売れる商品の法則 2009年度版

　地震大国ともいわれる日本。世界的にも地震が多い地域といわれ、私たちは常に地震対策を念頭に置きながら生活すべきともいえる。未だ記憶に新しい１９９５年の阪神大震災、２００４年の新潟中越地震では、被災地の物苦しい様子がマスメディアによって伝えられ、防災グッズを用意した家庭も少なくなかった。おもな防災グッズというと、食料や水、ラジオ、防寒グッズなど。しかし、忘れがちながら、被災地で最も困窮するのがトイレなのだ。緊急で仮設されたトイレは常に長蛇の列となり、場合によっては水が出ない、流せないということもありうる。また、小さい子供を抱える家庭では、ガマンしきれず空き地に用を足すという事態にもなりかねない。
　そこで我が家に常備しておきたいのが「まいにち株式会社」より発売されている『災害用トイレセット　マイレットＳ-１００』。行政認定という安心の商品であり、シンプルかつ実用性が高く、コンパクトサイズのため、自宅で保管しやすいというのが好評を集めている理由の一つだ。
　　セットの中には、汚物処理用の抗菌性凝固剤と排便袋が１００回分。トイレの便座の上に添付の黒ビニール袋をセットし、用を足したあと、凝固剤をかけるだけ。感染症の原因となるアンモニア産生菌、大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ状球菌等の菌に対して抗菌性の持続効果に優れ、公的機関の試験でも24時間後も生菌数はほぼゼロという結果を出している。使用後は、袋ごと可燃ゴミとして処分できるので衛生的かつ簡単で、もしもの事態に大活躍すること間違いなし。
　また、災害時に限らずポータブルトイレを使用している家庭でも同様に利用でき、掃除の手間やニオイが軽減したと大好評だ。
　このほか、姉妹品で発売されている『簡単携帯トイレ』は、アウトドアやドライブでのお出かけに大助かり。組み立て式のミニ便器がついているので、小さいお子さんでも簡単に用を足すことができる。場所をとらないのでマイカーポケットに一ついれていたら安心。これでもしもの時の…備えあれば憂いなし。