今までの経験と知識を生かし、本も出版。
『建てるぞ!! いい家』(1,300円、日本建築出版)
失敗しない家づくりのプロがそろう。
「現場はウソをつかない」行列のできる見学会
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「安くていい家に住みたい」という願いをかなえるため
ひたすらまっすぐに進む工務店
生涯の中でももっとも大きな買い物といわれるのが「マイホーム」。
だからこそ、家族みんなが笑顔になれる家づくりを。
『家づくりナイスホームズ』は、そんな夢の実現の心強いパートナーだ。
子どもの頃に火事で自宅を失い、その後の両親の働きで新築の家を手に入れた喜びが忘れられず、家づくりに夢を追うようになったという菅原和彦氏が代表をつとめる『家づくりナイスホームズ』。「本当にいい家をお値打ちで建てる」「子育て世代がローコストで建てられる住宅を」という目標の下邁進する、パワフルでまっすぐな工務店だ。「住宅の広告には統一した基準がありません。本体工事を安く見せてオプションで利益を上げるという手法がまかり通っています。ローコスト住宅をうたう住宅会社であっても同様です」と、結果、家づくりで後悔する人が後を絶たない現状を嘆く菅原代表。そこで同社は、まず見積もりの段階での明確さを心掛ける。自由設計・完全注文住宅で、建物本体以外に屋外給排水工事費・仮設工事費・照明器具・カーテンレール・建築確認申請費、そして消費税まですべて「コミコミ」の見積もりを提出する。とりあえずの建築費でなく、生活に必要なすべての費用を明確にすることで、施工主との意識のギャップを埋めるのだ。また、消費者に正しい知識を持ってもらうための比較見学会を開催している。一番大切なのは「実際に住む人の家を見て、その家が全部でいくらなのか?」を比べることだと考え、完成現場だけでなく、建築中の現場もすべて包み隠さず公開することにしている。この見学会には、同業者のライバルも参加するほどの人気だ。強引な売り込みが一切ないというのも魅力的。さらに「家は建てて終わりではありません。日頃の適切なお手入れによって、新築時の良い状態を長く保つことができるのです」という信念のもと、第3者機関による保証制度を導入しており安心だ。どこまでも誠実・熱心に、良い家づくりを追求し続けているのだ。
(ライター/奈須美子)
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