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最前線医療の現場と
頼れる専門ドクター
タイの世界医療会議に招かれ基調講演
2ヵ国の会頭から表彰されタイとの協力も協議

中国医師の研修修了
医療発表会でも挨拶


 胸部大動脈瘤の治療精度を飛躍的に高めたといわれる日本発の医療技術『オープンステントグラフト手術法』の指導医として海外普及に力を注いできた『新東京病院』の中尾達也院長兼心臓血管外科主任部長が2024年5月9、10の両日、タイのバンコクで開かれた第2回世界心臓・循環器系疾患会議に招かれ、同手術法をテーマに基調講演を行った。席上、この優れた治療法の海外普及への貢献度とその長所を分かりやすく解説したプレゼンテーション力が高く評価され、アイルランド、パキスタン両国の医師会頭に表彰される異例の一幕があり、国境を越えた医療技術の普及を進める決意を新たにしたという。
 胸部大動脈瘤は心臓から全身に血液を送る大動脈にこぶができ、破裂すれば命の危機につながる病気。オープンステントグラフト手術法は胸を開けて患部の血管に日本ライフライン製のステントグラフト(商品名FROZENIX)という金属製の骨組みに支えられた人工血管を挿入して治療する手術法。中尾院長は個人として国内トップの施行実績を持ち、手術精度の高さ、手術時間の短さ、低侵襲性などの長所を指摘し、台湾の医師に実地指導したり、アジア・パシフィック大動脈外科学会研究会などで紹介したりしてきたほか、この術式を解説したイタリアでのプレゼンテーションが最優秀賞に選ばれ、価値のある学術資料としてオンラインで世界に配信された。
 バンコクでの国際会議への招聘はこうした功績が評価されたためで、会議の合間には、バンコクのSiriraj病院、Army病院、Chest institute 病院の三つの中心的心臓センターの部長四人の要請に応じて対談し、ステントグラフト手術法のタイへの導入や講演会開催など将来的な協力関係について約束を交わしたのは、基調講演の成果だ。
 中尾院長は、心臓血管外科では、3ヵ月の短期留学で中国山西省から来た山西省心血管病医院のYijun Xu(小徐 イジェン シュー)医師にステントグラフト手術法を実地指導してきたが、無事研修プログラムを終え、中尾院長から修了書と中尾院長の出身地広島の名物宮島彫りの記念品が贈呈された。
 心臓血管外科医の活動に加え、病院組織運営のトップとして医療体制を支える外部機関との関係も重視する中尾院長は、同病院の運営を支援する「セコム医療システム株式会社」が主催して6月に東京・新宿で開かれた第18回セコム医療グループ関東地区合同研究会発表会の大会委員長に任命され、挨拶で、超高齢化社会や国主導での医療DXに対する対応などの壁を知恵を出し合って乗り越えていくよう促した。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 誠馨会 新東京病院
TEL/047-711-8700

豊富な臨床経験と高精度の検査法で治療
通院の負担軽減を図るデジスマ診療導入

医博の知見を活用
最新鋭機器を導入


 兵庫県加古川市で開業して7年目になる『北村内科クリニック』の北村秀綱院長は、診療内容の広さと深さで幅広い世代の受診者から信頼を集める気鋭の医師だ。心室性不整脈の発生機序に関する研究で取得した医学博士の学位と日本循環器学会循環器専門医などの資格に加え、民間病院での20年超の臨床経験が診療の信頼性を支える。
「豊富な経験と徹底した検査を組み合わせて、できる限り正確に症状の根本原因を特定したうえで治療を施す」
 このスタンスを貫く北村院長は、内科を通して日常よく遭遇する病気や健康問題の解決、予防、健康増進の指導などまで対応するプライマリ・ケアから、心臓と血管の疾患が対象の循環器内科、気管支や肺などの疾患を診る肺呼吸器内科の専門性の高い診療、女性の関心が高いアンチエイジング治療やダイエット外来、美容内科までカバーする。
 こうした診療の精度を支えるのが検査だ。一般的な血液検査や尿検査からレントゲン検査に加え、心電計、心エコーや頚動脈エコー、下肢動脈エコー、下肢静脈エコーなどの超音波診断装置、さらには一酸化窒素呼気分析測定装置やモストグラフ(総合呼吸抵抗測定装置)など特殊な機器など最新鋭機器による検査で疾患の根本原因を探る。
「症状の原因となる病気を特定できないまま治療をするのは、目的地を知らないまま歩き始めるようなものです。回り道をせずに最短距離で治療をするためには、検査による客観的な分析をもとに原因を絞り込むことが非常に重要です。その象徴が一酸化窒素呼気分析装置による検査です。喘息の診断に非常に有効で、呼気中の一酸化窒素濃度を測定することで気道のアレルギーによる炎症の程度を評価し、より精密な診断と治療計画を立てることが可能になります。また、モストグラフは、気道の通りにくさを測定する機器で、慢性閉塞性肺疾患や気管支喘息の診断、さらには治療効果の確認に非常に役立ちます」
 北村院長は、受診者の通院時の負担を軽減することにも意を用い、電子カルテルシステムと連動した「デジスマ診療」を導入した。デジスマ診察券アプリを利用することで24時間どこからでもウェブ予約ができ、診察当日は予約した時間の10分前に来院し、クリニック内のQRコードにスマートフォンなどをかざせば受付が完了。支払いも後払いでアプリに登録したクレジットカードで決済でき、次回の予約もアプリを使ってできるため、診療が終わればそのまま帰宅することができる。処方箋があり、薬を受け取る必要がある場合も会計はクレジットカードで後払いできる便利なシステムだ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 佳祥会 北村内科クリニック
TEL/079-423-8000
ホームページ 
https://kitamura-med.com/

2万人の糖尿病患者を診てきた専門医が
忙しい世代向け著書で実用的治療法紹介

重層的な指導治療
糖尿病教室も開催


 日本糖尿病学会専門医である『松本クリニック』の松本和隆院長が糖尿病患者に警鐘を鳴らすのがキノコをもじった「しめじ」「えのき」だ。しは 糖尿病性神経障害、めは眼の合併症、じは糖尿病性腎症、えは足の壊疽、のは脳卒中、きは心筋梗塞を意味し、放置して悪化した糖尿病が引き起こす合併症だ。こうした糖尿病の怖さを知ってもらい、無理せず続けやすく、高い効果が期待できる糖尿病の治療法を解説したのが松本院長が2023年に刊行した「忙しい30代・40代のための糖尿病治療のトリセツ」。悩める働き盛り世代の糖尿病患者にとって「こうすればいいんだ」と目の前がぱっと開ける希望の一冊だ。
「糖尿病は、放置していて自然に治る病気ではありません。それどころか、知らず知らずのうちに進行し、目や手足、内臓、脳など全身をむしばんでいきます。糖尿病専門医として延べ2万人にのぼる患者さんを診てきましたが、通院や生活改善を怠った結果失明した、足が壊死して切断することになった、週に何回も長い時間透析を続けなければならなくなったなど、合併症を発症して不幸な状況に陥った患者も少なくありません。本書では仕事もプライベートも忙しいためになかなか自身の体質改善と向き合えず、食事制限や運動もおろそかになっていることが多い30代、40代の患者さんを念頭に、普段の生活でも取り組める血糖値コントロールのヒントやワザも紹介するなど、実用的な内容になるよう構成しました」
 著書で紹介した治療法などは、松本院長が20年超の診療の中で実践してきたものだ。
「血液検査や検尿、ブドウ糖負荷試験、超音波による頸動脈検査、血液脈波検査、糖尿病神経障害検査などで患者さんの状態を把握し、個別の生活サイクルに合わせた治療法を選択します。管理栄養士による食事療法の指導、糖尿病療養指導士資格を持つ理学療法士による運動療法の指導で糖尿病の自己管理能力を高めていきます。食事療法や運動療法で血糖コントロールが改善しない場合は、経口糖尿病治療薬の投与を行い、それでも不十分な場合にはインスリン療法や新しい注射剤であるインクレチン製剤のGLP-1受容体作動薬による治療で対応します」
 ユニークなのは、「糖尿病治療は一生続く治療ですから、楽しみながら生き生きと取り組んでいただけたら」との思いで採用した糖尿病教室。医院2階のオープンキッチンで、管理栄養士や高校生レストランを開催している先生が食事やおやつを作りながら指導し、糖尿病コントロールに必要な栄養学の理解を深めてもらう取り組みだ。
(ライター/斎藤紘)

医療法人 松徳会 松本クリニック
TEL/0598-26-3555 
Eメール/ matsumotoclinic1240@gmail.com
ホームページ 
http://www.matumoto-clinic.jp/

眼精疲労改善に周波数でアプローチ
心身をケアするメディカルサロン

15年周年の実績
頼れる目の専門医


『医療法人くろき眼科』は、最新医療機器を用いた的確な診断・治療と丁寧な説明で、白内障、緑内障、視力低下、ドライアイなどの症状に悩む患者さんの不安に寄り添った治療を提供している頼れる地域の専門医だ。黒木明子院長は、開業以来15年以上にわたって、子どもから高齢者まで幅広い年代の方の目の健康を守ってきた。
 一般眼科として薬剤治療や手術による治療を行っているが、日帰り手術にも力を入れている。白内障や緑内障手術の名医も執刀を担当するようになり、手術件数が増加。難症例でもより安全に負担の少ない手術を受けられるようになった。
 2023年8月には、眼科に併設された眼精疲労専門メディカルサロン「Aki5」をオープン。医療とは異なった形で眼精疲労からくる肩こりや頭痛、不眠などの解消にアプローチする。
「眼精疲労によって自律神経が滞って乱れると頭痛や吐き気、肩こり、不眠やめまいなどの症状が一気にでることがあります。どの診療科で診てもらっても異常はないといわれてしまい、症状が出ているのに病気ではないといわれて困っている患者さんが多く、何かお力になれたらと思いメディカルサロンをオープンしました」
 中高年の方を中心に、不眠や不登校に悩んで通っている子どもさんやスマホの見すぎやストレスが原因で肩こりや頭痛、気分の不調などに悩む学生の方の利用も増えている。ヘッドケアやデトックスなど豊富なメニューがあるが、新しく導入されたサイマケアがオススメだ。
「細胞の周波数が乱れると不調和を引き起こして病気につながってしまうと考えられています。そこで、専用の機械を使って優しい音や振動を与えながら乱れた周波数を整えてエネルギーを調整し、心身をケアして症状回復を目指します」
 一人ひとりの身体の状態に合わせて、ヒマラヤンオイルを使いながら必要な周波数を充てるオーダーメイドのサイマケアが可能。心身にトータルでアプローチすることが症状改善への近道だ。施術を受けて表情が明るくなり、「身体が楽になった」「前向きになれた」と多くの方に喜ばれている。
「サイマケアによる周波数の改善は、将来的に眼科の患者さんの治療にも応用できるのではと考えています。白内障は手術をすれば治りますが、緑内障などの目の神経が傷んでしまう疾患は、今の医療では完全に回復させることは難しいのです。手術や薬では治らないといわれるような疾患の患者さんに周波数を用いて神経組織の修復などにアプローチができないかと模索しています。将来的に第3の治療の選択肢になればと思っています」
(ライター/彩未)

医療法人 くろき眼科
TEL/095-814-1515
ホームページ 
https://kuroki.main.jp/

『老化は治る』時代 再生医療と老化治療
世界初の臨床研究を実施

『老化は治る』
という新常識


『老化は治る』と聞くと、ワクワクする反面、にわかに信じがたいという印象を持つ方は多いだろう。しかしながら、最先端医療に携わる医者や研究者たちの間では、『老化は治る』ことは常識だという。現在は、その様な前提のもと、各種の老化治療薬が研究、開発、検証されている段階だそうだ。本当に『老化が治る』のだとしたら、医療の常識は大きく変わることになる。実際の日常診療で老化治療薬を検証している、『銀座アイグラッドクリニック』の乾雅人院長は語る。
「『美養と老化を科学する。』のキャッチコピーのもと、日常診療で、様々な薬液の検証を行っています。老化治療薬の一種である「5デアザフラビン(TND1128)」もそうです。実際に「老化が治った」と解釈できる患者診察を経験して、『老化は治る』ということが机上の空論ではないと感じています」
「5デアザフラビン(TND1128)」とは聞きなれない物質だが、ビタミンB2(=リボフラビン)を改良したものだそう。他の老化治療薬と比べても安価であり、この物質を世界で初めて臨床研究したのが乾院長だ。老化治療薬としてはNMNが有名だが、「5デアザフラビン(TND1128)」は、エネルギー生成機関であるミトコンドリアの活性がNMNの数十倍、長寿遺伝子であるサーチュインの活性がNMNの数倍、強力だという。
 それほど素晴らしいものだが、薬剤になることは考えにくい。物質が薬剤の承認を得るには、その行政手続きに数十億円かかるのが一般的だ。それゆえ、5デアザフラビンのような特許切れの物質を扱う際には、社会問題が生じる。ある製薬会社が先行投資をして販売を開始した直後に、ライバル企業が、先行投資なしでジェネリック販売が予想される。この様な状況で、先行投資をする製薬会社はいないだろう。
 製薬会社が動かないなら、医師が動くしかない。この決意のもと、『銀座アイグラッドクリニック』では、倫理審査委員会の審査を経て、各種の老化治療薬の検証を開始している。何ともすごいのは、美容領域で肌再生医療や、アンチエイジング領域で再生医療を行う傍ら、各種の生活習慣病や認知症から、コロナ後遺症、指定難病や末期がんまで、本当に幅広い層の患者さんが受診していることだろう。
「私は、医療の本質を追求しているだけです。薬液の検証で得られた知見を、一人でも多くの患者さんの方に対して有効活用したいのです。再生医療と老化治療は、これからの医療の本命です。この領域でのリーディングクリニックになることを目指しています」
 乾院長の挑戦は続く。
(ライター/三逵真智子)

銀座アイグラッドクリニック
TEL/03-6264-7550 
Eメール/ info@ginza-iglad.com
ホームページ 
https://ginza-iglad.com/

老化で衰えた細胞の回復に再生医療活用
幹細胞で免疫機能高め がん細胞も排除制御

細胞を培養し投与
安全性を厳密確保

「寿命が延びていく中で、重要なことは健康に生きるということ。老化を予防し治療できる病態としてとらえ、積極的な医療を提供する」
 2022年に大阪・梅田で開院した『Riyoメディカルクリニック』の上利理代院長がこの医療理念の下で力を入れているのが「再生医療」だ。厚生労働省第二種再生医療の公認医療機関として実施する先進的かつ高度な医療で、特にがん細胞を排除したり、制御したりするための免疫機能を高めることも大きな目標だ。
「人の体を構成する約37兆個の細胞の中で、組織や臓器など特定の機能を持つ細胞に分化したり、欠損した組織を修復したりする能力を持つ幹細胞の再生する力を利用するのが再生医療です。がんは、細胞の老化やストレスによるダメージが重なることで発がんの段階まで到達します。人の体内では、毎日数千個の細胞ががんに向かうといわれており、免疫機能によって排除されています。再生医療はこの機能を正常化し向上させる効果も期待できます」
 上利院長によると、再生医療に使える幹細胞の代表的なものとしてES細胞、iPS細胞、体性幹細胞の3種類があり、臨床現場への応用が最も進んでいるのが体性幹細胞という。
「幹細胞は、骨髄由来、脂肪由来、歯髄由来、臍帯由来など採取する場所によって異なる特徴を持ち、期待する効果への目的に応じて、選択して治療に利用します。患者さんから採取した幹細胞を院内培養センターで培養し、安全性や性能を厳密にチェックしたうで点滴などで投与します。投与された幹細胞は様々な臓器や組織に分化し、活性化を促す効果が期待できます」
 同クリニックでは、損傷部位の炎症を抑えることによって症状の悪化を防ぎ、症状を抑制する効果が期待できる「脂肪由来自己幹細胞治療による慢性疼痛再生医療」、幹細胞から分泌され、成長因子や神経保護因子、血管新生因子といわれるサイトカインの働きで体内の老化などで衰えた細胞や傷ついた細胞の回復を促す「幹細胞培養上清液による再生医療」を実施。
 また、上利院長は、幹細胞による免疫力向上ではなく、がん細胞をターゲットにした「再生医療によるがん治療、がん予防治療」として、白血球の一種で、細菌やウイルスなどの病原菌やがん細胞などの異常な細胞を発見すると極めて強い殺傷能力で攻撃するNK(natural killer)細胞を使った「NK細胞療法」も行う。受診者から採取したNK細胞を培養して増殖、活性化させ、点滴で体内に戻す方法で、直接的、間接的ながん細胞の殺傷に伴い、がんを小さくしたり、大きくなるのを遅くしたりする効果が期待できるという。
(ライター/斎藤紘)

凰仁会 Riyoメディカルクリニック
TEL/06-6347-5177 
Eメール/info@riyo-medical.clinic

がん患者や家族の悩みや思いに寄り添い
希望を実現するために多角的にサポート

がん看護経験基に
初のサービス開始


 年間100万人以上が新たにがんと診断され、今や国民の二人に一人ががんになると言われる時代にあって、上級看護師資格であるがん化学療法看護認定看護師免許と附属の大学病院初のがん看護外来を開設した経験を持つ『史人(fumito)』代表の柳澤史乃さんが2024年2月に始めたサービス『Reason To Live(生きる理由)』が注目を集めている。がんや再発の告知、余命宣告を受けた人やその家族が治療過程で抱える悩みや思いに寄り添い、希望を実現するためにサポートするもので、末期がん患者の苦痛をケアするホスピスとは異なり、その前段で患者や家族に伴走する前例のないサービスだ。
 柳澤さんは、大学病院に開設したがん看護外来で累計約 2000人のがん告知後サポートとその後の治療や病院選びなどの支援を行い、さらにがん専門医療機関や生命保険会社、ITベンチャーなどの研究や効率的ながん治療の制度設計などのプロジェクトで活躍した後、独立起業して始めたのが『Reason To Live』だ。
「残念ながら現在においても、約半数のがん患者は死亡する状況にあり、がんは人々に死の恐怖を突き付け、大切な人の命を奪ってしまう病気といえます。故に、がん患者は約半数に何らかの精神症状がみられることが知られており、その種類や病期に関わらず15~40%の人がうつ病や適応障害を発症します。また、家族も例外ではなく、死別後、長きにわたって深い悲しみが続く場合もあります。けれど、力を貸し、どこまでも共に伴走してくれる人が居てくれたらどうでしょうか。このサービスは、がんと宣告された人やそれを支える人々の『それでも生きる理由』を見つけるお手伝いと伴走をし、より自分らしく自由に生き続けていけるようにとの想いで立ち上げました」
 具体的なサービス内容は、誰にも言えない不安や恐怖の心を整理したり、医師の説明を解説したりする「気持ちや思いの整理サポート」、最善の治療法を見つけたり、治療自体を止めることやタイミングについて助言したり、セカンドオピニオンや医師との面談に同席したりする「治療に関す意思決めや実現サポート」、今何ができるか一緒に考えたりする「ご本人の希望や願いを知るサポート」、無理なく仕事を続けるために一緒に職場に行って話をしたり、自分史作りや生まれ故郷への帰郷を手伝ったりする「やりたいことの実現サポート」、家族に手紙やビデオメッセージを残す手伝いをしたりする「残したい思いを形にサポート」の五つがあり、いずれも柳澤さんががん患者や家族と向き合った中で聞いた思いを参考に考えたものだ。
(ライター/斎藤紘)

Reason to Live 史人(fumito)
TEL/080-8911-4714 
Eメール/reasontolive2310@gmail.com
ホームページ 
https://www.reason-to-live.org/

高解像度超音波検査で甲状腺がんの種類特定
適切な治療を可能にする病変の早期発見

診断の基準を開発
病状に即して治療


「結節性甲状腺腫は日本超音波医学会の診断基準を参考にすれば高い正診率が得られる」
 こう指摘するのは、昭和大学外科時代にこの診断基準を開発した『池袋病院』の川内章裕院長だ。「乳腺・甲状腺外科」では、その基準に即した診断で病変の早期発見、治療につなげている。
「甲状腺にしこりができるのを結節性甲状腺腫といい、良性と悪性に分けられます。悪性は乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんの4種類の甲状腺がんと悪性リンパ腫に分けられます。中でも未分化がんは、1年以上の生存が20%以下の危険な病気です。悪性の場合にどの種類のがんかを診断することは、治療方針を決める上で重要です」
 診察では高解像度超音波装置による検査や穿刺吸引細胞診などで良性か悪性かを判断し、がんの種類を特定し、核医学検査やCTスキャンなどで隣接臓器などへの転移の有無も調べるが、画像診断の進歩で微小な病変も発見できるという。治療では、手術のほかアイソトープ治療、放射線外照射療法、化学療法など症状に見合った方法で進める。
(ライター/斎藤紘)

医療法人社団 生全会 池袋病院
TEL/03-3987-2431 
Eメール/ ikebukuro2clinic@gmail.com
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