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アストフィールド 株式会社 代表取締役社長
川口博央氏
23歳で独立し個人事業として平成18年「株式会社川口土木」創業。平成23年に現在の『アストフィールド株式会社』となった。熱意あるフィールド・誠意あるフィールド・信頼ある明日のフィールドを、社内一丸となり未来に向かい着実に築き上げていく企業・スタッフである姿を、各言語の語頭部を組み合わせて表現した語案。 基礎・外構・擁壁・塗装工事からリフォームも手掛ける。 |
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重要なアスベスト処理
困難な作業でも貫徹
アスベストは、耐熱性、絶縁性、保温性に優れ、古くから断熱材などに用いられてきたが、健康被害リスクが明らかになったことでほぼ全廃された。しかし現在においても、古い建設物から解体時のアスベスト飛散問題は解決されてない。
『アストフィールド』はこうしたアスベストを処理する専門技術を持つ企業だ。現在まで数多くの現場に向かい、難易度の高い作業もクリアしてきた。そのアスベスト除去処理技術には定評がある。同社は従業員が一丸となって、困難な作業であっても立ち向かっている。その若き創業者川口代表に話を伺った。
「弊社は私が23歳で独立し個人企業としてスタートしてから、法人として設立7年目。早いうちからこのアスベスト除去処理の分野に着目し、全国の現場に出向いてきました。現在は民間企業からの受注が多く、月に2、3ヵ所の現場を担当させていただいています」と、川口代表。
その難易度が高く技術力を要する作業は、どのようなスタッフ達が支えているのだろうか。
「弊社の従業員は年齢構成がバランスよく、最年少が18歳で、最年長が65歳と、若手は年長者に学び、年長者は若手に元気をもらうといったように、良い関係を築いています。現場での作業は健康リスクのあるアスベストを扱うため、作業は防護服やマスクを着用しての作業です。またアスベストが周辺の環境に影響を与えないように建物を密閉しての作業が必要になります。アスベストはさまざまな広い用途で使われていたので、予想もできない現場に出向くことも多いですね」
建築物の解体によるアスベストの排出は2020年から2040年頃にピークとなり、年間100万トン前後の処理への対応が懸念されている。こうした中『アストフィールド』は、未来を築くために重要な役割を担い、アスベスト処理に立ち向かっているのだ。
(ライター/本名広男)
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