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固定回線やインターネット接続工事不要。面倒なシステムは一切必要がない。携帯端末は84gで、連続通話260分、連続待ち受け380時間。見守りセンサーと歩数計の「メール通知」は毎日通知。利用者の意識がなくても見守ることが可能。
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介護の現場にIT技術で
利用者に安心・安全・便利を
高齢者を支える施設等で活躍
携帯端末の見守り支援システム
介護・福祉関連ソフトウェア開発を行う「NDソフトウェア」は、携帯端末を使った高齢者の『見守り支援システム』を開発した。本システムはKDDI製の緊急通報や歩行情報の自動メール送信機能をもった携帯端末を使用したもの。自治体や施設等で一括して複数の要介護高齢者の日々の状況を見守ることができるシステムだ。携帯端末は緊急ブザーを備え、利用者がブザーを鳴らした場合メールを自動送信して、自治体や施設の管理システムに異変を知らせる。GPSによる位置情報も通知されるので、適正なサポートを迅速に行うことができる。通話機能は、発信先や着信先を限定できるので、利用者への詐欺や勧誘等の電話の規制もできる。また、管理者側から自動応答とハンズフリー機能で利用者に話しかけることができる。
(ライター/本名広男)
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