今の大ヒットはこれだ!! 2024

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サービス&ビジネス
自社開発の人気ゲームを利用した
プログラミング学習アプリが好評

 広大な大自然の中、道を阻む木を倒し、川に橋をかけ、邪魔な岩を壊しながら、道を造って目的地に向かって進んで行く。IT・AI事業を手がける『株式会社アポローン』が開発した人気のベルトアクションゲーム『フォレストクラッシュ』だ。このゲームを利用し、世界的に知られたゲーム制作プラットフォーム「Unity」を使ってプログラミングやゲームの作り方が月額わずか500円で学べる学習アプリ『ワンコインエンジニア』が好評だ。辞書機能などが充実し、専門学校に通ったり、専門書を買ったりしなくても習得できるのが支持される理由だ。「Unity」は、パソコンや家庭用ゲーム機、スマートフォンなどでプログラミング言語だけでなく、マウス操作だけでもゲームを作成することができる技術的な土台。今では全世界のスマートフォンゲームの50%以上が「Unity」で作られているといわれている。
『ワンコインエンジニア』は、この画面を使い、『フォレストクラッシュ』を題材にスタートから完成まで作り方のすべてを一つひとつが学べるようにしたものだ。画面毎にセクションを分け、TextやImageやButtonなど各機能の設定を文字で説明。ゲーム作成に必要なパーツも辞書で解説するほか、クイズとしても出題され、説明画面や辞書で習った内容を復習することもできるのが特長。こうした作業を通じて、コンピュータとやり取りをする操作方法UI(ユーザーインターフェイス)やプログラミングの考え方や作業手順が身についていく仕組みだ。
 人材派遣、学習塾経営に加え、IT・AI事業に業容を広げた代表取締役の林賢太郎さんの経営方針の下で『ワンコインエンジニア』を開発したのは、自身ゲーム好きというゲームプログラマー。「ゲームを作りたいけどハードルが高い」「プログラムを学ぶのは難しそう」「専門学校で学ぶにはお金がかかる」などと思っている人たちに少しでも役に立てればとの思いから企画、開発したという。
「何を作っているのか想像しやすいように、アプリリリースされている『フォレストクラッシュ』と『Unity』を使った学習方法なので、吸収力が伸びると思います」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 アポローン
TEL/03-5829-9384 
Eメール/ info@apollon-group.co.jp
ホームページ 
https://www.apollon-group.co.jp/

子育て支援は全国1位の人気
移住支援充実の信州長野の村

 リモートワークの増加などにより、近年ますます人気となっている移住。美しい山々と空気、綺麗な水、住みやすさから注目されている信州長野県の『宮田村』は、「田舎暮らしの本 住みたい田舎ベストランキング2024版「第12回住みたい田舎ベストランキング」の「子育て世代部門」で4年連続全国1位を獲得。子育て支援日本一を掲げた手厚い子育て支援で注目されている。さらに「若者世代・単身者部門」第2位、「シニア世代部門」でも第3位にランクインし、総合部門でも第2位。このランキングは移住支援策や子育て、医療、自然環境、就労支援、移住者数などをはじめとした調査を基に、田舎暮らしの魅力を数値化してランク付けをするもの。『宮田村』の目指す「住みたい、住んでよかった、住み続けたい『宮田村』」を真摯に実践している。オンラインでの移住相談や首都圏での移住セミナーの開催に加え、移住を考えている方向けの体験住宅や移住者向け住宅などの案内も開催し、多くの移住希望者から注目。村の支援策だけではなく、西に駒ヶ岳を望み、山麓には天竜川の支流の太田切川や黒川、小田切川が流れる『宮田村』は、中央アルプス・駒ヶ岳や宮田高原、黒川渓谷の玄関口として賑わう観光地。晴天率の高い地域であり、二つのアルプスに抱かれた美しい景観でありながら、都市部へのアクセスもよく、生活圏約2キロという地理条件も魅力。さらに、りんごや山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種「ヤマソービニオン」を使用した山ぶどうワイン、ウイスキーなど豊富な特産品を活かし、ふるさと納税にも尽力。人気は、ウイスキー蒸留所「マルス駒ヶ岳蒸留所」の「ウイスキー3本セット」。中央アルプスの雪解け水は、ゆっくりと花崗岩質土壌に浸透し濾過され、ウイスキーに最適な軟水となって湧き出してくる。その良質な水はウイスキー造りの理想郷。2022年にリニューアルされた「マルス駒ヶ岳蒸留所」は、ウイスキー造りが見学できるウイスキー蒸溜棟と広々とした空間のバー、オリジナルウイスキーやグッズが購入できるビジター棟を完備。旅行に訪れるのもオススメだ。
(ライター/播磨杏)

宮田村役場 みらい創造課
TEL/0265-85-3181 
Eメール/kikaku@vill.miyada.nagano.jp
ホームページ 
https://www.vill.miyada.nagano.jp/

人生を輝かせるためのAIによる
チャット相談サービスとセルフコーチング

『産業衛生コンサルティング研究所』は、人的資本経営·健康経営·人材育成の推進をサポートしている会社。2024年より、月額400円のサブスクで、気軽にサービスを利用できるAIチャット相談サービス『アイちゃん』をスタートした。
 周りの人に相談しにくい悩み、例えばハラスメントの相談をはじめ、職場の人間関係や労働環境、家族·子育て、転職、離職、リフレッシュ方法などあらゆる相談に乗ってくれる。日常の何気ない会話で相談者を癒したり、ストレスを軽減するお手伝いもしてくれる。
『アイちゃん』は、まるでコンシェルジュのように最適に答えてくれ、相談者の気持ちがポジティブになるように話を進めてくれる。非認知能力を身につけた『アイちゃん』は、会話をしながら自己肯定感や自己効力感を含む約15種類の非認知能力の特長をいかし、一緒に考えたり、相談者の問題解決を手助けしてくれるので、相談後は気持ちがすっきりし前向きになれると評判になっている。一人で悶々と悩んでしまう人も多いと思うが、『アイちゃん』にどんな些細なことでも相談して、今の状況をより良い方向へ導いてもらえるので、ぜひ一度相談してみてはいかがだろう。
 また、『産業衛生コンサルティング研究所』の「非認知能力コーチング勉強会」全7回のコンテンツの有料配信も気軽に非認知能力を身に付けることができるのでオススメだ。自己肯定感·自己効力感を含む14の非認知能力を学び、7ヵ月後には「一生役立つ非認知能力の習慣化」を得ることができる。「非認知能力」とは、具体的には、やる気、忍耐力、協調性、自制心など人の心や社会性に関係する力のこと。人生のあらゆるシーンで役立つ優れた能力だ。「非認知能力」がつけば、怖いもの無し! 自分の気持ちにも余裕ができ、自分自身を輝かすことができる能力ではないだろうか。ぜひ、こちらも学んで人生を謳歌したい。
 現在、AIを活用したシステム「非認知能力のセルフコーチング」を開発中、2024年8月実装予定。
(ライター/河村ももよ)

産業衛生コンサルティング研究所
Eメール/sangyoeisei3000@gmail.com

障がい者支援や雇用創出など
「SDGs」に寄与する事業を展開

 母系社会を形成する社会性を持つ動物シャチを社名に2023年に創業した『株式会社Orcaカンパニー』は、「SDGs」の持続可能な社会づくりに寄与することを経営理念に掲げて事業を展開している会社だ。手がけているのは、鑑賞用『フラワーソープ』の販売と作り方教室の運営、フィリピンのマニラ市での日本家庭料理店『かくれんぼ』の運営、絶対品質・絶対価格の化粧品の販売、イベント・コンサートの開催の4事業。それぞれに経営者の経験や思い、意図が投影されているのが特長だ。起業のきっかけは、経営していた運送会社を引退し、「何か別のことをしたい」と考えていた代表取締役会長の足立紘一さんに、その下で働いていた代表取締役社長の福山かをりさんが「困っている方を支えたり、「SDGs」に関わったりする事業はいかかでしょうか」と語りかけたこと。これが創業と経営理念につながった。
『フラワーソープ』事業は、九州の奥阿蘇生まれの石けん粘土を使って『フラワーソープ』を手作りするもので、日本フラワーソープ協会認定の講師資格を持つ福山さんの経験を生かした事業。「一人で作る数が限られている」として、制作工程の一部を就労支援事業所に依頼、障がい者支援につながっている。日本家庭料理店運営も経営理念に沿うものだ。「フィリピンは貧富の差が大きく、何とか力になりたい」という足立さんと、「フィリピンは大卒でないとなかなか仕事はなく、特に女性の働き口が見つからず困っている方が多い。学歴に関係なく、人を雇うことで雇用創出につなげたい」という福山さんの思いが重なり、具体化した。化粧品販売事業は、『アトミイブニングケア』4種や『アトミエイソルートセレクティブスキンケア』6種を販売。ユーザーから「肌の表面がすべすべになり柔らかくなりました。コスパがとても良いのでうれしい限り」との喜びの声が同社に寄せらえている。イベント・コンサート事業は、「歌は人の心を和ませてくれる」と吉幾三オンステージコンサートやファミリーコンサート、ディナーショーなどを開催してきた。今後は、日本製品のリサイクル業や日本のお菓子の輸出も着手する計画だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 Orcaカンパニー
TEL/ 03-6913-8207
ホームページ 
https://orca-k.co.jp/

介護の事務作業効率が大幅向上
多彩な機能搭載の連絡帳アプリ

 介護施設の運営で不可欠な事務作業の効率を飛躍的に高め、スタッフの負担を大幅に軽減する画期的なアプリが誕生した。介護サービスとIT事業を手がける『株式会社NEXT INNOVATION』の連絡帳アプリ『ContactBook』。何度も手書きしなければならなった施設利用状況などの記録の一括転記機能や施設と利用者家族との双方向コミュニケーション機能など多彩な機能を備え、パソコンやスマートフォン、タブレットなどデバイスを選ばず簡単に操作できる利便性の高さが特長。2024年2月に東京ビックサイトで開かれたCare Show Japanに出展して注目を集め、導入する介護施設は増える一方だ。「介護業界に次なる革新を起こす」とする同社の経営方針に沿い、介護現場の声を取り入れながら、ユーザービリティに拘って開発したのが『ContactBook』だ。主な機能は、介護や看護、機能訓練、送迎など施設に必要な記録を⼊⼒保存することができる「施設の記録保存機能」、記録場所を選ばず、家族に確実に利⽤状況を伝えることができる「連絡帳機能」、利用者の一日の様子をリアルタイムで伝え、緊急連絡も確実にできる「チャット機能」、施設で⾏われる⾏事内容が家族もカレンダーで確認できる「カレンダー機能」、利⽤料⾦の請求書や領収書などを通知でき、面倒な印刷や宛名書き、封筒詰めなど作業が必要なくなり、切手代などの郵送費の削減ができる「請求書機能」、⽇ごとの記録すべきご利⽤者様の⼀覧表⽰ができ、効率化ができる「日別利用者一覧機能」、お知らせや連絡事項を家族へ向けて⼀⻫送信ができる「お知らせ機能」、申し送り事項を職員内で共有でき、伝達漏れを防ぐことができる「施設内申し送り機能」、サービス予定状況を設定し、記録業務の負担を削減できる「自動入力機能」など多岐にわたる。また、『ContactBook』を導入する際、各施設に登録している利用者人数分の基本情報の入力が必要になるが、同社がその基本情報の入力を代行するオプションサービスもある。
「一度使えば、今までが何だったのかと思える程の便利な世界への扉が開きます」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 NEXT INNOVATION
TEL/011-215-1853 
Eメール/ info@contactbook.jp
ホームページ 
https://nextinnovation-hp.com/

日常生活動作の機能訓練に特化
プログラム充実のデイサービス

「利用者の心身の特長を踏まえて、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活上の世話および機能訓練の援助を行うことによって、利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図る」
 2022年に開設された通所介護事業所『レッツ倶楽部須賀川』の目的だ。健康チェックや入浴、排泄の介助、昼食の提供、アクティビティが内容のデイサービスとは異なり、生活動作訓練、個別機能訓練、社会参加訓練、認知症予防体操などを通して高齢者ができるだけ自身の力で生活できるように支援するのが特長だ。
同事業所には、生活相談員や理学療法士、看護師、歯科衛生士、トレーナー、介護福祉士などの専門家が在籍、要介護、要支援の認定を受けた高齢者を対象に訓練する。訓練プログラムは、マシントレーニング(パワーリハビリ)、口腔機能訓練、認知症予防体操、集団訓練から成る「半日型」と、これらにIADL(手段的日常生活動作)訓練を加えた「一日型」がある。いずれにも利用者一人ひとりの心身状況などに合わせた個別機能訓練がある。IADLは、食事や排泄、着脱衣、歩行などのADL(日常生活動作)より複雑な食事の準備、掃除、洗濯などの動作を指す。同事業所では屋外歩行訓練も行う。マシントレーニングは、筋肉を鍛えるためではなく、老化などにより、使われなくなってしまった不活動筋や神経を正しくまんべんなく動かすために開発されたリハビリプログラム。医療認定を受けたリハビリマシンを使う。認知症予防体操は指を動かしながら簡単な計算を同時に行なう二重動作の体操で脳や運動に関与する部位を活性化させ、認知症を予防する。口腔機能訓練は、加齢で口の働きが衰えるオーラルフレイルに着目したもので、咀嚼、嚥下、呼吸にまつわる多種多様な訓練を行う。
 同事業所は、運営する「合資会社ナチュラル・ワークス」代表社員の小林春江さんが、東日本大震災で気落ちした地域の高齢者に元気を取り戻してもらいたいとの思いで開設した。
(ライター/斎藤紘)

レッツ倶楽部 須賀川 合資会社ナチュラル・ワークス
TEL/0248-94-2278 
Eメール/0401-01@lets-club.info

溶射装置の販売や溶射作業で実績
大型風力発電設備の表面保護で活躍

 産業機械や設備の基材に金属やセラミックスなどを溶融噴射して過酷な環境から守る表面改質技術『溶射』に使う装置の販売や溶射作業の請負で業績を伸ばしているのが、英国の『溶射装置』メーカー、メタライゼーション社の日本総代理店『株式会社澤村溶射センター』だ。特に装置の活躍の場として増えているのが大型風力発電設備だ。洋上、陸上問わず、風力発電設備を構成するタワーやモノパイル、トランジョンピースといった部材の表面処理には主に亜鉛、亜鉛アルミ85/15合金、アルミを溶射するが、メーカーに多く採用されているのが『ARC 528E-ACD/S1500システム』。最大1500Aで動作し、2台の溶射装置で1000㎡の面積を約6時間で溶射することができる上、最大直径10mや6m。長さ60m、30mなどのタワーにも対応できるのが支持される理由だ。タワーのフランジや溶接部の現地工事も可能だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 澤村溶射センター
TEL/ 078-707-1509 
Eメール/ info@yosha.jp
ホームページ 
https://yosha.jp/

金属鋳造をより自由に、手軽に
発想や創造意欲を形にする強力な一助

 精密機械部品など複雑な形状の製品適した金属鋳造の技術の一つである「ロストワックス」。この分野で金型製作から素形材、機械加工まで精密鋳造国内トップクラスを誇る『株式会社キャステム』。〝他の誰かより「半歩」先を行く技術を〟を理念に日本のものづくりを支えてきた同社は、その技術の一端である『デジタルキャスト』を分社化。製品一個からなど極小ロットでの受注も含め、簡潔かつスピーディーな精密鋳造が可能となった。『デジタルキャスト』は、3Dプリンターで樹脂模型を製作し、「ロストワックス」同様の流れで金属製品を製作。ワックスの型製作が不要なため、金型費が不要、複雑三次元形状も緻密に再現でき、鉄・ステンレス・銅・アルミなど多彩な材質に対応できる。機械部品の開発試作や単品単発、カスタムパーツやオーダーメイドの金属製品などに最適で、個人からの注文も受けられる。
(ライター/今井淳二)

株式会社 キャステム
TEL/084-955-2221 
Eメール/ info@castem.co.jp
ホームページ 
https://www.castem.co.jp/


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