注目情報はこれだ! 2022

　神話と神々の地出雲、そして古都・松江の奥座敷とも呼ばれ、古くは「出雲風土記」にも記載がある山陰の古湯海潮温泉。この地の日本秘湯を守る会の宿『海潮荘』は、客室からも眺められる野趣あふれる中庭庭園が特長の全16室からなる小さなお宿。奥出雲の奇勝「鬼の舌震」を彷彿させる天然岩を配した源泉かけ流しの露天風呂、のど黒をはじめとする日本海に宍道湖の海の幸、奥出雲和牛に日本の棚田百選である山王寺の棚田米などの山の幸といった心尽くしの料理を目当てに毎年訪れるリピーターも多い。
　また、四季折々の自然を楽しめるのも山間の宿ならでは。春は川沿いを彩る桜、秋は山が燃えるような紅葉、そして一番のオススメは６月のホタル。夜になると宿からホタル鑑賞バスを出し、案内してくれる。川いっぱいのホタルが山を登っていく光景は、幻想的と毎年好評だ。
（ライター／今井淳二）

TEL／0854-43-5000　
Eメール／d-usioso@hotaru.yoitoko.jp

ホームページ　
http://ushiosou.com/

　四国の玄関口である香川県高松。その随一の繁華街である瓦町に旅を快適にしてくれるホテルが新しくオープンした。『ホテルウィングインターナショナル高松』は、全１３２室のビジネスホテル。高松駅まで車で約５分と観光にもビジネスにも便利な立地。
　にぎわう街中から一歩入ると、開放的なフロントロビーから木のぬくもりと和の雰囲気に包まれた洗練された空間が広がる。客室にも随所に木の温かみが感じられるデザインが施され、我が家に帰ったかのようなリラックスできる空間。全室バス・トイレ・洗面台が独立、そしてナノイー空気清浄機完備なのもうれしい。また、レストランでは、瀬戸内の食材を使い、ご当地名物を含め、豊富なメニューの和洋食ビュッフェの朝食がいただける。
　さらに全館フリーWi-Fi完備で主なアメニティはもちろん、市内散策に便利なレンタサイクルも無料で貸し出してくれる。スタッフの笑顔と自然素材のぬくもりの中で安らぎのひと時を過ごせるホテルだ。
（ライター／今井淳二）

TEL／087-861-0017　
Eメール／ tkm@hotelwing.co.jp

ホームページ　
https://www.hotelwing.co.jp/takamatsu/

　大分県別府市にある『大分香りの博物館』は、香りの奥深さに触れられる博物館だ。1階展示室では、膨大な量の香水コレクションが一堂に展示。香水業界のアカデミー賞こと「FiFi賞」受賞の品も含め、代表的な香水瓶が紹介されている。また、香りはどのように作られて、どれくらいの種類があるのか、香水の紹介や調合方法などの紹介コーナーも設けられている。
　2階展示室では、香りの歴史、人々との関わりが展示。においのサイエンスや医学薬学の研究、古代エジプトからアールヌーボー・アールデコ時代の香りの歴史について紹介されている。3階は香水作りや匂い袋作りなど家族や友人と一緒に楽しむことができる、企画・体験ゾーン。
　香りに関する商品を販売するミュージアムショップやハーブ園を眺めながら軽食をいただけるカフェもあり、楽しい観光スポットとなっている。
（ライター／山根由佳）

TEL／0977-27-7272　
Eメール／ info@oita-kaori.jp

ホームページ　
http://oita-kaori.jp/