井形慶子 イギリス
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  掲載クライアント
 
株式会社 ターゲンテックス 代表取締役
中村幸司氏
2005年度に日本大学大学院工学研究科非常勤講師を勤める。環境関連製品の研究開発・製造販売を行っている「株式会社ターゲンテックス」の代表取締役であり、高技術を求めて日々向上を続ける革新家。車のエンジンから派生する環境問題に胸を痛ませ、エコロジーな『ペックスマークⅣ』を開発した。
次世代フィルター
オイル劣化予防装置

 「ターゲンテックス」が開発した『ペックスマークⅣ』は濾紙式オイルフィルターに替わる新しいオイルの劣化予防装置だ。代表取締役の中村幸司氏が製品について説明する。
「オイルやエンジンの寿命を良いコンディションで延長するだけでなく、排気公害ガス(CO、HC、NOx)は 新車時において新油と約6000㎞走行後の比較では、後者が倍以上多く排出しています。これを新油時から装着すると殆ど差がなくなります。また、摩擦が減るため燃費の向上に繋がり、温暖化ガス(CO2)の削減もできます。濾紙を作る資源と製造エネルギーも減らせてエコロジーです。今まで濾紙製造は年間数10万本もの針葉樹の伐採をしなければならなく、環境を破壊してしまうという大きな欠点がありましたが、『ペックスマークⅣ』を使えば、その常識を覆せます」
 従来のオイルフィルターと互換性があり、まったく同じように取り付けることができるという点でも優れている。しかも、今までは定期的交換が必要だったオイルフィルターだが、これは一度つければ10万㎞は交換不要だ。何故、可能になったのかを聞くと「エンジンオイルが汚れるメカニズムを突き止めたため、それを防ぐための新技術開発が可能になったからです。運転するとき、常に微量な鉄粉を発生させるのが元凶でした。通常のオイルフィルターの濾紙を突き破り、エンジン内部のシャフトと軸受の間隙に入り込み、摩耗を生じさせる。摩耗粉は新しく発生した鉄粉とともに濾紙を通りぬけ、繰り返し摩耗を引き起こしてしまう。そして、エンジン内部で微細な摩耗粉が発生するときに生まれる800℃前後の熱に影響を受けて、オイル分子中の炭素が析出された結果、エンジンオイルが黒くなってしまうのです」と解説する。この問題を解決した革新的な商品が『ペックスマークⅣ』だ。
(ライター/藤井孝)
 
株式会社 ターゲンテックス
TEL/03-3326-7081 FAX/03-5313-2430 Eメール/ttpecs@tagen-tecs.co.jp
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ホームページ http://www.tagen-tecs.co.jp/
 
Run and Run 代表
奈良富士夫氏
神奈川県大和市出身。自動車部品製造工場を経て運送業界に転身、大型トラックのドライバーとなる。16年ほど務めてから独立するが、一端撤退。その後満を持して『Run and Run』を設立する。
物流業界で軽自動車を武器に
戦い続け社員の幸せを願う

 軽貨物運送業。正式には貨物軽自動車運送事業といい、荷主から比較的小さな荷物(軽貨物)の運送依頼を受ける。会社に所属して仕事をもらうが基本的に自営。軽貨物は小回りがきき、少量でも決まった時刻に必要なだけ輸送できるという、今日の輸送ニーズを捉えた職種といえる。
『Run and Run』は、そんな軽貨物運送業のドライバーを束ね、仕事を割り振ってマネジメントを行う会社だ。代表の奈良氏自身も親会社から仕事を請け負うドライバーだったが、親会社より独立を後押しされ、ドライバーを集めて独立した。
「仕事は大変ですよ。各ドライバーは個人事業主なので、走らないと収入がありません。青森に行こうが大阪に行こうが日帰りです。しかも最近の運送業は景気があまり良くないので、荷主である各企業も経費節減傾向にあり、軽貨物運送業も過当競争となっています」と、奈良氏は語る。
 だからこそ奈良氏は仕事に関しては厳しい姿勢で臨みメリハリをつけるようにしている。休むときは休むが、仕事の時は集中してしっかり働くように発破をかける。
「荷主からの発注もタイミングが合わず即答できないと他に流れてしまう。ですから全ドライバーに出勤時や出立、行き先からも必ずメールを送ってもらうようにしています。新規の仕事のオファーをいただいた時ドライバー達の状況を把握しておけば、近くにいるドライバーに行ってもらうことができるので、発注に即答できるのです」
 奈良氏は365日24時間携帯を離さず荷主からの電話を受ける体制を作っている。それが自分自身の仕事と感じている。
「仕事は平等に振り分けることが大事。ドライバーがいるからこそ会社が成り立つ。皆が幸せになって欲しいと願っています。ドライバー達の笑顔を見るのが一番の楽しみなんです」
 皆が幸せになるために。奈良氏は常に向上心を持ち続け、現状に満足する事なくこれからも走り続ける。
(ライター/本名広男)
 
Run and Run
TEL/090-8846-7704 042-766-6650 FAX/042-766-6650
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リビングルームblue 代表
前田忍氏
円満な結婚生活を送るためのサポーターでありたいとブライダル業界を志す。ホテルのブライダル部門勤務やレストランウェディングのプランナーを経験後、2012年独立。栄養士や調理師、米国NLP(TM)協会認定トレーナーの資格を持つ。(社)国際ライセンスマネージメント機構静岡エリアマネージャーとしても活躍中。
十年後の笑顔を創る
マリッジカウンセリング

 思い出に残る素敵な結婚式。ふたりの特別な日を演出・サポートするのがウエディングプランナーの役割だ。しかし、結婚式はゴールではなく、新しい生活のスタート。だからこそ、『リビングルームblue』のウエディングプランニングは結婚式の相談だけでなく、マリッジカウンセリングに力を入れている。代表の前田忍さんがマリッジカウンセリングの重要性に気付いたのは、アメリカのブライダル協会に所属した経験がきっかけだったそう。「アメリカのウエディングプランナーは、結婚式のプロデュースだけでなく、マリッジカウンセリングを行うことも重要な役割となっています。私もそれに習い、NLP心理学を学び、トレーナー資格を取得いたしました」
 NLP心理学を学ぶことで、改めて本当に大切なのは挙式後の2人の結婚生活なのだと考え方も変化したという。NLP心理学の知識を活かしたマリッジカウンセリングを通じ、結婚後の生活のサポートに力を入れていくこととなる。「あなたは十年後、どんな家庭を作りたいですか?」新しい家庭を築くふたりに、栗原さんはしばしばそう問いかける。十年後の家庭を創造/想像する結婚式。将来を見据えた、踏み込んだライフプランの提案。これこそが「ウエディングプランナー 前田忍」が多くのカップルに頼りにされるゆえんなのだろう。
 さらに現在、ともにNLP心理学を学んだ仲間たちと「一般社団法人 国際ライセンスマネージメント機構」を設立。異業種で活躍する仲間と力を合わせ、さまざまな活動に取り組んでいる。社会で頑張る女性たちが力を発揮できるようなセミナーやカウンセリングを、積極的に展開していく予定だ。人々の幸せを応援したいと語る栗原代表の想いは、ますます多くの人々に力を与えていくことだろう。
(ライター/石井奈緒子)
 
リビングルームblue
TEL/080-6902-9175 Eメール/bluexxxsea@gmail.com
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light of healing 光の架け橋 代表
AKEMI KON氏
秋田県出身。スピリチュアルな世界との出会いをきっかけに、自宅の一部を使いヒーリングサロン『light of healing 光の架け橋』を開設。[セッション]SRT、SPR、前世療法・インナーチャイルド療法、土地、家の浄化、オーラソーマ、オーダーレメディ、クリスタルヒーリング、感受性の強い方への才能の使い方を学ぶコースもある。
カルマを解消し
自分らしい人生を

 人生を歩んでいく過程で起こる対人関係の悩みや、苦しみ・怒り・トラブルの95%以上は、過去世のカルマ(苦しみの感情)や設定されたプログラムが原因だという。そうしたプログラムやカルマの捕らわれから脱却し人生をよりよくしていくためのセッションを行っているのがヒーリングサロン「light of healing 光の架け橋」のAKEMI KON先生だ。先生は日本でも数少ない『SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)』も使い変容と浄化をサポートするヒーラーとして、多くの方のカルマの浄化や変容、条件付けのパターンを見つけ出し現世での人生が幸せになれるように導いてきた。
 同サロンは秋田ののどかな田園風景の中にあり、ヒーリングやセッション、少人数のコース等をゆったりとした雰囲気の中行っている。AKEMI KON先生はヒーラーとしての道を目指した理由を次のように語る。
「子供の頃から神秘に対しての感受性も強く、ヒーラーとしての人生を歩むきっけはカラーヒーリングの一つオーラソーマを学んだことから動き出しました。オーラソーマが私の道を照らし、前世療法・インナーチャイルド療法、『SRT』との出会い。過去世のつながりがいかに人生に影響を与え幼少期のトラウマが苦しみとなることを理解しました。『SRT』との出会いにより、アカシックから負のプログラムを取り除いていくことで、より物事がタイミングよく進み出し心が楽になっていくことを体験し、このセッションを多くの方に届けたいとの想いからサロンの開設に至りました」
 そして最後にAKEMI KON先生は、「メッセージを受け取りレメデイ(光のエネルギー)を作っていたのですが、一人ひとりにあったオーダーレメディのセッションから、『SRT』のセッションを行った方には光のエネルギーが多く降ろされていることが解りました。セッションとレメディを使うことにより変化していく過程が速くなっていることも、ご相談者さまから多く寄せられています。アカシックに残るマイナスの要因は私たちが受け取っている光のエネルギーも影響を与えていることをレメディを通し知るきっかけとなりました」と語った。
(ライター/朝霞瑞穂)
 
light of healing 光の架け橋
TEL/090-2996-7845 Eメール/archangel-wis-clear@i.softbank.jp
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健康塾 癒しの里 塾長
松岡正憲氏
小学5年の時に別世界に生きる自分のビジョンを観る。成長し、72年に行ったトレーニングの時に小学生の時の経験の意味がわかり「意識効楽」につながる意識テクニックを身に付ける。以来40年にわたりメンタル・トレーナーとして多くの方に「意識効楽」を教えている。
「意識効楽」を使えば
人生は変えられる

 『健康塾癒しの里』の松岡塾長は、「意識効楽」で人生はより良く変えられるということを提唱している。「意識効楽」は、ネガティブなことを思うとネガティブなことを引き寄せ、ポジティブなことを思えばポジティブな現象を引き寄せるということを原理とする。同塾で行われている「意識効楽」を学ぶための「笑って直す、意識効楽セミナー」は、痛みや痺れなどの体の症状だけではく、人生における事故、仕事の業績などのあらゆる状態を対象としている。
「それらの状態はネガティブな意識からくるものなので、意識をポジティブに変えることができれば、その場で悪い状況を改善していけるのです」と、松岡塾長。
 人間、思っていてもなかなかポジティブ思考に持ってはいけない。同セミナーでは松岡塾長の教えにより、意識をポジティブに導くテクニックを習得することができるのだ。現在『癒しの里』ではセミナーを月5回開催している。セミナーを受けた方の意識はどんどんポジティブに変化し、人生も変わっているという。
「ポジティブな意識を保つ上では『ダメだ』『嫌い』と思ったり、文句や愚痴などネガティブな意識に繫がることは言わないということが大事です」と、松岡塾長は、「意識効楽」でのテクニックの一例を語る。
「例えば『気をつけてね』という言葉がありますが、これは実は非常に危険な事なのです。言葉をかければ『何』に気をつけるのかと意識がそちらに向かってしまう。『何』はだいたい車の事故や遭難などのネガティブな事をさしますが、そこにエネルギーを送ったことになるのです。『何』が事故だとすれば、事故を引き寄せてしまう」
 教材「幸福の原理」には意識について他方面にわたって解りやすく説明されており、「意識効果」で病気が改善した例や人生が好転した例なども解説付きで詳しく掲載されている。これは一読に値する内容だ。
(ライター/本名広男)
 
健康塾 癒しの里
TEL/0123-85-2277
FAX PC TEL BOOK  
 
NPO法人 東北青少年自立援助センター
蔵王いこいの里 理事長
岩川耕治氏
旅行会社に約10年務め、2006年12月に退職。両親が設立した『蔵王いこいの里』を引き継ぎ、NPO法人化する。現在理事長として『蔵王いこいの里』寮生の育生に奔走の日々を送る。
不登校・ひきこもりの
自立と社会復帰を目指す

 不登校・引きこもり・ニート・非行の若者を、共同生活での自立支援を行う『蔵王いこいの里』。1986年設立以来四半世紀以上にわたり、600名以上の若者を復学や社会に送り出してきた。現在は岩川耕治氏が、創立者である両親から事業を引継ぎ理事長として活動をしている。
「当時は登校拒否児が入寮していました。時代の流れと共に現在はひきこもり、ニート等で社会から隔絶しているケースが多くなってきています。里では復学や就労に向けた支援を行っています。まず、昼夜逆転などの生活の乱れを直すことから始めます。例えば朝食はスタッフと共に寮生達が担当します。これも自立に向けた訓練の一環。また、今までの生活で身体に不調をきたしている寮生が多く、生活訓練と健康管理を行い、土台作りをするのです」と、岩川氏。その上で、一人ひとりの状況に合わせた学習や対人関係の訓練を行っていく。『蔵王いこいの里』からアルバイトや仕事に出かける入寮生もいるという。そうなると次の目標は卒寮だ。
「私たちの所に来るまでに年齢を重ねてしまうと、社会への適応に相応の時間がかかり、就職もままならなくなってしまいます。ゆえに早期に対処が絶対条件なのです。家族がつい甘えを出すとずるずる時間だけが経過してしまう。きっぱりとした決断を持って早期に対処して欲しいのです。両親が元気なうちはいいが、万が一のことがあれば、家族は悲惨なことになりかねません」
 不登校やひきこもりのケースは時間が立てば立つほど解決は難しくなるのだ。
 岩川氏は早期の対処を訴え、一人でも多く、社会に送り出していきたいという。
(ライター/本名広男)
 
NPO法人 東北青少年自立援助センター 蔵王いこいの里
TEL/023-679-4005 FAX/023-673-2610 Eメール/ikoinosato@tohoku-ysc.org
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.tohoku-ysc.org/
 
株式会社 菜の香 代表取締役社長
寺田きよ子氏
1940年生まれ、愛知県出身。名古屋市立大学(現)で看護学を専攻し、卒業後は東京の病院勤務を経て、神奈川リハビリテーション事業団厚木看護学校の講師・看護管理者に就任。定年まで数百人の卒業生を送り出す。定年後にはケアマネージャーの資格を取得し経験を積んだのち、『メディカルハウス菜の香』を設立。
手厚い医療体制を整え
利用者に生きる喜びを

 有料老人ホーム『メディカルハウス菜の香』では、重い認知症の方やステージの進んだ癌患者の方、障がいのある方など、手厚い医療が必要な高齢者の方を受け入れている。
 この施設には社長である寺田きよ子さんの熱い思いが込められている。
「〝最期まで看護します〟と謳う施設にいても、症状が重くなると途中で介護を断られてしまう方も少なくない。利益優先の会社も多く、事業構造に無理があるため介護スタッフや施設利用者にしわ寄せが回る」と寺田さんは指摘する。
 真に利用者に喜ばれる施設をつくろうと、寺田さんが思い立ったのは6年前。横浜の街を一望できる立地と、四季折々の表情をみせる庭園を見て、「ここならば苦しみ抱える方でも喜んでくれる」と決めたという。贅沢なインテリアなどは使用せず、医療設備やラウンジ、厨房関連など、必要なところには惜しまずお金をかけた。
「『菜の香』では入所者の心を和ませ、人生の終末を彩る付加価値を思考錯誤の中から見出す介護を、職員一体となり努力しています」
 現在は28床あるベッドはほぼ満室稼動。医療体制は万全で、協力医療機関から24時間の医療サポートを受けており、緊急時にもすぐに対処できる。食事は専門企業に委託しているため、良質な食事も提供できているそうだ。イベント企画も常時用意されている。
 だが悩みもある。2年前の介護保険制度の改定により、報告書類の作成にかかる手間が倍増。「介護は明文化できるものだけではない。公的機関のなかには介護の現場を理解していない方も」と眉をひそめる。
 寺田さんは常に院内を回り、入居者の方に声をかける。コミュニケーションを第一に考えているのだ。そんな寺田さん自身も、高齢者の生について大きな学びがあった。
「生きることをあきらめない方は見ていてわかります。ならば苦痛がなく穏やかに、1日でも長く生きていただきたい。心からの〝ありがとう〟という言葉をいただくのが本当に嬉しいですね」
(ライター/岡本茉衣)
 
メディカルハウス菜の香/株式会社 菜の香
TEL/045-340-3880 FAX/045-332-1810
FAX PC TEL BOOK  
ホームページ http://www.y-nanoka.jp/
 
宗教法人 圓明院 住職
鈴木敞道氏
『圓明院』は鎌倉時代初期の開創。当時関東第一と謳われた入定寺の末寺の一つに数えられた。平成元年より七ヶ年計画で境内整備が進められ、「自動車祈祷殿」「永代供養墓地」「沙羅観音納骨堂」「総菩提五輪塔」「大梵鐘」などが、県内最大級の規模で建立されている。樹齢千年以上とも伝えられるかやの木の大樹や千葉県最大級の梵鐘で有名。
お墓やお骨に悩む方に
永代供養墓で安心を

 お墓を守る人がいない独身の方や、子どもに面倒をかけたくないという人たちが選択する永代供養墓は、通常何年か後にはお骨は合祀される事が多い。『圓明院』の永代供養墓では文字通り永代にわたり個別のまま供養してくれる。また3万円台からという通常の料金よりはるかに安い価格で提供している。その理由を鈴木住職に伺った。
「現在都内には、納骨堂が満杯だったりお墓の取得難などで100万柱の自宅待機のお骨があると言われています。そんな背景から、最近では火葬が終わった段階でそのまま粉骨して、3万から5万円くらいの料金で業者が預かって東京湾に散骨する代理散骨が増えています。これは持って行き場がないのでお骨を捨てているのと同じ事なのではないでしょうか」と、鈴木住職。
 本来お骨は捨てることはできないが、散骨は法律的にグレーの状態なのでそのようなことが行われているのだという。鈴木住職はそれがあまりにも忍びないので、永代供養の形で引き取れないかと永代供養墓の形を提案している。
「従来の永代供養墓はなにぶんにも高い。3万円くらいで散骨されるような方は、数10万円もの負担はできない。当山では依頼しやすい3万円台からの金額に設定しました。散骨以下の金額で管理費なしで何十年経とうと合葬せず供養を行います。他の方と一緒にお骨を混ぜてしてしまうというのは遺族にとっては忍びないものです」
 お骨が捨てられるように扱われるような所には故人の尊厳はない。故人を祀る施設というのはお骨の捨て場であってはいけない。参拝できてお寺側でも年に何度かお経を上げて供養することが必要。そうしたいつでも参拝できるお墓があるというのは遺族の方にも安心を得る事ができるもの。『圓明院』ではそんな場を、なるべく多くの方が利用しやすい仕組みで提供しているのだ。
(ライター/本名広男)
 
宗教法人 圓明院
TEL/0439-35-2984 FAX/0439-35-3631 Eメール/info@sensin.net
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