカフェに来たような感覚で楽しみながら行える業界初の『箱庭アートセラピー』で引き出すという。今やオリンピック選手もメンタル管理に欠かせないとされるこのセラピーは、国省庁からも信頼が厚い組織の専門家の元で行う本格アートセラピーであるため、安心して楽しむことができる人気のセラピーだ。楽しみながら行う中で、さらに間取り計画に重要なヒントが出てくるというのだから、『アトリエM』だけの特別メニューとして、自然に位置づいた形だ。
(※苦手な方、ご希望されない方には実施しません)
 さらなる特長は価格面。設計事務所に依頼して一緒にマイホームを作ることに夢を馳せる一方、やはり金額面でも敷居が高いのではと足踏みをする人がまだまだ多い昨今、『アトリエM』ではそんなクライアントの想いに寄り添うべく、これまでの経験を生かして手が届きやすく、且つ安心の定額プランを考案。秘密は、必要な作業に絞って見合った対価設定にする、ごく当たり前のことだという。詳細は、2024年春にホームページ上で掲載するが、ディスカウント(安売り)ではないが故に質が下がらず、非常に評判が良いそうだ。意外にも世間ではこういった内容・価格帯のサービスがあまり見受けられない中、施主からの要望が変わらず多いため、この度正式にリーズナブルな定額プランを新設するに至った。より個々に併せて選べるように、3プラン程が用意される。他にも、寄り添い型の接客には定評がある。
 牧野さんが最後まで変わらずに担当するという点も一つ、他社と一線を画す大事なポイントとなるであろう。
(ライター/彩未)

アトリエM 株式会社
TEL/info@atoriem-estate.com
ホームページ 
https://www.atoriem-estate.com

感性をくすぐるブルックリンカフェスタイル
「『ESPERESSOⓇ』に出会えてよかった!」

魅力が満載の空間演出
隠れ家サロン用に最適


「ブルックリンカフェスタイルのスタイリッシュなデザインが素敵」「カッコいい暮らしがしたい」
 営業用サロンとしても、ビジネス用のスモールオフィスとしても人気を集めているのが『株式会社ESPRESSO』代表取締役で不動産企画コンサルタントの牛田筧千さんが企画設計した賃貸アパート『ESPRESSO®』。土地活用、空室対策、安定収益というアパート経営の三大要件を満たし、入居者のみならず、不動産オーナーや投資家にも笑顔をもたらすデザイナーズアパートメントだ。
 『ESPRESSO®』の部屋には、22・90㎡のワンルームと9・72㎡のロフトから成る1階タイプと30・64㎡の1LDK と13・18㎡のロフトから成る2階タイプがある。それらで構成される『ESPRESSO®』全体の魅力は、直に見れば一目瞭然だ。
 玄関を開けるとデザインカウンターキッチンが目に映り、いきなりここはカフェなのかと思わせるほど。部屋の天井の高さは3・6mあり、圧倒的な空間を味わうことができる。天井のお洒落なシーリングファンとカッコいいスケルトン階段が空間をお洒落に演出する。階段を上がればロフトのベッドルームがあり、ロフトならではの1・4mの天井の高さで、まるで包み込まれるような感じが隠れ家を思わせる。外部のファサードもブラック、ブラウン、ウッド調の色彩のコンビネーションとデザインサッシ、真ん中の引き締め役のブラックの幕板に『ESPRESSO®』の看板文字がスタイリッシュなデザインを印象付ける。外構のランドスケープも緑の人工芝と南国を思わせるココヤシの植栽、夜の顔を演出する照明がエキゾニックな異空間を感じさせる。こんな感じの雰囲気が好きな人は、住んでみたくなる衝動に駆られるはずだ。
 牛田さんは、『ESPRESSO®』を利用して店舗環境を整備し、給料などを支給するトライアルサロンから始め、そのまま経営を継続できるサロン開業支援事業も開始した。ネイル、アイラッシュ、フェイシャル、脱毛、フェムテックなどサロンを目指す女性には願ってもない、素敵なお部屋での「隠れ家サロン」の開業のチャンスだ。
 現在、『ESPRESSO®』があるのは愛知県と東京だけだが、牛田さんは、感性を刺激する魅力から空き室が生じない高利回りの賃貸アパートとして、工務店フランチャイズに建築を働きかけ、全国展開していくことも視野に入れる。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ESPRESSO
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持続可能な太陽光発電の事業体制追求
地域との関係を重視し新法に則り経営

FIT終了後の事業展望
地球温暖化防止に貢献


 傘下に11のグループ会社を擁し、東北、北海道の4道県で大規模太陽光発電所の運営事業を展開する『スズデンホールディング株式会社』代表取締役の鈴木達也さんは、社会が求めるニーズや新たな潮流を見定める鋭敏な経営感覚を持つ若き経営者だ。将来にわたる持続可能な経営体制の追求は、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定期間、一定価格で買い取ることを国が約束する再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が終了する2032年以降の事業展開にも及ぶ。同社は、山形県に11ヵ所、宮城県に2ヵ所、福島県に16ヵ所、北海道1ヵ所の計30ヵ所に最小で出力49・5キロワット、最大で出力27000キロワットの太陽光発電所を展開。現在稼働中の太陽光発電所が生み出す23989キロワットの電力を東北電力に売電している。
 鈴木さんが事業展望で重視するのが地主や地域住民との関係だ。
「一般的に、発電所運営はその土地の地主と20年間の契約を結び、契約期間終了後は一年ほどかけて設備を撤去しますが、21年目以降も長くその土地で発電を続けるためには、地主さんたちと良好な関係を作ることが大切です。土地あっての発電所ですから。地域の組合に顔を出したり、祭事の時に援助金を出したりして、地主さんだけでなく、住民や自治体とも円滑なコミュニケーションを図っています」
 FIT制度終了後の事業展開で鈴木さんが期待を寄せるのが、FIT制度の抜本的見直しや再生可能エネルギー政策を再構築することを目的に2024年4月1日からスタートする「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法、いわゆる再エネ特措法だ。
「新法では、これまでのFIT制度に加えて、新たに収入が市場価格に連動し、一定の補助額を交付するFIP制度や、これまで地域の送配電事業者が負担していた再生可能エネルギーの導入拡大に必要な地域間連系線などの系統増強の費用の一部を賦課金方式によって全国で支える制度が創設されました。現行のFIT終了後は収益が確実に減るので、太陽光発電パネルの更新や増設のルールが見直されることによって、多くの事業所にとってプラスになると思います」
 鈴木さんが太陽光発電所運営事業の持続性追求で目指すのは、早期のカーボンニュートラルの達成による地球温暖化防止への貢献だ。
(ライター/斎藤紘)

スズデンホールディング 株式会社
TEL/0238-49-9750 
Eメール/suzuden-hd@coral.plala.or.jp
ホームページ 
https://suzuden-hd.co.jp/

技術の進化と並走する部品試作で実績
社員の意欲高め取引先新規開拓に挑戦

認知度高める広報開始
郷土の発展に情熱傾注


 高度の精密加工技術で世にない部品を生み出し、モノづくりの根幹を支える部品試作のスペシャリストとして、自動車や精密機器などの先端メーカーから信頼を集めているのが、1969年創業の『クロダ精機株式会社』代表取締役社長の佐々木俊一さんだ。「得た利益は賞与で社員に正当に還元する」という創業時からの方針で社員のモチベーションを維持しながら、EV自動車へのシフトが加速し、「SDGs」への世界的な取り組みの中で環境に配慮した商品の開発も進む時代の部品試作ニーズに応えていく決意だ。
「部品試作の仕事は、説明書のないプラモデルを作るようなものです。完成図に向けて工程を自ら考え、材料や機械、技術を駆使しながら組み立てていく。世の中にないものを生み出す仕事ですから、モノづくりが好きな方にとっては、最良のステージといえるでしょう。完成した際には、プラモデルができあがった時のようなワクワク感と喜びも感じられます」
 技術の進化で部品試作のニーズが高まっていく中で、完成車メーカーなどに部品を供給する一次下請けのティアワンメーカーとの取引が多い同社の役割は大きくなっていくが、佐々木さんは半導体産業の一大集積地となった九州などにも足を運び、新たな取引先の開拓にも力を入れていく考えだ。
 業務を支える社員を大事にするのも佐々木さんの経営方針だ。
「当社では20代、30代が中心となって活躍しています。これから結婚し、家庭を築く20代、30代の若い社員が安心して未来のライフデザインを描けるよう、コロナ禍で苦しい間も昇給を続けてきました。これからも一人ひとりが会社の一員という意識を持ち、モチベーションを持って働ける環境を整えていきたいと考えています」
 佐々木さんは、社内の取り組みとして新たに「広報」活動も開始した。「製造業にもこんな面白い会社があるんだと周囲に知られることは、社員の誇りにつながり、未来を支える人材の確保にも結びつく」との考えに基づく取り組みだ。
 佐々木さんはまた、郷土の発展に人一倍の情熱を注ぐ。
「リニア中央新幹線開通を控え、当社のある飯田下伊那地域には近い将来、革命が起こります。来たるべき時代に向けて地域全体に力をつけ、『住みたくなるまち』の一翼を担えるよう、当社も進化していきます。モノづくりの好きな方のUターン、Iターンも大歓迎。未来へ羽ばたくみなさんの挑戦を応援します」
(ライター/斎藤紘)

クロダ精機 株式会社
TEL/0265-35-1101 
Eメール/info@kurodaseiki.co.jp
ホームページ 
https://kurodaseiki.co.jp/

産業廃棄物の収集運搬に光る使命感
何事にも真摯に取り組む真面目が信念

産業活動を支える事業
安全第一の作業を徹底


 事業活動によって発生する産業廃棄物の収集運搬に使命感を持って取り組んでいるのが広島市の『株式会社BIRD』代表取締役の八家大作さんだ。15人のスタッフを牽引し、トレーラーや大型ダンプトレーラー、2トントラックなど7台の運搬用車両をフル稼働させて産業の発展を下支えする業務で貫くのは、信念の「何事にも真摯に取り組み、何事からも逃げない」という真面目さだ。
「工場や建設現場などから出る産業廃棄物は、適切に扱わなければ大きな事故を招いたり、人体に影響を与えたりする可能性があります。産業廃棄物の処分方法は種類ごとに異なり、収集運搬や処理の扱いは非常に難しいものです。産業廃棄物を収集し、中間処理施設や最終処理施設に運ぶ仕事は非常に重要な役割があると思っています」
 同社が収集運搬する廃棄物は、廃棄物の保管、運搬、処分などのルールを定めた廃棄物処理法に定められたもので、石炭がらや燃えがら、廃油、金属くずなどの産業廃棄物と、廃油やpH2・0以下の廃酸、腐食性を有するpH12・5以上の廃アルカリ、医療機関などから出る感染性廃棄物など爆発性や毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する特別管理産業廃棄物。
「これらの廃棄物を収集、運搬するに当たっては、産業廃棄物についての詳しい情報を記載し、業者間での処理の流れを確認、正しく処理されたことを証明するために産業廃棄物に付属するマニフェストに則って行わなければなりません。スタッフは、このルールに忠実に安全第一に作業に取り組んでいます」
 同社は、産業廃棄物の収集運搬のほか、鉄スクラップや非鉄金属スクラップの売買、古物売買並びにその受託販売、不動産の売買・賃貸借、分譲、管理などの業務も事業に掲げる。
 八家さんは、広島から大阪に単身で出で先輩の家に住まわしてもらいながら、船の中で重労働するような港湾関係の仕事から始め、港湾会社の社員として働いていたときに玉掛けやクレーン、無線、産業廃棄物処理関係などの資格を取得。産廃業界で活躍している先輩の応援を得て、社長が用意してくれたトラック1台で産業廃棄物処理業を始め、その後、事業の拠点を広島に移した。
「生活や仕事の中で支援してくれる人たちがいなければ今の自分はなかった。本当に感謝しています」と過去の歩みを振り返る。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 BIRD
TEL/082-426-5810 
Eメール/hrsm@bird810.com
ホームページ 
https://bird810.com/


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